歩夢「せつ菜ちゃん、百合ってなに?」 せつ菜「!?」
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@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵三*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ この焦燥感と周りに言えない秘めたる思い!!いいね!!!! ファンなんて人を応援してるように見せかけて勝手に自分の理想を他人に押し付けてるだけだからな
配慮に値されることなんて何もしてないんだよ最初から 確かに百合が当たり前の世界観だったら男相手じゃなくてもガチ恋勢は発狂しそうだな
それはそうと愛さんに歩夢を取られそうになって歯ぎしりしてそうなせつ菜の描写いいね…こういうの好き せつ菜(それ以上は……)
せつ菜(それ以上はダメですよ、愛さん……)
愛「歩夢……」ズイッ
歩夢「……!」ビクッ
歩夢「愛ちゃ……」
歩夢「……」ジッ
せつ菜「!!」ガタッ
せつ菜(歩夢さん、また私の方を見て……?)
せつ菜(歩夢さん!!)
愛「……」ピタッ
歩夢「……?」
愛「なんてね♪ キスされると思った?」エヘッ
歩夢「もうっ! 愛ちゃん、からかわないでよ!」ポムッ
愛「いやー、歩夢があんまり可愛いからつい!」
歩夢「そんなことばっかり言って!」ポムポムッ
せつ菜「……」
侑「2人ともいい感じじゃん♪」
侑「この身長差も映えるねぇ!」パシャパシャ
歩夢「愛ちゃん、背高いね///」
愛「ふふっ」ニコッ
せつ菜(歩夢さんは身長高い子の方が好みですか、そうですか……)ズーン ◆
せつ菜「はぁ……」
せつ菜(私、未練タラタラですね……)
せつ菜(歩夢さんと付き合う勇気がなかったくせに、他の人に取られるのは嫌なんて)
せつ菜(どれだけわがままなんでしょう)
せつ菜「……」
せつ菜(やっぱり私、歩夢さんのこと好きです)
せつ菜(でも……)
せつ菜(でも、どうすればいいんですか……)
せつ菜(私はずっとこの気持ちを押し殺して過ごしていくしか……)
せつ菜「……っ」ポロッ
せつ菜「うぅ……」ポロポロ
副会長「せつ菜……ちゃん……?」 せつ菜「!!」ビクッ
せつ菜(副会長……!?)
せつ菜「……」ゴシゴシ
副会長「……!」
副会長(やっぱりせつ菜ちゃんだ……!)
副会長(でもせつ菜ちゃん、今泣いて……?)
副会長(そんな時に何声かけてるんですか……私の馬鹿……!)
副会長「す、すみません! 私……」アセアセ
副会長「失礼しました!」ペコッ
せつ菜「いえ、いいんですよ。副会長」ニコッ
副会長「!!」ビクッ
副会長「せつ菜ちゃ、さん、私のことご存知で……!?」
せつ菜「もちろん知ってますよ! いつも生徒会を支えてくださり、ありがとうございます!」
副会長「恐縮です……」
副会長「その、私、せつ菜さんのファンで……」モジモジ
副会長「いつも応援してます! これからも、ずっと応援してます!」ドキドキ
せつ菜「そうでしたか。ありがとうございます!」ニコッ
せつ菜「では、ファンの方に恥かしいところを見られてしまいましたね」
せつ菜「さっきのは内緒でお願いします」
副会長「もちろんです! 絶対誰にも言いません」
せつ菜「ありがとうございます」
せつ菜「優木せつ菜に涙は似合いませんから」
せつ菜「副会長のことも幻滅させちゃいましたね……」エヘヘ
副会長「そんなことないです!!」バッ
副会長「幻滅なんて絶対しません!」
せつ菜「そう言ってもらえるなら……」
副会長「本当ですよ!!」
せつ菜「……っ!」 副会長「確かに、せつ菜さんは熱くてかっこいいイメージがありますが」
副会長「せつ菜さんにだって、辛いことや大変なこと、あると思います」
副会長「泣いてしまうことがあったって、ガッカリなんてしません」
副会長「私は、どんなせつ菜さんも大好きですから」
副会長「何があっても、これからも応援しますよ!」ニコッ
せつ菜「……!」
せつ菜(副会長……)ジン ◆
せつ菜(副会長の言葉、嬉しかったな……)
せつ菜(やっぱり私たちスクールアイドルは、ファンの方が信じてくれるからこそ頑張れるんですよね)
せつ菜(ファンが勇気をくれるから……)ギュッ
せつ菜(少し遅くなってしまいました)
せつ菜(部室で荷物をとって帰るとしましょう)
ガラガラガラ
歩夢「……!」ガタッ
歩夢「せつ菜ちゃん」ニコッ
せつ菜「歩夢さん……」ドキッ
せつ菜「皆さんもう帰られましたよね。歩夢さんは帰らないんですか?」
歩夢「せつ菜ちゃんのこと待ってたんだ」
歩夢「ちょっとお話したくて……」
せつ菜「……!」 歩夢「私ね、せつ菜ちゃんと離れてみて、わかったんだ」
歩夢「あれは気の迷いなんかじゃなかったんだって」
せつ菜「歩夢さん……」
歩夢「私ね、せつ菜ちゃんが好き!」
せつ菜「……!」
歩夢「せつ菜ちゃんのこと、大好きだって、わかったの」
歩夢「だから、それを伝えたくて……」
せつ菜「……」
せつ菜(歩夢さんがまっすぐに気持ちを伝えてくれた……)
せつ菜(それなら、私だって素直な気持ちで応えないと……)
せつ菜「私も……」グッ
せつ菜「私も、歩夢さんのこと好きです」
せつ菜「本当は離れたくなんてありませんでした……」
歩夢「せつ菜ちゃん!」パアア
せつ菜「でも!!」
せつ菜「でも、ダメなんです……」
せつ菜「もし私と歩夢さんが付き合ってしまったら、きっと歩夢さんのファンは幻滅すると思うんです……」
せつ菜「それだけは絶対嫌なんです!」
せつ菜「だから、私は歩夢さんと一緒にいちゃいけないって」
せつ菜「そう思って……」
歩夢「せつ菜ちゃん……」 歩夢「そんなこと考えてたんだね」
せつ菜「だって、歩夢さんを信じてるファンの方はたくさんいますから……!」
歩夢「信じてくれるファンか……」
歩夢「でもそれなら、私たちもファンのみんなのこと、もっと信じてあげてもいいんじゃない?」
せつ菜「……?」
歩夢「私もせつ菜ちゃんとのことが知られたら、ファンのみんなはどう思うんだろうって、考えたことあるよ」
歩夢「せつ菜ちゃんのファンも、私のファンも、もしかしたら嫌だって言う子もいるかもしれない」
歩夢「でも、それでも、私はファンのみんなを信じたい。私たちを信じてくれてるみたいに」
せつ菜「……!」
(副会長『私は、どんなせつ菜さんも大好きですから』)
(副会長『何があっても、これからも応援しますよ!』ニコッ)
せつ菜(ファンを信じる……ですか……)
歩夢「それに、せつ菜ちゃんが、ファンを悲しませるようなこと、絶対するわけないもん」ニコッ
せつ菜「歩夢さん……!」
せつ菜(私は歩夢さんを悲しませることなんて、絶対しません)
せつ菜(だから、歩夢さんのファンを悲しませることだって、絶対しません)
せつ菜(歩夢さんも、歩夢さんのファンも、みんな幸せにして見せます)
せつ菜(それくらいの覚悟がないと、歩夢さんの恋人になることなんて……!) 歩夢「せつ菜ちゃん、私は我慢しなかったよ。大好きな気持ち」
歩夢「せつ菜ちゃんに教えてもらったことだよ」
歩夢「始まったのなら貫くのみ、ってね!」ニコッ
せつ菜「……っ!!」
せつ菜(歩夢さんにここまで言わせて……)
せつ菜(私、本当にかっこ悪いです……情けないです……)
せつ菜(でも……!)
せつ菜「歩夢さん!!」
せつ菜「改めて、言います!」
せつ菜「歩夢さんのことが好きです! 歩夢さんのこと、すっごく可愛いって思ってます!」
せつ菜「だから……!」
せつ菜「私と付き合ってくれませんか?」
歩夢「……!」ドキッ
せつ菜「……」
歩夢「……」
歩夢「……うん、喜んで」ポロッ
せつ菜「!!」
せつ菜「歩夢さんっ!!」ダキッ
歩夢「せつ菜ちゃん……!?」
せつ菜「大好きです! 歩夢さん!!」ギュウウ
歩夢「……」グスン
歩夢「私も、大好き!」ギュッ カプSSだし百合だから別にいいけど百合が当たり前の世界なら推しアイドルが他のアイドルとキスしたり性行為してたらファンは悲しむと思うな
ガチ恋勢じゃないファンならいいかもだけど 2週間後 放課後
せつ菜(今日は同好会はお休みで、これから歩夢さんと遊びに行きます♪)
せつ菜(そろそろ歩夢さんが来る頃ですね……)
今日子「あ、せつ菜……さん……」
せつ菜「……!」
せつ菜「今日子さん!」
今日子「……」ジッ
せつ菜「!!」
せつ菜(やっぱり私、睨まれてるんでしょうか……)アハハ
今日子「……」
今日子「あの……」
せつ菜「……?」
今日子「歩夢ちゃんのこと、よろしくお願いしますね」
今日子「一応私、お2人のこと応援してますから……」
せつ菜「……!!」
せつ菜「今日子さん……」
今日子「あ、でも、歩夢ちゃんのこと泣かせたら許しませんからね!」
せつ菜「わかってます」
せつ菜「歩夢さんのこと、絶対幸せにします」
今日子「そうじゃなきゃ困りますよ!」
今日子「最近の歩夢ちゃん、凄く幸せそうで、私も嬉しいんですから……」
せつ菜「……」
歩夢「ごめん、せつ菜ちゃんお待たせ! あ、今日子ちゃんっ!」ニコッ
今日子「歩夢ちゃーんっ!」ニコッ
今日子「今度のライブ、すっごく楽しみです!」
今日子「みんなで応援に行きますからね!」ニコッ
歩夢「いつもありがとう、今日子ちゃん!」ニコッ
せつ菜「……」
せつ菜(絶対裏切りませんよ、歩夢さんも、ファンの皆さんのことも) ◆
オレンジ色の夕陽が私の部屋に差し込む。
それに照らされた歩夢さんの頬を撫でる。
そこは指が簡単に沈み込んでしまうほど柔らかくて、温かい。
何度触れたって、私の手はもっと感触を求めるし、胸の高鳴りは抑えられない。
「歩夢さん、なんでそんなに可愛いんですか?」
歩夢さんをぎゅっと抱きしめる。
歩夢さんも私の首に手を回してくれる。
甘美な果実の香りが私の頭の中を埋め尽くす。
クラクラするほどの魅惑の刺激。
「もう、せつ菜ちゃんったら……」
歩夢さんが耳元で囁く。
もう限界だ。
これは歩夢さんが悪い。
歩夢さんの肩を抱いたまま、歩夢さんを見つめる。
見つめ合う。
いつまでもこうしていたい。
だって、何度瞬きしても、歩夢さんはずっとそこにいて、私を見つめてくれて。
私は歩夢さんの潤んだ瞳に吸い寄せられるように、ゆっくりと唇を重ねる。
甘くて、幸せでいっぱいの口づけを。
おしまい あゆせつが大好きで、今までいろいろSSを書いてきたのですが、原点に返って百合をテーマにしてみました。
百合が当たり前の世界観だとファンはどう思うかというのは、皆さんの意見が非常に興味深かったです。
それも面白いテーマだなと思いました。
読んでいただき、ありがとうございました! 乙
ファンの視点が入ってくるのは色々想像できてよかった 卒業まで待つというのも選択肢としてはありかと思った __gg、 _gg、
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~~~ ~~~゜ ~ ^~~~゛ 〈llll~ 素適なあゆせつをありがとう
あゆせつもっと増えて欲しい どうやらあゆせつ治安維持部隊の出番はなかったようだな。いいもの見させて貰ったぜ! ラブラブ百合も良いけど、こういうのも良いね
ファンの事を思うって実にアイドルらしい ずっと見ていたい素敵な雰囲気のあゆせつだった
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