0001名無しで叶える物語(さくらんぼ)
2021/10/02(土) 08:22:03.46ID:GyTlzQUs侑(はぁ、先日は酷い目に遭ったなぁ・・・・・・)
「メ゛ェェェェェ」
侑「よしよし・・・ ペロペロちゃん、いま小屋から出すからね〜」
ギィッ・・・
侑「さて、天気も良いしお散歩行こうか」
「メ゛ェェェェェ」
副会長「──あ、高咲さん!」
侑「ん?」
「メ゛ェェェェェ」
侑「副会長!?」
副会長「先日は大変でしたね」
侑「私なんか夏服2着も無くなったから親に散々怒られたよ〜」 アハハ
副会長「私もです! 制服を子ヤギに食べられたなんて信じて貰えませんからね〜」 アハハ
「メ゛ェェェェェ」
副会長「今日は飼育小屋から出してお散歩ですか?」
侑「うん、ペロペロちゃんも小屋の中にいるよりいいのかと思って」
副会長「ストレス発散になるでしょうしね」
・
・
・
テク テク テク・・・
「メ゛ェェェェェ」
侑「ところで副会長、散歩付き合ってくれるの?」
副会長「高咲さん・・・ あれ以来、私もたまに餌やりに来てるんですよ」
侑「そうなの!? 悪いね」
「メ゛ェェェェェ」
副会長「高咲さんも飼ってるならもっとしっかり見てやって下さい」
侑「た、たしかに・・・ 完全に面倒見切れてるとは言いがたいね・・・・・・」
侑「はっ!?」
侑「ま、まさか!? 副会長・・・ 夜な夜な飼育小屋に来て・・・・・・」
副会長「なっ!?」
副会長「た、たしかに・・・ あ、あれはなかなか良かったですが・・・・・・ 私はそこまで変態ではありませんから・・・・・・」 タラタラ・・・
「メ゛ェェェェェ」
侑「私のペロペロちゃんに変なこと覚えさせないでよね・・・・・・」
「メ゛ェェェェェ」
副会長「そんなことしませんよ! 大体にして、不純な動機でヤギ飼い始めたのは高咲さんでしょう!」