彼方「エマちゃんの寮に潜入しちゃうぞ〜」
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彼方「え〜こちら現場〜こちら現場〜」
彼方「彼方ちゃんは今エマちゃんの寮にいま〜す。いぇーい果林ちゃん見てる〜?どうぞ!」
彼方「………」
彼方「な〜んてねっ」テヘペロッ
彼方「エマちゃんが帰ってくる前に隠れてびっくりさせちゃうんだ〜」
彼方「ついでにエマちゃんの生態についても観察していくぞ〜」
彼方「にひひエマちゃん。お覚悟を」 彼方「なんちって」テヘッ
カタンカタン
彼方「あっ!?」
彼方「エマちゃんがもう帰ってきちゃう…思っていたよりも早い…こりゃ予想外だ」
カタンカタン
彼方「あわわわわわ」ドタバタ
エマ「ららららら〜♪」ガチャン
彼方「え、え〜い!」ズゾォ エマ「Eccomi〜♪」
彼方「ふぃ〜危なかったぜ。間一髪」
彼方「なんとかベッドの下に潜り込めた」
エマ「って誰もいないか〜」
彼方「流石はエマちゃん。ベッドの下隅々まで掃除が行き渡ってる。塵一つないとは…なかなかやるなエマちーよ。それでこそ彼方ちゃんが認めた女」
エマ「誰もいないって分かっててもついただいまって言っちゃうな〜」 彼方「ふむふむ。エマちゃんは独り言が多いタイプである、っと」カキカキ
エマ「まだ癖が抜けてないな〜。でも直す必要もないのかな?」
彼方「おうおう。可愛けりゃなんでも良いってもんよ」
エマ「……スイスにいるみんな…元気にしてるかな」
彼方「エ、エマちゃん……!?」ソローリ
彼方「ハッ!いかんいかん。ついエマちゃんを抱き締めたい衝動にかられてしまった」
エマ「みんなといると楽しいし、不自由もないけど。やっぱ寂しいよ……Mamma…Papa……」
彼方「………」 彼方「見てはいけない物を見てしまった気がする…そうだよね。みんなエマちゃんを母親の様に慕ってるけど、エマちゃんも皆と同じ高校生だもんね…誰かに甘えたい時だってあるよね…」
彼方「よし!ここは彼方お姉さんが人肌脱いじゃうぜ〜」
エマ「はぁ…ダメだなぁ……」
彼方「……もうちょっと観察を続けた後でね」
エマ「家に帰ってくるとつい考え込んじゃうな。楽しい事があった後はなおさら…」
彼方「エマちゃん……」
エマ「だめだめ!しんみりしちゃ…こんなとこみんなに見られたら心配かけちゃう…楽しいことを考えよっ!」 彼方「思っていたよりも思い悩んでたんだなぁ。やっぱ大変だよね、一人で家を出て異国で暮らしてるんだもん。彼方ちゃんじゃ想像もつかないや……」
彼方「もっと真剣に考えておくべきだったなぁ」
エマ「今日はかすみちゃんが恒例の変なこと言ってー」
エマ「果林ちゃんにほっぺむにむにされてて。あのかすみちゃんの顔が可愛いんだ〜私もかすみちゃんのほっぺたむにむにしてみたいな〜」
彼方「かすみちゃんも懲りないよね〜。なんだかんだかまってあげちゃう果林ちゃんの方もかすみちゃんの事が可愛くて可愛くて仕方がないんだろうな〜」
エマ「しずくちゃんは演劇について熱く語るんだけど。途中で我に返ってモジモジしてて〜」 彼方「うんうん。その気持ちはひじょ〜によく分かるぞエマちーよ」
エマ「それをニヤニヤしながら見るかすみちゃんとその横で見守る璃奈ちゃんっていう一年生三人の構図がエモエモで尊みが深くて草だよ〜」
彼方「内容については概ね共感だけど。エマちゃんのその変な日本語はどこで覚えてきてるんだ…」
エマ「そしてあなた!あなたはいつも私が知らない日本語を沢山教えてくれるんだ〜」
彼方「お前か」
エマ「あなたのおかげでちょっとずつ色んな言葉を知れて嬉しいなぁ…目指せ日本語マスター!」 彼方「あの子についてはいつかお灸をすえるとして…」
彼方「か、彼方ちゃんの番はまだか…」ドキドキ
エマ「せつ菜ちゃんはいつも元気で、スクールアイドルに対する情熱は誰よりも強くて、みんなを引っ張ってくれる。私の方が先輩なのに後輩に引っ張ってもらってちゃ、まだまだだなぁ…」
彼方「せ、せつ菜ちゃんか…でもせつ菜ちゃんにはいつも助けられてるからな…」
彼方「でも暴走しがちな所を彼方ちゃん達が支えてあげてもいるけどね〜」エッヘン
エマ「私も頑張らないと!」 彼方「同じ三年生としても、QU4RTZとしても、スクフェス組としても」
彼方「同じ同好会の一員としても。一緒に頑張ろうね〜」
エマ「次はー」
彼方「来い…!来い来い恋!」
エマ「愛ちゃん!」
彼方「ぬはぁ……」ガクッ
エマ「愛ちゃんは何と言ってもあの笑顔っ!私が落ち込んでる時でもあの笑顔を見るだけで悩みが吹き飛んじゃうんだ〜」
彼方「なにっ」 エマ「愛ちゃんは一緒にいるだけで不思議と悩みや疲れを忘れさせてくれるんだ〜」
彼方「か、彼方ちゃんだってエマちゃんに寄り添ってるし!浮かない顔してる時はナデナデもするし膝枕だってしてるし!」
エマ「ダジャレの方はよくわからないけど、あなたがよく笑ってるから面白い事言ってるんだろうな〜」
彼方「い、いや…それは……」
エマ「私ももっと日本語に詳しくなれたら愛ちゃんのダジャレを面白く感じるのかな?」
彼方「いや…」
エマ「もっとあなたに日本語教えて貰わなきゃ!」 彼方「これからはもっとエマちゃんのお勉強に付き合ってあげよう」
エマ「最後は…歩夢ちゃん!」
彼方「えっ……最後?」
エマ「歩夢ちゃんは」
彼方「え?」
エマ「とっても可愛い女の子っ!」
彼方「か、彼方ちゃんはエマちゃんにとって同じ同好会の仲間とすら認識されていなかった……?」
エマ「頑張り屋ですごく気配りが出来る子で、でもちょっと恥ずかしがり屋で」 彼方「で、でも今日だって!沢山お喋りしたはずなのに……」
エマ「そんな見ててもどかしい気持ちになっちゃう歩夢ちゃんがとっても可愛いっ!もう私の妹にしちゃいたいくらいにっ!」
彼方「が、がーん!」
エマ「歩夢ちゃんってなんであんなに可愛いんだろうなぁ」
彼方「嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!」
エマ「あんなに歩夢ちゃんに愛されてるあなたがちょっぴりだけ羨ましいよ〜」
彼方「エマちゃんにとっても彼方ちゃんはその辺の村人Aと同じだった……?」 エマ「………」
彼方「くっ…」
エマ「………」
彼方「あぁ〜…エマちゃんの寮に潜り込むなんて横縞な事したからバチがあたっちゃったんだ……」
エマ「………」
彼方「そうだよね。こんな事する子と仲良くなんてしたくないよね…ごめんよ、エマちゃん…いつもごめんよ……」
エマ「………」
彼方「これからエマちゃんにどういう顔で会えばいいんだろう……」 エマ「……彼方ちゃん」
彼方「……えっ?」
彼方「ば、ばれてるっ!?」ドキドキ
エマ「彼方ちゃんは…」
彼方「ば、バレてはないみたい」ホッ
エマ「彼方ちゃんは…….」
彼方「ふ、ふんだっ!どうせ彼方ちゃんは村人Aだよ〜ぅだ!」
エマ「彼方ちゃんといると何故か胸が熱く…苦しくなるんだ……」 彼方「( д) ゚ ゚」
エマ「私が求める心のぽかぽか。それとは違う…見てるだけで胸が熱く苦しくなる不思議な気持ち……」
彼方「( ゚д゚)」
エマ「この私の気持ちの正体はなんなんだろう?」
彼方「つд⊂)ゴシゴシ」
エマ「彼方ちゃんと一緒にいると心がぽかぽかしすぎちゃって。いつもの自分とは違うみたいになっちゃう」
彼方「( д) ゚ ゚」 エマ「膝枕してる時も…ナデナデしてる時も…お喋りしてる時も」
彼方「ハッ!」
エマ「彼方ちゃんにしてもらっちゃった時にはもう身体が爆発しそうになるくらい熱くなっちゃうんだ〜」
彼方「びっくりしすぎて声を出すのを忘れていた…」
エマ「彼方ちゃんはそんな不思議な子ですっ!」
彼方「エマちゃん……」
エマ「彼方ちゃんは他の子達よりもスキンシップが強めだから毎日ドキドキが止まらなくて大変なんだ〜」 彼方「それって……!」
エマ「あなたに聞いたらこの気持ちの答えを教えてくれるのかな?」
彼方「ダメっ!それは絶対だめっ!」ガタンッ
エマ「えっ?」
彼方「いっつぅ〜」サスサス
エマ「か、彼方ちゃん!?」
彼方「し、しまった〜!?」 エマ「ど、どうして…」
彼方(こ、こうなりゃやけだっ!)
エマ「なn」
彼方「エマちゃんっ!」ギュッ
エマ「きゃっ?」
彼方「絶対離さないよぉ〜!」ギューッ
エマ「か、彼方ちゃん…苦しいよぉ……」 彼方「それって…呼吸が?」
エマ「えっ?」
彼方「それともさっき言ってたお胸の方が?」
エマ「ッ…!」
彼方「どうなのかな?」
エマ「え、えっとぉ……」
エマ「りょ…りょうほぉ……//」カァァーッ
彼方「っ!」 彼方(か、可愛すぎるよぉ〜エマちゃん!!)ギュギュー
エマ「か、彼方ちゃ〜ん!」
彼方「ハッ!」
彼方(落ち着け…落ち着け私ぃ……!)
エマ「あのぅ……」
彼方「ねぇ、エマちゃん?」
エマ「はっ、はひっ!?」
彼方「エマちゃんにもさ。辛い時はあるんだよねっ?」
エマ「えっ?」 彼方「エマちゃんだって私達と同じ高校生で一人の女の子。辛い時だってあるし悲しい時だってある。当然だよね?そんな時は…」
彼方「私に甘えてもいいんだよ?」ナデナデ
エマ「あぅ……//」
彼方「きもちいい?」ナデナデ
エマ「うん……//」
エマ「でも…」
彼方「ん?」
エマ「め、迷惑じゃないのかな、って……」 彼方「………」
エマ「私が彼方ちゃんに甘えちゃったら…彼方ち」
彼方「エマちゃんはさ」
エマ「…….?」
彼方「彼方ちゃんに甘えられて迷惑?」
エマ「ッ!」
エマ「そ、そんな事ないよっ!私は彼方ちゃんのためにやってるからっ!」
彼方「うん」 エマ「で、でも仕方なくやってるとかじゃなくて……!それは私がやりたいからやってるの!」
彼方「うんうん」
エマ「それに…甘えてくれる彼方ちゃんが可愛いから…//」
彼方「か、かわっ……//」
エマ「うぅ……//」
彼方(そ、そんな事言われたらドキドキしちゃうよ〜エマちゃんのばかーっ//)
エマ「え、えぇと……」
彼方(しまった…エマちゃんが困ってる!) 彼方「お、お"ほ"ん!」
エマ「?」
彼方「それと同じだよ」
エマ「え?」
彼方「彼方ちゃんもエマちゃんと同じ気持ちだよ」ギュー
エマ「あっ…//」
エマ(彼方ちゃんの身体…すこぐ暖かい……彼方ちゃんも私と同じ気持ちだったんだ……)
エマ「……嬉しいな」 彼方「おぉう!?」
彼方(な、なに今の表情!?)
エマ「それとね、彼方ちゃん?」
彼方(あんな顔見せられたら…彼方ちゃん…彼方ちゃん……!)
エマ「おんなじ気持ちついでにもう一つ聞きたい事があるんだけど」
エマ「いいかな?」
彼方「ハイッ!」 エマ「私ね。彼方ちゃんといるとすごくドキドキするだ〜」
彼方「」バクバク
エマ「なんか胸の奥が熱くなって…苦しくなって……」
彼方「ハッ!」
彼方(イカン。気を失いかけてた)
エマ「この気持ちの正体。彼方ちゃんなら分かるかなぁ?」
彼方「え、えぇと…それは彼方ちゃんにも分からない……」 彼方(ほんとは知ってるけど)
エマ「やっぱあなたに」
彼方(エマちゃんのあなたへ対する信頼はなんなんだ。変な事ばっか吹き込まれてるのに)
彼方「でもね?」
エマ「え?」
彼方「その気持ちの答えはわからないけど。私もエマちゃんと同じ気持ちなんだ」
エマ「えっ…?それって……」 彼方「彼方ちゃんもね?エマちゃんといるとドキドキしたり苦しくなったりするんだ〜」
エマ「そうなのっ!?」
彼方「うん。それにエマちゃんが他の子と仲良くしてたりするとモヤモヤする」
エマ「あっ!私も…それ…ちょっとある…かも……」
彼方「おっ。エマちゃんも彼方ちゃんと同じ悩みを抱えてたんだね〜」
彼方(エマちゃんも嫉妬してくれてたんだ…嬉しいかも……) エマ「か、彼方ちゃんもだったんだね!」
彼方「うん。だからね?」
エマ「……?」
彼方「二人でさ。一緒にこの謎を解いていかない?」
彼方(ほんとは謎でも何でもないんだけど。二人で一緒にいられるなら。こういうのもありかな……?)
エマ「お、おぉ〜!?」
彼方「どうかな?」
エマ「che bello!」ダキッ 彼方「エマちゃん」ギュッ
エマ「彼方ちゃん!」
彼方「どうしたんだい、急に改まって」
エマ「これからも私のことをよろしくお願いしますっ!」キラキラ
彼方「はぅ…!」
彼方(ずるい…それはずるいよエマちゃん……//)
エマ「どうしたの?」
彼方「わっ、かっ…」 エマ「んん〜?」
彼方「わ、私の方こそ…今後とも末長くよろしくお願いいたします//」
エマ「うんうん!よろしくね彼方ちゃん!」ギュー
彼方(あぁ…心臓に悪い……エマちゃんは彼方ちゃんのスキンシップが強いって言ってたけど。エマちゃんも人のこと言えないよ……欧州育ちは伊達じゃあないぜ……)
エマ「あっ!そういえば彼方ちゃんっ?」
彼方「ん、どしたー?」
エマ「なんで私の部屋にいたの?」 彼方「あっ…」
彼方(忘れてた……)
エマ「なんでー?」
彼方「えぇと…これには深い理由がありまして……」
エマ「そっかぁ」
彼方「ご、ごめんエマちゃん!」
エマ「えぇ〜!?何で謝るの?」
彼方「だって」
エマ「なんか悪いことでもしようとしてたの?」 彼方「ち、ちがっ!決してそういうわけでは!」
エマ「それなら謝らなくてもいいよ〜」
彼方「えっ?」
エマ「だって私と彼方ちゃんの仲でしょ〜?」
彼方(てっ、天使だ…私に天使が舞い降りた……)
エマ「だから謝らなくても良いんだよ?」
彼方「ありがとうね、エマちゃん。でも何で彼方ちゃんがエマちゃんの寮に勝手に入ったのか、その理由だけ話させて?」
エマ「分かったよ〜」 彼方「実は…ちょっとエマちゃんをびっくりさせたくてね」
エマ「びっくり?」
彼方「そうだよ〜。TVとかで突然現れて……」
エマ「うんうんっ!」
彼方「わっ!」ガバッ
エマ「うわぁ!?」ガタッ
彼方「ってするドッキリみたいなのあるでしょ〜?」
エマ「もう!びっくりさせないでよ〜彼方ちゃ〜んっ」ポカポカ 何かしれっと違うアニメが混ざってるぞ、それも自然に 彼方「ごめんよ〜」
彼方(かわいい)
エマ「……ありがとうね」
彼方「え?」
エマ「私を元気付けるためにやってくれたんでしょ〜?」
彼方「えっ…?」
エマ「私には分かるよ〜彼方ちゃんの考える事が!」
彼方「じ、実はそ、そうだったのだ〜!」
彼方(まぁ、そういうことにしておこう) エマ「でも……」
彼方「ん?」
エマ「…別の意味で…ビックリさせられちゃったな……//」
彼方「へっ!?」
エマ「どうかした?」ニコッ
彼方「い、いきなりそういう事言うのはずるいよ〜!」ポカポカ
エマ「え、えぇ〜!?」
彼方「も、もぉ〜!」ポカポカポカ エマ「く、くすぐったいよ〜」
彼方「それに…例えエマちゃんが許してくれたとしても彼方ちゃんの気持ちが許さないから!」
エマ「そんな〜気にしなくていいのに〜」
彼方「き、気にするよっ!」
彼方(エマちゃんの生態を観察〜とかふざけたことやっちゃったし……)
エマ「うーん…うーん……」
彼方「勝手にエマちゃんのお部屋に入っちゃった代わりにさ」 エマ「うん?」
彼方「なんか一つ」
エマ「うん」
彼方「彼方ちゃんがエマちゃんのお願い何でも聞いてあげよ〜ぅ」
彼方(エマちゃんなら変な事は言わないだろうし大丈夫だよね?)
エマ「ほんとにっ!?」ガバッ
彼方「うぉっ!?」
彼方(思ったより乗っかってくるな……) エマ「本当にいいの!?」
彼方「良いよ〜なんでも好きな事いってごら〜ん」
エマ「う、うーん…そうだなぁ……」
彼方(おっ、考えてる考えてる〜)
エマ「あれも良いな〜。いや…でもあっちの方が…ん〜……」
彼方(どんなお願いをされるんだろ?ちょっと楽しみだな〜)
エマ「でもあっちも捨て難いー…んー……んーっ!」
彼方(そんなに悩む事なのかな?) エマ「決めたっ!」
彼方「おっ!何かな〜?」
エマ「私っ!駅弁生中ごっこがしたいっ!」
彼方「はいよ〜、駅弁生中ごっこねぇ〜」
エマ「うんっ!」ニコニコ
彼方「……ん?」
エマ「どうしたのー?」ニコニコ
彼方「えぇーーーー!?」
エマ「うぇっ!?」 彼方「あ、あのぅ…一応聞くけど……」
彼方(こ、これってえっちなやつだよね……?詳しくは知らないけど…あのエマちゃんの純粋無垢な笑顔からこんなお願いが飛び出てくるなんて…いや、でも……)
エマ「なぁに?」
彼方「エマちゃんはこの言葉の意味を知ってるの…?」
エマ「うーん…よく分かんないけど…楽しい事なんでしょ?」
彼方「えぇと…」
エマ「この前あなたが教えてくれたんだ〜すっごい楽しい事だって!」 彼方(あ、あいつかーー!)
エマ「せっかくの楽しい事だから最初は彼方ちゃんと楽しみたいな〜って思ったの!」
彼方「えっ?」
エマ「私、始めては彼方ちゃんがいいなぁ?」ウワメヅカイ~
彼方(ち、ちょっと待ったちょっと待った…!エマちゃんは本当に言葉の意味を知らずに言ってるんだよね?でも…本当の本当はもしかしたら……えぇい!落ち着け…落ち着け私ぃ!エマちゃんを信じろぉー!)
エマ「どうしたの?」 彼方「そ、それはちょっと…」
エマ「えぇっ!?何でもお願いを聞いてくれるんじゃなかったの……」ウツムキ
彼方「うっ…」
彼方(罪悪感が……)
エマ「あなたからすごい楽しい事だって聞いてたのに……彼方ちゃんっ……」ウルウル
彼方「はぅ…//」
彼方(か、可愛すぎる…もういっその事このまま……)
エマ「彼方ちゃんっ……!」キラキラ 彼方(だ、だめだだめた!純粋無垢なエマちゃんを穢すわけにはいかない!)
彼方「エマちゃんの、そのお願いを聞いてあげたいのは山々なんだけど。その遊び…すっごい心の準備が必要な遊びで……」
エマ「そ、そうなんだ…」シュン
彼方「べ、別の事じゃダメかな……」
エマ「う、うん。彼方ちゃんがそこまで言うなら……」ウツムキ
彼方「くっ……!」
彼方(あの子絶対許さないっ!) エマ「うーん…じゃあ……」
彼方(流石にもう変なお願いはされないよね……?流石のあの子もそこまで何個も何個も変な事をエマちゃんには吹き込んでなh)
エマ「対面座位だいしゅきぃ〜ホールドがしたい!」
彼方(あの女ぁ〜〜〜ッ!)
エマ「彼方ちゃんっ!私対面座位だいしゅきぃ〜ホールドがしたいなぁ〜彼方ちゃんと対面座位だいしゅきぃ〜ホールドがしたいな〜っ!」
彼方「エマちゃんっ!それあんま大声でいっていい言葉じゃないからぁ〜!」
エマ「えぇ〜そうなのっ!?」 彼方「そうなの!」
エマ「じゃあ」
彼方「うん?」
エマ「彼方ちゃんと対面座位だいしゅきぃ〜ホールドがしたいな〜」ササヤキ
彼方(小さい声で言えってことでもないよぉ〜!)
彼方「え、えぇと…エマちゃん?」
エマ「なぁに?」 彼方「そ、それも……」
エマ「えぇ〜!?もしかしてこれも心の準備が必要な遊びなの?」
彼方「う、うん…」
エマ「そっかぁ……」
エマ「………彼方ちゃんのへたれっ」ボソッ
彼方「!?!?!?!?!?!?」 どうしてここから先が無いんですか!!!!!!!!!
始まったのなら貫くのみですよ!!!!!!!!!!! 2人ともかわいいし面白かった!乙!
小悪魔エマちゃんいいぞ! これは結ばれたってことでいいんだよな…?
あなたちゃんに貫かれる脅威が何も解決してないのは草だけど 面白かったし癒された
こういうのでいいんでさぁなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています