彼方「エマちゃん」エマ「なぁに?」彼方「彼方ちゃんと結婚してください」
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エマ「え、えぇ〜っ!?」
エマ「今なんて…」
彼方「結婚してください」
エマ「聞き間違えじゃなかったーっ!」
彼方「おっ、いい反応だね〜」
エマ「か、彼方ちゃん!いきなりどうしたの…?」
彼方「ふっふっふ。よくぞ聞いてくれた」 彼方「なぜ彼方ちゃんがそう想うに至ったのか。その想いの丈を聞いてくれるね?」
エマ「わ、分かったよ!」
彼方「まず一つ目。エマちゃんには彼方ちゃんと結婚する責任がある」
エマ「せ、責任?」
彼方「そうだよ〜。彼方ちゃんはね」
エマ「うん」
彼方「エマちゃんがいないとろくに睡眠も取れない身体になっちゃったんだ…」 エマ「そ、そんな…なんでそんな酷いことに……」
彼方「エマちゃんのせいだよ」
エマ「わ、私ぃ〜!?」
彼方「そうだよ〜」
エマ(私、そんな酷い事彼方ちゃんにしちゃったかなぁ……)
彼方「最近はね、寝ても寝ても寝足りないんだよ。しっかりと眠ってるはずなのに。目が覚めたらどこか物足りないないんだ」
エマ「それは深刻だね…早く改善方法を見つけないと」 彼方「その原因なら既に分かってる」
エマ「それが私?」
彼方「そう。唯一エマちゃんの膝枕で寝てる時は気持ちよく眠れて、寝起きも爽快な気分なんだ〜」
エマ「私のお膝…」
彼方「それだけじゃない。エマちゃんには寄り掛かって寝ている時」
彼方「エマちゃんに見守られながら寝ている時」 彼方「エマちゃんを感じながら寝ている時」
彼方「エマちゃんを抱きながら寝ている時」
彼方「エマちゃんに抱かれながら寝ている時」
彼方「エマちゃんの匂いに包まれながら寝ている時」
彼方「エマちゃんの子守唄を聴きながら寝ている時」
エマ「ぜ、全部私だーっ!」
彼方「そういう事だよ〜」 エマ「そっかぁ」
彼方「彼方ちゃんはね、エマちゃんがいないと昼寝すらろくに出来ない身体にされちゃったの。だからこの責任」
彼方「ちゃんと取ってね?」
エマ「そういう事だったんだね〜」
彼方「これが理由」
エマ「よ〜く分かったよ!彼方ちゃん」
彼方「さっすがエマちゃん。話が早くて助かるよ」
エマ「でも返事ははもうちょっと後にさせて?」 彼方「えっ……」
エマ「ごめんね……」
彼方「そっか〜…そりゃそうだよねぇ〜」
エマ「………」
彼方「………」
エマ「彼方ちゃんの想いを」
彼方「ん?」
エマ「もっと私に聞かせて」
エマ「それが条件」 彼方「これじゃまだ足りないと申すか」
エマ「ごめんね…」
彼方「ふっふっふ。仕方ないな〜」
彼方「わがままお姫様め」
エマ「彼方ちゃんほどじゃないよ」
彼方「さすがの彼方ちゃんもエマちゃんには負けるかなぁ?」
エマ「そんな事ないよ。いくら私でも彼方ちゃんには負けちゃうよー」 彼方「ふっふっふ。さすがエマちゃん、強情だねぇ」
エマ「彼方ちゃんの次にね」
彼方「ふふっ。それでこそ彼方ちゃんが見込んだお姫様ってもんだよ〜」
エマ「えへへ」
彼方「本題に戻るよ〜?」
エマ「うん、お願いっ!」 彼方「二つ目はねぇ〜。彼方ちゃんの料理を美味しそうに食べてくれるとこ〜」
エマ「だって彼方ちゃんのお料理美味しいんだも〜ん」
彼方「ありがたい事行ってくれるね〜」
エマ「でも彼方ちゃんのお料理はほんとに美味しいから、みんなも美味しそうに食べてるよ?」
彼方「うんうん」
エマ「だから、当てはまるのは私だけじゃないよね(低音)」 彼方「………」
エマ「そんなことが理由なの?(低音)」
彼方「ちっちっち。分かってないねぇ〜」
エマ「ええっ!?」
彼方「エマちゃんはさ。彼方ちゃんがいつ、何も作っても美味しそうに、楽しそうに、幸せそうに食べてくれる」
エマ「それは彼方ちゃんのお料理が美味しいから…」
彼方「私が美味しい料理を作れるのもエマちゃんのおかげだよ」 エマ「私?」
彼方「うん。料理ってね、誰かを想って作る時が一番美味しく作れるの」
エマ「あっ!それは私も分かるかもー」
彼方「でしょ〜?彼方ちゃんにとってのその誰かがエマちゃん」
エマ「て、照れちゃうなぁ〜」テレテレ
彼方「エマちゃんは感情を全身でダイナミックに表現してくれるから、そのエマちゃんの姿を想像するとなんでも作ってあげたくなっちゃうんだ〜」
エマ「私そんなオーバーかなぁ?」 エマ「か、彼方ちゃん」テレテレ
彼方「彼方ちゃん、結婚するなら彼方ちゃんの料理を美味しく食べてくれて、誰よりも料理を振る舞ってあげたいって」
彼方「そう思える人がいいんだ〜」
彼方「そう思える人じゃなきゃ嫌だ」
エマ「それが私?」
彼方「そう!結婚したら毎日料理を振る舞うことになるからね〜」
エマ「私だって彼方ちゃんにお料理作ってあげるよー」 彼方「おっ、こりゃ楽しみだ」
エマ「彼方ちゃんには負けちゃうと思うけど……」
彼方「そんな事ないよ。料理ってのは想いの強さだから」
エマ「せつ菜ちゃんも?」
彼方「………」
エマ「……ごめんね」
彼方「うん」 彼方「とにかく、これが彼方ちゃんの想い二つ目ね〜」
エマ「分かった!」
彼方「どう?」
エマ「……まだ足りない」
彼方「むぅ、強情だな〜」
エマ「私が言い足りない」
彼方「え?」 エマ「誰よりも可愛らしい彼方ちゃんが好き」
彼方「うん」
エマ「誰よりも優しい彼方ちゃんが好き」
エマ「誰よりも私に甘えてくれる彼方ちゃんが好き」
彼方「うん」
エマ「私が落ち込んでる時、何も言わずにそっと寄り添ってくれる彼方ちゃんが好き」
エマ「甘えさせてくれる彼方ちゃんが好き」
エマ「誰よりも頑張り屋さんな彼方ちゃんが好き」 彼方「そう言ってくれると嬉しいよ〜」
エマ「そんな一面を。誰に対しても向ける彼方ちゃんが嫌い」
彼方「………」
エマ「誰にだって優しい彼方ちゃんが嫌い」
彼方「エマちゃん」
エマ「彼方ちゃんの色々な一面を」
彼方「うん」
エマ「私だけに見せて」 エマ「それが条件」
彼方「いいよ」
エマ「他の人に見せたら許さないから(低音)」
彼方「それはお互い様だからね?」
エマ「え?」
彼方「エマちゃんは彼方ちゃんだけのものだからね。誰にだって渡さないよ〜」
エマ「うん」
彼方「エマちゃんは優しい子だからね。多少は仕方ないと思うけど。その優しさを独占するのは彼方ちゃんだから」
彼方「良いね?」 エマ「分かった」
彼方「だから、これからは朝、果林ちゃんを起こしに行くのも禁止」
エマ「ええ〜っ!?」
彼方「行く時は彼方ちゃんも一緒に行く」
エマ「分かったよー」
彼方「エマちゃんの朝は彼方ちゃんだけの物。彼方ちゃんの朝はエマちゃんだけの物。それが条件」
エマ「それなら私にも条件があるよっ!」 彼方「え〜?」
エマ「他の子のお膝でお昼寝するのは禁止」
彼方「なぬ」
エマ「しずくちゃんや愛ちゃんのお膝で気持ち良さそうに寝てる事」
彼方「ぎくっ」
エマ「知ってるから(低音)」
彼方「はい…」 エマ「それも禁止」
彼方「それなら彼方ちゃんにも条件がある」
エマ「なぁに?」
彼方「禁止した分はしっかりとエマちゃん自身に支払ってもらう」
エマ「私?」
彼方「今まで他の子に頼んでいた分もエマちゃんがしっかりと彼方ちゃんを甘やかして。それが条件」
エマ「お安い御用だよ〜」 彼方「エマちゃん…」
エマ「彼方ちゃん…」
彼方「えへへ〜」ギュッ
エマ「ふふっ」ギュ~
エマ「彼方ちゃんの手。絶対離さないから」
彼方「エマちゃんの事。絶対離さないよ」
エマ「離したら怒るから」 彼方「エマちゃんになら怒られてもいいかな?」
エマ「彼方ちゃん(低音)」
彼方「冗談だって〜」
エマ「もうっ!」
彼方「エマちゃんの方こそ、彼方ちゃんを放ったらかしにしたら許さないよ?」
エマ「私が彼方ちゃんにそんな酷い事するわけないでしょ?」
彼方「うん、知ってる」 エマ「………」
彼方「………」
彼方「エマちゃん、大好きだよ」ギュッ
エマ「私もだよ、彼方ちゃん」ギュ~
彼方「これからもずっと一緒だからね?」
エマ「うんっ。一生一緒」
彼方「えへへ」
エマ「ふふっ」 エマちゃんは彼方ちゃんだけのものだからね!
ノレcイ`=ω=)
他の子のお膝でお昼寝するのは禁止!
(..•᷅ - •᷄.!b),,
えへへ〜
💜ノレcイ´=ω=)(..^ヮ^.!b),,💚 かなエマほんと好き
このいじらしくなるような文体も好き
結婚まで書いてどうぞ
https://i.imgur.com/UM4kddm.jpg かなエマが結婚すれば世界は平和になるし俺は笑顔になる あまりにも自然なかなエマ
まさしくこういうのでいいんだよ このガチガチに縛り合って愛し合うかなエマの関係に興奮する
新たなかなエマの境地を見た気分 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています