侑「あれ?誰か練習着忘れて帰ってる」
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侑「最近ライブに向けてお揃いのシャツ着てるから誰のかわかんないや」
侑「うーん」
侑「…」
侑「……」
侑「…くんくん」
侑「>>5ッ!!!!!!!!!!!」 侑「んあああああッ!!!!!!!!!!!」
侑「んあ!!!!!」
侑「な、何これ!!!!」
侑「すごい>>10なんだけど!!!!!!!!」 侑「すごいかおりがするよ!!!!」
侑「くんくん」
侑「んああ!!今まで嗅いだことの無いようなかおりがする……!!」
侑「にしても、一体誰のなんだろ」
>>15「シャツ忘れちゃった〜」ガララッ
侑「!?」 しずく「あれ、侑先輩」
侑「し、しずくちゃん?!」
しずく「あ、ごめんなさい 勢いよくドア開けたので驚かせちゃいました?」
侑「ううん!大丈夫 それより、どうしたの?」
しずく「いえ、練習着を部室に忘れたのに気がついて取りに来たんです」
侑「あ、もしかしてこれ?」
しずく「それです!ありがとうございます!」
侑「ううん、部室の鍵閉めようとした時に気付いただけだから」
侑(これ、しずくちゃんのシャツだったんだ あの清純派なしずくちゃんのシャツが…こんなにすごいかおりなんだ…人ってわからないなぁ)
しずく「侑先輩?どうかしましたか?」
侑「あ、ううん!なんでもないよ!」 侑「練習着 もう忘れちゃだめだよ?」
しずく「気をつけます!」
侑「はいどうぞ」
しずく「ありがとうございます」
しずく(……あれ?こんなシャツくしゃくしゃだったっけ…わたし畳んで机の上に置いたはずなんだけど)
侑「さ、それじゃわたし鍵を職員室に返してからここでお別れだね」
しずく「…はい」
侑「じゃ、また明日ね〜」
しずく「あ、あの!」
侑「うん?」
しずく「こ、このシャツって本当にわたしのですか?」
侑「どういうこと?」 匂い ← いいにおい
臭い ← 悪いにおい
香り ← いいにおい
よってセーフです! しずく「わたし、毎日必ずシャツは畳むんです ですが、侑先輩から受け取った時シャツがくしゃくしゃになってたので」
侑「!」
侑(やばい!わたしが匂い嗅いだ時にくしゃくしゃにしちゃったんだ!!)
しずく「なので、もしそのシャツがわたしのでなければ、他に忘れてる人もいるのではないかと」
侑「……い、いや!部室にはこのシャツしかなかったよ!」
しずく「そうですか?」
侑「う、うん!あとごめん!シャツを手に取った時に滑ってくしゃってしちゃったんだよね!ほら!わたしぬめぬめしてるから!」
しずく「はい?」
侑「…」
しずく「…」
侑「と、というわけで今日はこの辺で…」
しずく「むぅ」ジッ
侑「!」 しずく「怪しい…」ズイッ
侑「し、しずくちゃん?!」
しずく「…」ジー
侑「うう…」
しずく「どうして目をそらすんですか」
侑「…だ、だって……し、しずくちゃんに見つめられて目をそらさない人なんかいないよ!うん!」
しずく「嬉しいですけど話までそらさないでください」
侑「うぐ…」 しずく「侑先輩」
侑「………」
しずく「何か隠してますね?」
侑「…! な、何も隠してないよ?!」
しずく「…」ジー
侑「……うう」
しずく「やっぱり何か隠してます」
侑「……」
しずく「何があったのか教えてください」
侑「………」
しずく「じゃないと、侑先輩のこと嫌いになっちゃいます」プイッ
侑「そんな…」 しずく「侑先輩」ジッ
侑(ど、どうしよう…このままじゃしずくちゃんに嫌われちゃうよ!)
侑(で、でも…匂い嗅いでくしゃくしゃにしちゃったって言う方が更に嫌われる気が……)
侑(うう……どうしよう……)
しずく「…何か、言えないようなことでもしたんですか?」
侑「!!!???」
しずく「…」
侑「……」
侑(…もう誤魔化しきれないかな……)
侑「………あ、あのね…」
しずく「あ、もしかして…」
侑「?!」
>>31のコンマが00か99で、「床に落っことしちゃったとか?」(バレずにエンド)
それ以外で、「嗅いだりしたんですか?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています