穂乃果「鬼ごっこ」
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某日 神田明神
絵里「こんな朝早くになんの用かしら?希」
にこ「しかも皆を呼び出して」
海未「今日は練習の日ではないですよね?」
穂乃果「ふわぁ....」
真姫「...というかそのカメラはなによ」
希「今日は皆にちょっとしたゲームをやってもらおうと思って」
花陽「ゲーム?」
希「今日は皆に鬼ごっこをやってもらいます!!」 ことり「鬼ごっこ?」
希「そう!って言ってもちょっと変わった鬼ごっこだけどね」
にこ「鬼ごっこって...高校生にもなってやるの?」
希「鬼ごっこって結構需要あるんだよ?TVとかでも結構やってるよね?」
凛「見たことある!面白いよね!」
希「それとは少し違うんだけど、うちらでそういうのをやらない?って話」
穂乃果「面白そう!!!やりたい!」
にこ「急に元気になったわね」
海未「どこかを貸し切ってやるんですか?お金がかかるのでは?」
希「逃げるのはこの東京都内が範囲!」
真姫「は?」
絵里「いや...広すぎて鬼ごっこにならないんじゃ」
希「まぁまぁそう慌てないで、これからルールを説明するから」 希「まずチーム分け、うちを除いた8人で鬼ごっこはやるよ」
穂乃果「希ちゃんはやらないの?」
希「うちはゲームマスターをやるから」
にこ「なんか嫌な予感...」
希「まずは逃げる方のチームは、穂乃果ちゃんと海未ちゃん、真姫ちゃんとにこっちの4人」
穂乃果「逃げる方だね!」
希「鬼チームはエリチとことりちゃん、それと凛ちゃんと花陽ちゃんね」
凛「捕まえる方だね」
にこ「まぁ...パワーバランス的には取れてるかしら」
希「まずはチーム分けはこんな感じやね」 支援
ほのうみペアとかことりにかかれば簡単に捕まりそう 真姫「鬼ごっこはいいけど、東京の中で鬼ごっこなんてしたら鬼側が不利すぎるんじゃないの?場所がわからないし」
希「そこは大丈夫!これを用意したからね」スッ
花陽「腕時計?」
希「そう!GPS搭載のね!これを使うから相手の位置を把握できるよ」
絵里「成程ね」
希「皆にこれをつけてもらって鬼ごっこしてもらうよ」
海未「たしかにこれを使えば相手を見失うことはないですね」
希「こっちが鬼側の分、こっちが逃げる人の分ね」
にこ「GPSってことは常に相手の位置情報が見えるってこと?」
希「ううん、それだとワクワク感が足りないから30分置きに更新されるかんじになってるよ」
真姫「相手の動きを読みながら動かないといけないってことね」
希「そういうこと」 希「あとバラバラになって皆が行動すると収集つかなくなるからお互いのチームの仲間同士は100m以上は離れるのは基本禁止、常に一緒に行動してね」
絵里「まぁ...そうなるわよね、ゲームにならなくなるし」
にこ「100m以上離れるなっていうけどそれってわからなくない?」
希「それは大丈夫、穂乃果ちゃん少し向こうまで行ってみて」
穂乃果「え?うん、わかった」
にこ「?」
穂乃果「......うわっ!」
ピーピー
真姫「!」
にこ「時計が鳴って振動してる?」
海未「まさかこれが100m離れてるって警告ですか?」
希「そうだよ、他の禁止事項の場合にも反応するから気を付けてね」
にこ「他の禁止事項?」
希「それもこれから説明していくよ」 希「この警告が始まって30秒以内に100m以内に戻れば警告音は止むよ」
真姫「戻らなければどうなるの?」
希「ペナルティでその場に30分待機をしないといけなくなるよ」
海未「ペナルティを受けてしまうと鬼に捕まってしまう可能性が高くなってしまうってことですね」
希「だから気を付けてねー」
にこ「よくこんなものを作ったもんね」
希「ちなみにこの鬼ごっこの様子はうちらの活動記録としてアップするからこれをそれぞれに渡しておくよ」
ことり「ビデオカメラ...」
希「ちゃんと撮影しておいてねー不正がないかってもの確認できるからね」
絵里「よくもまぁ...こんな大掛かりなことを」
希「あと鉄道とかは使ってもいいけど、タクシーは禁止ね」
希「あと商業施設は食事やトイレ以外では3分以上は滞在は禁止ね、個人の家やマンションとかの集合住宅にも同様にね」
穂乃果「3分...」
希「そっちの場合は2分経過するとさっきみたいに鳴るから」
凛「まるでウルトラマンにゃ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています