エマ「いつもクールな果林ちゃん」【小ネタ・短編集】
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●「ダンス練習後」
エマ「果林ちゃん!さっきのステップ、かっこよかったね!」
果林「別に……そんなことないわ」(素っ気ない口調)
エマ「私、あんなに上手にできないよ〜」
エマ「今やってみるから、見てもらってもいい?」
果林「ダメよ」
エマ「……そっかぁ」シュン
果林「…………」
果林「身体を休ませないと、いくら努力しても上手にならないわよ」
エマ「……え?」
果林「明日、見てあげるから」
エマ「……えへへ、ありがとう♪」 ●「そばかす」
エマ「う〜ん……」(鏡を見る)
エマ「……」ホッペツンツン
エマ「……やっぱり、気になる〜!」
果林「……」パラッ(雑誌読み中)
エマ「果林ちゃん、いいメイク方法があったら教えて〜♪」
果林「ダメよ」
エマ「……そっかぁ」シュン
果林「…………」
果林「私は、その顔が好きなの」
エマ「……へっ!?///」
エマ「そ、そっかぁ///」テレテレ ●「ライブ」
エマのソロライブ開始前 ステージ裏
エマ「今日のステージも盛り上がるといいなぁ〜♪」ワクワク
果林「…………」
エマ「果林ちゃんも、楽しみにしててね♪」
果林「……ええ」スッ スタスタ(立ち去る)
エマ「あ、あれ……?」
エマ「……」シュン 数分後
エマ「(もうすぐ始まる……)」ドキドキ
エマ「……」チラッ(ステージ袖から客席を覗く)
\\ガヤガヤ//
エマ「(お客さんいっぱい来てる……嬉しいな)」ホッ
エマ「……あれ?」
果林「……」スッ(最前列でペンライトを構えている)
エマ「か、果林ちゃん!?」 果林「……」ソワソワ ワクワク
エマ「…………」
エマ「……ふふっ♪」タッタッタッ
エマ『皆〜!今日は来てくれてありがとう♪』
\\ワー! エマチャーン!! カワイイー!//
果林「!」ブンブン!ブンブン! ●「子守唄@」
エマ「〜〜〜♪」(子守唄&膝枕)
彼方「すやぁ……」
エマ「(ふふ……彼方ちゃん、気持ちよさそう)」ナデナデ
エマ「……」ナデナデ
彼方「……zzz」
エマ「……ふわ〜ぁ」
エマ「(……何だか、つられて…………私も……眠く……)」ウトウト
果林「……!」
果林「……」スタスタ 果林「……」ストン(エマの隣に座る)
エマ「……」ウトウト
果林「……」ソッ(エマを自分の肩に寄りかからせる)
エマ「……」コテン
エマ「……」…スヤァ
果林「……」ホッ
エマ「……」スヤスヤ 果林「……」ジー
エマ「……」スヤスヤ
果林「……」ウトウト
果林「……」コテン(無意識にエマにもたれ掛かる)
エマ「……んぅ」
果林「……」…スヤァ
エマ「……えへへ」スヤスヤ
彼方「(これは……二人が起きるまでは、起きられないなぁ〜)」フフッ ●「子守唄A」
彼方「いや〜エマちゃんの子守唄は、安眠効果絶大ですなぁ……」ウンウン
エマ「そ、そうかな〜///」テレテレ
彼方「果林ちゃんも、寝る前に聞いてみてはいかがかな〜?」
果林「え」
彼方「スッキリ起きられるようになるよ〜」
彼方「エマちゃん、お願いしてもいいか〜い?」ニヤニヤ
エマ「うん!私はいいよ〜♪」ワクワク
果林「…………」 ――――
――
夜 就寝前 果林の部屋
エマ「はい、横になって〜♪」ポンポン
果林「…………」
果林「……」ボフッ(ベッドに横になる)
エマ「ふふ」ワクワク
エマ「……」スッ(顔を耳元に近づける)
果林「……!」 エマ「……じゃあ、歌うね」コソッ(優しく囁く)
果林「…………」
果林「……ダメよ」ゴロッ
エマ「えっ?」
果林「……」ゴロゴロ …ドンッ(壁に正面から激突する)
エマ「えっえっ!?果林ちゃん!?だ、大丈夫!?」アタフタ
果林「……」ジンジン
果林「……近すぎて、眠れないわ///」(耳真っ赤)
エマ「!///……そ、そっかぁ///」 ●「コーレス」
果林『みんなに質問です!今日一番セクシーで情熱的なパフォーマンスをするのは〜?』
\\かりんせんぱーい!//
果林『私しか見えていないのは〜?』
\\は〜い!!!//
果林『今日の狙いは君にき・め・た』
\\カリンサマステキー! キャーッ!クールー!//
――――
―― 休憩時間 ステージ裏
エマ「果林ちゃん、私もコーレスした〜い♪」
果林「ダメよ」
エマ「……そっかぁ」シュン
果林「…………」
果林「……」スッ アゴクイ
エマ「!?///」
果林「今日だけじゃなくて……」
果林「いつもエマを狙っているもの」キリッ
エマ「か……果林ちゃん///」キュン
彼方「(……ファンサとか、自分から行くのは平気なんだよね〜)」 ●「スクールアイドルオタク@」
せつ菜「エマさん!ついに!!例のライブの限定版DVDを手に入れましたよ!!!」ペカー
エマ「わ〜い!さすがせつ菜ちゃん!」
せつ菜「早速見てみましょう!」ピッ(再生)
エマ「うん!」ワクワク
――――
――
(動画再生終了)
せつ菜「うぅ……感動的でしたね……」ウルウル
エマ「うん……すこすこのすこで尊さやばみからの、この子達しか勝たんだよ〜」グスッ
果林「愛、ちょっといいかしら?」ゴゴゴゴ
愛「いや〜エマっちすぐ覚えるから、教え甲斐があってさ〜」アハハ(目逸らし) せつ菜「ふぅ……それでは、一旦落ち着いたところで……」
せつ菜「最終ブロックのところから、もう一度見ましょう!!」ピッ
エマ「さんせ〜い!!」
せつ菜・エマ「……」ジー
せつ菜・エマ「……うぅ〜」ウルウル
果林「……ふふ」ニコニコ
彼方「(今の果林ちゃんの表情を、果林ちゃんファンの皆が見たら……)」
彼方「(エマちゃんと、同じようなことを言うんだろうな〜)」フフッ
愛「エマっち達の反応は、ほほ『えま』しいね!なんつって〜!」アハハ ●「スクールアイドルオタクA」
放課後 エマの教室
果林「…………」
彼方「……二人で、エマちゃんを迎えに来たのはいいけど〜」
エマ「……」スヤスヤ(机に突っ伏している)
彼方「イヤホンを付けたまま、寝ちゃってるねぇ〜」
エマ「……」ニヘー
彼方「幸せそうな寝顔だけど……これは、よっぽど好きな曲を聴いているな〜?」 果林「もう……危ないじゃない」スッ(イヤホンを外す)
エマ「んぅ……」ムニャムニャ
エマ「……」…スヤァ
彼方「おぉ〜……まだ起きないとは」
彼方「よぉ〜し、彼方ちゃんも対抗して」スッ(枕準備)
果林「しなくていいわよ……」
エマ「……」スヤスヤ
果林「……」フフッ 果林「……もう少しだけ、寝かせておこうかしらね」ガタッ(エマの隣の席に座る)
彼方「そうだね〜」
果林「……」ジー(イヤホンを見つめる)
彼方「有名なスクールアイドルの曲かな〜?」
果林「……」スチャ
イヤホン『〜〜〜♪』(果林のソロ曲)
果林「…………」 彼方「……」ポチポチ
彼方「あ……果林ちゃんの曲が、繰り返し再生されるようになってるね〜」
果林「…………」
彼方「果林ちゃ〜ん、嬉しいのはわかったから……」
彼方「そろそろ、返してくれないかな〜?」
果林「//////」(枕に突っ伏す)
エマ「……zzz」ニヘー ●「服飾同好会から再びお借りしました」
侑「皆の健康管理やメンタルケアも、マネージャーの大事な仕事!!」グッ
侑「と、いうわけで!いつも忙しい彼方さんと果林さんに、プレゼント〜!」ジャジャーン
エマ「がおー!クマ・ヴェルデだよ! 食べちゃうぞー♪」(例の格好)
彼方・果林「…………」
侑「うぅ〜……何度見ても癒される〜!」ギュ
エマ「は〜い、よしよし♪」ギュ ナデナデ
かすみ「侑先輩……何かと理由をつけて、抱き着きたいだけじゃないですか?」
侑「そ、そんなこと無いよ!」ギクッ 侑「えっと!緑は健康に良いって聞いて、緑と言えばエマさん!って思ってさ〜」アセアセ
彼方「それって、自然に触れることが大切ってことだったような……」
かすみ「しかもエマ先輩の恰好、全身茶色ですよね」
彼方「今のエマちゃんの緑要素は……『ヴェルデ』と、目の色くらいかな〜」アハハ
エマ「まあまあ〜、彼方ちゃんも〜♪」ギュー
彼方「お……おお〜?」ギュー
彼方「……確かに、これは…………癒されるぅ〜」フニャー
エマ「ふふっ、良かった〜♪」ナデナデ
エマ「……それじゃあ、次は」クルッ
果林「……!」 エマ「……」ジリジリ(果林に近寄る)
果林「……ダメよ、エマ」ジリジリ(後ずさる)
果林「そんなことされたら」
エマ「……えいっ♪」ギュー
果林「っ!!」
エマ「果林ちゃん、捕まえた〜♪」ムギュー
果林「…………」
エマ「えへへ〜♪」スリスリ 果林「…………」
エマ「……あれ?」
エマ「……果林ちゃん?」チラッ
果林「」チーン(満足げな表情)
エマ「か、果林ちゃん!?どうしちゃったの〜!?」ユサユサ
侑「さっすがエマさん!果林さんを昇天させるほどの癒しを与えるなんて!」ウンウン
かすみ「健康管理、失敗してるじゃないですか……」 ●「おまじない」
3年生組、部室で勉強中
彼方「おや〜……彼方ちゃん、消しゴムを教室に忘れてきちゃったみたい〜」ゴソゴソ
エマ「それなら、私の使っていいよ〜♪」スッ
エマ「あ、でもカバーは外さないでね」
彼方「……!」
彼方「……もしかして、名前入りとか〜?」ニヤニヤ
エマ「うん♪『ネーヴェちゃん』って書いてあるの」
彼方「……まさか教えてくれるとは思わなかったし、ちょっと間違ってる気がするよ〜」
彼方「でも、中学の時に流行ったな〜……」シミジミ 彼方「さすがに、これを使うのは気が引けるから……果林ちゃん、貸して〜」
果林「ダメよ」
彼方「どうして〜?」
果林「……ダメなものは、ダメよ」ギュ(消しゴムを握る)
彼方「…………」
果林「彼方っ……さっさと諦めなさい」グググ(精いっぱい手を上げる)
彼方「少しくらい、貸してくれてもっ……いいじゃ〜ん♪」ニヤニヤ グググ(精いっぱい手を伸ばす)
エマ「?」 今日はここまで
これでネタ数は半分
日付変わったらすぐ残り全部上げる予定 ●「ダイエット」
エマ「は〜むっ♪」モグモグ
エマ「う〜ん、このパンもとってもボーノ!」
果林「……」パラッ(雑誌読み中)
エマ「果林ちゃんも良かったら、一緒に食べよっ♪」
果林「ダメよ」
果林「撮影の日も近いのに、余計なカロリーは取れないわ」パラッ
エマ「……そっかぁ」シュン
果林「…………」
果林「……」ヒョイ パクッ
エマ「あ!」
果林「……明日の練習、ずっと付き合ってもらうわよ?」
エマ「は〜いっ♪任せて!」ニコニコ ●「休日の朝」
エマ「果林ちゃん、そろそろ起きないと〜」ユサユサ
果林「……ん」ゴソゴソ
果林「……」ムクッ
エマ「ふぅ、やっと起きた〜」
果林「……」ボー
エマ「それじゃあ、着替えよっか♪」
果林「…………」
果林「……ダメよ」
エマ「へっ?」 果林「ここで、横になってもらえるかしら」バンバン
エマ「えっ……う、うん」ボフッ(果林の隣で横になる)
果林「……」ボフッ(自分も横になる)
エマ「?」
果林「……」ギュ(エマに抱き着く)
エマ「!?!?///」
果林「……」スヤァ…
エマ「えっ!?///…………ええ〜///」
エマ「か、果林ちゃん、起きてってば〜///」
果林「……んぅ」ニヘー
エマ「(あっ……寝顔、可愛い)」キュン
エマ「…………」
エマ「(……たまには、いっか♪)」ナデナデ ――――
――
エマ「……」スヤスヤ
果林「ど、どうしてエマが……///」
エマ「……ん」モゾモゾ
果林「!」
エマ「あ、果林ちゃん……おはよう」
エマ「ふふ……果林ちゃんと寝るの、気持ちよかったよ〜」
果林「!?!?!?//////」
果林「」バタン(失神)
エマ「えっ!?か、果林ちゃ〜ん!?また寝ないで〜!」ユサユサ ●「髪に……」
エマ「いやー、今日もパンがボーノ♪」
エマ「〜〜♪」モグモグ
果林「……」ジー
果林「……」ソッ(エマの髪に触れる)
エマ「!?」ビクッ
果林「……」サワッ
エマ「えっ///」
果林「……」サワサワ
エマ「……果林ちゃん?///」
果林「……」ピタッ エマ「……な、なあに?///」
果林「…………」
果林「髪に、パンが付いているわ」
エマ「……ふえっ!?え、どこどこ!?///」キョロキョロ
エマ「うぅ〜……恥ずかしい〜///」
果林「……冗談よ」
エマ「えっ」
エマ「……も、もお〜!///果林ちゃ〜ん!///」
果林「ふふっ」ニコニコ
彼方「無意識に、触っちゃったんだろうな〜」
かすみ「こういう時ばっかり笑って誤魔化そうとするの、ちょっと腹立ちますよね……」 ●「外国人あるある」
休日 学生寮の廊下
エマ「〜〜♪」ウキウキ
寮生A「あっ、おはよーエマちゃん!」
エマ「おはよ〜♪」
寮生A「ずいぶんご機嫌じゃ〜ん♪それに、今日は特におしゃれだね!」
寮生A「あっ、もしかして彼とお出かけ〜?…………なんちゃって!」
エマ「ふふっ、彼じゃないよ〜」
寮生A「あはは!だよね〜♪」
エマ「果林ちゃんは、彼女だもん」
寮生A「あはは〜………………ってえええええっ!!?//////」 エマ「?」
寮生A「(えっ!?……ふ、二人って…………そういう!?///)」
エマ「(果林ちゃんが誰かとお出かけすることが、意外だったのかな?)」
寮生A「」パニック
エマ「……あっ、そろそろ行かなくちゃ!」
エマ「(果林ちゃんのこと、起こさないといけないし……)」
エマ「じゃあね〜♪」フリフリ(手を振る)
寮生A「」フリフリ(無意識に手を振る) ●「寮生達の見解」(※モブの会話がメインです)
寮生A「」ポカーン
寮生A「(……いや、待てよ!)」ハッ
寮生A「(もしかして……『彼女』というか、『女の子』って言いたかったんじゃ?)」※正解
寮生A「(エマちゃん外国人だし、ちょっと天然だからありえる……)」
寮生A「(……多分、そういうことだよね)」ウンウン
寮生B「あれ、こんなところで突っ立って何してんの?」
寮生A「あっおはよ〜、実はさ〜」
寮生A「果林さんとエマちゃんが付き合ってるって、一瞬勘違いしちゃってさ〜」アハハ
寮生B「はぁ?……何言ってんの?」 寮生A「だよね〜、そんなことあるわけ」
寮生B「付き合ってるに決まってるでしょ」
寮生A「ってえええええええっ!!?///」
寮生B「やれやれ……あんたねぇ、考えてもみなさいよ」
寮生B「ずーっと孤高の存在だった果林さんが、いつも一緒にいて、その上毎朝部屋に入れてるのよ?」
寮生B「毎日起こしてもらってる〜なんてことが無い限り、ただの友達に毎朝来てほしくないでしょ」
寮生A「た、確かに……果林さんが起こしてもらってるのは考えにくいし……」ムムム
寮生B「あと、果林さんが同好会に入る前の話なんだけど……偶然見ちゃったのよ」 寮生B「果林さんの部屋の前で、エマちゃんが急に果林さんの腕を掴んで」ガシッ(再現中)
寮生A「わっ」ビクッ
寮生B「『来て!』って言って、そのままどこかに連れていく瞬間をね」
寮生A「えっ!///……それって///」
寮生B「そう……あれは絶対告白よ!」
寮生B「そのあと、果林さんが同好会に入ったことを考えると……返事はOKだったってことね」
寮生A「た、確かに……振ってたら同好会に入らないだろうし……」ムムム
寮生B「果林さんも、エマちゃんのためなら何でもしてたし、当然の結果よね」ウンウン
寮生B「エマちゃんを助けるために生徒会室を物色したり、どんだけ好きなのって感じよ」
寮生A「何でそんなこと知ってんの?」 寮生A「でも……考えれば考えるほど、納得しちゃうね」
寮生B「きっと、二人には色々な葛藤があると思うわ」
寮生B「人気上昇中のスクールアイドルだし、果林さんは元々有名人でファンも多かったし……」
寮生A「(その割にはエマちゃん、平然と「彼女」って言ってたような気もするけど……)」
寮生B「二人の仲に気付いてる人は、寮の中にも何人かいるんだけど」
寮生B「前にその子達とも話し合って、皆で温かく見守ろうってことになったの」
寮生B「私達、エマちゃんのことも果林さんのことも大好きだもの」
寮生A「そっか……そうだよね!」
寮生A「うん!私も二人のこと、応援する!」 ――――
――
果林「最近、寮の子達によく話しかけられるわ」
エマ「そういえば果林ちゃん、前より親しげに声をかけられるようになったよね〜♪」
果林「ええ……それに、何となく……優しい目を向けられている気がするのよ」
エマ「ふふっ……果林ちゃんが、スクールアイドルを始めたからかな」
エマ「果林ちゃんはクールだけど可愛いところもあるって、皆に伝わったんだよ〜♪」
果林「……そうなのかしら?」
寮生C「ちょっと!見て!果林様とエマちゃんが一緒に歩いてる!!」
寮生D「てかあれって……私服デート!!?ほぁーーー!!」ギラギラ
寮生E「え、まってムリムリ聞いてない尊すぎてヤバイんだけど」ギラギラ
寮生A「(温かい目というか、熱すぎて滾(たぎ)ってるけど)……まあ、いっか!」フフッ ●「出来心」
エマ「果林ちゃ〜ん!これ、一緒に食べよ〜♪」
果林「ダメよ」
エマ「…………」
エマ「(私もたまには、クールに……)」
エマ「……そっかぁ」(低音)
エマ「(あっ……ちょっと、怖い感じになっちゃったかも)」
エマ「(果林ちゃんの反応は……)」チラッ 果林「」(絶望)
エマ「!!(ど、どうしよう……すごくびっくりしちゃってるよぉ〜!!)」
果林「」
果林「……!」ハッ
果林「……な、な〜んて!い、一緒に食べるに決まってるじゃな〜い!」アセアセ
果林「飲み物は何がいいかしら!?すぐ準備するわね!」シュバババ
果林「あっ、この前エマが好きそうなお店見つけたのよ〜!今度一緒に…(以下略)」ペラペラ
エマ「(果林ちゃ〜ん!!)」(後悔の叫び)
※この後、お互いにひたすら謝りました ●「手」
果林、モデル撮影後 帰り道
果林「いつも迎えに来てもらって、悪いわね」
エマ「え〜?気にしなくていいのに〜♪」ウキウキ
エマ「スタジオ近くのパン屋さんに寄れるから、私は嬉しいよ〜♪」ルンルン
果林「……今日は、ずいぶん買ったみたいだけど」
エマ「うん!新作もあったから、いつもよりたくさん買っちゃった〜♪」フクロドッサリ
エマ「はぁ〜♡食べるの楽しみ〜♡」ニヘー
果林「……ふふ」クスッ
エマ「〜〜♪」ルンルン
果林「……」ジー 果林「……」スッ(手を差し出す)
エマ「……えっ?」
果林「持つの、手伝う」
エマ「……」ギュ(果林の手を握る)
果林「わ、よ……」
エマ「…………」
果林「…………」
エマ「……あっ///ご、ごめんね!」バッ(手を離す) エマ「えへへ……勘違いしちゃった///」スッ(荷物を半分渡す)
果林「……」スッ(受け取る)
果林「…………」
果林「……いいえ」ギュ(エマの手を握る)
エマ「!」
果林「……」フィッ(顔を背ける)
果林「……これで、合っているわ///」
エマ「…………」
エマ「……うん♪」ギュー ●「会いたい」
エマ「ネーヴェちゃん……」(遠い目)
果林「……」パラッ(雑誌読み中)
エマ「はぁ……」ナデナデ
果林「……」ボサー
エマ「はぁ……」ワシャワシャ
果林「……」ボサボサー
かすみ「(髪の毛、すごくいじられてるのに……)」
せつ菜「(こういう時は、ダメって言わないんですね……)」 エマ「……」シュン
果林「……」パラッ
果林「……週末」ボソッ
エマ「えっ?」
果林「二人で、動物園に行くわよ」
エマ「……また、一緒に行ってくれるの?」
果林「パンダに会いたくなったのよ」パラッ
エマ「…………」
エマ「……ふふ、そっかぁ」 ●「動物園」
\\メェー メェェェー//
エマ「わあ〜!可愛い〜!♡」
ヤギ「メェェェ〜」
エマ「よしよし、いい子だね〜♡」ナデナデ
果林「……」ジー
ヤギ「メェェェ〜」スリスリ
エマ「はぁ〜♡幸せ〜♡」ニヘー
果林「……」キュン
エマ「癒されるね〜♡」
果林「……ええ、本当に癒されるわ」フフッ ――――
――
果林「……!」キラキラ
パンダ「……」ササムシャムシャ
パンダ「……」ノソノソ
果林「とっても可愛いわね」キラキラ
エマ「うん♪」
果林「でも……どうしてパンダの触れ合いはできないのかしら」
エマ「パンダさん人気者だから、難しいのかな〜」
エマ「あ!でも確か、パンダさんに餌やりができる動物園もあるよ」
果林「えっ」キラキラ エマ「ちょっと遠いけど、日本に何か所かあったと思うよ〜」
果林「へ、へぇ……そう……」ソワソワ
エマ「…………」
エマ「……今度、一緒に行く?」
果林「え、ええ!!」
エマ「じゃあ、約束だよ♪」
エマ「……えへへ、楽しみだな〜♪」
果林「パンダに餌やりなんて、絶対に楽しいわよね」
エマ「うん♪……それもあるけど」
果林「?」 エマ「……果林ちゃんと遠くへお出かけできるのが、すっごく嬉しいな〜って♪」
果林「っ///」キュン
果林「…………」
果林「……私だって、同じよ」
エマ「……え?」
果林「だからこれからも、エマと一緒に色んな場所へ行きたいわ」ニコッ
エマ「か、果林ちゃん……///」キュン ――――
――
夕方 帰り道
エマ「今日は、楽しかったね〜♪」
果林「ええ」
エマ「果林ちゃん、皆へのお土産の他にも何か買ってたよね?」
エマ「ふふ、果林ちゃんも満喫したみたいで良かった〜♪」
果林「…………」
果林「……」スッ(袋を一つ差し出す)
エマ「……えっ?」 果林「エマには、いつもお世話になっているから」
エマ「……」スッ(受け取る)
エマ「……」ゴソゴソ
エマ「(あっ……ヤギの、ぬいぐるみ……)」
果林「代わりにはならないって、わかってるけど……」
果林「少しでも……エマの寂しさが無くなればって、思ったのよ」モジモジ
エマ「果林ちゃん……」
エマ「…………」 エマ「……」ウルウル
果林「!?」ギョッ
エマ「……っ」ギュ(果林に抱き着く)
果林「!?!?!?///」パニック
果林「……エ、エマ?///」
エマ「……」ギュー
エマ「……本当に、ありがとう」グスッ
果林「…………」
果林「……ええ」ギュ ●「5話」
エマ「え〜っと……学生寮の地図」ゴソゴソ
果林「どうかした?」
エマ「……!」
エマ「あ、あの……虹ヶ咲学園の人ですか?」
エマ「私、虹ヶ咲学園に編入する、エマ・ヴェルデと言います」
エマ「今日から学生寮に住むんですけれど……寮への行き方を知りたくて……」
果林「…………」
果林「……」スッ スタスタ
エマ「あ……」
エマ「……」シュン 果林「……」スタスタ ピタッ
果林「……?」クルッ
果林「何してるの」
エマ「……えっ?」
果林「一緒に行くわよ」
エマ「……!」パァァァ
エマ「はい!」
「あなた、学年は?」「3年生です!」
「あら、私と一緒ね」「えっ!そうなんですか?」
「ええ……だから、敬語じゃなくていいわよ」
「!……うん!」 ――――――――
――――
――
エマ「(なんてことも、あったなぁ……)」
エマ「(そのあと、学園も案内してもらったけど……果林ちゃん、迷っちゃったんだよね)」フフッ
せつ菜「どうかしましたか?」
エマ「あっ、うん……ちょっと果林ちゃんのこと考えてて」
かすみ「はぁ……エマ先輩って、ほんっと〜に果林先輩のこと好きですよね〜」
エマ「うん!♪」キラキラ
かすみ「うっ…………笑顔が眩しいです……」 エマ「果林ちゃんはね……」
エマ「初めて会った時から、優しくしてくれて……」
エマ「私が日本に来たばかりの時……寂しい思いをしたり、不安なこともたくさんあったけど……」
エマ「でも、果林ちゃんがいつもそばいてくれたから、大丈夫って思えたの」
エマ「それで、今は皆ともこ〜んなに仲良くなれて、毎日楽しいよ〜♪」
せつ菜「……ふふ、でしたら私達も、果林さんに感謝しないといけませんね」
かすみ「まぁ、確かに……果林先輩って意外と面倒見いいし、優しいところありますよね」
エマ「ね〜!そうだよね〜♪」 エマ「私……かっこよくて、可愛くて、優しい果林ちゃんのことが……」
エマ「と〜っても、大好きなの!♪」
彼方「果林ちゃ〜ん、嬉しいのはわかったから……」
彼方「部室の前で急に倒れるのは……勘弁してほしいかな〜」
果林「」チーン おわり
クールだけどエマちゃんに激甘な果林ちゃん好き
>>1
代行いただき、改めてありがとうございました
読んでくれた皆さんも、ありがとね 乙
あなたのハートフルSSめちゃくちゃすき
短編も長編も楽しみにしてるわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています