【超短編】クソ男「今時間大丈夫?w」歩夢(ナンパだ...)
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クソ男「ごめんね、タイプだったから声掛けちゃった」
歩夢「...そうですか」
クソ男「映画館の前に立ってるってことはこれから映画観るんでしょ?あ、もしかして今話題のやつ観んの?」
歩夢「はい...」
クソ「やっぱり!俺も観たいと思ってたんだよー!俺達気が合うじゃん♪」
歩夢(はぁ、早くどこか言ってくれないかなぁ) クソ男「君さぁめっちゃ可愛いんだけど、もしかして恋人居たりする?」
歩夢「あなたには関係ないですよね」
クソ男「ねえ居るの?居ないの?」
歩夢「はぁ...居るわけ──」
歩夢(ここで居ないって言ったら余計に絡まれるだろうし...)
歩夢「...居ますけど何か」
クソ男「え、マジ?でもそうだよね、君可愛いしそりゃあ恋人位居るよね」
歩夢「....」 クソ男「突然だけどLINE教えてくれないかな?君ともっと仲良くなりたいんだよね」グイッ
歩夢「ごめんなさい、知らない人にLINE教えちゃダメって言われてるので」
クソ男「そんなこと言わずにさぁ」グイグイ
歩夢(しつこいなぁ...)
愛「歩夢お待たせー」
歩夢「あ...」 クソ男「ん?もしかしてこの人君の友達?」
愛「あ、ウチの歩夢に何か用ですか?」
クソ男「...ウチ?」
歩夢「...」ギュッ
愛「へ...歩夢?」
歩夢「この人が私の恋人です」
クソ男「え」
愛「んん...?」 クソ男「あ、そ、そうだったんだ!カッコいい彼氏さんだねアハハ...ってか急に声掛けてごめんね〜デート楽しんできてねー」
タッタッタッ
愛「...歩夢、あの人一体なんだったの?」
歩夢「ただのナンパだよ」
愛「え、大丈夫?何かされなかった?」
歩夢「ちょっと肩触られただけ...」
愛「そっか...良かったなんともなくて」
愛「ん──あぁそっか!だから歩夢は愛さんを咄嗟に恋人ですって言ったのか」
歩夢「うん。愛ちゃんは理解が早くて助かるよ」 愛「愛さん一応女の子なんだけどなぁ。まさか男の子に見間違えられるなんて」
歩夢「今日の愛ちゃんのコーデがボーイッシュだったからきっと男に見間違えちゃったんだよ」
愛「なんだかなぁ」
歩夢「しょうがないよ。だって愛ちゃん、他の男の子よりもずっとカッコいいんだもん。そう思われても不思議じゃないよ!」
愛「....そ、そうかなぁ///」
歩夢「ふふ、何を照れているのかな?」
愛「うっ...///きょ、今日は映画を見る約束だったでしょ!こんなところで話してても仕方ないし早く中入ろ!」
歩夢「はいはーい」
おわり 音楽科バンド練習帰りの侑ちゃん
「ナゼアノフタリガ…」 ⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞やっぱりあいぽむなんだよトキメキなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています