侑「同好会のみんなを妊娠させちゃった」歩夢「!?」
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スマホ『ピロリン』
侑「ん? メッセージかな?」
スマホ『9件の新着メッセージがあります』
歩夢:侑ちゃんとの子供、デキちゃったみたい///
せつ菜:侑さんの赤ちゃんを妊娠しました!
彼方:彼方ちゃん、デキちゃったみたい///
エマ:わたし妊娠したみたいなの
璃奈:ついに侑さんの子供を妊娠した
かすみ:かすみん妊娠しちゃったみたいです
果林:最近生理が来ないのよねぇ
しずく:わたし、妊娠したみたいです
愛:ゆうゆの赤ちゃんデキたよ!
侑「」 侑(やばいやばいやばい……! 心当たりしかないよ!)
歩夢「あ、侑ちゃん!」
侑「」ビクッ
歩夢「メッセージ見てくれた?」
侑「え、えっと……」
歩夢「わたしね、侑ちゃんの赤ちゃん妊娠したんだ!」
侑「ほ、ほんとに……?」
歩夢「うん! さっき検査してみたら陽性だったの」
侑「そ、そっか〜。嬉しいなぁ」
侑(歩夢とは毎日のようにエッチしてたからデキちゃって当然なんだよな……) 歩夢「それでね、侑ちゃん。わたし、嬉しくなっちゃってこれ貰ってきたんだ」つ婚姻届
侑「」
歩夢「ちょっと焦り過ぎかなとも思ったんだけど、少しでも早く侑ちゃんと一緒になりたくて///」
侑「そ、そっか」
歩夢「あれ? 侑ちゃん、あんまり嬉しそうじゃないね……」
侑「えっ」
歩夢「そうだよね、いきなり結婚とか言われても困っちゃうよね……」シュン 侑「そ、そんなことないよ!」
歩夢「本当に……?」パァ
侑「も、もちろん! わたしは歩夢のこと大好きだから!」
歩夢「そっか、よかった〜。じゃあ侑ちゃんが言ってたこと実現できるように頑張らないとね」
侑「え、わたし何か言ってたっけ……」
歩夢「もう、とぼけないでよ。エッチのときいつも言ってたじゃん。『将来スクールアイドルユニット組めるぐらいたくさんの子供が欲しい』って///」
侑「」 歩夢「楽しみだなぁ。侑ちゃんとの子供なら、きっと可愛くて素敵な子に育つよ」
侑「あ、あはは〜」
侑(い、言えない! もうすでにユニット組めそうだなんて言えない!)
侑(と、とにかく! 他のみんなにも確認しないとっ!)スルッ
侑「あっ!」パタン
歩夢「あれ、侑ちゃんスマホ落としたよ」ヒョイ
侑「あっ、ちょっとまって歩夢っ……!」
歩夢「」 侑「いや、あの、これは──」
歩夢「……大丈夫、わたし怒ってないよ?」ニコニコ
侑「え、いやでも──」
歩夢「怒ってないって言ってるよね??」ニコニコ
侑「あっ、はい……」 ⎛(cV„^ ᴗ ^V⎞無責任中出し最高
子供できたら育てるだけだしほんと楽 歩夢「仕方ないよね? 侑ちゃんはとっても素敵な人だから」
歩夢「みんなから好かれて頼りにされるのも当然だよ」
歩夢「誰にでも優しいのはちょっと困るけど、わたしが好きなのはそんな侑ちゃんだから怒ったりはしないよ?」
歩夢「でも一つだけ確認させて。わたし以外の子とは遊びだよね?」ニコニコ
侑「え、えっと」
歩夢「本命はわたしで、他の子とは浮気なんだよね?」ニコニコ
侑「も、もちろん」
歩夢「よかったぁ〜。もし本命じゃないって言われたら、わたし何するかわからなかったよ〜」
侑「」ガクブル かすみんとりなりーとしず子と愛さんとせっつーと彼方ちゃんと果林さんとエマさんは俺が貰うから残りが侑とくっつけばいいよ 歩夢「じゃあ他の子には“遊びでした“って伝えないとね?」
侑「えっ」
歩夢「侑ちゃん優しいから、きっと勘違いさせちゃってるでしょ?」
歩夢「だからはっきり言ってあげないと。『本命は歩夢で、あなたとは遊びでした』って」
侑「えっとそれは……」
歩夢「もしかして、できないの???」ニコニコ
侑「い、今すぐ電話します!」 侑「……」プルルル
せつ菜『もしもし、侑さん?』
侑「あ、せつ菜ちゃん。あの、メッセージ見たんだけど……」
せつ菜『はい! 私、侑さんの赤ちゃんを妊娠しました!』
侑「そのことなんだけど……」
せつ菜『私とっても嬉しいです! ついにお母さんになるんですね!』
せつ菜『しかも侑さんとの子供ですよ! とても素敵な子に決まってます!』
せつ菜『まず予定日までに籍を入れないとですね! 結婚式も盛大に挙げましょう!』 侑「あ、あのねせつ菜ちゃん。妊娠って何かの間違いだったりは……?」
せつ菜『何言ってるんですか。私たち、あんなに何回も“大好き”を確かめ合ったんですよ? むしろ遅いくらいですよ』
せつ菜『あぁ、今思い出してもドキドキしちゃいます!』
せつ菜『初めては音楽室でしたね! 侑さんが突然私の唇を奪った後、耳元で『大好きだよ』って///』
せつ菜『まさか両思いだとは思わなくて、嬉しさのあまり泣いてしまって///』
歩夢「侑ちゃん……?」ニコニコ
侑「」ビクッ 現実のデキ婚は死ぬほど大っ嫌いだけどレズ妊娠だとなぜか許せる不思議 >>18
デキ婚じゃないよ、授かり婚だよ
二度と間違えるな 侑「あ、あのねせつ菜ちゃん、そのことなんだけど!」
せつ菜『ん? どうかしましたか?』
侑「じ、実はせつ菜ちゃん以外にも妊娠した人がいて……」
せつ菜『それはおめでたいですね! 私の知ってる人ですか?』
侑「えっと、歩夢なんだけど……」
せつ菜『……へっ?』
侑「実はわたし、歩夢ともエッチしてて……」
せつ菜『!?⁉⁉⁉⁉』 侑「せ、せつ菜ちゃん!?」
せつ菜『そ、そんな……。じゃああの時の侑さんの“大好き”は一体……?』
せつ菜『もし仮に、歩夢さんへの“大好き”が本物だとしたら……』
せつ菜『でも私は侑さんのことが大好きなわけで……』
侑「あ、あのねせつ菜ちゃん!」
せつ菜『ごめんなさい! 少し考えさせてください!』プツッ
侑「あ、待って!」 歩夢「……ねえ侑ちゃん、せつ菜ちゃんに『大好き』って言ったの?」ニコニコ
侑「そ、それはその……」
歩夢「そうだよね、言ってないよね! 全部せつ菜ちゃんの妄想だよね!」
歩夢「だって侑ちゃんがわたし以外に大好きだなんて言うはずないもん」
歩夢「じゃあ、この調子でどんどん電話かけていこうね!」プルルル
侑「あ、ちょっと!」 デキ婚でも責任取ってるならいい
実際には養育費すらばっくれるクズが多すぎてな 彼方『あれ? 歩夢ちゃん?』
歩夢「あ、彼方さん。実は侑ちゃんから話があるみたいなんです。今代わりますね」
彼方『あ、うん///』
歩夢「はい、侑ちゃん」
侑「う、うん……」 侑「もしもし彼方さん?」
彼方『あ、侑ちゃん/// その、メッセージ見てくれたかな?』
侑「あ、えっと、妊娠したって……」
彼方『そうなんだ! 彼方ちゃんもびっくりしちゃったよ』
彼方『でも嬉しいなぁ。遥ちゃんだけじゃなくて侑ちゃんの子供とも一緒に暮らせるんだね』
彼方『彼方ちゃんは世界一の幸せ者だよ』 侑「えっと、そのことなんだけど……」
彼方『あ、そういえば彼方ちゃん、これからバイトがあるんだった』
侑「え、こんな時間から?」
彼方『うん、シフト増やしてもらったんだ。これから何かとお金が必要になるからね』
彼方『でも侑ちゃんは何も心配しなくていいよ。彼方ちゃん、侑ちゃんと赤ちゃんのためにいっぱい頑張るから』
彼方『彼方ちゃんはお母さんになるんだからね。任せといて』 侑「あ、あのね彼方さん!」
彼方『ん? どうしたの?』
侑「じ、実は歩夢もわたしの赤ちゃんを妊娠してるんです!」
彼方『……えっ?』
侑「今まで黙っててごめんなさい!」
彼方『…………』
侑「か、彼方さん……?」 彼方『あ、あはは〜。そっか〜。えへへへ〜』
彼方『侑ちゃんの赤ちゃんがいっぱいだ〜。彼方ちゃんとっても嬉しいなぁ〜』
彼方『二人の為にも頑張らなきゃだね〜。あ、遥ちゃんも入れて三人だったね〜』
彼方『侑ちゃんの赤ちゃんが三人に遥ちゃんが三人か〜。たくさんいるね〜』
侑「彼方さん? 大丈夫……?」
彼方『えへへ〜。じゃあ彼方ちゃんはバイトの時間だからまたね〜』プツッ
侑「か、彼方さん!?」ツーツー 侑「やばい、彼方さんがおかしくなっちゃった……」
歩夢「仕方ないよ。これは侑ちゃんを誑かした罰なんだから」
侑「で、でも……」
歩夢「それよりも早くみんなに電話しないとだよね。次はエマさんだっけ」ニコニコ
侑「あ、あの……」
歩夢「早くかけて?」ニコニコ
侑「は、はい……」 侑「……」プルルル
エマ『もしもし、侑ちゃん?』
侑「あ、エマさん。あの、メッセージ見たんだけど……」
エマ『うん! わたし、妊娠したよ』
エマ『おなかに侑ちゃんの子供がいると思うと、とってもぽわぽわな気持ちになるんだよね〜』
エマ『わたし兄妹多いから、わたしもたくさん赤ちゃん欲しいと思ってたんだ』
エマ『あ、もちろん、子供の人数は二人で相談して決めようね』 i'ヽ、∩
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|::| 蛮族ぽむ
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i _, l 、_,k´ ミ≡≡彡
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;´ `; 侑「あの、そのことなんだけど……」
エマ『あ、そうだよね。わたしたち、国際結婚になるんだもんね。いろいろと不安になっちゃうよね』
エマ『でも心配しないで。さっき実家に電話したんだけど、予定日までにお母さんが来てくれるって』
エマ『それに同好会のみんなだって、きっと応援してくれるよ!』
侑「……そ、それは難しいかもしれないです」
エマ『え? どうして?』 >>23
その程度の男と無計画にヤって周囲に大迷惑かけてガキに貧しい生活を強いた分際で被害者ヅラしてる糞女も最低の屑 侑「じ、実は歩夢もわたしの子供を妊娠してて……」
エマ『えっ……』
侑「本当にごめんなさい!」
エマ『…………』
侑「エマさん……?」 皆孕ます侑ちゃんも最低だが、自分のエゴで他の子を蹴落とさせる歩夢も最低やな エマ『あはは、そっか、二人とも仲いいもんね……すっごくお似合いだと思うよ?』
エマ『そうだよね、わたしなんかが侑ちゃんと結ばれるなんて、夢見過ぎだよね……』
エマ『ごめんね。さっきの話は全部忘れて……妊娠はわたしの勘違いだったみたい』
エマ『わたしは二人のこと応援してるから……。幸せになってね……ぐすっ……』
侑「……」
エマ『ごめんね……これ以上話してると二人のこと応援出来なくなっちゃいそうだから……もう切るね?』
侑「エマさん……!」ツーツー 歩夢「わたしたちのこと応援してくれるなんて、やっぱりエマさんは優しいね」
侑「……」
歩夢「さ、次は璃奈ちゃんだね。侑ちゃん、早く電話して」
侑「ち、ちょっと待って……」
歩夢「あのね、侑ちゃん。侑ちゃんはまだまだ電話しないといけないんだよ。休憩してる時間なんてないでしょ?」ニコニコ
侑「あ、うぅ……」 侑「……」プルルル
璃奈『もしもし、侑さん?』
侑「あ、璃奈ちゃん」
璃奈『わたし、侑さん感謝の気持ちを伝えたい。ありがとう』
侑「えっ?」
璃奈『あのね、わたし久しぶりに笑顔になれたんだ』
璃奈『おなかの中に侑さんの子供がいるんだって思ったら、自然と笑えてたの』 >>42
そういうSS昔見たな
主人公穂乃果だったっけな… 璃奈『わたし、侑さんに大切なものを貰った』
璃奈『赤ちゃんも笑顔になれたのも全部侑さんのおかげ』
璃奈『侑さんには感謝してもしきれない。本当にありがとう……!』
侑「あの、えっと……」
璃奈『侑さん? どうかした?』
侑(うぅ……でもちゃんと伝えないと……)
璃奈『侑さん……?』 侑「あ、あのね璃奈ちゃん! 伝えないといけないことがあるの」
璃奈『なに?』
侑「実は歩夢もわたしの子供を妊娠してて……」
璃奈『…………』
侑「本当にごめん!」
璃奈『……ひぐっ……ぐすっ……』
侑「り、璃奈ちゃん?」
璃奈『あれ、何でだろう……涙が止まらない……』 こんなんあんまりじゃないか!みんなが何悪いことしたって言うんだ!! 璃奈『さっきまで笑ってたのに……こんなに悲しい顔してる……』
璃奈『わたし、こんな顔もできたんだね……侑さんに感謝しないと……ぐすっ……』
侑「そ、そんな……」
璃奈『ううん、いいの……わたしは侑さんにいろんな気持ちを教えてもらっただけで十分だから……』
璃奈『わたしのことはいいから、歩夢さんを大切にしてあげて……』
侑「璃奈ちゃん……」
璃奈『でもごめんね……もう侑さんの声は聞きたくないかな……ぐすっ……電話切るね……』プツッ
侑「……」ツーツー 歩夢が悪人みたいに見えるけど10:0で侑ちゃんが悪いよね 歩夢「璃奈ちゃん、意外と聞き分けが良かったね」
侑「……」
歩夢「次はかすみちゃんだっけ。どんどん電話していこうね」
侑「ごめん、歩夢……。ちょっと休ませて……」
歩夢「何言ってるの? 元はと言えば浮気した侑ちゃんが悪いんだよ?」
侑「うぅ……本当にごめん……」
歩夢「まあでも、侑ちゃんが魅力的過ぎるのは侑ちゃんのせいじゃないからね。今回は特別にわたしから伝えるね」プルルル 歩夢「もしもし、かすみちゃん?」
かすみ『あ、歩夢先輩。聞いてくださいよ、わたしデキちゃったんです!』
かすみ『しかも相手は侑先輩なんです!』
かすみ『世界一可愛いかすみんと侑先輩の子供ですよ? これはもう絶対可愛いに決まってますよ〜』
歩夢「残念だけど、世界一可愛いのはわたしと侑ちゃんの子供だよ?」
かすみ『へっ?』 浮気は侑ちゃんが100:0で悪いけどこの段になって相手の立場を考えない歩夢も15ぐらいは悪いと思うよ 歩夢「侑ちゃんの本命はわたしで、かすみちゃんとは遊びなの。だからわたしと侑ちゃんの赤ちゃんの方が可愛いに決まってるよね」
かすみ『ま、またまた〜……いくら侑先輩と仲良しだからってそんな嘘は……』
歩夢「嘘じゃないよ。ね、侑ちゃん?」
侑「え、えっと」
かすみ『侑先輩!? そこにいるんですか?』
かすみ『歩夢先輩が変なこと言うんですよ。だからはっきり言ってあげてください!』
かすみ『かすみんと侑先輩は世界一可愛くて幸せなカップルですよね?』 侑「かすみちゃん……その、歩夢が言ってることは本当なんだ……」
かすみ『へっ……?』
歩夢「聞こえた? 侑ちゃん本人もこう言ってるんだから信じてくれるよね?」
かすみ『う……うぅ……侑先輩のばかぁぁぁぁ!!!』プツッ
侑「か、かすみちゃん……」
歩夢「ふう。これでわかって貰えたみたいだね」ニコニコ
侑「……」 歩夢「じゃあ次は……」
侑「あ、あのね歩夢! やっぱり自分で電話するよ!」
歩夢「えっ?」
侑「わたしの子供を妊娠したのに、わたし以外の人が連絡するなんておかしいよね……」
歩夢「侑ちゃん……」
侑「だから次は自分で伝えるよ」
歩夢「そっか。二人の幸せな家庭を築くためだもんね」ニコニコ
侑「う、うん……」 侑(次は果林さんか……)プルルル
果林『もしもし、侑?』
侑「あ、果林さん。その、生理が来てないって……」
果林『そうなのよ。わたし、今までこんなことなかったからちょっと心配で……』
果林『まあでも、危険日にあれだけしたんだから、デキちゃっても不思議じゃないわよね』
侑「ご、ごめんなさい……」
果林『ち、違うのよ。責めてるわけじゃないの』
果林『むしろわたしは嬉しいと思ってるの。だって侑との子供なのよ?』
果林『生まれるころにはわたしも卒業してるし、わたしは産みたいと思ってるわ』 侑「あ、あの、果林さん……」
果林『ああ、ごめんなさい。わたしばっかり話してしまったわね。侑の意見も聞かないと』
侑「えっと……実は果林さん以外の同好会メンバーも妊娠してるんです」
果林『……はい?』
侑「わたし、果林さん以外ともエッチしてて……」
果林『そ、それって……』
侑「本当にごめんなさい!」 果林『……ねえ、それってどういうこと!? わたしとは遊びだったの!?』
果林『わたし、恋人ができるのもエッチするのもあなたが初めてだったのよ!』
果林『わたしの気持ちを弄んだの!?』
侑「あ、あう……」
果林『黙ってちゃわからないでしょ? 侑、早く答えて!』
侑「ほ、本当にごめんなさい……!」 果林『…………』
侑「果林さん……?」
果林『……もうういいわ。あなたを信じたわたしがバカだったのね』
果林『この子はわたし一人で育てるわ。もう二度と顔を見せないで』プツッ
侑「……」ツーツー 辛い⋯⋯けど見ちゃうこの感じ。
全員が幸せになることは出来ないんですか⋯? 歩夢「しょうがないよ侑ちゃん。わたしたちが幸せになるためだもん。ね?」
侑「うぅ……」
歩夢「さ、あとちょっとだよ。頑張ろう?」
侑「……」プルルル
歩夢「あれ? 今度は誰かからかかってきたみたいだね」
スマホ『着信:桜坂しずく』
侑「し、しずくちゃん……」 侑「も、もしもし?」
しずく『あ、侑さん。やっと出てくれましたね』
しずく『実は、さっきからかすみさんに泣きつかれて困ってるんです』
しずく『かすみさん、ずっと変なこと言ってるんですよ。『侑先輩の子供を妊娠したのはかすみんなのに』って』
しずく『おかしいですよね? だって侑さんの子供を産むのはわたしじゃないですか』
侑「そのことなんだけど……かすみちゃんの言う通りなんだ」
しずく『えっ……?』 侑「本当にごめん……」
しずく『……もう、侑さんもかすみさんも演技がお上手ですね』
侑「う、嘘じゃないんだ……」
しずく『またまた〜。でもそんな見え透いた嘘じゃわたしは騙せませんよ?』
侑「うぅ……」 歩夢「侑ちゃん、携帯貸して」パシッ
侑「あ、歩夢!?」
歩夢「あ、しずくちゃん? 歩夢だよ。わたし、侑ちゃんの赤ちゃんを妊娠したんだ」
しずく『え、歩夢さん? 歩夢さんまで何を言い出すんですか?』
歩夢「悪いけど侑ちゃんの本命はわたしなの。手を引いてくれる?」
しずく『へっ……? 何かの冗談ですよね……?』
歩夢「……」ポチポチ
しずく『歩夢さん……?』 歩夢「今しずくちゃんの携帯に妊娠検査薬の写真を送ったんだけど、これで納得してくれる?」
しずく『え、嘘……そんな……』
しずく『じゃあ本当に歩夢さんもかすみさんも……』
しずく『そ、そうだ……これは演劇……大丈夫なわたしを演じれば……』
しずく『あは、あはは、あはははは…………!』プツッ
歩夢「ふう。なんとかわかってくれたみたいだね」 侑「うぅ……しずくちゃん……」
歩夢「あとは愛ちゃんだけだね。もうちょっとだよ侑ちゃん」
侑「……」
歩夢「あと少しで幸せな家庭が待ってるよ。ね? 頑張ろう?」ニコニコ
侑「あ、うぅ……」 侑「……」プルルル
愛『もしもし、ゆうゆ?』
侑「愛ちゃん……。あのね、メッセージのことなんだけど……」
愛『よかった〜。見てくれてたんだね。なかなか返事が来なかったから心配したよ!』
侑「あの、言わなくちゃいけないことがあって……」
愛『ん? なに?』 侑「愛ちゃん以外にも妊娠した人がいるんだ……」
愛『えっ、どういうこと……?』
侑「わたし、愛ちゃん以外の子ともエッチしたんだ……本当にごめんなさい!」
愛『…………』
侑「愛ちゃん……?」 果林さん以外ロクなのいねえな
母親になろうって時に雌の感情を優先させてんじゃねえよ
果林さんや歩夢みたいに毅然な態度とれる雌はいねえのか? 愛『……ぐすっ……そんな……あんまりだよ……』
愛『愛さん、本気でゆうゆのこと愛してたんだよ……? それなのに……ひぐっ……』
愛『ゆうゆは愛さんのこと、本当は好きじゃなかったの……?』
侑「そ、そんなこと……!」
愛『あ、ごめんね……ゆうゆを責めたかったわけじゃないの……ただあまりにもショックで……』 愛『でもそうだよね……ゆうゆは可愛くてかっこよくてとっても素敵で……』
愛『アタシなんかじゃ全然釣り合わないよね……ぐすっ……』
侑「愛ちゃん……」
愛『ごめんね、こんな重い女で……こんなんだからゆうゆに愛想尽かされちゃうんだよね……』
愛『もう切るね……愛さん、ゆうゆのこと嫌いになりたくないから……ぐすっ……』
愛『本当に好きな人と幸せになってね……?』プツッ
侑「愛ちゃん……!」ツーツー キレる
・かすみ・果林
泣く
・璃奈・愛・エマ
発狂
・しずく・彼方
冷静
・せつ菜・歩夢 侑「……」
歩夢「これで全員……やっと二人きりになれたね!」
歩夢「でもよかったぁ。みんな侑ちゃんの本命はわたししかいないってわかってくれて」
歩夢「侑ちゃんもそう思うでしょ?」
侑「…………」
歩夢「……そっか、さすがに疲れちゃったかな」
歩夢「でも大丈夫、今夜はわたしがいっぱい慰めてあげるからね♡」
歩夢「じゃあわたしは婚姻届け出してくるから、侑ちゃんは少し休んでて」
侑「……」 侑「……」
侑(わたし、最低だ……)
侑(無責任に関係を持って、一方的にみんなのこと傷つけて……)
侑(みんなのこと大好きなはずなのに、あんなに泣かせちゃって……)
侑(わたし、これからどうしたら……)
〜〜〜
〜〜
〜 コンクリで固められても文句言えないことしてるからなあ まぁ正直あれだけの美少女9人と無責任生中して孕ませられるなら死んでもいいよな 侑(あれ、ここ屋上? わたしいつの間に……)
侑(そうだ。わたしがいなければ、こんなことにはならなかったんだ……)
侑(ここから飛び降りれば、きっとみんな幸せに……)
侑(ごめんね、みんな。さよなら……)フラッ
〜〜〜
〜〜
〜
〜おしまい〜 しずく「っていう台本を書いてきたんですけど」
侑「なんで!?」
しずく「次のライブで使えるかなって」
侑「いやいやいや! おかしいでしょ!」
しずく「そうですか? こういうドロドロした演劇、意外と需要あると思うですけど」
侑「ないよ! あまりにも重すぎるよ! ライブの空気死んじゃうよ!!」
しずく「うーん、それは一理あるかもです」
侑「だいたいこのわたしは何!? みんなを妊娠させといて自殺って! あまりにも無責任すぎるでしょ!?」
しずく「まあ確かに」
侑「しずくちゃんが書いたんだよね!?」 @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 屋上から飛び降りたら危ないよ!たまたま私が下にいたから無事だったけどもうこんなことはやめてね!
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ まだまだ終わらないよ!私達の幸せはまだ始まったばかりなのだから! しずく「じゃあ侑さんなら最後どうするんですか?」
侑「いやいや、そもそも前提がぶっ飛んでるでしょ」
しずく「まあまあ、例えばの話ですから」
侑「うーん、それはもちろん責任取って全員育てると思うけど」
しずく「なるほど」
侑「みんなとの子供なら全員可愛いに決まってるからね!」 しずく「じゃあそういう方向で書き直してみますね」
侑「え、いや、あの台本は使わないと思うよ?」
しずく「まあまあ、いいじゃないですか」
侑「えぇ……」
しずく「それではわたしはこれで。期待しててくださいね」
侑「不安しかない……」 〜〜〜
〜〜
〜
しずく「さてと……」つスマホ
しずく「……」ポチポチ スマホ『グループ名:高咲侑の子供を妊娠した会(9)』
しずく:言質取れました!全員育てるそうです!
エマ:よかったぁ〜
愛:さすがゆうゆ!
果林:わたしたちの期待通りね
彼方:彼方ちゃんも安心だよ〜
かすみ:名前何にしようかなぁ
璃奈:璃奈ちゃんボード『にっこりん』
歩夢:わたしは侑ちゃんのこと信じてたよ!
せつ菜:これで仲良く育てられますね! >>112
生えてなくてもレズセすれば魔法で百合妊娠できるから しずく「ふふっ……作戦通り……」
しずく「侑さん、ちゃんと責任取ってくださいね♡」
〜本当におしまい〜 言質をとるという大役を任せられるのはやっぱり大女優 せつ菜までは冷静な対応だったからか普通に読めたけどそれ以降の子の反応は読んでてマジで胸が痛んだわ…
しかしこれは既に九人とも妊娠してるオチなのかはたまた言質取ったからこれから九人で共謀して侑ちゃんを襲う気満々でいるのかどっちなんですかねぇ… ここは一つ、ハーレムの先輩方であるホノカスとクズっちにアドバイスを貰おう 創作オチと思いきや本当に全員とやってて草しか生えない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています