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にほスイ八のSSを書いたり書かなかったりするスレ

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0001名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 20:35:58.18ID:8ORKnDsr
色物から王道
短編から長編まで色々
イラストとかも偶に描きます

その他SSの練習も大歓迎
一行から長編まで大歓迎

ゆったりまったり、書いたり書かなかったりしましょう
0006名無しで叶える物語(茸)
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2021/08/18(水) 20:39:01.63ID:9X8BuYZq
にほスイ助かる
絵師も増えて欲しいなぁ
0009名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2021/08/18(水) 20:41:06.78ID:xYZQ0OkT
八丈島…果林さんの故郷
0011名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2021/08/18(水) 20:43:34.17ID:UmQ0Mo+O
にほスイ八を生んだ功績は大きい
0013お題　にほスイの八の取り合い(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 20:48:31.29ID:8ORKnDsr
エマ「む〜」

姫乃「う〜」

果林「はぁ...全くもう」

エマ「って大体さ、どうしてきみまろちゃんがいるわけ？」

エマ「ここ虹ヶ咲の寮なんだけど？」

姫乃「同じ綾小路でもきみまろじゃないです。どうしてって、もちろん果林さんに呼ばれたからですよ？」

姫乃「ぷーくすくす。もしかしてスイスって、同じ学園なのに果林さんに呼ばれた事がないのですか？」

エマ「は？今日も果林ちゃんのお世話しに来たらきみまろちゃんがいただけでしょ？邪魔しないで？」

果林「はぁ...さっきからこんな調子で困っちゃう」

エマ「果林ちゃん、安心してね、泥棒猫は追い出しちゃおうか」

姫乃「いいえ、スイスこそ日本から退去すべきです」

果林「はいはい、二人ともそこまで」

果林「姫乃は私が呼んだ事ですし、エマはいつも通り来ただけ」

果林「二人とも、丁度ゲームがあるのよ。やっていかない？」

姫乃「まあスイスなんてワンパンですけど」

エマ「その言葉、そっくりそのまま返すよ」

果林「さて、このゲームなんだけど...」
0014お題　にほスイの八の取り合い(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 20:53:29.83ID:8ORKnDsr
エマ「どをりゃあああ！」

姫乃「いっけええええ！」

キュイーン！k.o！

果林「ちょっと、ちょっとちょっと！」

果林「なんでゲームになると二人ともそんなに連携上手いのよ！」

果林「この対戦ゲーム、さっきまでの2人の様子と全然違うじゃない！」

エマ「日本！」ガシッ

姫乃「スイス！」ガシッ

果林「ってなんでいい汗かいたって雰囲気になってるの！？」

果林「もー、負けてられないわ。もう一戦よ！」

エマ「負けないよ！」

姫乃「いざ尋常に勝負です！」


おしまい
0016名無しで叶える物語(らっかせい)
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2021/08/18(水) 21:00:29.15ID:V4vNIYZC
姫乃「いくらスイスでもこの果林さんは見たことないでしょうね。」

エマ「なぁに？姫乃ちゃん」

姫乃「私はデビュー当初から目をつけていた身ではありますが……」

姫乃「なんとそれ以前！果林さんが小5の時にカメラ雑誌に投稿した読者コーナー写真がこちら！」

エマ「わー！すごーい！ちっちゃい果林ちゃんだ〜！エモエモだよ〜」

姫乃「ウフフフ。スイスでは私の果林さん力の足元にも及びませんわね」

エマ「うん、すごいね〜さすが姫乃ちゃんだね〜」

姫乃「小学生の時点でこのオーラ……その後私のフォトグラファー生活に火がついたのもこのお陰……」

エマ「そうだったんだ〜。姫乃ちゃんと果林ちゃんってそんなに長い歴史なんだね〜」

姫乃「えぇ、おわかり？」

エマ「うん！いつもダメダメな果林ちゃんがそうやって誰かに力を与えられてるって知って、私も嬉しくなってきちゃった♡」　　

姫乃「」ｽﾞｰﾝ
0019お題　釣りをにほスイにレクチャーする八(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 21:08:40.03ID:8ORKnDsr
果林「2人とも、準備はいい？」

姫乃「はーい」

エマ「準備オッケーだよ！」

果林「今日狙うのはカサゴよ。東京湾では、割とオーソドックスな魚なの。防波堤からも狙えるのが魅力ね」

果林「エラとヒレに棘があるから、釣り上げたら一声かけるのよ」

エマ・姫乃「「はーい」」

果林「餌はここにあるわ。仕掛けはさっき私が用意しておいたから、針にちょいっとかけるだけでいいの」

エマ「ねえ、これってさ、もしかして鯖？」

果林「あたり。本当はイソメって言うミミズみたいなのの方が食いつきが良いんだけれど、それだと2人とも気絶しちゃうでしょ？」

姫乃「イソメ...あぁ...お父さんと一度釣りに行った事があります。あのうねうねしたのですよね。あれをチョキンと、ハサミで切るのはちょっと」

エマ「そんなに気持ち悪いものなんだ...」

果林「鯖はちょっと手が臭くなるけど、後で金物で手を洗えば落ちるわ」

果林「今から釣り方を説明するわね。良くみてて」
0021お題　釣りをにほスイにレクチャーする八(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 21:20:12.10ID:8ORKnDsr
果林「今回の仕掛けは、糸の先に錘が付いているから、遠くに飛ばさないでね。危険よ」

果林「そのままゆっくり下に下ろせばいいわ」

果林「ゆっくり下ろして...系の速度がゆっくりになったり、弛んだりしたらそれは海底に錘が付いた証よ」

果林「こうなったら、糸をちょっとだけ、巻き戻して」クルクル

果林「ピンと張るぐらいがいいわね。後は待つだけ」

果林「2人ともやってみて」

姫乃「こ、こうですか？」

果林「そうそう、もうちょっと糸を張って、リールを巻いて」クルクル

エマ「あっ、果林ちゃん！私の竿なんかピクピクきてる！」

果林「本当ね！エマ、一旦竿を大きく、ゆっくり振って！」

エマ「うーんしょ！こう？」

果林「いいわ！その調子！そのままリールをゆっくり巻いて行って」

エマ「よいしょ、よいしょ！」クルクル
0022お題　釣りをにほスイにレクチャーする八(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 21:32:14.93ID:8ORKnDsr
ピチピチピチ

エマ「あーっ！釣れた！カサゴ釣れた！！」

姫乃「スイス！大声出さないでください！今網持って来ますね！」

姫乃「あっ、網！？どこ！？」

果林「2人とも焦りすぎよ...」

果林「姫乃、はい網」

姫乃「あ、ありがとうございます」スイッ

エマ「釣れた！釣れた！やったぁ！」

果林「姫乃、そのまま網とカサゴこっちに持ってきて」

姫乃「は、はい！」

果林「カサゴがさっき言った通り、棘があって危険なの。専用のフィッシングプライヤーで挟んで、針を外して...」ゴソゴソ

果林「これでオッケーね」チャポン

エマ「わぁ、バケツの半分ぐらいのカサゴだね」

エマ「これって大きいの？小さいの？」

果林「んー、大きい方かも」

エマ「やったぁ！」

姫乃「わ、私だって負けませんよ〜」

エマ「じゃあ競争だね！誰が一番大きいの釣れるか競争！」

果林「私も参加するわ」
0023お題　釣りをにほスイにレクチャーする八(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 21:38:56.35ID:8ORKnDsr
姫乃「ふっふーん」

エマ「結局姫乃ちゃんが一番大きなカサゴ釣ったね」

果林「エマだって十分大きなの釣ってたじゃない」

エマ「ふふん、まあね」

果林「2人とも、今日は楽しかった？」

姫乃「はい！」

エマ「もちろん！」

果林「そう、よかったわ」

果林「ねえ、2人とも。今日はこれから何するか覚えてる？」

エマ「果林ちゃんのお部屋でお泊まり！」

果林「あたり。今日はカサゴが沢山釣れたし、カサゴ料理作っちゃうわ。楽しみにしててね！」

姫乃「果林さんの料理、楽しみですぅ」



おしまい
0025果林ちゃんBOXを取り合いするにほスイを果林ちゃん本人に見られる話(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 21:50:59.53ID:8ORKnDsr
エマ「ここをこうして...」カキカキ

エマ「ふふふ、楽しい...」

姫乃「スイス、何してますか？」ガチャリ

姫乃「ってそれは果林さんBOX！？」

エマ「あっ、姫乃ちゃん来てたんだ」

エマ「今丁度工作してた所で」

姫乃「ななな何ですかその可愛いのは！？」

エマ「ズバリ、果林ちゃんBOX！」

エマ「ここ、頭がパカリって開いて、色々物が詰め込める様になってるの」

エマ「果林ちゃんも色々詰め込んで欲しいんだけどね...」

姫乃「可愛いですぅ...そうだ、写真撮っておこ」パシャ
0027果林ちゃんBOXを取り合いするにほスイを果林ちゃん本人に見られる話(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 21:57:28.13ID:8ORKnDsr
姫乃「見れば見るほどいい出来ですね。これ全部ご自分で？」

エマ「そうだよ。まあ元ネタって言うか、かすみちゃんBOXっていうのが先にあって、それを真似しただけなんだけど」

姫乃「ください」

エマ「へ？」

姫乃「この果林さんBOX、私にください！お金も払いますから！」

エマ「え〜！？」

エマ「ダメダメ！これは私のなの！」

エマ「私が私の為に作ったんだからあげられないの！」

姫乃「そこをなんとか！」

エマ「何をどうしてもダメったらダメ！」

姫乃「スイスのケチ！」

エマ「ケチじゃないもん！」

エマ「だったら姫乃ちゃん自分で作ったらいいじゃん！」

姫乃「私の天性の工作力の無さ分かってて言ってますねそれ！！酷いですよ！！」

エマ「人の物お金で買おうとする方が酷いよね」

エマ「これは私の物だもん！」


わー！
ぎゃー！
0028果林ちゃんBOXを取り合いするにほスイを果林ちゃん本人に見られる話(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 22:08:48.58ID:8ORKnDsr
エマ「私の方がずーっと果林ちゃんの事好きだもん！」

姫乃「ならその10倍果林さんの事好きです！」

エマ「私100倍好きだもん！」

姫乃「なら1000倍！！」

エマ「むぅ〜！！」

姫乃「ん〜！！」

果林「ってさっきから聞いてたけど、何やってるの？」

エマ「果林ちゃん！」

エマ「果林ちゃんの事どれぐらい愛してるのかって競い合ってて！」

姫乃「酷いんですよスイスったら。果林さんBOX売ってくれないんです！」

果林「全然話が見えないわ。2人とも何言ってるのよ....？」

エマ「姫乃ちゃんが！」

姫乃「スイスが！！」

果林「もう訳わかんないわ...」
0029果林ちゃんBOXを取り合いするにほスイを果林ちゃん本人に見られる話(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 22:16:32.47ID:8ORKnDsr
エマ「だから果林ちゃんの事大大だーいすきなの！」

姫乃「私だって大大大大だーいすきですぅ！」

果林「あなたたち小学生みたいね...」

果林「と、とりあえず、言い争い？の原因はこの果林BOXで、もう一個欲しいと」

果林「でも姫乃の工作スキルは天性の破壊力で複製が出来ないので買い取りたいと...」

果林「なら、私も居るのだし、3人で作ったらどうかしら？」

果林「エマ？良いわよね？」

エマ「果林ちゃんがそう言うなら...」

姫乃「やったぁ！果林さんと一緒、果林さんと一緒！」

果林「私も工作はそんなにできる方じゃないのよ。エマ、教えてくれる？」

果林「恥ずかしいけど、私の分の果林BOXも欲しいわね」

エマ「うん！果林ちゃんも一緒に！」


この後3人で仲良く果林BOXを作りましたとさ。

おしまい
0030名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 22:27:46.44ID:8ORKnDsr
今日はここまで

フィーチャーして欲しい設定、お題ありましたらお気軽にお寄せください

お題を一つか二つずつ日に消費していきます

また皆さんのSSも長い短い問わず大募集です
お気軽にお描きください
0034名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2021/08/18(水) 22:41:03.77ID:xYZQ0OkT
常駐出来るスレがまた一つ出来てしまった！ありがたい
0035名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2021/08/18(水) 22:48:57.56ID:8ORKnDsr
にほスイ八のイラストも描いていきます
にほスイ八が〇〇してる所を見たい！などありましたら、お題ください！
0036名無しで叶える物語(茸)
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2021/08/18(水) 22:54:32.81ID:J6vg/AbO
日本の木彫りの熊のルーツはスイスらしいので
熊のコスプレとか熊に乗ってたりするにほスイ
0037名無しで叶える物語(茸)
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2021/08/18(水) 23:19:46.21ID:xQOB//M/
エマさんの前でキモくなるあなたちゃんを見た姫乃……ってアニメ時空だからいないのか？
0038名無しで叶える物語(らっかせい)
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2021/08/18(水) 23:36:56.57ID:V4vNIYZC
>>23　癒やされる
本編で全くこの3人の絡みないのが嘘みたい
0041お題　にほスイ八でダイビング(SB-iPhone)
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2021/08/20(金) 00:01:34.88ID:bX+UTS2H
エマ「うっ、やっぱり胸がきつい...。姫乃ちゃん締めてくれる？」

姫乃「💢.....ギュッ」

エマ「痛っ。そんなに急に締めないでよ」

姫乃「すみません、ちょっと」

インストラクター「みんなスーツ着れたね」

インストラクター「はーい、みんなで体操！」

インストラクター「いっちに、さんし！」

エマ「いちに、さんし」

姫乃「ワンツーワンツー」

果林「....？」

果林「...掛け声逆じゃない？」

エマ「？」

姫乃「？」

果林「ま、まぁ良いわ」

インストラクター「はーい、みんな準備はできたかなん？」

インストラクター「脚とか攣らない様にね。お水飲んでおこう」

3人「はーい」
0042お題　にほスイ八でダイビング(SB-iPhone)
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2021/08/20(金) 00:20:51.16ID:bX+UTS2H
ハァイ　こんにちはこんばんは。
朝香果林よ。
今日は静岡にダイビングに来ているわ。
ダイビングなんて故郷でした時以来ね。何年ぶりになるのかしら...？

2人ともダイビング初挑戦なの。だからそんなに深くは潜れないけど、海の中の素敵な景色を楽しんで欲しいわ。

とか考えてる間に、もうダイブの時間ね。
2人とも大丈夫かしら？

インストラクター「タンクは重いから、潜る直前に背負うよ」

インストラクター「その前に道具を押さえておこう」

インストラクター「これはレギュレーター。ボンベから送り出す空気を調節してくれる機械だよ。苦しいと思ったら、緩めて、多いと思ったら締める。調節は私がするから伝えてね」

インストラクター「こっちがBCD。浮き沈みを調節するベストだよ。これも私が調節するから大丈夫」

インストラクター「それでこれが水中カメラと水中ボード」

インストラクター「水の中で喋れる人は滅多にいないから、筆談するの」

インストラクター「これぐらいかな？わかった？」

3人「わかった！わ！」

インストラクター「オッケー👌船出すから、座っててね。ちょっとだけ沖の岩礁地帯を目指すよ」ブルブルブル
0043お題　にほスイ八でダイビング(SB-iPhone)
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2021/08/20(金) 00:27:16.34ID:bX+UTS2H
姫乃「お、重い...」

エマ「姫乃ちゃん脚プルプルしてる〜！」

姫乃「笑わないでくださいよ！」

果林「そう言うエマだってちょっと前のめりになってない？」

エマ「なってない！」

エマ「果林ちゃんはなんともないの？」

果林「ええ、私は島の子ですもの。これぐらいお茶の子サイサイよ」

エマ「すごーい！」

姫乃「じゃあ果林さんが潜るの一番最初ですね。お手本見せてください」

果林「もちろん。みてなさい」

インストラクター「1人ずつ潜って〜。おっ、青髪のお姉さんが先だね」

果林「ふん！あっ！」ドボン

エマ「ねえ、今の見た？」

姫乃「はい、潜ると言うよりは、落ちていきましたね....」
0044お題　にほスイ八でダイビング(SB-iPhone)
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2021/08/20(金) 00:37:36.85ID:bX+UTS2H
果林「(いたたたた。頭から潜る筈だったのに背中に打ち付けられてしまったわ)」ぷくぷくぷく

エマ「@#%*〜！！」ぷくぷくぷく

果林「(エマ〜)」手を振る

姫乃「＃％＊@〜」ぷくぷくぷく

果林「(姫乃〜)」手を振る

エマ「...カキカキ、楽しい！」

果林「(あっ、そうだった、水中ボードで筆談)」

姫乃「....カキカキ、魚が　綺麗ですね」

果林「(魚...？)」

見渡すと、周りに色とりどりの魚が泳いでいたわ。
あっ、あの魚八丈島にもいた魚だ！

あの岩の所についてるのって、サンゴよね？
伊豆九島っていうぐらいだし、八丈島と伊豆ってにてるのかも...

インストラクター「気になる？」

果林「！？！？」ぼこぼこ

果林「...カキカキ　　海の中でお話してる！！」

インストラクター「私は特殊でね。海の中でもお話が出来るんだなん」

果林「？？？？」

インストラクター「さて、ほかの2人をこっちに連れてきて」

インストラクター「ちょっと面白い所に連れていくよ」
0045お題　にほスイ八でダイビング(SB-iPhone)
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2021/08/20(金) 00:49:21.61ID:bX+UTS2H
インストラクター「ついてきて〜」

姫乃「...ぼこぼこ」

エマ「...スイスイ」

果林「...ぽこぽこ」

インストラクター「ここだよ！この大きな岩場！」

果林「(なんの変哲もない岩場に見えるけど)」ぽこぽこ

果林「(あっ！あれは！！)」

姫乃「...カキカキ　コブダイ！」

エマ「...カキカキ　　大きな魚！」

果林「(こっち来る！)」

インストラクター「大丈夫だよ。噛んだりはしないから」

インストラクター「この子弁慶って言うの。弁慶おはよう」

弁慶「スィー」

インストラクター「あら、振られちゃった」

エマ「カキカキ... あれって食べたら美味しい？」

インストラクター「美味しいらしいよ」

エマ「じゅるり....」

姫乃「カキカキ　弁慶は何歳ですか？」

インストラクター「ん〜15歳ぐらい。お爺ちゃんかな」

姫乃「カキカキ　弁慶お爺ちゃん」

インストラクター「サザエが大好物なの」

インストラクター「おーい弁慶、サザエだよぉ〜」ぽい

弁慶「パクン　ムシャ　ムシャ　」

果林「(凄いわ。殻ごと食べた)」

インストラクター「あともうちょっとしたら上がるよ」

インストラクター「最後にみんなで弁慶にバイバイしよう」

インストラクター「弁慶バイバイ」

三人「バイバイ」

弁慶「スィー」
0047お題　にほスイ八でダイビング(SB-iPhone)
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2021/08/20(金) 00:55:47.54ID:bX+UTS2H
果林「はっ、はぁ...」ガタン

エマ「地上だと一気に重くなって疲れる」

姫乃「もうちょっと水中にいたかった」はぁはぁ

インストラクター「あはは、三人ともバテるのが早いなぁ」

果林「インストラクターさんって本当に人？さっきもボンベなしで泳いでたじゃない」

インストラクター「熱いお茶を飲めば、水中でも息が出来るんだなーん」

果林「何よそれ....」

インストラクター「とりあえず、ダイビングショップに戻ろっか」

インストラクター「船回すから捕まっててね。やっちゃダメだよ」
0048お題　にほスイ八でダイビング(SB-iPhone)
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2021/08/20(金) 01:04:10.63ID:bX+UTS2H
果林「重っ」

インストラクター「はいボンベの回収終わり。手伝ってくれてありがとう」

インストラクター「2人は先にシャワー室。待ってるみたいだから早くしてあげてね」

果林「わかってるわ」

姫乃・エマ「コソコソ」

果林「今戻ったわ」

姫乃「果林さん、私達もうシャワー浴びちゃったので」

果林「なら仕方ないわね」

果林「...覗いても良いのよ？」

姫乃「本当ですか！？」

エマ「今言ったね、忘れないでね！」

姫乃「エマさん、作戦決行です！」

エマ「うん！」


シャワー室の隙間から手を伸ばす2人。その先にはシャンプーが

果林「シャカシャカシャカ」

果林「キュッ　シャー」

その瞬間を逃さず、2人は果林の頭にシャンプーを乗せる

果林「シャカシャカシャカシャカ...あれ？泡立ってる？」

以下繰り返し
0050お題　にほスイ八でダイビング(SB-iPhone)
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2021/08/20(金) 01:07:53.24ID:bX+UTS2H
果林「おかしいわ」

果林「これは絶対...エマ！姫乃！」

2人「わー、バレた！逃げろ！」

果林「まったくもう...」

果林「でも楽しいからいっか」

果林「シャー　　シャカシャカシャカシャカ」
0051お題　にほスイ八でダイビング(SB-iPhone)
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2021/08/20(金) 01:14:52.06ID:bX+UTS2H
三人「今日はお世話になりました！」

インストラクター「またおいで〜。次は練習してもっと深い所に行こうね」

潮風が優しく私の頬を撫でる。
連絡船も、バスもバス停も、都会のわたしたちから見たらレトロに見える。

果林「今日は楽しかったわね」

エマ「うん、きてよかった」

姫乃「素敵な思い出になりました。ありがとうございます」

果林「ふわぁ...」

エマ「少し眠いの？」

果林「そう見たい。ちょっと寝させてもらうわね」

流れる景色に、ほんのちょっとの懐かしさを感じながら、私は瞳を閉じた。

おやすみなさい



おしまい
0054名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2021/08/20(金) 10:20:27.17ID:I572s/7Z
このインストラクター一体何者なんだ…
0056お題　この八を愛でるにほスイ(SB-iPhone)
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2021/08/21(土) 01:19:36.50ID:HZku6OnV
果林「ん〜美味しいわ！」ズゾゾゾ

果林「スイーツとかあまり食べれない職業だから、こういう瞬間がとっても嬉しいわ」ズゾゾゾ

その時、後ろの木のに隠れる影が二つ...

エマ「●REC….」ジー

エマ「よしっ、果林ちゃんの記録今日も完璧」

姫乃「...パシャっ、パシャっ」

姫乃「こちらのカメラも完璧です」

エマ「後でトレードしようね」

姫乃「ええ、絶対ですよ」

エマ「....って言うかさ、なんで姫乃ちゃんスクスタ時空にいるの？」

姫乃「そこは気合でアプリを移動してきました」

姫乃「とう言うか、スイスや果林さんがスクフェス時空に来れると言う事の逆を返せば、私がスクスタ時空に行く事だって可能なんです」

エマ「へー、そうなんだ」

姫乃「あっ、果林さんに動きが！」

エマ「えっ？どこどこ？」
0057お題　この八を愛でるにほスイ(SB-iPhone)
垢版 |
2021/08/21(土) 01:28:34.85ID:HZku6OnV
果林「今日はご機嫌ね。歌ったり、踊ったりしちゃおうかしら？」

果林「ルルルルル〜」テクテク

エマ「ねえちょっと今の見た！？」

姫乃「あっ、ごめんなさい、見逃してました...」

エマ「って姫乃ちゃん何やってるの！？顔にモザイクかかってるよ！？」

姫乃「知っての通り、私は作画が安定しないので...無理矢理スクスタ時空に来てしまったので、作画が追いついてない様で...」

エマ「そんな事どうでも良いから！早く写真撮って！」

姫乃「って言われましても...」

姫乃「うーん、この作画かな？」ポン

てんふぇす作画の姫乃「あっ...」

エマ「よりによってそれ引かないでよ！！」

エマ「あっ、果林ちゃんこっちくるよ！」

姫乃「どどどどどうしましょ！？この頭身だと顔が大きすぎて木に隠れません！！」

エマ「えーい、こうなったらかくなる上は！！」ポン

てんふぇす作画エマ「これで他人のフリしてやり過ごすしかないよ！！」
0058お題　この八を愛でるにほスイ(SB-iPhone)
垢版 |
2021/08/21(土) 01:47:43.09ID:HZku6OnV
果林「テクテク」

エマ「....」ドキドキ

姫乃「...」ドキドキ

果林「スタスタ」

エマ「ふぅ...兎に角気付かないで遠くに行ってくれたよ」

姫乃「すみません。私が下手したばっかりに」

エマ「まあ果林ちゃんはやり過ごせたから大丈夫」

エマ「問題はここからだよ...」

周りの人「....ヒソヒソ」

姫乃「私達、頭身とか身体の作りが違うので目立ちますね...」

エマ「果林ちゃんをどうやって追いかけようか？」

姫乃「外見が治るまで時間はかかりますけど、果林さんなら任せてください！」

姫乃「これっ！」

エマ「わっ！望遠レンズ！」

エマ「これで遠くの果林ちゃんも収められるね！」
0059お題　この八を愛でるにほスイ(SB-iPhone)
垢版 |
2021/08/21(土) 01:56:44.57ID:HZku6OnV
果林「ニコニコ」

果林「テクテク」

果林「あら、この雑貨屋さんいいわね」

エマ・姫乃「ささっ！」

姫乃「パシャっ...パシャパシャ！！」

エマ「果林ちゃん、いつも美しい...雑貨選んでる時も美しい...」

姫乃「あっ、スイス！ちょっと近づきすぎですよ！」

エマ「果林ちゃんこっち向いた！隠れなきゃ！！」ガサゴソ

果林「....」

果林「ふぅん」

果林「....テクテク」

エマ「あれ、駅とは逆の方向なのに...」

姫乃「なんでしょう、ついていってみましょう」
0060お題　この八を愛でるにほスイ(SB-iPhone)
垢版 |
2021/08/21(土) 02:09:33.90ID:HZku6OnV
果林「...テクテク」

姫乃「ついに人通りの少ないこんなところに」

エマ「ねえ、物が少な過ぎて、隠れる場所がないよ」

果林「エマ、姫乃、いるんでしょ？出て来て頂戴」

二人「！！！」

果林「ねえ、なんで頭身がおかしいの？」

果林「姫乃ってこの世界にいたかしら？」

二人「バレてる！！」

エマ「はぁ、仕方ないなぁ...」

姫乃「実はかくかくしかじかで...」

果林「へぇ...まるまるうまうまなのね」

果林「面白いじゃない」

エマ「へ？」

果林「私にもその頭身のなり方教えて」

姫乃「か、果林さん！？」

果林「こうかしら？」ポン

藤丸絵の果林「うーん、ちょっと違うわね。雰囲気変わっただけね」

エマ「藤丸先生作画ができれば十分だよ。ここをね、こんな風に意識して」

姫乃「そうそう、お腹のあたりに力を入れて...」

果林「こう？」ポン

果林「やったわ！出来た！」

果林「ねえ、この作画気に入ってるの。3人でお茶でも行かない？」

姫乃「良いですね！」

エマ「おそろっちな所見せつけちゃおっか」



おしまい
0074お題　オーソドックスに八を膝枕してドヤってるスイスと嫉妬してる日本(SB-iPhone)
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2021/08/24(火) 00:32:25.11ID:B7t8rZed
姫乃「お疲れ様でした」

侑「お疲れ様でした」

侑「綾小路さん、今日はご苦労様でした。ニジガクに急に呼び出してごめんなさい！」

姫乃「いえいえ、私の方も虹ヶ咲に用事がありましたので...」

侑「そうだったですね！あっ、もうこんな時間！」

姫乃「これから予定でも？」

侑「ピアノの使用予約を入れてて、ちょっと予定がタイトで...」

姫乃「では、私が会議室の片付けをしますよ。鍵は同好会の方に戻しておきます」

侑「ありがとうございます...本当は私がやらなきゃだけど...」

姫乃「いえいえ、侑さんはご自身の予定を優先なさってください」

侑「ほんとごめんなさい。じゃあお願いします！」バタン

姫乃「行ってしまいましたね。さて、飲み物を片付けて、机の下を箒で掃いて...」サッサッサ

姫乃「鍵は同好会の部室に戻してっと」
0075お題　オーソドックスに八を膝枕してドヤってるスイスと嫉妬してる日本(SB-iPhone)
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2021/08/24(火) 00:38:56.74ID:QQHRvzZj
姫乃「虹ヶ咲に用事があるって大袈裟な事言ってしまいましたが、本当は果林様に逢いに行くだけで...」

姫乃「はぅう...麗しの果林様....今は一体何をなさっているのでしょう...」

姫乃「果林様にお願いしたら、頭を撫でてくださるでしょうか...？」

姫乃「あぁ...想像するだけで...」ふにゃぁ

姫乃「おっといけないいけない、会議室の片付けを優先しないと」

姫乃「ゴミ箱の中身を確認して....後は電気を消して」

姫乃「おしまい。同好会の部室はこっちでしたよね」テクテク

姫乃「失礼しまーす。藤黄の綾小路です。侑さんに代わり、鍵を返しに来ました」ガチャ

姫乃「...今日は静かですね。中入っても大丈夫かなぁ？」
0076お題　オーソドックスに八を膝枕してドヤってるスイスと嫉妬してる日本(SB-iPhone)
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2021/08/24(火) 00:55:39.47ID:sELFuBoi
姫乃「こんにちは〜」

エマ「はいこんにちは」

姫乃「げっ」

エマ「げってなあに？」

果林「すやぁ...」

姫乃「....んっ！！」渋い顔

エマ「ああ、これ？果林ちゃん」

姫乃「そんなの見てわかりますぅ！」

姫乃「何でスイ...じゃなかったエマさんが果林様を膝枕してるんですか！？」

エマ「まあ、“日課”だからかなぁ」ふふっ

姫乃「ぐぬぬぬぬ」

エマ「ところで、にほ...じゃなかった、姫乃ちゃんは何しに来たの？」

姫乃「あっ、会議室の鍵を返しに」

エマ「ありがとう。壁にかけて置いて」

エマ「姫乃ちゃんさようなら」

姫乃「はいさようなら...って帰りませんよ！果林様に逢いに来たんですから！」

エマ「でも今果林ちゃん寝てるよ？私の“膝の上”で寝てるよ？」

姫乃「そんなに膝を強調しないでください！」

姫乃「うぅ！悔しい...」

エマ「ふふふっ...ナデナデ」

果林「....んんっ」
0077お題　オーソドックスに八を膝枕してドヤってるスイスと嫉妬してる日本(SB-iPhone)
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2021/08/24(火) 01:21:14.14ID:5DPbhuzh
エマ「毎日果林ちゃんには膝枕してあげてるんだよ」

エマ「私と果林ちゃんは相思相愛だからね」ナデナデ

姫乃「ぐぬぬ...」

姫乃「私だって」

姫乃「果林様、こっちです！」ゆさゆさ

果林「...ん？なあに？」むくり

姫乃「さぁ！私の膝へ！」

果林「？？？」

エマ「ダメだよ果林ちゃん！私の膝に戻ってきて！」

果林「...？」

エマ「包容力のある人が昔好みだって言ってたよね？」

姫乃「いえ、清楚で誠実な人がいいって昔言ってましたよね？」

エマ「さぁ！」

姫乃「どっち！？」

果林「？？？？？？」
0078お題　オーソドックスに八を膝枕してドヤってるスイスと嫉妬してる日本(SB-iPhone)
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2021/08/24(火) 01:26:11.51ID:Q6JKS/rE
果林「よくわからないのだけど...」

果林「いきなり起こされて、選択しろって言われても...」

果林「とりあえず、二人とも剣幕がすごいわ。何か言い争っていたのね」

果林「私、他のところで寝るから...」スタスタ

果林「あっ、彼方の枕があるわ。これ借りよう」

果林「彼方の香水の香りがする...こっちの方がよく寝れるかも」

果林「お休みなさい」すやぁ

エマ「あっ...」

姫乃「あっ」

エマ「....」

姫乃「....」

エマ「姫乃ちゃん、今回は引き分け」

姫乃「そうですね、引き分けです...」



おしまい
0085エマさんの前でキモくなるあなたちゃんを見た姫乃(SB-iPhone)
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2021/08/26(木) 00:48:57.03ID:UMJgeD2v
姫乃「ふむふむ、ここがスクスタ虹ヶ咲の校舎...」

姫乃「外見的な違いだけかなぁって思ってたら、中身も結構違うのですね」

姫乃「生徒会室とか、部室とか、結構違いがありますね」

エマ「あれっ？姫乃ちゃん？」

姫乃「あぁ、エマさん。お邪魔しております」

エマ「本当に姫乃ちゃんだよね？なんか作画変わってない？」

姫乃「あっ、これはですね...ついにスクフェスで私のＵＲが実装されて、作画がアップデートされまして」

姫乃「いわゆるラブライブ作画というのが、私も出来たのです」

姫乃「お陰で、スクフェスから無理やりスクスタに出張してきても、モザイクが掛からなくなりました」

エマ「そうなんだ！最近忙しくてスクフェスの方に顔出せなかったの」

エマ「そんな事になってたなんて知らなかったよ」
0086エマさんの前でキモくなるあなたちゃんを見た姫乃(SB-iPhone)
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2021/08/26(木) 00:54:56.81ID:UMJgeD2v
姫乃「ちなみにエマさんは今何をされてたのですか？」

エマ「ん〜、気になる？」

姫乃「気になりますね...」

エマ「じゃーん！これ！」

姫乃「メイド服？」

エマ「そう！」

エマ「今ね、あなたとメイドごっこしてて」

姫乃「あなた...？」

姫乃「私以外に誰か居るのですか？」

エマ「違うよ、あなただよ...ってそうだったね」

エマ「姫乃ちゃんはスクフェスにいるから、あなたは知らないんだった」

エマ「多分部室にいると思う...」

エマ「紹介するね、あなたちゃんいる〜？」ガチャ
0088エマさんの前でキモくなるあなたちゃんを見た姫乃(SB-iPhone)
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2021/08/26(木) 01:01:44.16ID:UMJgeD2v
あなた「何かな？エマさん」

エマ「今日私の友達が遊びに来ててね。紹介しようと思って」

あなた「誰だれ？とっても気になる」

エマ「紹介します。綾小路姫乃ちゃんです！」

姫乃「こんにちは」

あなた「んっ！かわぃい〜！」

姫乃「よ、よろしくお願いします...」

あなた「よろしくお願いします！手握ってもいい？」

姫乃「えぇ...」

あなた「きゃー！お手手！プニプニ！」

エマ「もー、あなたったら姫乃ちゃんばっかりずるいよぉ〜」

あなた「おっと、今日はエマさんと大事な約束があるんだった。エマさん、お願い！」

エマ「はーい」
0089エマさんの前でキモくなるあなたちゃんを見た姫乃(SB-iPhone)
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2021/08/26(木) 01:10:52.53ID:UMJgeD2v
エマ「おかえりなさいませ、あなた！」

あなた「ぷひょおおおお！！」

エマ「今日は何をなさいますか？」

あなた「うーん、丁度ブドウがあるから、あーんして欲しい」

エマ「はい、あーん」

あなた「あーん」パクっ

あなた「...おいひぃ♡」

姫乃「えぇ...」

姫乃「もしかして、こんなやり取りをここで？」

エマ「そうだよ？おかしいかなぁ？」

あなた「姫乃ちゃんもやろうよ！親睦の証！」

姫乃「わ、私はちょっと辞めておきます」

あなた「んー、勿体ない」

あなた「そうだ！」

あなた「果林さんに電話電話」ぷるるるる
0090エマさんの前でキモくなるあなたちゃんを見た姫乃(SB-iPhone)
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2021/08/26(木) 01:17:38.94ID:UMJgeD2v
あなた「って訳で来てもらいました！」

果林「何かしら？」

あなた「果林さんが姫乃ちゃんにあーんされてる所見たいなぁって」

果林「そんな事？」

あなた「そんな事」

果林「帰っていい？」

あなた「ダメです」

果林「...仕方ないわねぇ」

姫乃「ほ、本当にあーん出来るんですか？」

姫乃「あ、あーん」

果林「はいあーん」指までパクっ

姫乃「！？」

果林「ちゅるっ...ちゅうちゅう」指を舐める

姫乃「...！！！！」

姫乃「はぅう...」バタン

果林「あらあら、刺激が強すぎたわね」
0091エマさんの前でキモくなるあなたちゃんを見た姫乃(SB-iPhone)
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2021/08/26(木) 01:22:16.67ID:UMJgeD2v
果林「さて、姫乃はソファーに寝かせておいて」

エマ「プクゥ...」

エマ「果林ちゃんの意地悪！」

あなた「エマさん、そうしたの？」すっとぼけ

エマ「あなたも意地悪」プクゥ

エマ「2人ともこっち来て」

エマ「私にあーんして」

あなた「え、エマさん！？」

果林「メイド服着てるのに、これじゃあ態度がご主人様ね...」

エマ「私だってあーんしたかったしされたいの！！」

果林「仕方ないわねぇ...ねえあなたも手伝って」

あなた「これ爪楊枝で2人で摘めばいいかな？」

あなた「はいあーん」

果林「あーん」

エマ「...パクっ」

エマ「ん〜Buono!」



おしまい
0094スイスの髪を梳かしてあげてる八(SB-iPhone)
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2021/08/27(金) 01:04:02.24ID:sbdlP7tr
コポコポ....

お湯の沸く音で目が覚めた。
モヤモヤする視界を、ムズムズする聴覚を、一呼吸して起き上がる。ソファーの上だった。

えーっと、昨日は....
果林ちゃんと遅くまでスピーチコンテストの練習してたんだっけ？

まだ頭がしゃっきりしない。

果林「あら、起きたのね」

エマ「おはよう」

果林「おはよう。朝ごはんの準備してるわ。紅茶とコーヒーどっちがいい？」

エマ「んー、コーヒー。エスプレッソと同じぐらい濃いのがいい」

果林「了解。今パン焼くから待っててね」

エマ「ありがとう」
0095スイスの髪を梳かしてあげてる八(SB-iPhone)
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2021/08/27(金) 01:08:52.48ID:VdO1oFkd
なんとなく、会話を流していたけど、果林ちゃんが早起きしてるのはとっても珍しい。

エマ「...」とぽとぽ

エマ「顔洗って、着替えなきゃ」

油分がなくなるぐらい、何度も何度も顔を洗った。
今日は日本語スピーチコンテストの日。愛想良くする為に、ちょっとおめかしもするから、化粧水をいつもより多めに染み込ませる。

エマ「後は...」

しゃっきりしたワイシャツに袖を通す。
ふぅ...これで一段落。

果林「エマ〜、出来たわよ」

エマ「はーい。今行く」
0096スイスの髪を梳かしてあげてる八(SB-iPhone)
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2021/08/27(金) 01:16:28.55ID:3Q7FvwCo
エマ「ん〜今日もパンが美味しい！」

果林「エマ、これからのスケジュール、ちゃんと把握してる？」

エマ「もちろんだよ。10時に東館の3階控室に集合」

エマ「今は8時ちょっと過ぎだから、メイクアップの時間も、もう一回スピーチ内容の暗唱も時間取れる」

果林「そうね。朝ごはんもゆっくり取れる」

果林「食べ終わったら、お皿下げておいて。私が洗うから」

エマ「ありがとう果林ちゃん」

果林「今日は頑張ってね。応援してるわ」

エマ「うん！」

パンを一口頬張り、苦い苦いコーヒーを飲む。
私は長文読解の苦手だから、鍛える為にとスピーチコンテストに応募した。

話し言葉は、ネイティヴ以上だって言われるけど、書き言葉はちんぷんかんぷん。お陰でN3までしか取ってない。

今日、大丈夫、かな？
ちょっと不安かも...
0097スイスの髪を梳かしてあげてる八(SB-iPhone)
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2021/08/27(金) 01:27:34.65ID:VZw4waaP
シャカシャカ歯を磨いて...
終わったら、次にお化粧。これは果林ちゃんが手伝ってくれる。

果林「こっちへ座って」

エマ「お願いします」

果林「アイシャドウの色どれがいい？」

エマ「んー、これとか？」

果林「了解。ファンデーションつけるから、じっとしててね」

エマ「うん」

目を瞑って、果林ちゃんがお化粧をしてくれるのを感じる。この間、私はずーっと頭の中で、今日のスピーチ内容をぐるぐる、ぐるぐる繰り返していた。

あしひきの八峯の椿つらつらに見とも飽かめや植えてける君という歌があります...これは万葉集に納められている歌で...

果林「お化粧、出来たわよ」

エマ「...パチリ」

エマ「お〜、こんな感じなんだね」

果林「綺麗よ。赤いアイシャドウがしっくり来てるわね」

果林「次は髪の毛を梳かしてあげるわ」
0098スイスの髪を梳かしてあげてる八(SB-iPhone)
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2021/08/27(金) 01:35:58.36ID:B9AKuAJK
果林「エマ、今日は特別よ」

果林ちゃんはそう言って何かを髪に塗り込む。

果林「これね、椿油って言うの」

エマ「椿って、お花の椿？」

果林「そう。それに、これ」

エマ「木でできた櫛？」

果林「これはつげ櫛。晴れの日に使う道具よ」

エマ「晴れの日って何？」サラサラ

果林「うーん、何かいい事のある日とか、特別な日って意味かしらね？」サラサラ

果林「今日はエマにとって、特別な日」サラサラ

果林「気合い入れないとね」サラサラ

果林「よしっ、とってもサラサラよ」

エマ「本当！？わー、ほんとだ！とってもサラサラ！」

果林「髪型もバッチリ決めないとね！」

エマ「お願いします！」
0099スイスの髪を梳かしてあげてる八(SB-iPhone)
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2021/08/27(金) 01:47:24.62ID:1kcC+1pg
いつもの三つ編みとは違う、ちょっとおでこを出した、ゆるふわな感じに髪をまとめてくれた。

果林「うん、バッチリよ」

エマ「後は東棟に行けばいいだけだね」

果林「そこから先は、私はついていけないから」

果林「先に会場で待ってるわ」

果林「いってらっしゃい」ガチャ

エマ「行ってきます」バタン

1人になって廊下を歩く。
頭の中でスピーチ内容を、再度静かに暗唱させる。

これは、万葉集に納められている歌で、つくづく見ても見飽きることがあるでしょうか、この椿を植えたあなたを、と言う意味になります。

椿と言えば、伊豆諸島が有名ですが、伊豆諸島には元々椿生えておらず、持ち込まれた木なのだそうです。


私はここでふと思う。
果林ちゃんは伊豆諸島出身だから、椿の木を植えた経験もあるのかな？
私は、果林ちゃんの事、椿を植えても、植えてなくても、ずーっとそばに居たいくらい大好きだよ。

エマ「ふふっ」

少しにやけながら、廊下を1人歩いて行った。


おしまい
0100名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2021/08/27(金) 01:49:10.78ID:1kcC+1pg
IDが大分コロコロしてますね
電波の悪い地域にいるからでしょうか？

お題大募集してます

その他一行から長編までSSも大歓迎です！
絵も描いていいのよ！
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