穂乃果「人気者で行こう!」
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穂乃果「にこちゃん。お煎餅とって」
にこ「え〜自分で取りなさいよ」
穂乃果「ケチ〜。ねえ、チャンネル貸して」
にこ「なんで?」
穂乃果「もう19時だよ。スーパースター‼︎始まるからチャンネル変えてよ」
にこ「イッテQ見るのよ」
穂乃果「なんで?スーパースター‼︎みようよ!」
にこ「見ない」
穂乃果「なんで?」 にこ「にこが出てないから!!!!」
穂乃果「……イッテQも出てないじゃん」
にこ「ラブライブなのににこが出てないのが気に入らないのよ」
穂乃果「そんな事言ってもさぁ」
にこ「も〜だってアレじゃない!最後にアニメ出たのいつ?」
穂乃果「映画の時じゃないの?」
にこ「そうよ!もう何年も前よ!いつになったら出番が来るのよ」 穂乃果「もう私達の出番は終わったからね。にこちゃん卒業したんだから」
にこ「してないわよ。現にほら!制服姿じゃない」
穂乃果「そうだけど」
にこ「なんでにこの出番来ないのよ。時代遅れなの?」
穂乃果「時代遅れって言うか。Liella!じゃないからじゃない?」
にこ「じゃあ何?Liella!に入ればいいの?」
穂乃果「え〜それは無理だよ」 にこ「じゃあどうすればいいの?」
穂乃果「どうすればって言われても」
にこ「Liella!がダメならあれ?ニジガクに編入すればいいの?」
穂乃果「他のグループに入ろうとするのやめようよぉ」
にこ「だってμ's活動しないじゃない」
穂乃果「解散したからね。アニメでは」
にこ「だから他のグループに入るしかないじゃない」
穂乃果「でも後輩のグループはやめようよ。そんなにアニメに出たいの?」
にこ「出たい。注目浴びたい」 穂乃果「目立つの好きだね」
にこ「大好き。なんなら他のアニメでもいいから出たい」
穂乃果「他のアニメってなに?」
にこ「鬼殺隊に入ろうかな」
穂乃果「やめなよ。鬼と戦うんだよ?」
にこ「じゃあ東卍に入る」
穂乃果「どうしても人気作にあやかりたいんだね」
にこ「この際、呪術高専でも海賊王のクルーでも何でもいいからまたアニメに出たいの」 穂乃果「せめてアイドルはやろうよ。にこちゃんと言えばアイドルでしょ?」
にこ「じゃあ765PROに所属する」
穂乃果「他所に迷惑掛けるのやめようよ。そもそも曲すら出してないんだからさぁ」
にこ「出したじゃない。A song for You! You? You!!」
穂乃果「あっ、出してるね」
にこ「出してるじゃない。なのになんでアニメ再開しないの?」 穂乃果「でもさ、これ以上どうやって話を展開していくの?にこちゃん卒業しちゃってるんだよ?」
にこ「それは…卒業後の話でいいのよ」
穂乃果「にこちゃんの浪人姿を見せるの?」
にこ「浪人なんてしてないわよ!!!」
穂乃果「そうなの?大学行ったんだっけ?」
にこ「え?いや…それは…」
穂乃果「ほら!続編やるとそこら辺も掘り下げなきゃいけないんだよ?私達は3年生になるだけだけど」 にこ「確かに。それもそうね」
穂乃果「でしょ?だからアニメに出るのは諦めようよ」
にこ「でも諦めたくない」
穂乃果「だいたいさ、後輩グループも3グループもあるんだよ?私達の出番なんてないよ」
にこ「でも初代って優遇されるじゃない。ポケモンとかさ」
穂乃果「私達モンスターじゃないからねぇ。扱い難しいんだよ」 穂乃果「まあ、ほら!スクスタの方には出てるしさ!」
にこ「うん。でもやっぱりアニメ出たい」
穂乃果「ワガママだなぁ。もう取り敢えずチャンネル変えていい?」
にこ「スーパースター‼︎見るの?」
穂乃果「うん。見ようよ。もしかしたら、出てるかもよ?」
にこ「いや、出た記憶ないから」 穂乃果「でもサンシャインにも知らない間に出てたじゃん?」
にこ「あんなの出たうちに入らないわよ」
穂乃果「まあ回想だしね」
にこ「そう言う事」
穂乃果「まあでもそれでもいいじゃん。スーパースター見ようよ」 にこ「嫌」
穂乃果「ここ私の家なんだけど!!!」
にこ「知ってるわよ!!!」
穂乃果「知ってるなら私にチャンネル権頂戴よ!!!」
にこ「いーや」
穂乃果「なんでそんな頑ななの」 にこ「にこの出番がないから」
穂乃果「もう、じゃあ大人の人と相談してくれば?出してくれって」
にこ「誰に相談するのよ」
穂乃果「プロデューサーとかじゃない?」
にこ「相談すれば出れるかしら?」
穂乃果「無理だと思うよ」 にこ「ニジガクの方も二期やるのよね?」
穂乃果「言ってたね」
にこ「じゃあ、そっちに出して貰おうかしら!ほら!ニジガクのメンバーとは知らない仲じゃないし」
穂乃果「迷惑だからやめなよ」
にこ「かすみ!かすみを呼びましょう!ほら!電話して」
穂乃果「え〜にこちゃんがしなよ」 にこ「じゃあしてくる」
穂乃果「うん。いや〜やっとスーパースター‼︎観れるよ」
にこ「して来た」
穂乃果「え?早くない?十秒くらいしか経ってないよ?」
にこ「かすみも来たわよ」
かすみ「こんにちは〜」
穂乃果「早くない?瞬間移動して来たの?」 にこ「そんな事出来るわけないでしょ」
穂乃果「分かってるけど。あり得ないなスピードで来たから」
かすみ「あっ!スーパースター‼︎観てるじゃないですか!」
にこ「あっ!チャンネル回したわね」
穂乃果「私の家だから。って言うかチャンネル回すって死語だよ」
にこ「そんなのいいのよ!」
穂乃果「かすみちゃんも観たいって」
かすみ「え?」
穂乃果「え?違うの?」 かすみ「だってこれ、かすみん出てないし」
穂乃果「まさかのにこちゃんと同じ」
かすみ「そんな事よりニジガクのアニメ見ましょうよ!」
穂乃果「いや、まだ放送開始してないでしょ?」
かすみ「え?もうやってるんじゃないですか?」
穂乃果「まだだよ。これからでしょ」
かすみ「あれ?去年から始まったって聞いんだけどなぁ」 穂乃果「それ多分一期だよ。もう放送終了してるよ」
かすみ「え?そうなんですか?スーパースター‼︎に出番取られたって事ですか?」
にこ「そう言う事よ」
穂乃果「違うよ!ニジガク二期はこれからなんだよ」
かすみ「そうなんですか?」 穂乃果「知らなかったの?」
かすみ「そんな話初めて聞きました。なんで誰も教えてくれないんですか!!!」
にこ「あんた騒ぐからよ」
かすみ「にこ先輩に言われたくないです」 かすみ「で?いつやるんですか?この後?」
穂乃果「この後は違うよ」
かすみ「え?違うんですか?じゃあ、いつやるんですか?」
穂乃果「それは…いつだっけ?」
にこ「肝心な所を忘れるわよね」 かすみ「明日かな?」
穂乃果「明日ではないよ」
かすみ「え〜…でも、かすみんが主役のアニメ楽しみだなぁ〜」
にこ「誰もあんたが主役なんて言ってないわよ」
かすみ「え?違うんですか?」
にこ「違う。絶対に違う」 CDドラマでのキチガイぶりがウソのような常識人穂乃果 かすみ「でもぉ〜ニジガクのアニメなんですよ?」
にこ「だとしても!あんたが主役って訳ではないでしょ?」
かすみ「同好会の皆んなが主役じゃないんですか?」
にこ「そうだけど」
穂乃果「じゃあ、かすみちゃんも主役だよね」
にこ「くっ」
かすみ「そう言う事です。スーパースターでも主役の座を奪い取るつもりです」 穂乃果「いや、それは無理だよ」
かすみ「なんでですか?」
穂乃果「多分かすみちゃん登場しないから。これさっき、にこちゃんにも言ったよ」
かすみ「かすみん出番無しですか?」
穂乃果「うん」
かすみ「え〜なんでですか?」
穂乃果「だってLiella!じゃないじゃん」
かすみ「そうですけど。出番あったってよくないですか?」
穂乃果「良くないんだよ」
かすみ「サンシャインで出しゃばってた癖に」
穂乃果「別に出しゃばってないよ!回想で出ただけだよ!」 にこ「まあ、にこ達スターだからね」
かすみ「かすみんだってスターです」
にこ「全米デビューした?」
かすみ「してないですけど」
にこ「にこ達してるから」
かすみ「え?」
穂乃果「してないよ。あっちでPV撮っただけだよ」
にこ「したようなもんよ」 穂乃果「あ〜もう。なんで私がツッコミに回らなきゃいけないの」
にこ「なに?ツッコミ役のつもりなの?」
穂乃果「にこちゃん達が変な事ばかり言うからね!ここで私まで暴走したら収集付かなくなっちゃうから」
かすみ「大丈夫ですよ。女子高生の会話なんてこんなもんですよ」
穂乃果「そうかなぁ」
にこ「そうよ」 穂乃果「でもなぁ」
にこ「だいたいにしてね。あんたがラブライブのアニメを観るって時点でもうおかしいんだからね」
穂乃果「え?」
にこ「じゃあいい?ちょっと待ってなさい。電話して来るから」
かすみ「誰に電話するんですかね?」
穂乃果「さあ?」 にこ「呼んできたわよ」
絵里「なによ急に」
穂乃果「いやだから…来るの早くない?」
絵里「え?家から急いで来たけど。そんなに早かった?」
穂乃果「うん。5秒くらいで来たからね」
絵里「いやね。5秒な訳ないでしょ」 にこ「ね?」
穂乃果「何がねなの?」
絵里「って言うかなんで集まってるの?かすみまで」
にこ「なんか穂乃果がテレビ観たいって」
絵里「それで集まってるの?」
穂乃果「そう言う訳でもないけど」
絵里「何観るの?」
穂乃果「ラブライブ!スーパースター‼︎だよ」
絵里「ラブライブ?」
穂乃果「そうそう」
絵里「あの〜…私達がラブライブのアニメ観るとか…おかしくない?」 にこ「ね?」
穂乃果「本当だ」
絵里「何が本当だなのよ」
穂乃果「あのね。にこちゃんがスーパースター‼︎のアニメ出たいって言うんだよ。私達のアニメが終わってから数年経つのにさ」
絵里「私達のアニメって何よ。怖い事言わないで」
にこ「ほら!ね?あんたもおかしいでしょ?」
穂乃果「う〜ん。確かに…」 絵里「ちょっと待って。何を言ってるの?」
穂乃果「だから〜μ'sのアニメは終わったじゃん?解散して。なのにね、にこちゃんが最近アニメの出番が無いって怒ってるんだよ」
絵里「あのさ…そう言う事言っちゃうと色々とややこしい事になるから」
にこ「ね?こう言う事よ!」
穂乃果「なるほど!私もおかしかったのか」
絵里「私…なんで呼ばれたの?」 にこ「いやなんか穂乃果がつっかかって来るから。そもそも穂乃果自身もおかしい事言ってるって分からせようと思って絵里を呼んだのよ」
絵里「いやもう全然意味わからない」
穂乃果「あのね。にこちゃん酷いんだよ!ラブライブのアニメに出れないなら鬼滅の刃の方に出るとか言うし」
絵里「アニメに出るってどう言う事?」
穂乃果「もういいよ絵里ちゃん。分かったから。そもそも私達がまだ高校生やってるのもおかしいし、かすみちゃんと一緒にいるのもおかしいんだからさ!本来なら!」
「確かにそうですね!スクスタ時空なら出会ってますけどね!」
絵里「スクスタ時空とか言わないで」
穂乃果「なるほど!これか!」
にこ「これよ!」 絵里「どれよ」
穂乃果「絵里ちゃん。もう受け入れた方が楽だよ」
にこ「そうよ」
かすみ「でもそれだと、ツッコミ不在になりますよ?」
穂乃果「大丈夫!受け入れたうえでツッコミ役に回ってもらうから」
絵里「何が大丈夫なのよ」
かすみ「でも、それだとさっき穂乃果先輩と何が違うんですか?」
穂乃果「私が自由に出来る!」
絵里「私は苦労が増えるって事ね」 ちょくちょく無印のBGM使われてるからそれだけでもチャンスはあるかもな すでにhonokaという名前の喫茶店の看板(オレンジ色)が出ている ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています