かすみんだってSSくらい書けますけど【SS】
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”友達以上恋人未満”
璃奈「もっと仲良くなりたい」
しずく「誰と?」キョトン
璃奈「しずくちゃん(じぃー)」
かすみ「え〜っ!? しず子だけ〜?」
璃奈「かすみちゃんも」
かすみ「ふふーん♪」
しずく「でも、私達もう仲良しだよね?」
かすみ「一緒にパンケーキも食べたよねー」
璃奈「侑さんと歩夢さんみたいに仲良くなりたい(キラキラ)」
しずく「えーっと、その・・・・・・」アセアセ
かすみ「あの2人は特別だから難しいんじゃないかなー」アセアセ
璃奈「特別?(はてな)」
かすみ「そうだよ」
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvv:1000:512:: EXT was configured 璃奈「なにが違うの?」
しずく「あの2人はね、なんというか・・・・・・おそらく恋人同士だと思うから」
かすみ「りな子は見た事ない? 2人が手を繋いでたり腕組んだりしてるところ」
璃奈「・・・・・・ある」
しずく「だからね、私達は他の方法で――」
璃奈「手を繋いだら恋人?」チラッ
かすみ「う〜ん、そうじゃないけどぉ」アセアセ
璃奈「腕を組んだら恋人?」チラッ
しずく「そうとは言い切れないけど・・・・・・」アセアセ
璃奈「私もやりたい(わくわく)」
―翌朝―
ザワザワザワ
かすみ「ね、ねえ、りな子ぉ」モジモジ
璃奈「どうしたの?」ピトッ
かすみ「もうちょっと離れない?」アセアセ
璃奈「離れたら腕組みできない」
かすみ「それはー・・・・・・ってりな子は恥ずかしくないの?」
璃奈「恥ずかしくない」
かすみ「ほ、ほらぁ、こういうのって恋人みたいだし・・・・・・」
璃奈「かすみちゃんが嫌なら――」ウツムキ
かすみ「いっ、嫌なんかじゃないよ!」
璃奈「それなら早く行こ」グイッ
かすみ「あ、あ〜っ。引っ張らないでぇー」
―放課後―
しずく「あーあ、私も璃奈さんと腕組みしたかったなー」ムスッ
かすみ「じゃあ変わってよー」
しずく「私の家が遠いの知ってるでしょ? 無理だよ」
かすみ「もうすっごく恥ずかしかったんだから」テレテレ
しずく「ちょっとした話題になってたよ」
かすみ「えー、困っちゃうなー」ニマニマ
しずく「どうして?」キョトン
かすみ「学校のみんながかすみんにメロメロになっちゃったらどうしよぉ〜」モジモジ
しずく「話題になってるのは璃奈さんだよ」
かすみ「・・・・・・かすみんは?」
しずく「寄り添って歩く璃奈さんが可愛過ぎる、って」
かすみ「かすみんは?!」ガタッ
しずく「私の耳には入ってきてないけど」
かすみ「あんなに見られてたのに・・・・・・」シュン
ガラッ
璃奈「かすみちゃん、今日はありがとう」
かすみ「はぁー」
璃奈「どうしたの?(はてな)」
しずく「注目されたのに話題になれなかったのがショックだったみたい」
璃奈「もしかして朝のこと?」
しずく「うん」
璃奈「かすみちゃん」
ポンポン
かすみ「あっ、りな子。来てたんだ」
璃奈「私と腕組みしてくれたかすみちゃん、すごく可愛かった」
かすみ「えっ」ドキッ
ナデナデ
璃奈「私なんかより、かすみちゃんの方が可愛い」
かすみ「あ、あ、りがと」///
璃奈「私の方こそありがとう」ペコリ しずく「なんか、本当に付き合ってるみたいだね」
璃奈「(テレテレ)」
しずく「・・・・・・」ジーッ
璃奈「嬉しい(ぽぽぽ)」
かすみ「あっ、そうだ! 今度はしず子と腕組みしてみたら?」ニシシ
しずく「だから、私は家が遠いから――」
かすみ「だからぁ、帰りに駅までならできるよねぇ?」
璃奈「しずくちゃんとも仲良くなりたい」ジーッ
しずく「・・・・・・」
かすみ「たしか、しず子も腕組みたいって言ってたよね」ニコニコ
しずく「いや、それは――」アセアセ
璃奈「嬉しい」モジモジ
かすみ「朝よりも人が多い夕方で、さらに駅前なんて・・・・・・くふふ」
しずく「あのー、璃奈さん?」
璃奈「嫌だった?」チラッ
しずく「・・・・・・私も璃奈さんと仲良くなりたいな」アセアセ
”友達以上恋人未満”おわり
”かすみの片想い”
かすみ「あのー、愛先輩?」
愛「どったの? かすかすー」
かすみ「かす(ry」
愛「でもこれってかすみんの持ちネタっしょ?」
かすみ「芸人じゃないので持ちネタなんてありませんっ」プイッ
愛「ごめんごめん。それで?」
かすみ「えーと、そのー」モジモジ
愛「うんうん」
かすみ「・・・・・・」モジモジ
愛「帰っていい?」
かすみ「まっ、待ってください! まだ心の準備が」///
愛「じゃあ、準備できたら連絡して」
かすみ「だから待ってください。帰ろうとしないでっ」
愛「そろそろもんじゃ焼く時間だから」
かすみ「わかりました! 話しますから待ってください」
愛「あと少しだけだかんね」
かすみ「ありがとうございます」コホン
愛「・・・・・・」ジーッ かすみ「あ、あ、愛先輩って、その、りな子と仲良し、ですよね?」モジモジ
愛「・・・・・・」
かすみ「愛先輩?」キョトン
愛「かすみんってさ」
かすみ「はい?」
愛「りなりーのこと好きなん?」
かすみ「!!」
愛「それでアタシづてに仲良くなって付き合いたい、みたいな?」
かすみ「なっ、なんで!?」
愛「練習後に残ってほしいって言われたのになかなか話してくれないし、モジモジしてるからそーかなーって」
かすみ「・・・・・・」テレテレ
愛「あっ! それともアタシへの愛の告白だったり?」ニマニマ
かすみ「それは違います」
愛「・・・・・・」
かすみ「それでその、りな子の事なんですけど」モジモジ
愛「あー、うん。りなりーのなにが知りたいの?」 かすみ「りな子って、家でご飯とかちゃんと食べてますか?」
愛「・・・・・・あのさ、かすみん」ガシッ
かすみ「は、はいっ」
愛「アタシはかすみんを応援したいし、出来る事ならりなりーと付き合わせてあげたい」
かすみ「愛先輩」パアァ
愛「でもさー、さすがにそれくらい直接聞こーよ」ハァ
かすみ「そんなの無理です!」ブンブン
愛「どうして?」キョトン
かすみ「プライベートな話ですよ?! 嫌われちゃうじゃないですか」シュン
愛「それくらい大丈夫っしょ」
かすみ「・・・・・・本当ですか?」
愛「むしろ友達としても普通じゃない? りなりーの家ってあんまり親いないって言ってたし」
かすみ「じっ、児童相談所に通報しないと!」プルプル
愛「そこまでじゃないって。とりあえずスマホ置こ?」アセアセ
かすみ「もしかして捨てられたんじゃ」ガクガク
愛「一旦、一旦さ、落ち着こーか」
かすみ「りな子、待ってて! 今かすみんが拾ってあげるからね!」タッタッタッ
バタン
愛「・・・・・・まーいっか」
―翌日・練習後―
ズーン
愛「か、かすみん?」
かすみ「――してください」
愛「ん? なになに? 相談ならいくらでも乗っちゃうよー↑」
かすみ「殺してください」
愛「・・・・・・」
かすみ「昨日、りな子を拾いに行ったらですね」
愛「それ、他の人には言わない方がいーよ」
かすみ「家族でテーブルを囲ってる最中でした」
愛「・・・・・・そっか」
かすみ「年に何度かだけ時間が合うみたいで、りな子も楽しそうにしてて」
愛「良かったじゃん」バシバシ
かすみ「なにも良くありませんっ!」
愛「おっ、おぅ」
かすみ「そんな一家団欒の中に、急に可愛いかすみんが現れたんですよ?」
愛「大丈夫そーで良かったよ。本当に」
かすみ「あーっ! 絶対に嫌われちゃいましたー!」グスン 愛「急に来たのは驚いただろうけど、嫌いにはなってないって」
かすみ「本当ですか?」チラッ
愛「っていうか、りなりーは良い子だからそんなんで友達を嫌いになったりしないよ」ニコニコ
かすみ「そういえばそうでした」
愛「ね? アタシも付き添ってあげるから、りなりーに聞きに行こーよ」
かすみ「ちょっ、直接ですか?!」
愛「当たり前じゃん」
かすみ「待ってください! 心の準備が、まだ――」
愛「もしもし? これからりなりーの家いっていー?」
かすみ「愛先輩ッ?!」
愛「うん。かすかすも一緒だけど」
かすみ「かすみんです!」
愛「急にごめんね。じゃあ今から行くから」
かすみ「あっ、あああ、ああー」ガクガク
愛「ほら、行くよ」
ガシッ
かすみ「ぎゃあああっ」
ズルズルズル
―璃奈の家―
ガチャ
璃奈「いらっしゃい」
愛「ちぃーす。急にごめんねー」
かすみ「こ、こんばんは」
璃奈「かすみちゃん? どうしたの?(はてな)」
愛「コラッ! いつまでアタシの後ろに隠れてんの」
かすみ「あわわっ?! 押さないでください!」
愛「ほーらー、早く聞いちゃいなって」
璃奈「??」ポカン
かすみ「あ、あっ、ああ」///
(りな子の顔がすぐ近くに)
愛「かすみんがりなりーに聞きたい事があるんだって」ニコニコ
璃奈「私に? いいよ。なんでも聞いてほしい」
かすみ「なっ、なんでも?!」
璃奈「うん。なんでも」 かすみ「なんでも・・・・・・」グルグル
かすみは こんらんしている!
わけも わからず 口走ってしまった!
かすみ「かすみんのこと好き?」
璃奈「かすみちゃんの事・・・・・・?」
かすみ「あっ・・・・・・い、今、私、なんて・・・・・・」
璃奈「私がかすみちゃんを好きかどうか聞かれた」
かすみ「あ、ああっ!」ガクガク
愛「ターイムッ!」
―別室―
愛「早い早い早い。なんで告白みたいな事してんの?」
かすみ「だって、りな子がなんでもって、なんでも聞いてって言うからぁ」ウルウル
愛「もうコクっちゃえば?」
かすみ「フラれるじゃないですか!」
愛「まだわからないっしょ」
かすみ「わかります!」
愛「りなりーの気持ちがわかるっていうつもり?」
かすみ「だって! さっきの言葉でピンと来てないって事はかすみんのこと女の子として見てないって事じゃないですか!」
愛「それならどうする? このまま帰る?」
かすみ「・・・・・・出直します」
愛「いくじなし」ボソッ
かすみ「すみません」ボソッ
愛「ってゆーか、いつもかすみん可愛いって言ってんのに、その可愛さで好きにさせてやろうって思わないワケ?」
かすみ「・・・・・・」
愛「ここでフラれたとして1回で諦める? かすみんの好きってその程度?」
かすみ「・・・・・・」プルプル
愛「あーあ、ヘタレかすかすなんて、りなりーどころか誰も好きになってくれないって」
かすみ「愛先輩に私の気持ちがわかるんですかッ?!」ポロポロ
愛「・・・・・・」
かすみ「わからないですよね! 恋する乙女の気持ちなんてわからないですよね!」
「私だってりな子の前でも自信満々でいたいです!」
「でも出来ないんです! 目の前に立つだけで胸が張り裂けそうで、辛くて・・・・・・苦しくて・・・・・・」
コンコン
愛「りなりー?」
かすみ「まっ――」
ガチャ
璃奈「大丈夫?」
かすみ「こっち来ないで!」ゴシゴシ
璃奈「えっ」ビクッ
愛「ちょっと待っててあげて」ボソッ
璃奈「・・・・・・分かった」コクン
〜〜〜 かすみ「はぁー」
愛「落ち着いた?」
かすみ「はい。さっきは変なこと言ってすみませんでした」ペコリ
愛「謝らなくていーって。それよりも」チラッ
璃奈「かすみちゃん」
かすみ「うっ」ビクッ
璃奈「私もかすみちゃんの事が好き」
かすみ「へっ?」ビクッ
璃奈「さっきの返事」
かすみ「りな子、私のこと好き、なの?」
璃奈「うん」コクン
かすみ「ほ、ほほ、ほんと?」///
璃奈「本当だよ」
かすみ「わっ、私も!」パアァ
愛「愛さんの事は?」ニコニコ
璃奈「?? 好き」
かすみ「え、えーっと・・・・・・どういう事?」 愛「アタシもりなりーのこと好きだぞー」ナデナデ
璃奈「知ってる」
かすみ「もも、も、もしかして・・・・・・」ガクガク
愛「りなりーは友達思いの良い子だなー」ナデナデ
璃奈「普通」
かすみ「うわああああっ!?」
タッタッタッ
璃奈「かすみちゃん?」キョトン
愛「あっ、そーいえば、かすみんがりなりーと一緒にお昼食べたいって言ってたよ」
璃奈「直接言ってくれれば良かったのに」
愛「ホントにね」ハァ
―後日―
かすみ「ええーっ! 私がお弁当作ってくって約束しちゃったんですか?!」
愛「かすみんの得意なコッペパンでサンドイッチ作ればさ、りなりーもきっとメロメロだって」
かすみ「・・・・・・そうですね! 可愛いかすみんが作るコッペパンですから」ニコニコ
愛「ファイトーッ! かすかす!」
かすみ「かすみんですっ!!」
”かすみの片想い”おわり 中須かすみがメインのSSネタを募集します。
どうしても書けない場合はお断りする場合があります。
ネタ消化中にスレが落ちてしまった場合は、ラブライブ!ss総合にて続行します。
いただいたネタは明日の夜から書き始めます。無ければこれで終了とします。 あーびっくりした
ラ板のSS総合スレかと思った
あそこで書くもんじゃないと思ったらしたらばの方ね 耳しっぽ生えてたり基本人型だけど猫要素あるazunaちゃん飼ってるかすみん見たいと思ってたけど別に猫はりなりーとか別の子でも良かった
なんなら猫じゃなくてもいいしなんかそういうのがある世界で同好会メンバー誰か飼ってるかすみん見たいです 雰囲気すき
宜しければ果林先輩に一泡吹かせたい、すごいって言われたいかすみちゃんが頑張るお話見たいです 些細なことでせつ菜と喧嘩してしまい同好会初期の頃を思い出してしまい気まずくなるssが見たいです かわいいを追求した結果セクシーになってしまうかすみん コペ子ちゃんとの話が見たいです。カプでもカプじゃなくても 全く最近の書き込み見えると情けなくって涙が出てくる。
ガチガチのガタイしたいいオスが「トロマン」とか言って
軟弱な菊門を誉めそやしてやがる。
アホかおめえら!
そんなユルユルの死体みてぇな穴に
チ○ポ入れて何が気持ち良いんだ?
男ならもっとビシッ!と括約を引き締めやがれってんだ!
俺はその為に毎日1000回の竹刀の素振りを欠かさない。
「オスッ!オスッ!」と気合を入れながら振り下ろす度に菊門にギュッ、と力を込める。
こうして鍛え抜かれた俺の肛門は「トロマン」なんて軟弱なシロモンとは対極を成す、まさに「ガチマン」だ。
そのあまりの締まりにハッテン場じゃあ“万力のイチ”って呼ばれてる。
そんな俺だが、俺でさえホリ抜ける程の逞しいチ○ポの持ち主を心待ちにしている。
勿論、最高のシマリを味わいたい命知らずの挑戦も受付中だ!
しずく「スカートめくり?」
かすみ「そうそう。小学生の時に流行ったよねー」
しずく「・・・・・・かすみさんって昭和生まれだっけ?」
かすみ「あははっ。もう、なに言ってるのー」
しずく「・・・・・・璃奈さんの学校でも流行ってた?」チラッ
璃奈「分からない。私、あまり教室にいなかったから(しょぼん)」
しずく「えーと、お友達とかはしてなかったよね?」
璃奈「うん。私はした事もされた事もない(にっこりん)」
しずく「ほら。かすみさんの教室だけだったんじゃない?」
かすみ「えー、おかしいなー」
しずく「おかしいのはかすみさんの方だよ」フフッ
かすみ「むむっ」 しずく「璃奈さんは、小学生の時なにして遊んでた?」
璃奈「プリキ〇アごっこ」
しずく「わぁ〜♪ それ私もやってたよ」
璃奈「本当?(キラキラ)」
かすみ「はいはーい! かすみんもやってたよ〜」
璃奈「嬉しい(ぽぽぽ)」
かすみ「へーんしんっ! って変身するんだよね?」
しずく「それ、なんか違うよ」
かすみ「あれ?」
璃奈「変身セットも持ってた」
しずく「懐かしいなー」
「まあ、私は敵役になる事が多かったから・・・・・・」アセアセ
璃奈「ちょっと分かる」ボソッ
しずく「え?」
璃奈「ううん。なんでもない」 かすみ(かすみんを差し置いて2人だけで盛り上がっちゃって)ムスッ
かすみ「あっ!」
しずく「かすみさん?」チラッ
かすみ「あ、う、ううん。なんでもなーい」
しずく「?? 変なかすみさん」
かすみ「かすみん、お花摘みに行ってくるね」フリフリ
しずく「どうぞ」
璃奈「いってらっしゃい」フリフリ
かすみ「くふふ」
〜〜〜
ガチャ
キョロキョロ
かすみ「しめしめ」ニマニマ
しずく「――――」
璃奈「――――」
かすみ(このまま気付かれないように近付ければ・・・・・・)
しずく「それ本当?」
璃奈「うん。私の地域では有名だった」
かすみ「ばあっ!!」
しずく「きゃっ?!」
勢いよく捲り上げられたしずくのスカートは、ヒラヒラと綺麗にゆっくりと元の形を取り戻していく。
しずく「・・・・・・」 かすみ「あはは! 捲られたらすぐに手で押さえないとダメだよぉ?」ニマニマ
しずく「・・・・・・」ワナワナ
かすみ「あ、でも、しず子の学校じゃ流行ってなかったんだから仕方ないかな」
璃奈「あ、あの、そろそろ謝った方がいいと思う(ゾゾゾッ)」
かすみ「え? なんで?」キョトン
しずく「変態ッ!!」///
バチーン
かすみ「へぶっ?!」
璃奈「あー・・・・・・」 しずく「かっ、かすみさん! 自分がなにしたか分かってるっ?」///
かすみ「痛ッ! なにするの!」
しずく「それはこっちのセリフだよ!」
かすみ「スカート捲っただけじゃん!」
しずく「だけってなに?! 女の子のスカート捲るなんて、はっ犯罪だからね」ムスッ
かすみ「・・・・・・」チラッ
璃奈「アウト」ボソッ
かすみ「・・・・・・ごめん」シュン
しずく「もう」ハァ
かすみ「でも、かすみんの小学校だと本当に流行ってたんだよ?」
しずく「それは分かってる。でも、高校生にもなって小学生と同じ遊びして楽しい?」
かすみ「・・・・・・そこそこ」
しずく「はぁー」 璃奈「かすみちゃんも反省してるみたいだから許してあげてほしい(ハラハラ」
しずく「しょうがない。今回は璃奈さんに免じて許してあげる」
かすみ「はーい」ムスッ
しずく「本当に反省してる?」ジーッ
かすみ「してるもん。はぁ」スリスリ
璃奈「大丈夫?」
かすみ「うん。赤くなってない?」
璃奈「まだ大丈夫だけど、一応冷やしておいた方がいい」
かすみ「痕になったらヤだな」シュン
しずく「氷もらってくるね」アセアセ
かすみ「ありがとう」ウツムキ
〜〜〜 ガチャ
しずく「だい──」
かすみ「どうして保冷剤って青いの?」
璃奈「分からないけど、たぶん清涼感で冷たく感じるからかもしれない」
かすみ「ふーん」
しずく(良かった。大丈夫そう)
「さっきはごめ──」
かすみ「あっ! だからしず子の下着もそうだったんだ」
璃奈「!!」チラッ
かすみ「くふふっ。しず子がそんなに暑いなら、また今度捲ってあげないと」ニマニマ
璃奈「か、かすみちゃん?」
かすみ「でも、本当に涼しくなるのかな。かすみんもやってみようかなぁー」
しずく「涼しくなんてならないよ」ボソッ
かすみ「えっ?」クルッ
璃奈「急用を思い出したから帰る。さようなら」
タッタッタッ しずく「かすみさん!!」
かすみ「は、はいっ!」
しずく「立って」
かすみ「はい!」ビクビク
しずく「目つむって」
かすみ「!!」ガクガク
ピトッ
かすみ「ぎゃあああっ!?」
しずく「保冷剤もらってきたから、ちゃんと冷やしておいてね」ニコニコ
かすみ「う、うう、うんうんうん!」
かすみは、タオルに巻かれた保冷剤をしっかりと両手で頬に当てる。
しずく「・・・・・・」ニコニコ
かすみ「し、しず子?」チラッ
しずく「どうしたの?」
かすみ「う、ううん。なんでもない」
(なーんだ、全然怒ってなくて良かった)ホッ しずく「あっ、かすみさんのスカートに虫ついてるよ」
かすみ「えっ? え? どこ? どこぉ!」キョロキョロ
しずく「大丈夫だよ。私が取ってあげるからね」
かすみ「・・・・・・ありがとっ」
しずく「どこかなー・・・・・・いたいた」ニヤリ
ゴソゴソ
かすみ「あ、あの、しず子? さっきはごめんね?」モジモジ
しずく「気にしないで・・・・・・これで──」
ジーッ
かすみ「へ?」
パサッ
しずく「おあいこだから」
かすみのスカートは静かに足元に落ちた。
かすみ「え・・・・・・?」ポカン しずく「どうしてかすみさんの下着はパステルイエローなのかなぁ」
かすみ「〜〜〜ッ!!」///
慌ててサマーセーターの裾を引っ張ると、保冷剤が床に落ちた。
かすみ「ししし、しず子ッ?!」///
しずく「・・・・・・私がせっかく持ってきたのに、床に落としちゃうんだ」ジーッ
かすみ「うぅ〜」モジモジ
しずく「ふふっ。スカートより保冷剤を拾ってくれるかすみさん、好きだよ」
かすみ「もう! あっち向いてて!」///
しずく「はーい」クルッ
菜々「部室でなにしてるんですか?」
しずく「・・・・・・」
かすみ「せつ菜先輩ッ?!」///
チラッ
菜々「・・・・・・しずくさん、生徒会室まで来てくれますね」
しずく「・・・・・・はい」シュン
かすみ「わっ、私も行きます!」
しずく「ありがとう」ボソッ
─後日─
かすみ「えーと、しず子の下着はブルーの」
しずく「かすみさん!」ガタッ
かすみ「もう、邪魔しないでよ」ムスッ
しずく「それ反省文だよ? そんなの書かないでよ」
かすみ「じゃあしず子も一緒に考えてよー」
しずく「もう」
───
──
─
”スカートめくり”おわり 今日は終わりです
たくさんのネタありがとうございます。
キャラ指定がある場合はネタと一緒に書いてくれると助かります かすみ「えー、りな子ってば七不思議なんて信じてるのぉ?」ニマニマ
璃奈「虹ヶ咲学園にも七不思議はある(ゾゾゾッ)」
かすみ「ま、まあ、かすみんはもう高校生だからそんなの全然怖くないけどねっ」
璃奈「あっ」
かすみ「ひっ!」
璃奈「気のせいだった」
かすみ「も、もう! 驚かさないで!」ムスッ
璃奈「髪の長い女の人が見えた気がしたけど気のせいだった。ごめん」
かすみ「そそ、それって七不思議の・・・・・・?」ビクビク
璃奈「虹ヶ咲学園の七不思議の1つは・・・・・・」
かすみ「・・・・・・」ゴクリ
璃奈「ニャンコレプシーは伝染する」
かすみ「・・・・・・え?」 璃奈「(ゾゾゾッ)」ビクビク
かすみ「ちょっと待って。ニャ、なんとかってなに?」
璃奈「ニャンコレプシー。突然ネコみたいになる奇病」
かすみ「え? 病気なの?」
璃奈「たぶん」
かすみ「猫の霊が取り憑いてるとかじゃなくて?」
璃奈「高校生なのに霊なんて信じてるの?(ドキドキ)」
かすみ「七不思議とか言ってるりな子に言われたくないもん!」
ゴロゴロゴロ
かすみ「キャリー、ケース? にしてはすっごく大きいけど」
璃奈「この中には、ニャンコレプシーを患ってしまった人が入ってる」
かすみ「・・・・・・え?」
ガチャ
璃奈「出ておいで」
かすみ「待って待って待って!」
璃奈「大丈夫(にっこりん)」
かすみ「なにが?!」
ヒタ ヒタ ヒタ
かすみ「ひっ・・・・・・って歩夢先輩?」
歩夢「にゃー」
かすみ「なにしてるんですか?」
歩夢「あゆにゃんだにゃん」
かすみ「♡♡」 璃奈「歩夢さんは、ニャンコレプシーを発症してしまった」
かすみ「へ、へー」チラッ
歩夢「にゃー」ニッコリ
かすみ「ふへへ」
璃奈「このまま家に帰すわけにもいかなくて困ってる(むむむ)」
かすみ「じゃ、じゃあ、特別にかすみんが預かってあげてもいいよ」
璃奈「猫と言っても人だから大変。無理させるワケにはいかない」
かすみ「無理なんてしてないもん!」
璃奈「本当?」
かすみ「しょうがなく、しょうがなくだよ?」
「だって、このまま段ボールに入れられて捨てられたら可哀相だよ」
璃奈「そんな事はしないけど」
かすみ「歩夢先輩もかすみんと一緒に帰りたいですよね?」
歩夢「うん♪」
スリスリスリ こらかすみ!そんな大きい猫拾ってきて!ちゃんとお世話できるの? 璃奈「それじゃあ」ゴソゴソ
かすみ「ふっ、くふっ」
璃奈「はい」スッ
かすみ「・・・・・・首輪?」
璃奈「捨て猫だと勘違いされないように」
かすみ「歩夢先輩は人だけど」
璃奈「今は半分猫だから」
かすみ「こんな苦しいのしたくないですよね?」チラッ
歩夢「・・・・・・」スリスリ
かすみは、無言のまま首輪を受け取り、歩夢の目線までしゃがむ。
かすみ「歩夢先輩、少し上を向いてください」ドキドキ
キュッ
歩夢「にゃあ」
チリン
かすみ「・・・・・・」ゾワゾワ
─かすみの部屋─
バタン
かすみ「ふー」
歩夢「お腹が空いたにゃあ」
かすみ「うわっ?!」ビクッ
ゴソゴソ
かすみ「ああ、勝手に買い物袋に触っちゃダメですよ」
「めっ! ですよ」
歩夢「にゃあ」シュン
かすみ「あっ」
ウロウロウロ
かすみ「あ、あのー、とりあえずご飯食べますか?」
歩夢「・・・・・・にゃあ」
かすみ「そんなに遠くにいないでこっちに来てください」ゴソゴソ
歩夢「ご飯、くれるの?」チラッ かすみ「はーい。かすみん特製のコッペパンですよー」ニコニコ
スンスン
プイッ チリン
かすみ「あれ? 食べないんですか?」
歩夢「もっと柔らかい物が食べたいにゃあ」
かすみ「そうですか・・・・・・じゃあおにぎりにしますか?」シュン
歩夢「・・・・・・うん」
モグモグモグ
かすみ「はぁー」
歩夢「ごめんにゃ?」
スリスリ
かすみ「・・・・・・ずるいですよ」ボソッ
───
──
─ かすみ「それー」
コロコロコロ
チリンチリンチリン
ドタドタドタ
歩夢「♪♪」
かすみ「って、持っては来ないか」
(それはワンちゃんの方だよね)
歩夢「にゃっ、にゃっ」
かすみ「それにしても可愛いなぁ」
歩夢「えっ」///
かすみ「も、もちろんかすみんの事ですよ?」
歩夢「にゃあ」シュン
かすみ「あの、急に人に戻るのやめてもらえませんか?」アセアセ
歩夢「私に言われても」
かすみ「そういえば病気なんでしたっけ」
歩夢「うん・・・・・・ごめんにゃさい」
かすみ「罰としてかすみんの投げたボールを拾ってきてください」
トコトコトコ
歩夢「はい」スッ
かすみ「なんか違いませんか?」
─翌朝─
モゾモゾ
かすみ「ん、んんー」
モゾモゾ
かすみ「ふっ、ふふ、止めてくださいよー」
モゾモゾ
かすみ「・・・・・・ん?」
歩夢「おはよう」ニコニコ
かすみ「・・・・・・」
歩夢「かすみちゃん?」
かすみ「ななな、にゃんで歩夢先輩がっ?!」
歩夢「昨日お泊りしたからだよ。忘れちゃった?」
かすみ「そういえば・・・・・・ってニャンコレプシーはどうなったんですか?」
歩夢「かすみちゃんのおかげで治ったかも」
かすみ「へ? かすみんは何もしてませんけど」 歩夢「たくさん遊んでくれて、ご飯も食べさせてくれたからだよ」
かすみ「そんな事で良かったんですか」
歩夢「猫ちゃんにとっては十分だよ」
かすみ「・・・・・・そうですか」
歩夢「もしかして残念だった?」
かすみ「いえいえ! 違いますよ」
歩夢「耳と尻尾は消えちゃったけど・・・・・・マネならしてあげられるからね」
右手を軽く握って招き猫のポーズをとった。
かすみ「!!」///
歩夢「にゃーんて、ね」チリン
─学校─
かすみ「りな子ッ!」
璃奈「昨日は楽しかった?(ぽぽぽ)」
かすみ「次の日に戻るならそう言ってよね」ムスッ
璃奈「発症や完治するまでの時間には個人差がある」
「無責任なことは言えない(むむむっ)」
かすみ「もう!」
璃奈「楽しかった?(じーっ)」
かすみ「・・・・・・まあ、うん」モジモジ
璃奈「良かった」
ゴロゴロゴロ
かすみ「それって・・・・・・」
ガタガタガタ
かすみ「!?」
「にゃあああっ!!」
璃奈「次の子はちょっと元気過ぎるから大変かもしれない」 かすみ「当たり前みたいに新しいキャリーケース持って来ないでよ」
璃奈「ニャンコレプシーは楽しかったんだよね?」
かすみ「でも、新しく迎えるなんて聞いてないっ」
璃奈「・・・・・・嫌?」
かすみ「そ、そうは言ってないけど・・・・・・」チラッ
ガタガタガタ
かすみ「本当にニャンコレプシー? 豹とかライオン入ってない?」
璃奈「安全性は保障する」
かすみ「待って! 開けようとしないで」
璃奈「もう遅い」
ガチャ
「にゃあああーっ!!」ペカー
かすみ「ぎゃああぁっ!!」
”ニャンコレプシー(歩夢編)”おわり 大きさは変わらないのか
かわいいけどなんか不思議な話だった乙
続きも待ってます かすみ「果林せんぱぁ〜い」トコトコ
果林「お疲れさま。私になにか用かしら?」
かすみ「お疲れさまです〜」
「レモンのハチミツ漬け作ったんですけどぉ、どうですか?」ニコニコ
果林「あら、ちょうど欲しいと思っていたのよ。いただくわ」
かすみ「たくさん食べていいですよ」
果林「それならもう1つ」
かすみ「どうぞどうぞ」
かすみ「んふふふ」
(毎日ちょっとずつ砂糖を増やして、果林先輩をぷくぷくにしてやります)
果林『はぁ、はぁ、はぁ』
かすみ『もう息上がっちゃったんですかぁ?』
果林『可愛いかすみちゃんには敵わないわ』
かすみ『かすみん、すごいですか?』
果林『ええ。すごい、すごいわ! かすみちゃん!』キラキラ
かすみ『えへへ』
かすみ「よーし!」ニマニマ
エマ「かすみちゃん、すごいやる気だねー」
彼方「よーし。彼方ちゃん達も負けないぞ〜」
─翌日─
かすみ「果林先輩ッ、今日も食べてくれますよね?」ニコニコ
果林「あら、今日も作って来てくれたの?」
かすみ「はい!」
果林「ありがとう。いただくわ」ハムハム
かすみ「どうぞどうぞ♪」
─また翌日─
かすみ「果林先輩♪」
果林「いつも悪いわね」ハムハム
かすみ「・・・・・・」キョロキョロ
果林「どうしたの?」
かすみ「い、いえ! なんでもありません!」
(上手く行き過ぎてるような・・・・・・)
─さらに翌日─
かすみ「今日はハチミツとレモンの果肉を練りこんだコッペパンを作ってきました」
果林「1口サイズで食べやすいわね」
「もしかして私の事を想って作ってくれたのかしら? なんて──」
かすみ「はい! 果林先輩の事を思いながら作りました」ニコニコ
果林「そ、そう」ハムハム
かすみ「どうかしました?」キョトン
果林「いいえ。なんでもないわ」モグモグ
しずく「かすみさん、最近果林さんと仲良しだね」
かすみ「げっ!?」 しずく「なに、その顔」ジーッ
かすみ「なんでもないよ? どうしたのぉ?」
しずく「それは私のセリフだよ」
「それ、果林さんの為のコッペパンなんだね」ジーッ
かすみ「あーっ、もしかしてしず子も食べたくなっちゃった?」ニマニマ
しずく「・・・・・・いいの?」
かすみ「もっちろん。かすみん特製コッペパンが食べたくなっちゃうのはしょうがない事だもん」
しずく「それじゃあ、いただきます」モグモグ
かすみ「ふぅ」
(しず子には特に気を付けなきゃ)
─翌週─
かすみ「果林せんぱぁ〜い♪」トコトコ
果林「・・・・・・」
ナデナデナデ
かすみ「なっ、なんですか?!」
果林「今日も、その、作って来てくれたのよね?」ソワソワ
かすみ「はい!」ニコニコ
果林「ごめんなさい!」ペコリ
かすみ「ど、どうしたんですか? 顔を上げてください」
果林「実はね、その、ちょっとだけ節制しないとダメなのよ」ボソッ
かすみ「節制? なにをですか?」キョトン
果林「食事を見直す事にしたわ」
かすみ「食事・・・・・・あっ!」
(ついに、ついにこの時が来た!)
果林「かすみちゃん?」
かすみ「果林先輩! 今日はかすみんと練習しましょう!」
果林「それはいいけれど、ハチミツレモンの事、本当にごめんなさい」ペコリ
かすみ「気にしないでください。早く行きましょう!」
果林「ええ」
─ダンス基礎練習中─
かすみ(今日の為に自主練も筋トレも頑張ったんだから絶対に言わせてみせる!)
果林「はぁ、はぁ」
かすみ「もしかして、もう息が上がっちゃったんですかぁ?」ニマニマ
果林「はぁ、はぁ」
かすみ「もー、果林先輩も大した事ないですね」
果林「そう、ね」
かすみ「かすみんは全然余裕ですよ!」
果林「はぁ、はぁ」
かすみ(決めポーズ!)
ビシッ
かすみ「ふぅ」
果林「はぁはぁはぁ」
かすみ「少しだけ休憩にしますか?」
果林「そう──」フラッ
パタリ
かすみ「・・・・・・え?」
───
──
─
─保健室─
果林「ん、んっ・・・・・・あっ、わた、し」
かすみ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ブツブツ
果林「かすみ、ちゃん?」
せつ菜「まだ起き上がらないでくださいね」
果林「えーっと、私は倒れたのかしら」
せつ菜「そうですね。幸いにもどこにも外傷はないみたいですが、念のために病院に行ってください」
果林「迷惑をかけてしまったわね。ごめんなさい」
せつ菜「気にしないでください!」
果林「それで、かすみちゃんはどうしたの?」チラ
かすみ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ブツブツ
せつ菜「それがですね」
〜〜〜 せつ菜「という訳のようです」
果林「・・・・・・」
せつ菜「かすみさん! しっかりしてください!」ユサユサ
かすみ「ごめ・・・・・・果林先輩ッ!」
果林「かすみちゃん」
かすみ「ごめんなさい! 私、こんな事になるなんて全然思ってなくて──」
果林「ごめんなさい」ペコリ
かすみ「へ?」
果林「私の自己管理不足で迷惑をかけてしまったわね」
かすみ「エマ先輩から聞きました。最近はかすみんのコッペパンを食べる為に食事をあまり食べていなかった、と」シュン
果林「そうね」
かすみ「だから、その、果林先輩は悪くありませんよ」
果林「それでも誘惑に負けた私の責任よ」
かすみ「・・・・・・怒ってください」
果林「ふふっ、無理よ」
かすみ「どうしてですかっ」
果林「私の為に尽くしてくれる可愛い1年生を怒る事なんて私にはできないわ」ニコニコ
テレテレ せつ菜「そんなかすみさんの為に怒ってくれる人を連れてきました!」
シャーッ
エマ「果林ちゃん、大丈夫?」
果林「ええ。心配かけてごめんなさい」
エマ「良かったぁ」
かすみ「・・・・・・」ビクビク
エマ「かすみちゃん」チラッ
かすみ「!!」
エマ「もうこんな事しちゃダメだよ?」
かすみ「はっ、はい!」
エマ「あと、果林ちゃんのお世話する役目もあげないからね」
かすみ「いえ、それは狙っていません」
エマ「・・・・・・とにかく果林ちゃんが無事で良かったよー」ニコニコ エマ「そうだ。かすみちゃんは果林ちゃんにすごいって言われたいんだよね?」
かすみ「はい。でも、もう諦めました」シュン
「今のかすみんじゃ果林先輩には勝てないってわかっちゃいましたから」
エマ「そんな事ないよっ」
─週末─
かすみ「着きましたよ」
果林「かすみちゃん。すごい、すごいわ!」パアァ
かすみ「え? かすみんはただ地図通りに案内しただけですよ」
果林「ここのショップってこんなに近場だったのね」
かすみ「まあ、電車で一本ですからね」
果林「そうだわ。案内してくれたお礼にお姉さんがコーディネートしてあ・げ・る♡」
かすみ「いいですよぉ」アセアセ
果林「遠慮しないで・・・・・・ね?」キリッ
かすみ「も、もう、わかりましたっ」
果林「ふふっ」
かすみ「その代わり、すーーっごく可愛くしてくれないと拗ねちゃいますからねっ」プイッ
果林「お姉さんに任せなさい」
”かわいい!すごい!かすみ!”おわり
─休日─
かすみ「・・・・・・」ソワソワ
せつ菜「かすみさーーーんっ!」
タッタッタッ
せつ菜「お待たせしました!!」
かすみ「あのー、せつ菜先輩?」ジトー
せつ菜「はい!」
かすみ「大声で名前呼ぶのやめてもらえますか?」
せつ菜「すみません」
かすみ「そんなにシュンってされちゃったら、かすみんまで悲しくなっちゃいますよ」アセアセ
せつ菜「それもそうですね!」
かすみ「そうですよ。今日はその、せ、せっかくのデートなんですから」テレテレ
せつ菜「今日ってデートだったんですか?」
かすみ「え?」
せつ菜「え?」
〜〜〜 せつ菜「なるほど。2人っきりで出掛ける事をデートと呼ぶんですね」
かすみ「はい・・・・・・」モジモジ
せつ菜「てっきり、知らない間にかすみさんと恋人同士になっていたのかと思ってしまいました」
かすみ「そんな事ありえませんよ」アセアセ
せつ菜「そうですよね!」
「かすみさんのような可愛い女の子は、私みたいな人とは釣り合わないですよね」
かすみ「あっ、いえ、そういう意味ではなくてですね」
せつ菜「それではどういう意味ですか?」キョトン
かすみ「・・・・・・そろそろ歩きませんか?」
せつ菜「それもそうですね」
───
──
─
─お昼─
かすみ「このお店すごいですね」
せつ菜「テレビで特集されていて一度来てみたかったんです」
かすみ「せつ菜先輩チョイスでこんなオシャレなお店だとは思いませんでした」
せつ菜「さすが彼方さんですね!」
かすみ「・・・・・・そうですね」
せつ菜「かすみさん! すごいですよ! 本当に卵関係のメニューしかありません!」
かすみ「かすみんも同じの見てるんですから、そんなに大声で言わなくてもいいですよ」
せつ菜「すみません!」
〜〜〜 店員「お待たせしました。目玉焼きセットとダシ巻き卵です」
せつ菜「いただきましょう」
かすみ「家で見るのと同じようで全然違いますね」ジーッ
せつ菜「匂いだけでもご飯が食べられますね!」
かすみ「やめてください」
せつ菜「いただきます!」
バシャー
かすみ「え?」
せつ菜「おいしい。すごくおいしいです」モグモグ
かすみ「せっ、せつ菜先輩?」
せつ菜「あれ? 食べないんですか?」
かすみ「どうしてですか!」
せつ菜「!!」ビクッ
かすみ「卵料理の専門店ですよ?」
せつ菜「そう、ですね」アセアセ
かすみ「どうしていきなり醤油かけちゃうんですかっ」
せつ菜「なぜかと言われると、その方がおいしいからですね」 かすみ「はぁー・・・・・・失望しました」ボソッ
せつ菜「あの、どうしてそこまで言われないといけないんですか?」ムスッ
かすみ「すみません。気にしないでください」
せつ菜「そう、ですか」チラッ
モグモグ
せつ菜「そのまま食べておいしいですか?」
かすみ「素材の味を楽しむのも良いものですよ」
せつ菜「私は醤油味の方が好きですね」
かすみ「別に何かをかける事を否定してるワケじゃないですからね?」
せつ菜「そうですか」モグモグ
かすみ「かすみんも、いつもマヨネーズ付けて食べますから」
グニグニ
せつ菜「ちょっと待ってください」
かすみ「どうしたんですか?」キョトン
せつ菜「そんなにマヨネーズ付けて素材の味が感じられるんですか?」 かすみ「素材の味は一口か二口だけでいいんです」
「元の味を知る事で、さらにマヨネーズ味が楽しめるんです」フフン
せつ菜「そうですか」ハァ
かすみ「・・・・・・言いたい事があるなら聞きますけど」チラッ
せつ菜「結構です。私は人の食べ方にまで口を出したくないので」
かすみ「そうですか」
モグモグモグ
せつ菜「・・・・・・」チラッ
(机中央に置かれた5つ切りのダシ巻き卵)
かすみ「・・・・・・かすみんは何もかけませんよ」ボソッ
せつ菜「そうですか。私は2つでいいので、残りはかすみさんが食べてください」
グニグニ
かすみ「あの、せつ菜先輩」
せつ菜「どうかしましたか?」
かすみ「3つ目にケチャップ付いちゃったんですけど」
せつ菜「少しくらい良いじゃないですか」 かすみ「・・・・・・」
カチャカチャ
せつ菜「わざわざ切り取らなくても・・・・・・」
かすみ「ケチャップ付きのダシ巻き卵なんて理解できません」プイッ
ガタッ
せつ菜「私だって目玉焼きにマヨネーズなんて理解できませんよ!」
店員「申し訳ございません。他のお客様の迷惑なりますのでお静かに願います」アセアセ
「・・・・・・すみません」ペコリ
─翌日・放課後─
しずく「今日は私とストレッチだね」
璃奈「私、体固いから優しくしてくれると嬉しい(もじもじ)」
しずく「わ、わかりました」ドキッ
かすみ「かすみんも混ぜてよー」
璃奈「うん。かすみちゃんも優しくしてね?(ぽぽぽ)」
バーン
せつ菜「遅れてすみません!」
果林「まだストレッチ中だから問題ないわよ」
せつ菜「ふぅー、良かったです」ホッ
果林「ペアはかすみちゃんとね」
せつ菜「えっ」ドキッ
果林「どうかした?」
せつ菜「い、いえ」チラッ
かすみ「!!」プイッ せつ菜「果林さんの所に混ぜてもらえますか?」アセアセ
果林「それはいいけど・・・・・・かすみちゃんとなにかあったの?」
せつ菜「・・・・・・誰かに話すような事ではありません」プイッ
璃奈「せつ菜さんと喧嘩してるの?(しょぼん)」
かすみ「そういうのじゃないけど・・・・・・」
しずく「ちゃんと仲直りしないとダメだよ」
かすみ「喧嘩なんてしてないもーん」プイッ
しずく「些細な事でも仲違いを続けるとこじれるからね? わかってるでしょ」
かすみ「・・・・・・うん」シュン
しずく「ほら、待っててあげるから早く謝って来て」
かすみ「待って待って。どうしてかすみんが悪い事になってるの?」
しずく「どうしてって、普通に考えてせつ菜先輩が間違った事するとは思えないよね?」
璃奈「決めつけは良くない(むむむっ)」
かすみ「りな子ぉ、聞いてよ〜。せつ菜先輩がね」
〜〜〜 しずく「えー」ジトー
璃奈「・・・・・・」
かすみ「ね? せつ菜先輩が悪いでしょ?」ニッコリ
しずく「ちょっとせつ菜さん呼んできます」
かすみ「えぇっ?!」
〜〜〜
せつ菜「・・・・・・」
かすみ「・・・・・・」
しずく「2人共、そんなどうでもいい事で喧嘩するのは止めてください」ビシッ
かすみ「どうでも良くないもん」ムスッ
しずく「はぁー」 せつ菜「・・・・・・すみませんでした」ボソッ
かすみ「・・・・・・」ムスッ
しずく「かすみさんも謝って」
せつ菜「人の食事に文句を言わないと言っていた私が一番ムキになっていました」ペコリ
しずく「かすみさん?」チラッ
かすみ「かすみんは、せつ菜先輩にもっと楽しんでほしかったんです」
せつ菜「十分に楽しかったですよ(午前中は)」
かすみ「もっとです。一生忘れられないくらい、楽しいお出掛けにしたかったんです」シュン
せつ菜「それだったらやり直しませんか?」ペカー
かすみ「・・・・・・」
せつ菜「お互いの大好きで対立するのは初めてじゃないじゃないですか」ニコニコ
かすみ「あの時は、その・・・・・・」アセアセ
せつ菜「ああ! かすみさんを責めたいワケではありませんよ!」
「私達は、あの時のように和解する事もできるハズです!」
かすみ「・・・・・・そうですね」 せつ菜「それでは、さっそく次の日曜日に行きましょう!」
しずく「その前に・・・・・・」チラッ
かすみ「かすみんも、その、ムキになってすみませんでした」ペコリ
せつ菜「目玉焼きって、そのまま食べるとあまり味がしないですよね」
かすみ「それが素材の味ですよ」チラッ
せつ菜「はい。かすみさんの言う通り、より醤油味を感じられるようになりました」
かすみ「・・・・・・かすみんも帰ったらお醤油かけてみます」ボソッ
せつ菜「はい!!」ペカー
しずく「はぁー、まったく」フッ
璃奈「しずくちゃんは何かけるのが好き?」
しずく「うーん、私は塩かな。璃奈さんは?」
璃奈「オーロラソース(にっこりん)」
しずく「・・・・・・みんな違うのが私達だよね」
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