歩夢「せつ菜ちゃん!」菜々「しーっ!!!」
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歩夢「生徒会長」ツンツン
菜々「っ、?!、う、...」
歩夢「う?」
菜々「上原...歩夢、さん」
歩夢「うん、歩夢だよ」ニコッ
グイッ
歩夢「うわっ」ヨロッ
菜々「な、なにしてるんですか、うちの教室まで来て」ヒソヒソ 歩夢「...」ニコニコ
菜々「なに笑ってるんですか!」ヒソヒソ
歩夢「焦ってるなぁって」ニコニコ
菜々「んなっ、あなたまさか...」キョロキョロ
歩夢「...」
菜々「さては焦ってる私を見て楽しんでますね...」ジトッ
歩夢「わー、さすが生徒会長、洞察力すごいね」パチパチパチパチ
菜々「やかましいです!」 歩夢「でかい、声大きいよ、中川菜々さん」ニコッ
菜々「...」キッ
歩夢「お顔怖いなぁ」
菜々「そと、教室の外出ましょう」グイッ
歩夢「...」ピタッ
菜々「ちょ、」
歩夢「動きたくない」
菜々「んなっ、何言って」 歩夢「あのね、私ね、中川菜々ちゃんにお友達がいるかどうかね、いつもどんな風に教室にいるのかね、」
菜々「フルネームやめてください」
歩夢「せつ菜ちゃん」(ボソッ)
菜々「シーーーッ!!!!」
歩夢「んーー!楽しいね」ニコッ
菜々「ききます、言うことなんでもききますので、許してください」アセアセ
歩夢「なんでもね」
菜々「うっ」
歩夢「あ、副会長さん、みっけ」
菜々「なー!!」
歩夢「なー?」 菜々「やめてください!バレたらどうするんですか!」
歩夢「なにが?私たちの関係?恋人ってことが?もぉー恥ずかしがりやさん」ニコニコ
菜々「違います!!せつ菜のことです!!!恋人でもないです!!!!」クワッ
歩夢「しーっ、お声大きい」ヒソヒソ
菜々「んもぉー!」ヒソヒソ
歩夢「お顔赤いよ?」
菜々「誰のせいですか!」
歩夢「ごめんね?ちょっとからかいたくなって、...せつ菜ちゃん、じゃなくて、優木さん...じゃなくて、えーっと、...、あー、菜々さん、菜々さんが可愛いからつい」
菜々「わざと!絶対今のわざとです!」 歩夢「反省あゆぴょん」
菜々「してない!反省してないぴょんです!!」
歩夢「そんなことないよぉ」
菜々「せめてニヤケ顔隠してください!嘘なのバレバレです!!」
歩夢「はぁ、疲れた」
菜々「私のセリフです!!」
歩夢「えへへ」
菜々「もぉ...」スタリッ 歩夢「ジュース買いに行こ?奢ってあげるから」
菜々「...」ジトッ
歩夢「いらない?」
菜々「...いただきます」スタッ
歩夢「うんうん!じゃ、いこいこ!」
菜々「はぁ」 テクテク
歩夢「せつ菜ちゃんって、教室でも菜々さんモード貫いてるんだね」
菜々「当たり前です、むしろせつ菜モードは同好会のときだけです」
歩夢「私と歩いてても大丈夫かな?廊下で誰かに見られても平気?」
菜々「まぁ...私は生徒会長ですし、一般生徒の誰といても違和感ないでしょう」
歩夢「ならさ」
ギュッ
菜々「んなっ!?」ドキッ
歩夢「腕組んじゃったら、どうかな?」ボソッ 菜々「んーーーっ、だめです!!なにかんがえてるんです!!か!!!」ホドキッ
歩夢「わーん、ひどい」
菜々「限度があります!まわりの目を気にしてください!!」
歩夢「女の子どうしなら普通だよ?ふつう」
菜々「...そ、そうだとしても」
歩夢「せつ菜ちゃん、こういうの苦手だもんね」ニコニコ
菜々「菜々」
歩夢「せつ菜ちゃん」
菜々「なーな!」
歩夢「はいはい、なななさん」
菜々「ひとつ多いです!!」
歩夢「ばれた?」
菜々「バレバレですよ」 歩夢「ならさ、歩夢、って呼び捨てにして」
菜々「嫌です」
歩夢「せつ菜ちゃん、おねがぁい」
菜々「ですから...」
歩夢「せつ菜ちゃん...」シュン
菜々「せつ菜せつ菜連呼するのはやめてください!」ヒソヒソ
歩夢「...」
菜々「なんて悪い顔してるんですかあなたは...」
歩夢「呼び捨てにするまで許さない」
菜々「やですよ」 キャラ崩壊ってレベルじゃなくね?
もはや口調が合ってるだけの別人じゃん 歩夢「...」ウルウル
菜々「ちょ、こんなところで」
歩夢「...ぐすっ、...」
菜々「誰かに見られたらどうするんです!そんな演技やめてください!」
歩夢「...」グスッ
菜々「だーもぉわかりましたよ」
歩夢「...」ニコッ
菜々「隠す気ないですね、もう完全に嘘泣き脅迫です」
歩夢「あ、ジュース買ってからにしようかな、お楽しみは」
菜々「はぁ」 歩夢「なににする?」
菜々「...」
歩夢「私はー、うーんと...」
菜々「ミルクティー、にします」
歩夢「わたしもー」ニコニコ
菜々「何企んでるんですか」
歩夢「すごい、菜々さん超能力者」オォ‐
菜々「顔に書いてます、わかりやすすぎるほどに」
歩夢「あー、1本分のお金しかないや」
菜々「なら私は遠慮...」
歩夢「ふたりで半分こしようね」ニコッ
菜々「...」
歩夢「菜々さん...いや、せつ菜ちゃん...たとえ超能力者相手でもね、あなたは私の手のひらの上で踊る...あー、んーと、あれ、。えー、...」
菜々「?」
歩夢「まぁいっか」
菜々「言いたいことはわかりました」 歩夢「はい、お先にどーぞ」
菜々「イヤですよ、歩夢さんからどうぞ」
歩夢「絶対イヤ、絶対イヤ」
菜々「そんな?そんなに??」
歩夢「関節キスしたいから」
菜々「なんて素直なんですか」
歩夢「引いた?」
菜々「いいえ、今更です」
歩夢「んぐっ、んぐっ」ゴクゴク
菜々「あれ、私からでは」
歩夢「ん...。いいよ、そんなに私の関節チュウが欲しいんならあげる」
菜々「な、まるで私が欲しがってるみたいな言い方!」 歩夢「いらないの?なら私がぜんぶ飲んじゃうね」
菜々「あっ...」
歩夢「?」
菜々「いえ...なんでも」プイッ
歩夢「ふーん」
菜々「...」
歩夢「あー、...今のあゆぴょんには、ちょっと1本飲みきるのはつらいかも」
菜々「...」
歩夢「誰か代わりに飲んでくれる人がいたらなぁ」チラッ
菜々「ンン...仕方ないですね」
歩夢「いや、あげないよ?菜々さんには、無理に飲んでもらってもかわいそうだし」
菜々「今の流れなら私ですよね!!」 歩夢「素直に言いなよ」
菜々「うっ」
歩夢「...」
菜々「く、ください」
歩夢「え?」
菜々「ください!」
歩夢「なにが目的」
菜々「いや言わせないでくださいよ!!///」
歩夢「ふふっ、いいよ、ほんと菜々さんは上原歩夢のことが好きなんですねぇ」
菜々「だれですかあなたは」
歩夢「口移しする?」
菜々「しません!」 -----
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歩夢「ありがとね、せっかくの休み時間なのに」フリフリ
菜々「いえ、こちらこそ良い気分転換になりましたので」
歩夢「うん!それじゃ、また放課後」ノシ
菜々「あ、あの」
歩夢「なに?愛の告白?」
菜々「な、ちがいます!」
歩夢「冗談だよ」ニコニコ
菜々「すーっはーっ」
歩夢「?」 せつ菜「...」
せつ菜「また同好会で...。歩夢」ボソッ
歩夢「...っ」
せつ菜「では!」クルッ
歩夢「生徒会長!」
菜々「?」
歩夢「お顔、真っ赤だよ」ニコッ
菜々「っっっほっといてください!///」
タッタッタッ
歩夢「...」
歩夢「...ふふっ、慣れないなぁ、...私も」
おわり おつでした。呼び捨てする時にせつ菜になるのがいいね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています