気も弱くて、体力もなかった私を引っ張って、新しい世界を見せてくれたかのんちゃん。

私を幾度となく助けてくれて、私に夢を与えてくれた彼女は私にとってのヒーロー。

キラキラ輝いてて、かっこよくて。

そんなヒーローの横に立てる自分になりたくて、かのんちゃんの苦手なことを1人でできるようになりたいと思っていた。

けれど、ある日、私の想いは少し形を変えることになる。