千歌「よーちゃんの秘密」
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とある日 曜ちゃんの家
千歌「よーちゃん あーそーぼー!」
曜ママ「あら、千歌ちゃん」
千歌「おばさん、よーちゃんいますか?」
曜ママ「ごめんね、曜は今出かけてるの
でもすぐ戻ってくると思うから部屋で待ってていいわよ」
千歌「わかりました!おじゃましまーす!」 千歌(よーちゃんの部屋、やっぱり綺麗だなあ)
千歌「早く帰ってこないかなあ〜」
千歌(ん?机の上に何かある)
千歌(なんだろう?) 千歌(紙の束のように見えるけど、もしかして)
千歌「にしし、よーちゃん、さては悪かったテストを隠そうとしてたんだね」
千歌「誰もいないし、見ちゃえ!」
パサッ!
千歌「え」 紙をめくった瞬間 千歌の視界に信じられないものが飛び込んできた
それは 点の悪いテストでもない
学校からのプリントでもない
その紙切れにかかれていたのは
あられもない姿をした自分の絵だった 千歌「な・・・・に・・・・こ・・・れ・・・・」
一枚一枚紙をめくる千歌
だが、そのすべてに とても千歌の口から言えないような
壮絶な絵が並ぶ
それはよく見ると、漫画になっていた
千歌(嫌・・・・) 曜(バサッ)
曜「ち、千歌ちゃん・・・・」
そこへ、曜が帰ってきた
まるでタイミングを計ったのように
千歌「・・・・・」
千歌「よーちゃん、これ」 曜「ち、千歌ちゃん?!どうして?!」
千歌「こっちが聞きたいよ!!!なんなの、これ?!」
曜「こ、これは、その」
千歌「よーちゃん、千歌のことそういう風に見えたんだ」
千歌「サイテーだよ!!!!」
バタンッ!!!! 曜「・・・・・・・・千歌ちゃん」
静まり返った部屋にたたずむ曜は、散らかった紙束に視線を落とす。
曜(そう、これは夏コミに向けて書いていた私の同人誌)
曜(今時、全年齢の同人誌じゃ売れないわよって)
曜(梨子ちゃんのアドバイスでちょっとえっちなものを書いていたけど)
曜(キャラクターが無意識のうちに 千歌ちゃんそっくりになっていた) 曜「私、バカ曜だ・・・」
友達をそういう対象に書いてしまった罪悪感に迫られる。
どうして、こうなってしまったんだろう
曜「ごめんね、ごめん・・・」 次の日から、千歌ちゃんは学校に来なくなった
梨子「ねえ、曜ちゃん 千歌ちゃんどうして休みなの?」
家に行っても全然会ってくれないし連絡もつかないのよ」
曜「・・・・・」
善子「聞いたわよ曜 千歌が堕天した絵を描いちゃったって」
梨子「堕天?!って、まさか曜ちゃん、千歌ちゃんの・・・」
曜「・・・」
曜(そうだよ、私のせいなんだよ) 梨子「私のせいだわ・・・曜ちゃんが千歌ちゃんのこと考えもせずに、あんなアドバイスをしちゃったから」
曜(梨子ちゃんは悪くないよ 書いたのは私なんだから)
善子「ふーん、曜ってそういうところあるんだ」
曜(そうだよ 私はサイテーなんだよ)
曜「・・・・・・・・・・」 その頃
千歌「よーちゃん、どうしてあんなものを」
千歌「わからないよ」
ピンポーン
ルビィ「ちかさーん、いませんかー」
千歌「誰とも会いたくない、みとねえ、いないって言って」
千歌「・・・」 よーちゃんの秘密を知ってしまった千歌
秘密を知られてしまった曜
二人の心は、どうすればいいか迷っていた
そしてその日の夕方
曜は千歌の家の前に立っていた
曜「・・・このままじゃ、私、本当にダメになる
やっぱり、あやまろう」 ピンポーン
千歌「また・・・?みとねえ、いないって言って」
千歌「みとねえ、いないの?」
曜「千歌ちゃん!!!」 千歌「よーちゃん?!」
曜「ごめんなさい・・・・!
私、人として最低なことをしちゃった」
千歌「・・・そうだよ、私のことそんな風にみてたの、よーちゃん」
曜「でもね、悪意があったわけじゃないの
千歌ちゃんのことが、ことが・・・」
曜「す、す、す好きだから、千歌ちゃん・・・そっくりに書いちゃったの・・・」
曜「こんな私、サイテーだよね
許してくれなんて言えないよね」
曜「だから、今日で」 千歌「いやだ!」
曜「え」
千歌「チカのこと好きなら、その先の言葉を言っちゃうのはいやだよ!」
曜「千歌ちゃん・・・」
千歌「たしかに、びっくりしたよ あんな絵を見ちゃったのは」
千歌「でも、分かっちゃったんだ
好きだから、ああいうことしたいって
そういう妄想をしちゃうことって」
曜「・・・・」
千歌「それだけ、よーちゃんはチカのこと
好きなんだったって」 曜「・・・うううう
ごめんなさーい!!!!」
曜の目から、大粒の涙がこぼれた
自分の劣情ですら、愛情の一部なんだと言った
大好きな千歌のことが とてもまぶしく見えたから
曜「千、歌ちゃん、ひっく、こんなこと言うのは、ひっく
おかしい、ひっく、とおもうけど・・・
わたし、千歌、ちゃん、が大好き」
千歌「うん、いいんだよ、よーちゃん」
曜「ちかちゃあああああああん」
よーちゃんはまるで、赤ちゃんのように泣きだした 千歌「ふふふ、よーちゃん、かわいい」
曜「も、もう!からかわないで!」
千歌「チカ、ああいうことはイヤだけど
よーちゃんの気持ち、ちょっとだけわかったかも」
チュッ
千歌「よーちゃん、だいすき」 それから数ヶ月後
今年も夏コミの季節がやってきた
善子「フフフ・・・・来たわね 今年も夏の聖戦の日が」
ルビィ「そういえば、曜さん、結局出店したんですか?」
梨子「ええ、そうよ」
果南「もう、梨子が変なこというからああいうことになったんでしょ?」
梨子「反省してます・・・」
鞠莉「でも、まさかあれから二人でドージンシをライトするなんてすごいわ!」
花丸「どんな本ずら?」
ダイヤ「破廉恥なものなら許しませんわよ!!」
梨子「それは、ブースに行ってみればわかるんじゃないかな?」 曜「千歌ちゃん、ようやくできたね」
千歌「うん」
曜「千歌ちゃん、手伝ってくれてありがとう」
千歌「えへへ、どういたしまして」
曜「ねえ、こんな本を書いちゃう私って、ヘン?」
千歌「へんじゃないよ
それもよーちゃんの個性だから」
曜「えへへ・・・ちかちゃん だいすきっ!」
C9x 1日目東S0417y「ヨーソロー」
タイトル
【全年齢】だいすきな千歌ちゃんのかわいいがつまった本
おわり おわりです。
好きだから推しのえっちな本を書いちゃうって人は多いと思います
でもそれもある意味、「愛」なのではないでしょうか
そのことをちゃんとわかってくれる千歌ちゃんが大好きな曜ちゃんは幸せですね
新しく書いた全年齢本の内容はご想像にお任せします
読んでくれてありがとうございました 口腔内や喉が乾燥していると、ウイルスや菌を体外へ送り出す「繊毛」という組織の働きが鈍くなってしまいます。
外出時は少なくとも20〜30分に一度、こまめに水分を摂りましょう。
(体温を下げない温かい飲み物がベスト)
☆ポイントは「こまめに、少量ずつ、頻繁に」水分を摂ることです☆
水分摂取の重要さについて!:ドクター・スタッフ ブログ | 医療法人 深川病院
http://www.fukagawa-hp.or.jp/blog/blog-e000348.html
手洗いと水分補給がポイント!風邪・インフルエンザ予防 | ゆたか倶楽部
https://www.d-yutaka.co.jp/blog/health_and_beauty/1711cold-flu/ 【ウイルスから身を守る!公衆トイレで守るべき七ヶ条(一部省略)】
@外出する前に自宅のトイレを使う
A個室でもマスクを着用する
C流した後はすぐに退出する
Fトイレでの滞在時間を減らす(スマホ厳禁!)
詳しい解説はこちら↓
実は感染リスクが高い公衆トイレで、新型コロナから我が身を守る7カ条|FINDERS
https://finders.me/articles.php?id=2302 これ千歌もわるいぞ。机の上にあるとはいえテストだろうがなんだろうが人のものを勝手に見るとか…と思ってるのだが… なんだよかわいそうにね元気くんみたいな内容じゃないのか >>38
思えば「曜→千歌→梨子」の確定した瞬間だったよね… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています