穂乃果「鬼ごっこ」
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某日 神田明神
絵里「こんな朝早くになんの用かしら?希」
にこ「しかも皆を呼び出して」
海未「今日は練習の日ではないですよね?」
穂乃果「ふわぁ....」
真姫「...というかそのカメラはなによ」
希「今日は皆にちょっとしたゲームをやってもらおうと思って」
花陽「ゲーム?」
希「今日は皆に鬼ごっこをやってもらいます!!」 >>234
東京の知識はいるけど
大体の人が知ってる場所なはず
解読があってればだけど… 凛「うーん...さっきの問題全然わからない」
ことり「ことりもー」
絵里「そうね.....」
花陽「暗くなってきたね」
ことり「もうちょっとで6時だからねー」
凛「あー見て!」
花陽「?」
ことり「わぁ...綺麗...」
凛「まだ冬じゃないけどなんか踊りたくなってくるね」
絵里「ライトアップの時間ね、綺麗ね」 絵里「改めてみると東京駅ってオシャレよね」
花陽「そうだねー」
ことり「オブジェとかもあっていいよねー」
絵里「そうね......!色々あるわね」
凛「皆で写真撮らない?」
ことり「いいね!」
花陽「撮ろう!撮ろう!」
凛「絵里ちゃんも一緒に撮ろうよ」
絵里「今はゲーム中.....まぁ、少しくらいはいっか....撮りましょう?」
ことり「自撮り棒用意するから待ってねー」
凛「さすがことりちゃん準備がいい!」
花陽「なんかこの4人で写真を撮るの新鮮かも」
絵里「たしかに言われてみれば」
凛「ならいっぱい撮るにゃー!」 ことり「うん!いい写真が撮れた!」
凛「さてと!問題を解こう!」
絵里「その前のご飯でも食べない?」
花陽「!」
ことり「たしかにいい時間だけど...そんなゆっくりしててもいいのかなー?」
絵里「考えすぎても煮詰まるだけだし、少しリフレッシュしましょ?」
凛「凛!ラーメン食べたい!」
絵里「ずっと言ってたものね、それにゲームが終わってからだと夕飯をたべるお店も少ないし」
花陽「賛成です!」
ことり「皆がそう言うならことりはいいけど....」
絵里「大丈夫!私達ならきっと勝てるから、じゃあ?ラーメンでも食べに行きましょうか?」
凛「やったにゃ!」
絵里「でも、その前に6時の情報開示で一応確認してからにしましょう」 PM6:00 東京駅
花陽「にこちゃん達は新宿駅にいるみたい」
絵里「あそこなら逃げやすいし、無難な移動ね」
凛「......」ソワソワ
絵里「じゃあラーメンに行きましょうか?」
凛「うん!」
真姫「なんで新宿にしたの?」
にこ「新宿なら広いし、鉢合わせても撒きやすいからね」
穂乃果「ダンジョンだね!」
海未「逆に迷子とかにならなければいいのですが」
にこ「6時になったけど相変わらず絵里達は東京駅にいるみたいね」
海未「まさか東京駅とかじゃないですよね?正解が」
にこ「わからないわ...それだったら最悪だけどね」
真姫「そう思わせれる為に滞在してる可能性もあるけどね」
にこ「あと一時間半...早く解かないとまずいわね」 にこ「うーん....」
海未「真姫はトマト系のパスタですか?」
真姫「そうね」
穂乃果「穂乃果はどれにしようかなー?」
にこ「あんた達真面目に考えてる?」
穂乃果「うん!どれも美味しそうだね!」
にこ「メニューじゃなくて!問題よ」
真姫「考えてるわよ、そもそも夕飯にしようって言ったのはにこちゃんじゃない」
にこ「凛からあんなの送られてきたらこっちが真面目に軽食にしようってしてるのが馬鹿馬鹿しくなってくるわよ!」
海未「東京駅の近くの有名なラーメン屋さんみたいですね」
真姫「だからって麺対決にしなくても」
穂乃果「穂乃果はパスタも大好きだよ!そうだ!パンも注文しよう!」
海未「太りますよ」 にこ「...最悪、一時間半は表示されても動き続ければ逃げられるわよね」
真姫「すごく疲れそうなんだけど」
海未「泥沼ですね」
にこ「ここまできたなら負けたくないでしょ」
真姫「まぁ...それはそうだけど」
海未「....今度、私もあのラーメン屋に行ってみますか」
にこ「あんたはあんたで食いしん坊よね」
海未「色んなメニューがあるんですね.....創業もされてからも結構長いんですね....!!」
穂乃果「?どうしたの?海未ちゃん」
海未「もしかしたら問題が解けたかもしれません」
穂乃果「え?」 凛「ラーメン美味しかったにゃー」
花陽「少し寒くなってきたからラーメンが美味しい時期になってきたね」
絵里「さて夕飯も済ませたことだし、少し散歩でもしましょうか?」
ことり「散歩もいいけど問題を解かないと」
絵里「歩いていれば不意になにか思いつくかもしれないわ」
凛「にしても謎の英数字の羅列だよね」
絵里「そろそろ45分になるからそれを考えながら行きましょうか?」
花陽「駅に入るの?」
絵里「移動がしやすいからね、行くわよ」 解けた気がする
暗号を解いたというより有名なスポットにまつわる数字を当てはめただけだけど 海未のキーワードはラーメンじゃなくて「創業されてからも長い」の方かな? 作中のみんなが行ける都内の有名スポットに絞って検索していけば知識なくても解けるね 答えはわかったけどウェミチャアが思いついたきっかけが分からん 海未「急ぎましょう!間に合わなくなります!」
真姫「都営新宿線...都営新宿線でいいのよね?」
海未「そちらの方が早く着きます」
穂乃果「ごちゃごちゃしててわからないよー」
にこ「えっと...!あった!こっちよ!」
真姫「それにしても本当にわかったの?」
海未「私を信じてください」
にこ「当たってなくても時間もないし、海未を信じましょう」
穂乃果「そうだね!」 真姫「東日本橋?」
にこ「浅草線に乗るってこと?」
海未「浅草線に乗り換えれば着きます」
穂乃果「ねーどこに行くの?勿体ぶらずに教えてよ」
海未「押上です」
穂乃果「押上?」
真姫「.....!成程ね」
海未「そういうことです」
にこ「行く場所はわかったけどそれとあれがなんの関係があるのよ」
海未「関係ありますよ、書いてありますから」
にこ「書いてある?」
海未「はい、ちゃんとね」 海未「着きました!!」
穂乃果「ここって.....」
にこ「最後には確かに相応しいかもね」
真姫「改めて見るとやっぱり大きいわね」
海未「東京スカイツリーです!」
〜♪
真姫「!希から追加のクエストが来たわ」
にこ「展望台からの写真を撮ればクエスト完了」
海未「時間がありません!急ぎましょう!」
にこ「絵里達がいなければいいけど」
真姫「そうね」 穂乃果「ねーなんでさっきの暗号がスカイツリーなの?」
海未「スカイツリーの着工が始まったのが2008年つまり平成20年」
真姫「竣工が2012年、つまり平成24年」
にこ「成程ね、ってことはあいだの634Mはスカイツリーの高さってことね」
穂乃果「??」
真姫「だからH20は平成20年、634Mはスカイツリーの高さ、H24は平成24年って意味よ」
穂乃果「!すごい!そういうことだったんだ」
にこ「さっさと展望台で写真を撮ってズラかるわよ」
真姫「展望台で待ち構えられてなければいいけど」
にこ「絵里達には展望台で写真を撮れってクエストの通知はいかないらしいから、展望台での待ち伏せはないでしょ」 海未「着きましたね」
穂乃果「わぁ....すごーい」
真姫「さすがこの高さね、いい景色ね」
海未「高すぎて少し怖い感じもしますがね」
にこ「ほら!あんた達夜景に見惚れてないでさっさと写真を撮るわよ!」
穂乃果「写真を送信!」
真姫「これでクエスト完了ね」
海未「クエスト完了の通知も来ましたよ」
にこ「よし!これでにこ達の勝利は揺るぎないわ!」
真姫「長かったわ....」
海未「そうですね」
真姫「助かったわ海未」
海未「いえ、役に立ててなによりです」 穂乃果「にこちゃん早く移動するんじゃなかったの?」
にこ「せっかくスカイツリーに来たんだから夜景をバックに一枚くらい写真撮ってもいいでしょ?いいから早く撮りなさい」
穂乃果「はーい」
海未「これからどうします?」
真姫「位置情報は開示されないし、ここから適当に移動して休める場所にいけばいいんじゃないの?」
海未「そうですね....あ!銭湯なんてどうですか?」
真姫「銭湯?」
海未「一日動いて汗もかきましたし、いいんじゃないですか?」
真姫「銭湯....いいかも、それ」 にこ「ふぅ...スカイツリーの夜景も満喫できたし、これからどうする?」
真姫「さっき海未と話してたんだけど銭湯なんてどうかしら?」
穂乃果「いいね!」
にこ「たしかに今日は動き回って疲れたし、いいかもしれないね」
「あのー....」
にこ「?」
「μ'sの矢澤にこさんですか?」
にこ「はい?そうですけど」
「ファンなんです!サインください!」
にこ「!?」
海未「さすがスカイツリーの近くですね、人通りが多いだけにファンの方達もいたりするんですね」
にこ「し、仕方ないわねー!サインしてあげるわ」
「やった!」
真姫「.......?」 にこ「よし....えーと名前は入れる」
「はい!お願いします」
にこ「名前はなんて言うの?」
「....南ことりです」
にこ「....え?」
「ふふふ....」バッ!
にこ「!?」
穂乃果「え!?」
海未「ことり!?」
真姫「まさか!?」
「「「........」」」
真姫「いつのまにか囲まれてた?」
「残念だったわね、ゲームセットよ!」
にこ「絵里!」
絵里「作戦成功ね!」
凛「確保にゃー!!」 希「皆〜お疲れ様〜」
絵里「希、来るの早いわね」
希「そりゃゲームマスターだから皆の位置はずっと見れる立場だからね」
にこ「服装とかを変えて変装するとかガチすぎでしょ」
希「エリチめっちゃガチやん」
絵里「やるからには負けたくないから」
真姫「とんだ負けず嫌いね」
凛「真姫ちゃんがそれを言う?」
真姫「なんですって?」
花陽「あはは....」
穂乃果「あーあ負けちゃった」
海未「ですが楽しかったですね」
ことり「ことりも絵里ちゃんや凛ちゃん、花陽ちゃんと色んなところに行けて楽しかった」
希「中々、皆には好評だったみたいでよかったよかった」 希「という訳で今回は鬼チームの勝利です!」
真姫「絵里はどうやってここの場所がわかったの?」
絵里「私は東京駅にあったオブジェを見たらわかったわ」
にこ「あーたしかにオブジェなら作った年数とか刻まれてるものね」
絵里「そういうこと、当たっていてよかったわ」
穂乃果「ことりちゃん、これから皆で銭湯行くんだけど行かない?」
ことり「行きたい!一緒に行こう!」
凛「凛達も行こうよ!かよちん」
花陽「うん、そうだね」
穂乃果「よし!じゃあ!皆で行こうー!」
海未「絵里、サウナで勝負しませんか?」
絵里「面白いわね!しましょう、負けた方がジュース奢りね」
真姫「のぼせるわよ、やめときなさい」
希「という訳でμ'sで鬼ごっこでしたー」
にこ「希、おいてくわよ」
希「あー待って!待って!置いていかないで!」
おしまい グダってしまったけどこれでおしまいです
最後までお付き合いいただきありがとうございました 逃げ道のない馬喰横山東日本橋駅の乗り換え通路で罠をかけるかとおもったけど、半蔵門線使うかもだから無理か… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています