菜々「一緒にお昼ごはんを食べられるのは久し振りですね」

侑「そうだね。菜々ちゃん忙しそうだからなー」

菜々「すみません、これでもなんとか時間を作ろうとはしているんですが…」

侑「あ、ごめんごめん!責めたかったわけじゃなくて」アセ

侑「それに放課後になればせつ菜ちゃんに会えるし、私は平気だよ!」

菜々 ズキ…

菜々「あ、ゆ…侑さん。今週の土曜日ですが、もしよかったら…」

侑「そうだ!見て見て菜々ちゃん、これ!」っスマホ

菜々「なんですか?」

侑「体幹と持久力を同時に鍛えられるプログラムっていうのを見つけたんだ。ね、よかったらこれやってみない?」

菜々「へえ、そんなものが…」

侑「結構時間使うみたいだし、土曜にでもさ!」

菜々「土曜日…は、確か、同好会はお休みだったはずでは」

侑「うん。だから私も一日じゅうせつ菜ちゃんの練習だけに付き合えるよ!」ニコッ

菜々「──────」

侑「どう?やってみない?」

菜々『はいっ、もちろんです!ぜひ試してみましょう!』


あなたの瞳が追いかけているのは、いつだって──彼女だ。


>侑から優木せつ菜でいることばかり求められているように感じて中川菜々のことはあんまり好かれてないのかな…って素の自分に自信を持てない菜々によるせつ←ゆう←なな