希「たまには回らないお寿司でも食べにいきたいやん?」
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絵里「このお店よ!」ドヤァ
海未「なかなかいい雰囲気ですね」
穂乃果「わっ!わっ!本当に回らないお寿司屋さんだ!私初めてだよ…制服のまま入っちゃっていいのかな!?」
ことり「ホノカチャン!!」
絵里「ふふっ」
穂乃果「あー!絵里ちゃん笑ったぁー!!」
海未「…ところで。希、回らないお寿司とはどういう意味なのですか?」
穂乃花「(うわぁ)」
希「(いきなりかましてきたやん)」
絵里「プッ…あっはっはっはっは!!」
海未「なんですか絵里、笑わないでください」
絵里「ごめんなさい…もう、穂乃果も海未も世間知らず過ぎよ!最近のお寿司屋さんて凄いんだから…今はね、回るんじゃなくて、席まで新幹線が届けてくれるの!!」
海未「そうなんですか?それは知りませんでした。お寿司屋さんもずいぶん変わったのですね…」
穂乃果「(希ちゃん)」
希「(やらせてあげような、穂乃果ちゃん)」
絵里「こういう社会勉強も生徒会やっていくには必要なんだから…今日はお姉さんのおごりで勉強させてあげるわ!」
穂乃果「いいの!?さすが絵里ちゃん太っ腹!!」
絵里「あら?私は別に太ってないわよ?」
希「(『私は』ってどういう意味やん)」
穂乃果「でも私たちだけなんていいのかなあ…どうせならにこちゃんや一年生のみんなも…」
絵里「いいじゃない、たまには新旧生徒会水入らず!遠慮なしでいきましょう!」
希「(予算の都合やんな)」
絵里「さ、入るわよ!!」ガラガラガラッ
从c*•ヮ•§ へいらっしゃい!!!
从c*•ヮ•§こいつァべっぴんなお嬢さんがただ!さァさァなにを握りやしょう!!
穂乃果「べっぴんなお嬢さんだって!!」
ことり「ホノカチャン!」
絵里「ふふっ!あらあら、お上手な大将さんね」
从c*•ヮ•§…なァ〜にィ?お上手ゥ…?
絵里「?」
从c*•ヮ•§俺らァがお上手ってか?あ?俺らァがお上手ゥ!? 穂乃果「わっわっ、何か怒ってるみたいだよ?」
ことり「ホノカチャン…」
希「地雷踏んだみたいやん絵里ち」
从c*•ヮ•§俺らァがお上手ってか、はあ、俺らァがお上手?こちとら「インターネット」のインスタグラムってやつで30人くらいから「いいね」をもらってるベテランさんだァ…
从c*•ヮ•§俺らァがお上手じゃなかったらいったい誰がお上手だってんだ?あ?
???「タシカニオ上手ダガ、ニッポンジャア2バンメダ」
穂乃果「!?」
絵里「!?」
从c*•ヮ•§!? 从c*•ヮ•§なんだテメーは!ロボみたいなしゃべり方しやがって…俺らァのほかに日本一がいるってのか!?
???「ヒュゥ〜ゥ…チッ チッ チッ」
???「クイッ」
英玲奈「ハッハッハッハ」
統 堂 英 玲 奈 バァーン! ←テロップ
从c*•ヮ•§ お前が!!? 从c*•ヮ•§なら勝負するか!!
英玲奈「フッ」
从c*•ヮ•§寿司職人らしく包丁対決といこうじゃねえか…俺らァの包丁捌きみてヒューズがぶっとびやがれ!!
从c*•ヮ•§おらァああああああ!!!!ダダダダダダダダダ
穂乃果「わ!すごい、コンブがどんどん薄くスライスされていくよ…?」
ことり「ホノカチャン」
从c*•ヮ•§はっはァどーだぁ!0.03mmだぞ!ここまで薄くスライスされたらコンブかワカメか見分けがつかねえだろう!!
絵里「ハラショー…」
希「(すごいけど限りなくムダなスキルやん)」
英玲奈「フッ」
从c*•ヮ•§ほらほらどしたァ?テメーの番だぞ、びびっちまったか!!
英玲奈「フッ」
英玲奈「剣道の試合、勝てるよう祈ってるよ」
从c*•ヮ•§出ねえよ!帰れ!! \ガラガラガラッ/ \ピシャン!/
穂乃果「本当に帰らされちゃった…」
ことり「ホノカチャン…」
海未「なんだったんですか?今の人は」
从c*•ヮ•§あ〜!!くそがよぉ…イライライライラ
从c*•ヮ•§あー!!
穂乃果「!?」ビクッ
絵里「!?」ビクッ
从c*•ヮ•§おい!そこの嬢ちゃんたち!!なんでぇその食い方!バカにしてんのか!!
穂乃果「……?」
絵里「…?」 从c*•ヮ•§シャリばっか食ってネタが全部残ってんじゃねえか!!はやりの糖質ダイエットだか知らねえが舐めた真似してんじゃねえ!!
絵里「…糖質ダイエット…?」コソコソ
穂乃果「いや逆でしょ」ヒソヒソ
花陽「その…わたし、ごはんが大好きで…」
小 泉 花 陽 バァーン!←テロップ
凛「凛はお魚苦手にゃー!!」
星 空 凛 バァーン!←テロップ
从c*•ヮ•§うるせえ!帰れぇ!帰れぇ!! \ガラガラガラッ/ \ピシャン!/
从c*•ヮ•§フーッ!フーッ!
从c*•ヮ•§まったくなんだってんでぇ…今日は厄日かァ?
穂乃果「私たちだけになっちゃった…どうしようぅ絵里ちゃあん」
絵里「そうね…」
あんじゅ「完ッ全にフルハウス」フッ
優 木 あ ん じ ゅ バァーン!←テロップ
从c*•ヮ•§まだいやがったか!帰れぇ!! 从c*•ヮ•§ムスー イライライライラ
从c*•ヮ•§ギロッ
穂乃果「(こっち見た!!)」
ことり「(ホノカチャン!)」
从c*•ヮ•§おい嬢ちゃんたち!なにぼさっとしてやがるんだ!!注文すんのかしねェのか、はっきりしろぃ!!
穂乃果「あ…はーい、それじゃ…」
希「待つんや穂乃果ちゃん」
穂乃果「?」 希「あの大将さんどう見ても気難しい人やん?下手な注文したらウチらもきっと帰れぇ帰れぇされてしまう」
穂乃果「えぇ…でも私こういうお店初めてだし…」
从c*•ヮ•§おい早くしろい!!注文すら出来ねぇのか?最近のメスガキはよぉ!!!イライライライラ
穂乃果「ぅ絵里ちゃあん…」
絵里「…………」 絵里「(どどどどうしよう…タッチパネルもメニューもないわ…どうやって頼んだらいいのかしら…)」
穂乃果「ぅ絵里ちゃん?」
希「絵里ち?」
絵里「……………」チラッ
絵里「だ、大丈夫よ!ちょっと気難しそうだけど腕はよさそうな大将さんじゃない、普通に好きなものを頼んでいいと思うわ?ね、ことり?」
ことり「えぇ…?」
希「(逃げたな)」 从c*•ヮ•§イライライライラ
ことり「あ、あの」
从c*•ヮ•§あぁ!?
ことり「ひっ…ホノカチャン…」
穂乃果「頑張って!ことりちゃん!」グッ!
ことり「あの…あの…」
ことり「……………」
ことり「チーズケーキ…」
从c*•ヮ•§この状況でそれ頼めるお前の度胸がすげえよ!!!!! 希「さすがことりちゃん…ま、ウチはフツーにトントロを塩で」
从c*•ヮ•§ボケか!?それはボケで言ってんのか!!?
希「いくらことりちゃんでも常識は守らないかんて」ゴソゴソ
从c*•ヮ•§寿司屋のカウンターで七輪出して炭起こしながら言うセリフじゃねえだろ!!
希「トントロないん?」
从c*•ヮ•§ねえよ!!!!!!! 从c*•ヮ•§ったくよぉ…嬢ちゃんがたにはウチみたいな店はちょっと早かったんじゃねえのかい!自分で稼いだ金で食えるようになってから出直してきな!!
穂乃果「…………」←ラブライブ!関連の年商数億規模
絵里「……………」←ラブライブ!関連の年商数億規模
从c*•ヮ•§何考えてやがる!!?
穂乃果「あ、その」
絵里「メタなこと考えてごめんなさい」 海未「ご主人」
从c*•ヮ•§あぁ!?まだなんか用か!!
海未「コンブを頂けますか」
从c*•ヮ•§う…?コンブ…だと…?
穂乃果「あれ?様子が変わった」
絵里「海未…?」
海未「えぇ、コンブです」ニコッ
从c*•ヮ•§………!! 从c*•ヮ•§お、お前…なんだってコンブを…?
海未「失礼ですがご主人の江戸言葉には駿河方面の訛りがある…あちらはコンブの特産地と記憶しております」
从c*•ヮ•§…!!! 海未「そしてお店の生け簀の様子…よく手入れされているなかでも特段、生きの良く大きく育ったコンブ…このお店のコンブはきっと、とてもおいしいだろうと思ったのです」
从c*•ヮ•§………!!!
从c*•ヮ•§こいつァ…お見それいたしやした!いやぁ…お客さん通ですねェ!ささ、どうぞ召し上がってくだせえ!当店自慢のコンブ握りでごぜえます!!
海未「頂きます」モリモリ←コンブ食ってる
海未「……………」
海未「ポジティブがあふれだす!!!」パァア 保守コンブしてたら書き込み規制くらったでござるの巻き
オワタ どうでもいいけど近所の回転寿司屋に行ったらコロナ対策で回らない寿司屋になってた 相変わらず薬でもキメてんじゃないかってくらい無軌道なSS書くよな 从c*•ヮ•§へっへどうですぅ?我が家自慢のコンブは?舌もとろけるうまさでげしょ?
ことり「ンミチェアー、これすごくおいしーね!!」モリモリ←2カンめ勝手に食ってる
穂乃果「えホント?ずるーい!穂乃果もそれ食べたーい!!」
从c*•ヮ•§おぉ!そうだろうそうだろう!俺らァのコンブは世界一だァ…それがわかるたァチーズケーキの嬢ちゃんもたいしたもんだ!!
希「(絶好のタイミングで失点回復ぢたやん…ことりちゃんおそるべし)」
絵里「ちょっとことり!穂乃果も!!それは海未のでしょう?食べるならちゃんと注文しなきゃ大将さんに失礼じゃない、帰れぇ帰れぇされちゃうわよ!!」
从c*•ヮ•§おー、かまねえかまねえ!握ってやるからどんどん食えぇ!
希「完全に機嫌なおったm-floたいやね」
絵里「……………」 前略
何故か突如m-floについて語りだす東條希であった
穂乃果「でも海未ちゃん、コンブのお寿司がおいしいなんてよく知ってたね!」
ことり「さすがンミチェアー!」
海未「そんな…私はただ、おいしそうだと思っただけで、そんなに誉められると恥ずかしいですよ」
从c*•ヮ•§ご謙遜なさって!!そんなことはありませんぜ、青のお嬢さんのお眼鏡は確かなモンでさァ!俺らァたち寿司職人でもここまでの目利きはそうそういねえ…
希「ベッタ誉めやん」
絵里「……………」
絵里「(なによ…海未ばっかり誉められて…私だってお寿司には詳しいんだから!!)」
从*c•ヮ•§さァさァお嬢さんがたも遠慮せずに、どんどんご注文なさってくだせえ!!
絵里「じゃあ私はダイオウグソクムシっていうのを頂こうかしら」フッ
从c&*•ヮ•§…食えよ?お前絶対それ食えよ!? 从c*•ヮ•§へい!ダイオウグソクムシ一丁お待ち!!ドスッ
穂乃果「うわぁ…」
希「既に寿司置いた時の効果音じゃないやん」
絵里「ハラショー…」
从c*•ヮ•§当店自慢のダイオウグソクムシの握りでごぜえますよ?さァロシアのねーちゃん!食って頂きましょうか ニヤニヤ
穂乃果「ぅ絵里ちゃん…これはさすがにごめんなさいしてもいいと思うよ?」
参考画像:ダイオウグソクムシ
https://i.imgur.com/JlhAjdm.jpg
絵里「頂きます!!」ガッ
从c*•ヮ•§ぬお!?
絵里「バリバリバリバリ」
从c*•ヮ•§こ、こいつ…?殻ごといきやがった!!
穂乃果「ぅ絵里ちゃん!!」
希「絵里ち!!」
从c*•ヮ•§シンゼラレナイ…
絵里「(あら…?あんがいシャコみたいでおいしい…)」バリバリ 从c*•ヮ•§いい食いっぷりだ、気に入った!!いやあ、俺らァロシアじんなんてのは図体ばっかでかくて肝っ玉のちいせえチンカスばかりだと思っていたが…なかなかどうして!たいしたもんじゃあねえか!!
穂乃果「さすがぅ絵里ちゃん!」
海未「お美事です」
絵里「モリモリ」←まだ食ってる
从c*•ヮ•見直したぜロシアのねーちゃん!さァさァ他のお嬢さん方も、じゃんじゃん注文なさってくだせえよ!今夜はなんでも握りやすぜ!!
穂乃果「やった!じゃあ私サバ食べたい!」
从c*•ヮ•§へい!サバ一丁!
希「うちはビントロ」
从c*•ヮ•§へい!ビントロ一丁!
ことり「チーズケーキ…」
从c*•ヮ•§この流れならバレねーとでも思ったか!帰れぇ!! 从c*•ヮ•§へい!コンブお待ちぃ!!
穂乃果「あれ?」
从c*•ヮ•§へい!コンブお待ちぃ!!
希「うん?」
从c*•ヮ•§さァさァ!おつぎは何を握りやしょ?
穂乃果「……………?」←コンブ
希「………………?」←コンブ
穂乃果「(どういうこと?)」ヒソヒソ
希「(うーん…)」コソコソ
从c*•ヮ•§さァさァ!!
絵里「モリモリ」←まだ食ってる
希「……………」
希「『コンブ握ってもらえますか?』」
从c*•ヮ•§ !
从c*•ヮ•§……本当に、いいんですね?
希「……?」
((((((((从c*/•ヮ•§ / ズモモモモモモモモ ←わしわししながら近づいてきてる
希「!?」
((((((((((((((((从c*/•ヮ•§/ ズモモモモモモモモ
希「や、やめるやん?冗談でもよすやん!?」
((((((((((((((((((((((((从c*/•ヮ•§/ ズモモモモモモモモ
希「いやっよしてんか!!」バキャァ
\バッターン!/キュー
从c*•ヮ•§ 死――――――――ン
穂乃果「…どうしよう?希ちゃんが大将さん倒しちゃったけど…」
ことり「ホノカチャン」
海未「すごくいい笑顔のまま倒れてますね…」
絵里「モリモリ」←まだ食ってる
希「しょ、しょうがないやん?乙女のピンチだったやん?」
穂乃果「(いやっよしてんか!って言ってた…ちょっと♪かわいい♪)」
ことり「(ホノカチャン)」
???「あー!!」
穂乃果「!?」
希「!?」
???「有名なプロレスラーのダイナマイト淡島さんずら!!ルビィちゃん!ダイナマイト淡島がいるずら!!」
???「ピギッ!!?」
花丸「ダイナマイト淡島ずら!有名なプロレスラーのダイナマイト淡島ずら!!本物ずら!!!!」
国 木 田 花 丸 バァーン! ←テロップ
ルビィ「あ、あの…ルビィ大ファンなんです…その、サイン…」
黒 澤 ル ビ ィ バァーン! ←テロップ
???「……な〜ん?」
穂乃果「……………」
希「……………」 果南「…いまわたし、見ての通りプライベートなんだけど」ムスッ
松 浦 果 南 バァーン! ←テロップ
从c*•ヮ•§す、すいやせんお客さん!!私のガキどもなんですが…しつけがなっておりませんで!
从c*•ヮ•§おい!お前ら!お客さんが迷惑してるだろ、いつも店には出てきたらだめだって言ってるだろう!!?オロオロ
穂乃果「(あ起きた)」
希「(なんか微妙にキャラ変わってるやん)」
果南「…だいたいなんでわたしにそんなことを頼むのかなん?イミワカンナイ…そういうのはダイナマイト淡島に言って欲しいんだけど」
花丸「………」シュン
ルビィ「………」シュン
絵里「ちょっとあなた!こんな小さい子達にそこまできつい言い方しなくてもいいじゃない!!」ガタッ←立った
希「(食べ終わったんやな)」
⌒°( ・ω・)°⌒←高1
ノcノ,,・○・,,ノレ ←高1
果南「…な〜ん?」ガタッ←立った
海未「(絵里)」スッ
絵里「(?海未…なんで止め…?)」
絵里「……………」ムー
絵里「……………」ガタッ ←座った
果南「チッなんなんだなん…興ざめだなん、おトイレ行ってくるな〜ん」プイッ スタスタスタ
从c*•ヮ•§すいやせん!お客さん、本当にすいやせん!!ほら、お前らも謝らないか!!
花丸「……………」←泣きそう
ルビィ「…………」←泣きそう 絵里「海未…なんで止めたのよ?」
海未「フッ」
海未「まあ見ててください」
絵里「?」
穂乃果「??」
♪おもいを〜の〜せて〜ハッピーパーリィトレ〜ントゥゴ〜♪
穂乃果「!?」
絵里「!?」
从c*•ヮ•§なんだ!このおんがくは!!
『aoコーナーより、ダイナマイト淡島選手の入場です!』ジャカジャーン!!
ダイナマイト淡島「∫∫( c||^ヮ^||ノ ウオー!!」
花丸「!!!!」
ルビィ「!!!!」
ダイナマイト淡島「∫∫( c||^ヮ^|| 果南から聴いたよ!ありがとネ!!」スッ ←色紙渡してる
从c*•ヮ•§お客さん…おい、よかったなあ!よかったなあお前ら!!ほら、ちゃんとダイナマイト淡島さんにお礼しろ!!
花丸「ずら!」パアァ
ルビィ「ぅゆ!」パアァ 花丸「おいダイナマイト淡島ぁ…いつものやってくれずら〜」
ルビィ「ぅゆ!」
从c*•ヮ•§ おいおいお前らぁ!あんまりお客さんに無理言うんじゃねえや、すいやせんね、本当すいやせん!!
穂乃果「…………」
絵里「…………」
ダイナマイト淡島「∫∫( c||^ヮ^|| ったくしょうがないな〜ん…一回だけだぞ?」
花丸「ずら!」
ルビィ「ぅゆ!」
ダイナマイト淡島「∫∫( c||^ヮ^|| いくぞー!」
ダイナマイト淡島「∫∫( c||^ヮ^||3ィ!2ゥ!1ン!」
\ワッカメワッカメ!!/ \ワッカメワッカメ!!/
∫∫( c||^ヮ^||ノcノ,,・○・,,ノレ ⌒°( ・ω・)°⌒
穂乃果「〜ッ!!wwww」プルプルプル
絵里「クッ…!」プルプルプル 絵里「なんだったのよ今の茶番劇は…」
海未「あれがプロレスの美学です」フッ
穂乃果「サインもらえてよかったね!!」
ルビィ「ぅゆ!」
花丸「ずら!」
从c*•ヮ•§さ、お前ら気がすんだろ…もう奥に戻ってテレビでもみてなさい
ルビィ「はーい」テテテ
花丸「ずら〜♪」テテテ
从c*•ヮ•§や〜すいやせんねお客さんたちも!どうにも騒がしい年頃でして…
絵里「あ、いえ」
希「うちらにはお構い無く」
📺{つぎはスポーツの話題です…テレレン♪
穂乃果「………」
絵里「………」
📺{♪ジャカジャーン沼津プロレスリング♪ぼくらの街にダイナマイト淡島がやってくる!さあ、きみも一緒に…ワッカメワッカメ!ワッカメワッカメ!
穂乃果「ブフゥwwww」
絵里「クッwwww」 穂乃果「なんだか私もおトイレいきたくなってきちゃった…行ってくるね?」
希「いっトイレ」
ことり「ホノカチャン」
穂乃果「(えっと…こっちだよね?さっきのダイナマイトさんが出てきた方…)」
穂乃果「………?」
穂乃果「階段?地下室…?なんだかいかにも降りちゃいけなそうな階段があるけど」
穂乃果「…………」
穂乃果「行ってみよう」トントントントン↓ …シーン!
…パシーン!
穂乃果「?」
穂乃果「なんだろうこの、何かをムチでひっぱたくような音…」トントントントン↓
\ソロー!!/ \おじぃ!!/
穂乃果「!!!?」
???「こら!なにサボってるの!?バレないとでも思ってるの!!?」パシーン!パシーン!
\ソロー!/ \おじぃ!/
???「もっと気合い入れて握りなさい!!千歌ちゃんがインターネットのインスタグラムってやつで『いいね』を押してもらえなくなっちゃうじゃない!電気食らわすわよ!!」バチバチバチ
\ソロ…/ \おじぃ…/
穂乃果「(いや何!?いったい何これ!!?)」 \ヨーソロ!ヨーソロ!/
\おじぃ!おじぃ!/
???「え何?私には生のお魚が苦手だという初期設定がある?労基は守って働かせてくれ…?」
???「生意気いってんじゃないわよ!!!!」バチバチバチ!!
\ソロー!!/ \おじぃー!!/
死―――――ン ピクピク ピクピク
梨子「あ…やばい、やりすぎちゃった…?」
桜 内 梨 子 バァーン! ←テロップ 梨子「しかたないな…一旦休憩、一旦ね、一旦!少しだけ千歌ちゃんの声も聴かせてあげる!」ポチッ
『こんちかー!!』
\ソロ!?/ガバッ! ←起きた
\おじ!?/ガバッ! ←起きた
梨子「はい休憩おわり!起きたならさっさとお寿司握りなさい!!」パシーン!パシーン!
\ソロー♪/ \おじぃー♪/
梨子「叩かれて嬉しそうな声上げなるのやめて!!!」バチバチバチ
\ソロ!?/ビクーン! \おじ!?/ビクーン!
死――――――ン ピクピク
梨子「(やっぱりちゃんとアナルまで犯す必要があるわね…)」
梨子「……………」クルッ↓
梨子「このように人件費を抑えることで、チカ五郎寿司はおいしいお寿司を安価に提供することができるのです」ニコッ ←カメラ目線
穂乃果「(見なかったことにしよう)」トントントントン↑ 穂乃果「たらいまー」
希「おかえ凛ちゃん」
ことり「ホノカチャン」
絵里「ぅーん…ぅーん…」ゴロリ
穂乃果「!?ぅ絵里ちゃんがなんかお腹押さえて苦しんでる!どうしたの一体!?」
从c*•ヮ•§おめでたですか?
海未「それが…急に苦しみだして…とりあえずお医者様は呼んだのですが」
真姫「わからないわ…虫垂炎とも肝炎とも違う……」
西 木 野 真 姫 バァーン! ←テロップ
真姫「こんな症状はダイオウグソクムシを殻ごと丸一匹食べた人くらいしか見たことがない…」
穂乃果「いやジャストでソレだから!!というか真姫ちゃんは一体ここ以外のどこでそんな患者さんを診てきたの!!?」
真姫「とりあえず応急薬を処方しておくわ」コトッ
穂乃果「いやそれなんの薬!?普通に対応できてることに驚くんだけど!!」
希「(正露丸やん)」
真姫「ことり、飲ませてあげて」
ことり「はぁーい♪」ドボドボドボ←ビン一本丸ごとイッキ飲みさせてる
絵里「うっ!?グッハ!!がはっ!?」
穂乃果「ぅ絵里ちゃん!ぅ絵里ちゃあーん!!!」
从c*•ヮ•§ 海未「…大丈夫ですか、絵里」
絵里「ふぅ…死ぬかと思ったわ、ありがとうことり」
ことり「♪」
希「(むしろ殺すとこだったけど)」
穂乃果「いつの間にか本当に私たちだけになっちゃったね」
海未「さっきの騒ぎで皆帰ったようです」
希「貸し切りやん」
あんじゅ「完ッ全にフルハウス」フッ
从c*•ヮ•§お前まだいやがったのか!帰れぇ!!
あんじゅ「あら?ずいぶんな扱いじゃなぁーい」クルクル
从c*•ヮ•§ラブライブ界隈にあんじゅはひとりでいいのだ 穂乃果「モリモリモリ」
海未「ズズズ」
从c*•ヮ•§ニギニギ セッセ
穂乃果「うーん、なんていうかさあ」
海未「はい」
穂乃果「こういう、自分のペースでお寿司つまみながらお茶のんで、まったり流れる時間って、人生にとってすごく有意義なんじゃないかなあ」
ことり「ホノカチャン」
絵里「あら?穂乃果にしてはずいぶんまともなことを言うじゃない」
希「ついさっき彼岸に渡りかけて帰ってきた人にとっては深く共感できる話やんね」
絵里「もう!希ったらからかわないでよ」
海未「ふふっ…まあ、今までが寿司屋にあるまじき慌ただしさだった、とも言えますが」
穂乃果「そうだねっ!ふふっ!」
海未「ふふっ」
シ―――――――――ン
\ニギニギ/ \セッセ/
\ぷわぷわ〜ぉお〜お〜♪/←尺八の音
从c*•ヮ•§!?
穂乃果「!?」
絵里「!?」
テテテテテテテテテンテケテン♪←お琴
\今夜がダ〜イ〜ヤ〜/
穂乃果「ブフゥ」
絵里「ブッwwww」
\今夜がダ〜〜〜〜〜イヤッ!!/
海未「……………」
ことり「…………」
\こ〜んや〜がダ〜イヤ〜♪/
絵里「くっ……!!」
\ダイヤ〜イヤイヤイヤイ〜♪/
从c*•ヮ•§………
シ――――――――――ン
穂乃果「…………」
希「………なんだったn」
\今夜がダイヤァーッ!!/
穂乃果「!!」ビクッ
希「!!」ビクッ
シ――――――――――――ン
穂乃果「…………」
希「……………」
\…るぅ〜るるるるぅ〜ルビィ〜♪♪/
穂乃果「wwwwwwww」ブッフ
希「クッwwwwソwwwwwwww」バッフ 希「さて…そろそろお開きにしよかぁ」
穂乃果「あ!じゃあ私最後にエンガワたのm」
希「待つんや穂乃果ちゃん」
穂乃果「!!?」
希「このテの気難しい親爺さんのやってる回らないお寿司では『〆の一品』に何を頼むかがものすごく重要な意味を持つ…下手な注文してこのタイミングで帰れぇ帰れぇされたら最悪やん?」
穂乃果「え そうなの?と、なると…」チラッ↓
絵里「適任は…」チラッ↓
海未「……………」←
海未「私……ですか?」
ことり「ンミチェアー…」
从c*•ヮ•§ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「……………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
穂乃果「ゴクリ」
海未「ちかわさ頂けますか」
从c*•ヮ•§♪ちかわさ〜だよ〜♪パアァ 穂乃果「ちょっと不思議な展開が多かった気もするけど、いいお寿司屋さんだったね!」
海未「ええ」
ことり「ホノカチャン!」
穂乃果「じゃ ぅ絵里ちゃん!ごちそうさまでした〜!!」
海未「あっ穂乃果!!…絵里、本当にいいんですか?ご馳走になってしまって……」
絵里「フッ いいのよ、海未…こういうのはね、『順番』なの
海未「……?」
絵里「私も生徒会長になったとき、三号生の先輩にご馳走になったわ!だから今回は私の順番!そして…次はあなたたちの!来年、新しい生徒会長が決まったら、ちゃんとお寿司連れてってあげなきゃ駄目よ?」ニコッ
海未「…はい!!では…ご馳走様でした!!」パアァ
\海未ちゃ〜ん帰るよー?/ \ンミチェアー/ 从c*•ヮ•§ お代は〆て八万とんで750コンブ(税込)になります
希「なにそのお釣りがみかんで返ってきそうな通貨」
絵里「じゃあ四万325コンブずつね」
希「え ウチも払うん?」 その後、四万325コンブ分謎の地下施設で労働させられた絢瀬絵里であった
おしまい
※なお、お代の8割は絵里ちが食ったダイオウグソクムシだったりする
エンディングテーマ
「Welcome!」
歌:高海千歌(伊波杏樹)
从c*•ヮ•§♪うまれたての朝陽がサンシャイン♪水たまりがひかってキラキラ♪きょうもお掃除、ピカピカ♪リコの手も借りたいくらいにょー♪
从c*•ヮ•§♪過ぎちゃったこと、気にしないのだ しくっちゃっても転んじゃっても前向きに、GOGO♪きょうもわたしは大忙し 疲れちゃっても戦闘モードにょー♪
从c*•ヮ•§♪へいらっしゃい♪へいらっしゃい♪へいらっしゃい to my heart♪がんばるにょちょっとだけドジなわたしでーも♪へいらっしゃい♪へいらっしゃい♪へいらっしゃい to my heart♪
从c*•ヮ•§♪きょうもキミが来てくれるの…………待ってるにょ♪(待ってるにょ)♪
ついにエリチカは満足に2で割ることもできなくなったか 前のスレを保守できず落としてごめんなさい。
今回も楽しかった! 从c*•ヮ•§♪ナメトコシーターハッハッ♪ナメトコシーターハッ♪アィッ♪
ラブライブ!サンシャイン!! 梨子「千歌ちゃん、歌詞…今日までって約束だったよね?」
从c*•ヮ•§ 桑田佳祐さんの歌とかけまして、新米の魚屋さんと解きまする してそのこころは?
梨子「?」
从c*•ヮ•§ 歌詞(河岸)がぜんぜんわからない
梨子「じゃなくて、歌詞」
ヽ从c*•ヮ•§ゝ へーい!
ヾ从c*•ヮ•§ゞ♪ナメトコシーター ハッ♪ハッ♪ナメトコシーター ハッ♪アィッ♪
梨子「……………」 ダイヤさん「千歌さん!スクールアイドル陪の今期の予算、ちゃんと生徒会へ申請しておいてほしいと言ったではありませんか…いまやスクールアイドル陪は浦女を代表する陪活なのですから、もっと自覚をもってくださいまし!!」
从c*•ヮ•§ ユーリ・ガガーリンの有名な言葉、「地球は青かった」ってやつ
ダイヤさん「?」
从c*•ヮ•§本当は「地球は青いベールを纏った花嫁のように美しい」と言っていたらしいのだ
ダイヤさん「いえ…でなくて、予算」
ヽ从c*•ヮ•§ゝ へーい!
ヾ从c*•ヮ•§ゞ ♪ナメトコシーター ハッ♪ハッ♪ナメトコシーター ハッ♪アィッ♪
ダイヤさん「……………」 美渡ねえ「こンの馬鹿チカァ!あんたまた勝手に私のカービィ2進めたでしょ!?」
从c*•ヮ•§ 人生上り坂、下り坂
美渡ねえ「?」
从c*•ヮ•§ おうさかしずくでーす!
美渡ねえ「だから、カービィ2!!」
ヽ从c*•ヮ•§ゝ へーい!
ヾ从c*•ヮ•§ゞ ナメトコシーター ハッ♪ハッ♪ナメトコシーター ハッ♪アィッ♪
美渡ねえ「……………」 志満ねえ「千歌ちゃん、今日は男湯と女湯入れ替えで、それぞれ柚子湯と菖蒲湯にしておいてって頼んだはずだけど…なんでバブが大量に投入されてバチバチいってるのかしら?」
从c*•ヮ•§ こういうお寿司を自分のペースでつまみながらお茶のんで、まったり流れる時間って、人生にとってはすごく有意義な気がするのだ
志満「…ふーん?」
从c*•ヮ•§ まあ、今までが宿屋にあるまじき慌ただしさだった、とも言えますが
志満「で、お風呂は?」
ヽ从c*•ヮ•§ゝ へーい!
ヾ从c*•ヮ•§ゞ ナメトコシーター ハッ♪ハッ♪ナメトコシーター ハッ♪アィッ♪
志満「ほう………」 この世には踊ってもその場のノリでごまかせないことがある
煽るなら相手はよく選んだほうがいい
眼底骨折の激烈な痛みの中、意識が薄れる前に高海千歌はまたひとつ「社会」を学んだのであった
アイッ♪
@ドクターにしきの
「うーんなんだかおなかがいたいにゃ…凛はきっと盲腸ちょう炎になってしまったにゃ」
「はいはい、このさきいかでも食べてなさい」
『日本の西木野総合病院所属、西木野医師が画期的な盲腸ちょう炎の治療法を発見しました!医学への国際的な貢献が認められ、今期のノーベル賞の候補にも名前が上がっているそうです!!』
『西木野先生!なにかひとこと!!』パシャパシャパシャ
『西木野先生!西木野先生!!』パシャパシャパシャ
「ヴェェエエ」
@ドクターにしきの 从c*•ヮ•§ ♪ガンダーラ ガンダーラ 愛の国ガンダーァラ-♪
ラブライブ!サンシャイン!! むつ「なあ…ちょっとききたいことあるんだけどよ…」 千歌「おや、これはこれは名前のあるモブキャラのむっちゃんさん…名前のあるモブキャラのむっちゃんさんがチカを呼び止めるとは、いったいなんの御用でしょう?あまつさえチカに質問するすごい度胸!!」
むつ「いやなんで声をかけただけでそこまで言われなきゃいけねーんだよ…チカけっこう容赦ないから傷つくんだよ…マジで…」
千歌「まあよいでしょう?チカのこころは駿河湾のように広いのでむっちゃんの愚行も許してさしあげるのだ、で、チカに質問とはいったいなんなのだ」
むつ「いやその…実はさ…」
千歌「STAP」
むつ「小保方?」
千歌「チカはいま朝イチで血圧が上がりきっていなくて機嫌がわるいのだ…質問によっては突然キレるかもしれないので覚悟の上で質問するのだ」
むつ「 」
千歌「さあさあむっちゃん、遠慮なくなんなりと、千歌に質問するがいいのだ」
むつ「いやビミョーにききづらい空気を作っておいて煽るなよ」
千歌「どーせむっちゃんが朝イチで千歌に話しかけてくるこのパターンは新しい理事長か東京からきた桜内梨子が転校してくるいつもの流れなのだ…千歌にとっては妙な安心感さえあります」
むつ「いやちげーし!!ていうか言うほどそのパターンやってないだろ!?いや…やってない…よう…な?」
千歌「その質問に答えることがお前の望みでいいのか?」
むつ「違っ…ランプの魔神やめいっ!ちげーし、よしみのことだ、よしみの!!」
千歌「…………?」 千歌「…よしみちゃん?」
むつ「ああ、よしみのことだ…一応きくが『よしみ』が誰かはわかってるよな?」
千歌「当たり前なのだ!名前のあるモブの中でもひときわ地味で、『うん』とか『いいよ』しかセリフのないよしみちゃんだって一応友達なのだ!チカが存在を忘れるわけがない…」
むつ「そ、そうか?とりあえず安心したよ…とりあえず友達ならあんまり酷いこと言うのやめような?」
千歌「画面に映ってた合計時間が下手したらしいたけ以下の可能性すらあるよしみちゃんを忘れるわけがないのだ!!!」
むつ「悪かった!あたしが悪かったからもうそれ以上言わないでやってくれ!友達だろ!?」 千歌「それで、そんなとらえどころのない、いまひとつ活躍した場面の思い出せないよしみちゃんについて、むっちゃんはなにを語りたいのだ」
むつ「あ、あぁ…そうだったな、チカのよしみに対する認識が酷すぎて一瞬マジで忘れてたわ…よしみなんだけどさ…うん」
むつ「いや…本当いまさらっていうか…チカに散々言ったあとでなんなんだけど…その…」
千歌「チカは焦らされるのが好きじゃないのだ、次でちゃんと答えなかったらミカンの刑に処す」
むつ「!!す、すまん、焦らすつもりじゃ…その、言い出しづらくて、な?はは…いやその、あれ、よしみってさあ…」
むつ「よしみって…何者なんだアイツ?」 千歌「ハァ〜↑?」←ダイヤさんの声マネしてる
むつ「その、さあ…もう何年も付き合っててアレなんだけど…アイツあれ、プライベート?の部分が完全に謎なんだよ…チカなら何か知ってるかと思って…」
千歌「そんなこといわれてもウチポンデライオンやし、いや、フツーに考えて(普通星人)むっちゃんやいつきちゃんの方が詳しいんじゃないのだ?」
むつ「ほら、あたしといつきはオナ中(※同じ中学という意味のヤンキー用語)じゃん?よしみとは高校からの付き合いだし、考えてみたらあたし、アイツのこと何も知らないんだよ」
千歌「何年も付き合ってるんじゃなかったのだ?」
むつ「高校からの付き合いでこの春に知り合ってもう何年も経ってるんだよ!察してくれ!!」
千歌「そんな設定があったのだ?」
むつ「今回はそういう設定なんだよ!!あと、チカもオナ中の設定でいくからソコのところよろしく!!」
千歌「(相変わらず時系列と過去まわりの設定がちゃらんぽらんでややこしいのだ)」 千歌「3人で休みの日に遊びに行ったりしないのだ?」
むつ「いや…まあ…するけど、あいつ『いいよ』とか『うん』とかしか喋らねーし、あと、けっこうな確率で私服が制服だし」
千歌「友達にそんな酷いこと言うななのだ」
むつ「な!?違っ…だってしょうがないだろ、マジでそうなんだから!!本当謎なんだよアイツ、アイツの『素』の部分!!」
千歌「そう言われてもな〜…同じユニットのむっちゃんでさえそのテイタラァク(←謎の英語発音)なのにチカに意見を求められても困るのだ」
むつ「別にあたしらユニット組んでねーぞ…まあ、そう言われるのもわかる気はするけど」
千歌「チカが知ってるのは実家がみかん山3つ持ってる豪農で、小作への一切情け容赦ない搾取っぷりから地元では『陸の黒澤家』と畏れられ崇め奉られているということくらいなのだ」
むつ「いや待てなんだそれ!?あたし知らないぞ、さらっと聴いたこともない新情報を与えるのやめてくれ!!!」 千歌「あと…印象に残ってるエピソードといえばラブライブ!地方予選の決勝でカメラ入ってる前でストロングゼロがぶ飲みした挙げ句ハイテンションで暴れ回り、父兄まで巻き込んで他校の生徒と殴り合いの乱闘騒ぎを起こしたことかなあ」
むつ「いやちょっ、え、何!?何やってくれてんのアイツ、それ、マ!?」
千歌「チカたちはステージの上から呆然とそれを眺めているしか出来なかったのだ…諦めたような顔で立ち尽くしている果南ちゃんやよーちゃんの姿は忘れられません、ま、その後チカが非常口へダッシュして会場の注意を反らし事なきを得た訳ですが」
むつ「ウソだよな?さすがに冗談で言ってるよなそれ!?なんか妙に納得がいくというか、いかにもありそうというか、しっくりきすぎて焦るからやめろよ!!!」
千歌「結果的にチカたちは失格で予選敗退となった訳ですが、まあ過ぎたことですし、恨んでないです…あの時勝ってれば廃校にならずにすんだのかな〜、とか思うこともありますけど今となっては楽しい思い出です」
むつ「と、とりあえず丁寧語やめような?チカの敬語こえーんだよ、フリーザ第一形態みたいな凄みがあるんだよ!!」 千歌「あとは…あぁ、『インターネット』でチカの調べたところによると、名前のあるモブの3人の中では独特の伸ばした語尾とジト目でキャラの立っているいつきちゃんに次いで人気があるみたいなのだ…『よくみるとけっこう美少女』なぞと評価されているようです」クイッ
むつ「かけてない眼鏡をクイッとやるなっての…ていうか、え?いつきがいちばん人気あんの?で、よしみが二番ってことは…?」
千歌「…残念ながらおでこ全開で見るからに田舎ヤンキー丸出しの、浦女のモデルがぬまっきとか言われてる原因の8割くらいを作ってるキャラクターの方にはオタ受けは厳しいみたいです」クイッ
むつ「ウソだろ…いちばん出番もセリフも多いんだぞ…キン肉マンで言えばギリアイドル超人に含まれてるジェロニモくらいの立ち位置なんだぞ…」
千歌「(田井中律)」ボソッ
むつ「!!?おいッ!今お前何て言ったァ!!!?」
むつ「ち、ちくしょう…!!ちくしょぉおおおおおおおおおおお!!!!」
千歌「むっちゃんがセルのように正気を失ってしまったのだ…ショウビズの世界はこのように、結果が順位としてハッキリでてしまうという残酷さを持っています」クイッ 千歌「落ち着いた?」
むつ「あ、あぁ…すまねえ…あたしとしたことがつい、ブロックワードを聴いて取り乱しちまった…もう大丈夫だ」
千歌「それは何よりですがさて、結局よしみちゃんについてはチカの方が詳しかった訳です…むっちゃんはいったい、数年に渡る付き合いの中でよしみちゃんの何を見てきたのだ?」
むつ「う…」
むつ「…………」
千歌「(あこれマジで凹んじゃったやつだ)」
千歌「むっちゃん」
むつ「………ん」
千歌「大事なのはむっちゃんが何を知ってるかじゃない、何を知りたいかなんだよ」
むつ「え?」
千歌「むっちゃん、むっちゃんは友達のことをもっと知りたい、もっとわかってあげたいと思ったからチカに相談したんでしょ?だったら、いまよしみちゃんについて何もしらないことはなにも問題ないじゃない…」
むつ「チカ…」
千歌「大事なのはむっちゃんがよしみちゃんに何をしてあげたいか、どうしたいと思ってるかなんだよ!!」
むつ「チカァ!!」パァア
千歌「やるんだよ、やらなきゃ意味ないよ?」ズイ
むつ「いやいまスゲーいい話になりそうだったこのタイミングで日大アメフト部とかやめろよ!!ネタにしちゃダメなやつだろそれ!!BGMの『起こそうキセキを』が台無しだよ!!」 前略
ちなみにわしは律ちゃんけっこう好きです(=゜ω゜=)ノ
\チンコー/ ←チャイムの音
千歌「このチャイムが鳴ったということはラブライブ!サンシャイン!!ジャンプアップハイプロジェクトからのお知らせの時間…もとい、放課後なのだ」
千歌「チカとむっちゃんはこれより、よしみちゃんのプライベートを探るためこっそりヤツのあとをつけていこうという訳です」
むつ「状況の説明ありがとよ…」
千歌「でもチカと二人でよかったのだ?どうせならいつきちゃんもつれてくればよかったのだ」
むつ「そこはそれ、あたしらトリオだからさあ…いつきとあたしが組んじゃうとよしみをハブってるような形になってあとあと気まずいだろ…難しいんだ女子の世界は」
千歌「なるほど…下位スクールカースト特有の理不尽なローカルルールというやつですね?」
むつ「もう少しオブラートに包んで言ってくれ…チカのほうこそいいのか?aqoursの練習とか、用事とか…」
千歌「チカたちは仲良しだけど馴れ合ってるわけではないから別にいいのだ、仲間だけどライバル!ライバルぬして仲間!」
むつ「なんか聴いたことあるぞそれ…あっ」
よしみ「(………………)」←
むつ「いやがった…」
千歌「うむ、さっそくターゲットを捕捉したのだ」 むつ「なんていうか、こう、ふつうの歩き方だな」
千歌「普通星人」チッ
むつ「あっいやすまん…別にチカに嫌味を言ってるんじゃなく、まあ、当たり前なんだけど、せっかく尾行してるんだからもうちょっとこう…変化があってほしいというか」
千歌「奇声を発しながら道行く人のくるぶしを舐めてまわるとか?」
むつ「そこまで言ってねえよ」
千歌「チカたちのターゲット…よしみちゃんは歩様も安定して今日は調子良さそうなのだ」
むつ「パドックに入る馬の実況みてーだな…」
千歌「(流行りに乗ってみたのだ)」
むつ「どこ行くんだアイツ?」 よしみ「…………」ポチ
\ピンポーン/
千歌「!」
むつ「!」
『はい桜内です…どなたー?』
むつ「あ、アイツ、今…」
千歌「あんなごく自然にピンポンダッシュするやつ初めて見たのだ…眉ひとつ動かさずに離れていったぞ」
『どなたー?』
むつ「自分の存在感のなさを最大限に活用してるな…ジャンプの漫画で昔そんなのなかったか」
千歌「バスケ部にでも入れば活躍間違いなしなのだ」
『どなたー?どーなーたー?』 よしみ「ゴソゴソ」
千歌「………」
むつ「………」
よしみ「グイッグイッグイッ」
千歌「(サントリーウイスキー角瓶!!)」
むつ「(ごく自然に懐から出して…え?アイツひょっとして常に持ち歩いてるのかあれ!?)」
よしみ「…………」ポイッ \ガシャーン/
千歌「(投げた!!)」
むつ「(割った!!)」
『〜!、〜〜〜!!』
『&#♪!!!◎×▲□□!!』
よしみ「…………」
千歌「(ご近隣の方?に捕まってめっさ怒られてるのだ)」
むつ「(そりゃ、な……)」
よしみ「…………、……………」サッ サッ
千歌「(オーバーなジェスチャーでなにか口答えしてるのだ)」
むつ「(いや謝れよそこは…)」
よしみ「…………、……………」サッ サッ
千歌「『もち』『ろん』『俺ら』『も』『抵抗』『する』『で』、『拳で!!』」
むつ「読唇術っぽくアフレコつけるのやめろよ!!…え、マジで言ってないよな?それ!?」 むつ「なんか…よしみって想像以上にキャラクター濃いって言うか…あたしいま正直けっこう引いてるわ…」
千歌「…むっちゃん、じゃあどうする?やめる?」
むつ「……………」
千歌「(考え込んでしまったのだ…『やめないッ!』って即答すると思ったのに)」
千歌「むっちゃん」
むつ「……ん」
千歌「むっちゃんはよしみちゃんのことを知りたかったんでしょ?自分の思ってたのと多少違う結果になってしまった!からって、勝手によしみちゃんを否定するのはチカ間違ってると思う」
むつ「!!そ、そうだよな、チカの言うとおりだ!あたしは普段のよしみがどんなやつなのかを知りたくて…思ってたのとは多少どころか遥か斜め上にぶっ飛んでたけど…いや、さすがチカだ!言うことが違うぜ!!」
千歌「素直でよろしい、むっちゃんはそうやってすぐ騙されて簡単にチカを誉め称えてくれるからチカの方もやる気が出ます、友達甲斐があるというものです」
むつ「おぅ!なんか言ってることがちょっと引っかかるけど尾行続けようぜ!!」
千歌「それでさっそく、よしみちゃんはナチュラルに松浦酒店に吸い込まれていったわけですが」
むつ「なっ!?」 むつ「アイツ…まだ飲み足りな…いや、バイト!そうだ、バイトしてるんだよきっと!酒好きを生かして仕事にしてるんだ!!」
千歌「むっちゃんの中では既にアル中気味なのがよしみちゃんの設定として確率されてしまったのだ?」
よしみ「フー…、フー…」ガッチャガッチャ
むつ「………………」
千歌「両手いっぱいにパンッパンにビンやら缶やら詰め込んだビニール袋めっさガッチャガッチャ言わせながら出てきたのだ」
むつ「案外力あるんだなアイツ…そんだけ買うなら配送してもらえよ、酒屋って頼めば届けてくれるよな?」
よしみ「フー………」ガチャ↓
むつ「…さすがに休憩するようだな」
千歌「果南ちゃんのようにはいかないのだ」
よしみ「ガブガブガブガブ」
千歌「そして飲まずにいられねー!?」
むつ「一升瓶イッキとか無茶しすぎだろ!!!」
よしみ「…………」 ポイッ \ガシャーン/
千歌「投げるのはもうルーティンになってるのか…」
むつ「何がお前にビンを割らせるんだよ…マジどんな心の闇を抱えてるんだよ…」 よしみ「フンフフンフフー♪」
千歌「ご機嫌で路面になんかガリガリ書いてるのだ」
むつ「ユニット名のアイデア…か?アイツ…a…n…u…s…」
千歌「!!」
むつ「!!」
むつ「白昼堂々天下の公道に一体何を書いてんだアイツはよ!!!」カーッ
千歌「待つのだ…末尾の『us』とはひょっとして、meの複数形の『us』…」
むつ「………?」
千歌「『anus』という単語に『私たちに』という意味を持たせた掛けことばなんじゃないかとチカ思うのだ」
むつ「だからなんだよ!!あたしたちのチーム名ソレかぁ!?アイツの中であたしたちはソレを名乗るのが自然な流れなのかよ!!!」
千歌「あ」
むつ「今度はなんだ…」
千歌「続けてセックスとか書いてる」
むつ「ただの猥褻な落書きじゃねーか!!!!!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています