かすみ「そうそう。最後にマカロンをメンバーの色で塗り分けて〜」 璃奈「こう?」
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かすみ「できたーっ!」
璃奈「うん。できた……っ」
かすみ「やっば……ね、ね、りな子! これすっごい可愛くない!?」
璃奈「うん。すごく可愛いと思う」
かすみ「にしし……見せたら褒めてもらえるかな」
璃奈「間違いない。絶対、褒めてもらえると思う」
かすみ「よし!」
璃奈「よし!」
侑「楽しそうだね二人とも。なにが『よし!』なの?」 璃奈「あ、侑さん。これを見てほしい」
侑「どれどれ……あ、これって今度のユニットライブのロゴ?」
かすみ「そうなんです! かすみんたちはぁ〜、と〜ってもいい子だから、打ち合わせの日までまだ三日もあるのに、もうデザイン案を考えちゃったんです!」
侑「そうなんだ。でもたしかにとっても可愛いデザインだね」
かすみ「ですよね!」
侑「うんうん。このロゴのイメージでユニットのライブやれたら、きっと素敵だろうねー」
璃奈「うん……絶対素敵」
侑「彼方さんとエマさんも同じことを言ってくれるんじゃないかな。がんばったんだね、二人とも」 かすみ「そうなんですよー。かすみんたち、ほんとにすっごくすっごく頑張ったんです」
璃奈「すべては彼方さんとエマさんの笑顔のため」
かすみ「そしてそんな健気なわたしたちを、あの二人が今から思う存分可愛がるって寸法です!」
侑「あ、ふたりともだからそんなに浮かれてたんだ」
璃奈「う、浮かれてなんてない」
かすみ「そ、そうですよ。濡れ衣です。むしろこ〜んなに可愛いかすみんを思う存分堪能させてあげようっていうんですから、浮かれるのはエマ先輩と彼方先輩の方です」
侑「ふふっ、そうなんだ。じゃあ急いで二人にそのロゴを見せないとね?」
璃奈「はっ、そうだった」
かすみ「こうしちゃいられません。侑先輩、すみません! わたしたちもう行かないと――」
侑「了解。いってらっしゃい二人とも。気をつけてね」 ・
・
・
かすみ「ほらりな子、早く早く。誰のせいで遅くなったと思ってんのー?」
璃奈「急いでる。ていうか急に『このイラストをデジタルに起こして。ついでに印刷もして』なんて頼まれたら、誰だってちょっとは時間がかかる。璃奈ちゃんボード『怒』」
かすみ「ご、ごめんって。でも紙にでっかく印刷した方が、なんかおお〜って感じにならない?」
璃奈「……なる」
かすみ「でしょ? 侑先輩も言ってたけど、このロゴのイメージでユニットライブやりたくない?」
璃奈「……やりたい」
かすみ「でしょでしょ? これを見せたら、先輩たちもきっと喜んでくれると思うんだぁ」
璃奈「うん。喜んでくれるところ、早く見たい」
かすみ「だよね! さーて、今日はどうやって先輩たちに可愛いかすみんを堪能させてあげよっかな〜♪」
璃奈「ん…………」
かすみ「りな子ぉ〜? 今ちょっと考えたでしょ。さーて今日はどうやって先輩たちに可愛いわたしを堪能させてあげよっかな〜、みたいな」 璃奈「かっ、考えるわけない///」
かすみ「了解了解、そういうことにしとこっかー」
璃奈「しとくもなにも、考えてない。かすみちゃん、きらい」プイッ
かすみ「でも先輩たちに褒められるのは?」
璃奈「……好き」
かすみ「正直でよろしい。だけどそれならなおさら急がないとだね」
璃奈「……うん///」
ピロン♪
璃奈「あ、彼方さんからだ」 かすみ「なに? 遅いよ〜とかそういうの?」
璃奈「違う……えっと、はんぺんに餌あげていい? だって――いいですよ、と」
ピロン♪
かすみ「そっかー。はんぺんもご飯待たせちゃったね」
璃奈「うん。悪いことをした。反省……」
ピロン♪
璃奈「……あと、とっても素敵な光景が見られるから早くおいで〜、だって」
かすみ「? なんだろ。まあ行けばわかるか。急ご、りな子」
璃奈「うん」 【中庭】
璃奈「はぁ、はぁ。遅くなって、ごめんなさい」
彼方「あ、璃奈ちゃん。かすみちゃん」
エマ「こんにちは、待ってたよー」
かすみ「お待たせしてすみません。ですがその代わり、今日はかすみんがぁ、特別すっごく良いものをお二人に――」
彼方「それよりもほら、二人ともこっちこっち」
璃奈「いったい何が――って、はんぺん? そっちの子は……お友達?」
エマ「そうなの。ごはんをあげようと思ったら二匹一緒にいてね。年も近そうだし、きっと仲良しさんなんだよー。ほらおいで、ちくわぶ」
ちくわぶ「にゃん!」 かすみ「ちくわぶ?」
彼方「うん。ほら、お出汁がた〜っぷり沁みたちくわぶみたいな色してるでしょ〜? だからちくわぶ」
ちくわぶ「にゃにゃん……」スリスリ
エマ「やーん、可愛い。もうずっと撫でていたくなっちゃうよ〜」
彼方「ふっふっふ、エマちゃんや。エマちゃんがちくわぶと親交を深めてる間に、彼方ちゃんもはんぺんの心を完璧に掴んだんだぜ〜。ほらほら〜」
はんぺん「にゃー、にゃーん」ゴロゴロ
璃奈「はっ、はんぺん!?」
彼方「はーいお腹見せて〜?」
はんぺん「にゃん……///」
璃奈「そんな、はんぺん……」 彼方「どう、すごいでしょ? でもまだまだこんなもんじゃないよ〜。次は尻尾で彼方ちゃんのほっぺたを撫でて〜?」
はんぺん「にゃにゃ〜ん……///」
璃奈「ま、待ってはんぺん。こっちきて?」
はんぺん「にゃ?」
璃奈「こっち。はんぺん」
彼方「彼方ちゃんと一緒にいてくれたら、追加でカリカリしたやつもあげちゃうぜ〜?」
はんぺん「! にゃ〜ん!」スリスリ 璃奈「そ、そんな……信じて送り出したはんぺんが……」ガーン...
彼方「うりうり〜。かわいいなあはんぺんちゃん」ナデナデナデナデ
璃奈「しかも彼方さんまで、わたしのこと気にもしてない……」ガガーン...
かすみ「と、ところで、エマ先輩? エマ先輩もさっきからず〜っとちくわぶ撫でまわしてますけど、かすみんたち実は――」
エマ「はぁ〜〜〜ふわっふわだよ〜〜。かわいいよ〜〜」
かすみ「あ、あのー……かすみんはここですよぉ〜……?」
ちくわぶ「にゃぁ〜……」ペロペロ
エマ「うわーわたしの指なめてる〜。もう世界で一番かわいいよ〜」モフモフモフモフ かすみ「せ、世界一? ここにかすみんがいるのに?」
エマ「はぁん……このまま連れ帰っちゃいたいよ……///」
かすみ「そ、そんな……あの優しかったエマ先輩が、かすみんのことを見向きもしてくれないなんて――」
璃奈「かすみちゃん……」
かすみ「りな子…りな子ぉ……」グスッ
璃奈「猫は麻薬……二人はもう……助からない……」
かすみ「そんな……っ」
璃奈「行こ。ここにいると辛くなるだけ……」 ・
・
・
トボトボ…
璃奈「と言っても、場所を移動しても悲しいものは悲しい……」
かすみ「まさかこんなことでわたしたちが終わるなんてね……」
璃奈「やっぱり終わっちゃったのかな……」
かすみ「そうだよ! だってかすみんをほったらかしにして別の生き物に世界一カワイイとか、いくら先輩でも許されないでしょ。そう思わない、りな子?」
璃奈「そっか……かすみちゃんが言うならそうなんだね。大好きなはんぺんが……大好きな彼方さんと……大好きなエマさんと……」
从[˶゜ᴗ 。˵]从 あはははは
かすみ「り、りな子? ちょっと、気をしっかり持って!」
かすみ「じゃないと……わたしだって泣きたくなっちゃうじゃん……」ジワッ せつ菜「あっ! そこにいるのは璃奈さんとかすみさんじゃないですか!! お疲れさまです!!!」
璃奈「はっ……せつ菜さん」
かすみ「……ランニング中ですか? そのわりに全力で走ってましたけど」
せつ菜「はい! 生徒会で遅くなってしまったぶんを取り返さないとですので!!」
璃奈「せつ菜さん、元気……」
せつ菜「もちろんです! と、お二人はどうしたんですか? ユニットで集まると聞いていましたが……」
かすみ「それが……先輩たちが……」
せつ菜「お二人が?」
璃奈「浮気した」
せつ菜「ええっ?」 かすみ「今だってわたしたちを追いかけてきてくれないですし……」
璃奈「きっとわたしたちより、あっちの方が大事なんだ」
かすみ「あんなにでれでれして、身体中撫でまわして……」
璃奈「わたしだって触ったことない場所、いっぱい触ってた……」
せつ菜「あ、あのー……///」
かすみ「かすみんたちだって期待して会いに行ったのにね……」
璃奈「うん……その為にたくさん準備してたのに……」
せつ菜「じゅ、準備……」ゴクリ…
かすみ「今日は特に、いっぱい可愛がって欲しかったのにな」
璃奈「うん。可愛がって欲しかった……」
せつ菜「可愛がるって……///」 せつ菜「ですが……! り、璃奈さん、かすみさん!!!!」
璃奈「……? せつ菜さん。顔真っ赤」
せつ菜「当たり前です! その手の話題でわたしが言えることなんてないのかもしれませんが、それでも言わせてください!」
せつ菜「本当にこのままでいいのですか? こんな場所で拗ねているだけなんて……」
かすみ「それは…」
せつ菜「みなさんの仲のいい様子は……いえ、ちょっと思ってた仲のよさとは違ったみたいですけど……とにかく仲睦まじいのはよく知ってます! だからこそ、このままでいいとは思えません!」
璃奈「せつ菜さん……」
せつ菜「ライバルがいようと、いえ、ライバルが出現したからこそ、やるべきことは変わらないはずです!!」
かすみ「! たしかに……かすみんたち、戦う前から諦めて……っ!」
璃奈「かすみちゃん……!」
かすみ「うん。ごめんなさいせつ菜先輩。わたしたち、もう一回行かないと……!」
せつ菜「礼には及びません! お二人ならきっと大丈夫、突き進むのみです!!」 【中庭】
彼方「ねえねえエマちゃん。そろそろ彼方ちゃんもちくわぶを可愛がりたいな〜」
エマ「いいよー。わたしもはんぺんちゃんとも遊びたいなって思ってたんだー」
彼方「いっそ全員で遊んじゃう〜?」
エマ「それいいかも! ってことでおいで〜ちくわぶちゃん、はんぺんちゃん」
ちくぶ「にゃー!」ダッ
はんぺん「にゃん」ダダッ
エマ「あっ……行っちゃった」
彼方「ありゃ。やっぱり猫さんは気まぐれだね〜」
エマ「そうだね〜。それじゃそろそろ練習にもど――」
かすみ「ちょっと待ったああああ!」
彼方「えっ、かすみちゃん?」 エマ「ど、どうしたの急に。えっと……なにかちょっと怒ってる?」
かすみ「当たり前です! かすみんは! と〜っても大事なことを言いにきたんですから!」
璃奈「にゃー……」スリスリ...
彼方「こ、今度は璃奈ちゃん? えっと、なんで彼方ちゃんにほっぺ擦り付けてるのかな〜……?」
かすみ「ちょっとりな子! まだかすみんの話がはじまってもいな――」
璃奈「にゃー……」ウルウル
彼方「え、えっと……?」
璃奈「にゃー……うう……///」
彼方「もしかして、ちょっと恥ずかしくなってきちゃった?」
璃奈「……うん」コクリ エマ「ふふっ。わたしなんとなくわかっちゃったかも」
彼方「そうなの?」
エマ「うん。ところでー、今ちょうどわたしの膝の上が空いてるんだけどな〜? ね、かすみ猫ちゃん?」
かすみ「う……」
エマ「ちくわぶちゃんにはフラれちゃったから、わたし寂しいなあ〜?」
かすみ「さ、寂しいならかすみんがエマ先輩のためにちょっとだけ遊んであげてもいいですけど……」ゴニョゴニョ
エマ「膝枕、する?」
かすみ「……そ、そこまで頼まれたら仕方ないですね」ゴロン
エマ「ふふ、甘えんぼさん。もしかして、やきもち妬いてたの?」
かすみ「そっ、そんなんじゃありません! これはエマ先輩が誘ったんです! ……でも、世界一かわいいのはかすみんです……」
エマ「猫相手でも?」
かすみ「……他の…………次に……さい」ボソボソ エマ「あれ〜、どうして下を向いちゃうのかな? 声が聞こえないよ?」
かすみ「でっ、ですから……エマ先輩と彼方先輩は、他の誰かを可愛いって褒めるときは……かすみんの次に、って言うようにしてください。じゃないと、許しません……」
エマ「そっかあ。ごめんね、かすみちゃん可愛いよ。今のかすみちゃん、すっごく可愛いと思うな」
かすみ「……もっと」
エマ「ふふ、欲張りさんだね?」
かすみ「悪いのは最初にかすみんの話を聞いてくれなかった先輩たちです」
エマ「そっか。ごめんねかすみちゃん。可愛いよ」ナデナデ
かすみ「ふぁ、はい……///」
エマ「璃奈ちゃんも可愛いけどね」
かすみ「う……でもりな子ならいいです。他の子は、いやです」
エマ「そっかぁ。だって、彼方ちゃん」
彼方「うんうん、了解。といっても、璃奈ちゃんももう彼方ちゃんの膝の上に座ってるんだけどね〜」 璃奈「ゃ、彼方さん、耳元でこそばゆい……にゃ」
彼方「おや〜、りにゃちゃんはこういうの嫌いなのかな〜?」フ~ッ
璃奈「ぁっ、ん……やだ、それ……」
彼方「んふふ、反応良すぎぃ〜」
璃奈「そ、んなこと……ない……ていうか、彼方さんがいろんなとこ触るから……っ」
彼方「さっきはんぺんちゃんにしたこと全部、璃奈ちゃんにもしてあげようかなって思ってね〜」
璃奈「……いや」
彼方「あれ、ダメだった?」
璃奈「ダメじゃない……だけど、なんだろ……。わたし、一緒じゃ嫌だなって、そんなふうに感じてるのかもしれない……」
彼方「へっ?」 璃奈「ほんとは、彼方さんと一緒にいるだけでうれしい。だけど……他の子と同じって言われると、胸の中がもやもや〜ってする……」
彼方「それって――」
璃奈「彼方さんには、私のこと誰かと一緒じゃなくて……一番って言ってほしい……」
彼方「く〜〜〜〜っ。エ、エマちゃんや……!!!」
エマ「ふふ、どうしたの〜?」
彼方「これ! これ彼方ちゃんの目の前になにか選択肢とか出てない!? このルートを選んだら彼方ちゃん一生幸せに生きていける気がするんだけど!?」
エマ「どうかな〜。でも一人だけなんてずるいよね、かすみちゃん?」
かすみ「……彼方先輩」フラ~ 彼方「え? か、かすみちゃん顔が怖いよ……?」
かすみ「だって……さっきから聞いてればそんな慌てて取り乱しちゃって。らしくないです」
彼方「いやいや、上目遣いの璃奈ちゃんにさっきみたいなこと言われて、揺らがない子なんていないんじゃないかな〜。彼方ちゃん悪くないよね?」
かすみ「それはそうかもしれませんけど……でもダメです」
彼方「どうして?」
かすみ「……彼方先輩も、りな子も、もちろんエマ先輩も、みんなかすみんのです。わたしがそこにいないなんて絶対嫌です」ギュー
エマ「だそうだよ? ちなみにわたしも、みんなのこと他の人に渡したくないなー?」
彼方「たしかに……じゃ、じゃあ、いっそ四人で――って、これさっき言いかけたやつだ」
エマ「ふふっ。はんぺんちゃんたちにはさっきフラれちゃったけど、こっちの猫さんたちはどうかなー?」 璃奈「に、にゃー……///」スリスリ
エマ「りにゃちゃんは素直で可愛いなー。で、こっちのちくわぶみたいな色の猫ちゃんはどうかな?」
かすみ「……う」
彼方「あれ? まだ警戒されてるみたいだね……。仕方ない。彼方ちゃんも、りにゃちゃんを撫でにいこうかな〜?」
かすみ「っ! にゃー!」ガバッ
彼方「痛っ。そ、そんなに勢いよく潜り込んでこなくても、彼方ちゃんたちは逃げたりしないよ〜?」
かすみ「ふ、ふーんだ。挑発するようなことを言う彼方先輩がいけないんです。反省してください」プイッ
彼方「まあたしかに。今のは彼方ちゃんもちょっといけなかったかな。許してくれる?」ナデナデナデナデ
かすみ「……ダメです。まだかすみんは怒ってます」
彼方「そっかぁ。こっちの猫ちゃんはちょっとツンツンしてる感じかな〜?」
璃奈「彼方さん、大丈夫……かすみちゃん、あんなこと言ってるけど、本音は全然違う」
かすみ「なっ」 璃奈「さっきのは、とっても喜んでるときの声。私にもたまにしか聞かせてくれない、幸せなときの声」
エマ「ふふふふふ、そっかぁ」ニヤニヤ
彼方「よかったよ〜。彼方ちゃんの愛はちゃ〜んと、伝わってたんだね〜」
かすみ「も、もう! りな子のせいで台無しじゃん!」
璃奈「うん。我ながら良いことをしたと思う」
かすみ「ちーがーうー。かすみんは怒ってるの!」
璃奈「そんな理不尽な……でもそこまで言うなら、今度お詫びになにかするね」
かすみ「……まったく、りな子はすぐそうやってかすみんの思ってることをばらしちゃうんだから。隠してる意味ないじゃん」
エマ「くすくす、それは困ったねえ」
彼方「でも不思議だね〜。どうして隠してるのに璃奈ちゃんにはバレちゃうんだろうね?」 かすみ「それはりな子がいっつもかすみんのことを監視してるからですよ」
彼方「そうなの?」
璃奈「そんなつもりはないけど……」
かすみ「でも最近誰かと目が合う回数、りな子が一番多いんだからね! それってりな子がいっつもこっちを見てるってことでしょ」
エマ「うんうん。そうだね〜。二人は本当に可愛いねえ」
彼方「もう彼方ちゃん全力で二人を可愛がっちゃうぞ〜」ナデナデナデナデ
かすみ「な、なにか誤魔化そうとしてません!?」
彼方「そんなことないよ〜」
エマ「そうそう。みんな大好き、それで十分だよー」
かすみ「まあ、それについては100パーセント同意しますけど……」 彼方「よかった〜。それじゃ練習に戻るまであと十分だけ、こうして充電させてね〜」
エマ「わたしもー。あとちょっとだけ、こうしていたいなー」
璃奈「うん……10分でも100分でもこうしてたい」
かすみ「はふぅ……かすみんは一生でもいいですよぉ〜……」
エマ「くすくす。気持ちはわかるけど、練習の時間が無くなっちゃうのは困るね」
彼方「それに、今日は二人に見てもらいたいものがあるんだ〜」
璃奈「見てもらいたいもの?」 エマ「そうなの。じつは彼方ちゃんと二人で、今度のユニットライブのロゴのデザイン案を描いてみたんだ」
彼方「と〜っても可愛くできたから、あとで璃奈ちゃんとかすみちゃんの意見も聞かせてもらいたいな〜……って、なんで笑ってるの?」
かすみ「へへ、えへへへへ。いや、だって、ふふっ」
璃奈「変な意味じゃない。だけど、とってもうれしくて……///」
エマ「そうなの?」
彼方「彼方ちゃんにはよくわからないかなあ」
かすみ「大丈夫です、きっとすぐにわかりますよぉ。ね、りな子?」
璃奈「うん。きっとみんなで『にっこりん』になれると思う。彼方さん、エマさん、やっぱり大好き……!」
おしまい。 すばらしい
QU4RTZはなんぼあってもいいですからね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています