かのん「恋ちゃんのかわいさ徹底議論!」
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可可「わー!」パチパチパチパチ
すみれ「……なにこれ」
千砂都「恋ちゃんのかわいさ?」
可可「そうデス! レンレンがいかにかわいいかを徹底議論しマス!」
千砂都「どういうこと?」
かのん「恋ちゃんってかわいいでしょ?」
すみれ「まあ、そうね」
かのん「どれだけかわいいのかをみんなで話し合おうってこと」 千砂都「あー、でも恋ちゃんのかわいいところといえば」
かのん「っ! ちぃちゃんどうぞ!」
千砂都「パソコンに貼ってある苺のシールかわいいよね」
くーかー「わかる!」
可可「普段は真面目なのにお茶目なワンポイント……」ズイッ
かのん「最初に会った時なんて生意気な子なんて思ってたのにあんなの見せられたらメロメロになっちゃうよね!」ズイッ
千砂都「う、うん……」 すみれ「いちごと言えば前いちご飴買ってきてくれたことあったじゃない」
すみれ「誰だかが甘いもの食べたいって言ったら恋が買ってきた時」
千砂都「あー、あったあった」
可可「明らかに自分が気になっていたレンレン……」
かのん「でも買うのがなんだか気恥ずかしくて理由付けをして……」
すみれ「そんなこと本人は言ってないじゃない」
かのん「そこを想像で補うのがレンナーだよ」
千砂都「レンナー……?」 可可は恋ちゃんの可愛さを知ってレンレン呼びし始めたとかだったらいいよね さっき、闇と風の中で襲ってきた六尺魔王凄かったです!
かんむりかぶった色黒魔王が坊や連呼で金の服で息子を誘ってました。
俺は全然気が付かなくて面食らい無様にもたなびく霧と誤認さらしました。
魔王の娘出されたときも全然気づかなかったけど、魔王の「いやならちからづくでもつれてゆく!」の一言で覚悟決め、
ようやく初めて魔王に気づきました。その後、息子がさらわれる恐怖にかられて萎え萎えの俺のマラ、
思いっきり手綱しごいて派手に馬に ムチを連打して館に馬を飛ばしました。スッゲー妖しく気持ち悪かったです。
また行くとき覚悟して下さい!帰ってから動かない息子の姿見て、また泣きまくってます! 可可「っていうかそこ以外ならすみれはなんでこの話を振ったんデスか!」
すみれ「買ってきた後の表情よ」
すみれ「満足そうな表情といちご飴を頬張った時の表情」
千砂都「かわいかったよね、一粒食べる度にすっごい笑顔になって」
千砂都「いちご飴を見る時の目がキラキラまんまるでかわいかったよね」
かのん「可可ちゃん、これは……」ゴクリ
可可「ハイ、すみれも千砂都もレンナーで間違いありマセン」
すみれ「なんか絶妙に嬉しくないわね……」 かのん「すみれちゃん、他のエピソードとかないの?」
すみれ「他の? うーん、コンビニに行った時とか?」
可可「レンレンとコンビニ……。もうカワイイデス!」
千砂都「本物のレンナーはここでもうかわいさ感じるんだ……」
かのん「むしろ恋って聞けばかわいさを感じるよ」
すみれ「もう病気よそれ……」
すみれ「それで、前に部活帰りに一緒にコンビニに行った時のことなんだけど」 ――
恋「……」キョロキョロ
すみれ「もしかしてコンビニ来たことない?」
恋「いくらなんでもコンビニくらい来たことあります!」
恋「ただ、あまり自分で買い物をしないので」
すみれ「恋ってほんとお嬢様ったら、お嬢様ね」
恋「カップのコーヒーはどうやって買うんですか?」
すみれ「レジの人にいえばいいのよ」
恋「わかりました!」 すみれ「私はコンビニスイーツの新作をチェックして――」
恋「すみれさん!」
すみれ「ひゃっ!? どうしたのったらどうしたのよ!?」
恋「コーヒーを頼んだらカップだけ渡されて……」
すみれ「あー、それね、知らないとびっくりするわよね」
すみれ「あそこに機械があるでしょ? あそこに入れて操作をするのよ」
恋「わかりました!」 恋「ここにカップを入れて、どこを押せばいいんでしょう……」
すみれ「……。ホットのレギュラーでしょ? ここよ」
恋「ありがとうございます!」
恋「わ、抽出されて出てきます!」
すみれ「終わったみたいよ」
恋「いい香りです……」 すみれ「ふふ」
恋「な、なぜ笑うんですか!?」
すみれ「なんでもないったら、なんでもないわよ」クスクス
恋「外で飲んでますね」
すみれ「私もこれ買ったら行くわ」
恋「ふー、ふー、あつっ」
すみれ(かわいい) ――
すみれ「っていうことがあって」
かのん「かわいい!!!」
可可「!!!!」
かのん「いいなー、私も恋ちゃんとコンビニ行きたい!」
可可「きっと今ならレンレンは誇らしげにコーヒーを買いマス」
かのん「わたくしでもこれくらい買えますよ、みたいな表情でね」
可可「絶対かわいいデス!」 かのん「それに熱くて飲めない恋ちゃん」
可可「ふーふーしてるレンレン絶対カワイイデス!」
すみれ「恋が猫舌ってなんかイメージ通りよね」
かのん「恋ちゃんが猫さん……」
可可「すみれ! カワイイにも程がありマス! 可可が倒れたらどうしてくれるんデスか!」
すみれ「なんで私が怒られてるのよ!?」
千砂都「猫舌といえばこんなこともあったよ」 ――
千砂都「おまたせー、ちぃちゃん特製のたこ焼きだよ」
恋「あ、ありがとうございます」ソワソワ
千砂都「どうしたの?」
恋「実は買い食いをするのに慣れていなくて……」
千砂都「恋ちゃんお嬢様だもんね」
恋「とても丸いたこ焼きですね」
千砂都「こだわってるからね」エヘン 恋「それでは、いただきます」パクッ
千砂都「どう? おいしい?」
恋「はふ、あふいれふ……」ハフハフ
千砂都「わっ、大丈夫!?」アセアセ
恋「らいじょうれふー」ハフハフ
恋「んくっ……。ふぅ……」
恋「とってもアツアツでおいしいです」ニコッ
千砂都「……」キュン 千砂都「よし、ちぃちゃんが冷ましてあげよう。ふーふー」
恋「そ、そんな、いいですよ」アセアセ
千砂都「もっとおいしく食べてほしいし」
千砂都「あーん」
恋「あ、あーん」パクッ
恋「あふいへど、おいひいれふー」ハフハフ
千砂都(かわいい……) ――
千砂都「っていうことがあって」
可可「可可もレンレンにあーんしたいデス!」
かのん「いいなー、私もちぃちゃんにふーふーしてほしい……」
千砂都「え?」
かのん「じゃなくて! 恋ちゃんのはふはふしてるところ見たいなー」
可可「熱くて飲み込めないレンレンカワイイ……」 すみれ「かのんと可可はこういうエピソードないの?」
かのん「もちろんあるよ!」
可可「徹底討論なんだから可可たちもモチロン用意してマス!」
かのん「じゃあまずは私からね」
かのん「前にみんなの分のハンバーガー買ってきたことあったでしょ?」
すみれ「あぁ、自主トレ後にかのんがお腹空いたからって買ってきたやつ」
かのん「あの時の恋ちゃんがかわいくてね!」 ――
恋「おまたせしました」
かのん「お、恋ちゃん一番乗りだね!」
恋「比較的近くにいたので」
かのん「はい、恋ちゃん分のハンバーガー」
恋「ありがとうございます」
恋「……」チラッ
かのん「? 食べ方わからない?」
恋「い、いくらなんでも食べ方くらいわかります!」 恋「わっ、結構大きいですね……」
恋「あー」パクッ
恋「もぐもぐ、おいしいです」ニコッ
かのん「……」ジッ
恋「って、なんですか!?」
かのん「恋ちゃんがあんなにおっきい口開けてるの初めて見たなーって」
恋「は、恥ずかしいのであまり見ないでください/////」 恋「もう、あっち向いて食べます」プイッ
かのん「ごめん、もう見ないからー」
恋「ふん」
恋「あー、もぐもぐ」
かのん(咀嚼する度にポニーテールが揺れてこれはこれでかわいい……) ――
かのん「っていうことがあったの」
可可「ズルい! レンレン独占法違反デス!」
かのん「みんなが遅かったからでしょ!」
千砂都「私もおっきな口開ける恋ちゃん見たかったなあ」
すみれ「っていうか拗ねてあっち向いちゃうとかかわいいわね」
かのん「次は可可ちゃんね」
可可「わかりマシタ」
可可「あれはつい先日のことなんデスが」 ――
恋「きゃあ!」
可可「ど、どうしマシタ!?」
恋「く、可可さん、それ……」
可可「それ?」
可可「わっ! 虫デス!」ビクッ
恋「そ、それゴキさんですよね……?」
恋「わたくしゴキさんだけはダメで……」ウルウル 可可「動きマセンね……」
恋「油断したら動くかも……」
可可「あっ!」
恋「きゃっ!」ギュッ
可可「レンレン、大丈夫デス」
恋「な、なにがですか?」
可可「これ、作り物デス」
恋「へ……?」 可可「すみれを驚かせようと可可が持ってきたおもちゃが落ちちゃってたみたいで」テヘッ
恋「おもちゃ……」
可可「ほら、おもちゃデス」
恋「み、見せないでください!」
恋「早くしまって!」
可可「本当にダメなんデスね……」 ――
可可「っていうことがあって」
かのん「抱きつかれたの!?」
千砂都「それこそ恋ちゃん独占法違反じゃない!?」
すみれ「っていうか私のバッグの中に入ってたおもちゃやっぱりあなただったのね!」
可可「怯えてるレンレンもカワイくて……」
かのん「私も見てみたいけどわざわざ怯えさせるのはレンナーとしてご法度だしね」 恋「遅くなりました!」
恋「先生にお手伝いを頼まれてしまって」
かのん「恋ちゃんお疲れ様」
可可「お水ドウゾ!」
恋「? ありがとうございます」ニコッ
可可「はうぅ!?」
かのん「わ、私もお水あげる!」
恋「そんなに飲めませんよ」クスクス
かのん「はうぅ!?」 すみれ「なんていうか、あの2人は別格ね……」
千砂都「れ、恋ちゃん、私からもお水……」
すみれ「あなたも!?」
恋「えっと、みなさんどうしたんですか?」
すみれ「一種の病気ったら、病気よ……」
恋「病気、ですか……?」
すみれ「……。そうだ、今日練習終わったらコンビニ行こうと思ってるんだけど、一緒にいく?」
恋「いきます!」 かのん「すみれちゃんどさくさにまぎれてずるい!」
可可「可可もレンレンとコンビニ行きたいデス!」
千砂都「私も行きたい!」
恋「それではみんなでいきましょう。すみれさんもいいですよね?」
すみれ「まあ、いいけど……」
恋「みんなで放課後にお買い物、楽しみです」ニコニコ
くーかーすーちー(かわいい)
おわり ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています