【SS】かすみ「え、じゃあ逆に2年生で誰が1番まともだと思う?」
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アアキーラリマタータクエガーオニーキュントーシーターナーラー
かすみ「ん、電話」
かすみ「ちょっとごめんね…」ピッ
しずく「うん」
璃奈「…」
ハイ、カスミンデス.ハイ、ハイ…アーホントデスカ!?オネガイシマスー‼︎……
かすみ「っと…ごめんね」ピッ
璃奈「…電話、侑さんから?」
かすみ「へ?そうだけど…」
かすみ「……よくわかったね、りな子」
璃奈「うん」
璃奈「かすみちゃん、侑さんと話すとき」
璃奈「ちょっと声高くなるから」
かすみ「え゛っ!?ほんと!?」
璃奈「うん」
しずく「うん」
しずく「わかりやすいよね」
璃奈「ね」
かすみ「ええー……うそ…」
しずく「え、自覚無かったの?」
かすみ「……うん」 璃奈「目とかも違うよね」
しずく「…あー…いやでも目どころじゃないよ」
しずく「もう全身…全身」
しずく「ゆうしぇんぱい!しゅきしゅき〜♡って感じ」
かすみ「ちょちょ!ちょっとしず子!それかすみんの真似!?」
しずく「似てたでしょ?」ニコッ
かすみ「かすみんはもっと可愛い!」
しずく「えっ…それって……」
璃奈「…」
しずく「………」
しずく「…私……可愛くないってこと……?」ウルウル
璃奈「あーかすみちゃん」
璃奈「あーあ」
かすみ「へっ!?いや…その…」オロオロ
かすみ「しず子は…その……」
しずく「なーんちゃって♡」テヘッ
かすみ「もおおおおお!!」 璃奈「まあでもわかる」
璃奈「かすみちゃんの気持ち」
かすみ「…?」
璃奈「侑さん、いい人だから」
かすみ「ああ…話戻るんだ」
かすみ「……まあ…そうだよね」
かすみ「りな子のあれ…ボードも侑先輩と作ったんだもんね」
璃奈「うん」
璃奈「ボードだけじゃなくて…ステージもたくさんアイデア出してくれて…」
璃奈「…いっぱい励ましてくれて…」
璃奈「…侑さん、好き」
しずく「…」
かすみ「かすみんも好きですよ!」
かすみ「なんというか…ストレートに褒めてくれるんだよね」
かすみ「かすみんのこと」
かすみ「ああ、この人ほんとに私のこと可愛いって思ってくれてるなあって…」
かすみ「裏が無いっていうか」
璃奈「ああー」
しずく「…」 かすみ「……しず子?」
かすみ「どしたの?」
しずく「いや…えへへ」
璃奈「……」
璃奈「…しずくちゃん、話題ないんだよね」
璃奈「侑さんとあんまり話したことないから」
しずく「ちょっ!璃奈さんなんで言っちゃうんですか!」
かすみ「あー」
かすみ「確かに…しず子が侑せんぱいと話してるイメージないなあ……」
しずく「かすみさん!」
かすみ「え、事実だし」
しずく「でも言っちゃうと!」
しずく「言っちゃうと!余計意識しちゃうじゃん!」
かすみ「意識?」 しずく「その…例えば1日の終わりに!」
しずく「…ああ、今日も侑先輩と話せなかったな…」
しずく「……璃奈さんとかすみさんにもこう思われてるんだな…」
しずく「いや2人だけじゃなくて…実は同好会の皆さんに…って!」
かすみ「いや気にしすぎでしょ」
かすみ「でも実際…なんで侑せんぱいと話さないの?」
璃奈「気になる」
しずく「いや…話さないっていうか…」
しずく「話せないっていうか……」
かすみ「……?」
璃奈「…」
しずく「……笑わない?」
かすみ「笑わない」
璃奈「ない」 しずく「……………侑先輩」
しずく「……私の好きな舞台の……ヒーローに似てるんです」
しずく「雰囲気とか…言動とかが……」
しずく「それで……かっこよくて……///」
かすみ「……」
璃奈「……」
しずく「……」
しずく「……何か言ってよ」
かすみ「…いや……ねえ?」
かすみ「なんか…急に乙女っぽいこと言い出してびっくりして…」
璃奈「表情に出るレベル」
かすみ「んふっ……りな子、それ禁止っていったじゃん」
かすみ「笑った後…なんか申し訳ない気持ちになるから」
璃奈「ごめん」 しずく「……」
かすみ「……で、しず子は」
かすみ「ようは恥ずかしくて話せないってこと?」
しずく「……」コクッ
璃奈「…かわいい」
かすみ「ね、かわいいところあるじゃん」
しずく「………///」
璃奈「照れてる」
かすみ「ね、照れてる」
かすみ「まあでも…そんな恥ずかしがらなくてもね」
かすみ「侑せんぱい、たくさん話してくれるから大丈夫だよ」
璃奈「うん」
璃奈「話し上手だし聞き上手だから」
かすみ「ほんとほんと」
しずく「……じゃあ…ちょっと頑張ってみようかな」
しずく「…2人とも、凄い先輩のこと推すし」 かすみ「そりゃそうだよ」
かすみ「2年の良心だよ、侑せんぱいは」
しずく「そんなに…?」
かすみ「そんなに」
かすみ「え、じゃあ逆に2年生で誰が1番まともだと思う?」
璃奈「侑さん」
しずく「侑先輩?」
かすみ「侑せんぱい抜きで!」
しずく「ええー……」
璃奈「……私は」
かすみ「あーストップストップ!」
かすみ「いっせーのーで、で言お!」
しずく「……うーん…」
璃奈「かすみちゃんは決まったの?」
かすみ「まあ…侑せんぱい抜きならあの人しか…」
しずく「………」
かすみ「…え、そんな迷う?」
しずく「………」
しずく「…うん、決まった」 一人余っちゃうじゃん…と思ったらこうするのかなるほど かすみ「よし!じゃあ…」
かすみ「いっせーのーで!」
かすみ「愛せんぱい!!」
しずく「せつ菜さん!」
璃奈「歩夢さん」
かすみ「……」
しずく「……」
璃奈「……」
かすみ「……あれ?」
しずく「……え?」
璃奈「……?」 璃奈「…かすみちゃん」
璃奈「愛さんは、ない」
かすみ「いやいや!むしろ愛せんぱいしかいなくない!?」
しずく「璃奈さんこそ…歩夢さんは……その…」
かすみ「ちょ!言ってこ1人ずつ!」
かすみ「なんでその人なのか!」
しずく「えー…」
かすみ「じゃんけん!いきますよ!!」
かすみ「さいしょはぐー!」
璃奈「じゃーんけーん」
しずく「ほい」 りなりーは逆に愛さんのやばい部分を知ってるからとか 歩夢はSBJK
せつ菜はうるさいくらいしか短所なくない?
愛さんは全面的に善人だし >>19
ラ板に毒されるとやべー奴だけど、アニメじゃまともな部類 少し距離ある間柄の方が取り繕って接する分まともに見えたりする >>26
だってあんなしょうもないダジャレで爆笑するじゃん… かすみ「かすみんからです!」
しずく「…でも愛さんって、よくかすみさんのこと」
しずく「かすかす
かすみ「かすみんですっ!」
しずく「……ってのやってるじゃん」
璃奈「うん、まともじゃない」
かすみ「いや…それなんだけどね……」
かすみ「最初にそのやりとりをした日の帰りに……」
かすみ「愛せんぱいがかすみんのこと呼ぶんです」
かすみ「なにかなーって思ったら」
「反応が可愛かったからついかすかすって呼んじゃったけど…嫌な気持ちにさせちゃってたらごめんね……かすみちゃんが嫌ならもうしないから」
かすみ「……って」
璃奈「………おおー」
しずく「聖人エピソードですね」
かすみ「そうそう」
かすみ「そんなこと言われたら…かすみん許しちゃうじゃん…って」 安易にりなあいにしない辺り好感を持てる
こういうSSになると定番のつまらない組み合わせばかりにされがちだし 11話の歩夢を知らなければまともに見えるかもしれない ジャージの着方ってそんな人格を疑われるほどのことなの ただアニメで考えるとみんなは歩夢の押し倒し事件とかSBJKなところ知らないし
せっつーもうるさくないからみんな割とまともに見えるかもしれない 侑ちゃん結構冷静だしイケメンムーブするから後輩からしたらまともに見られるのは分かる
ジャージの着方とかはヤベー奴だけど、虹ってヤベー奴らの集まりだしなよく考えると かすみ「しかも愛せんぱい、ちゃんとあれを守ってくれるんです」
かすみ「えーっと…てぃーなんちゃら……えー…」
しずく「TPO?」
かすみ「そう!てぃーぴーおー」
かすみ「かすみんがなんとなーく落ち込んでる時とか…そういうときって絶対かすかすって言ってこないの」
璃奈「…愛さん、人の気持ち読むの上手いから」
かすみ「でしょー!?」
かすみ「りな子もそう思うよね!」
しずく「え…じゃあ璃奈さんなんで…」
璃奈「………」
しずく「……」
かすみ「………」
璃奈「…前……愛さんの家に行ったとき」
璃奈「私、見つけたの……」 かすみ「……」
しずく「……」
璃奈「………ダジャレノート」
かすみ「……」
しずく「……は?」
璃奈「…愛さんの綺麗な字で…ノートにびっしりと…」
璃奈「ダジャレが書かれてて…」
しずく「……」
かすみ「……あのダジャレ…事前にちゃんと考えてたんですね…」
かすみ「……ちょっと笑えなくなりそうです」
しずく「もともと笑ってないじゃん」
かすみ「……」 よかったコミックLOを所持してる愛さんはいなかったんだ >>40
愛さんをそういう扱いするのクソつまんねえから かすみ「…まあでも…愛せんぱいらしいっていうか……」
かすみ「むしろ…ダジャレにも真面目に取り組んでていいっていうか…」
しずく「……」
璃奈「……」
かすみ「やっぱりかすみんは愛せんぱい推すよ」
璃奈「………でも」
しずく「……?」
璃奈「そのノートの表紙にこう書いてあった」 侑ちゃんのジャージの着方弄るのは高校の時ブレザーをあんな感じで羽織ってた俺に効くからやめてくれ… かすみ「次、しず子の番」
璃奈「なんでせつ菜さんなの?」
しずく「え?だって」
しずく「生徒会長だし」
かすみ「うん」
しずく「……うん」
璃奈「……」
かすみ「………え?」
しずく「え?」
かすみ「……それだけ?」
しずく「はい………」
しずく「……え?駄目ですか?」
かすみ「いや、だめっていうか…」
かすみ「なんかもっと…まともエピソードとか……」
しずく「………」
かすみ「………」
しずく「………えー…」
かすみ「…………無いの?」
しずく「……はい」 逆に他二人がまともじゃないという理由も聞いて行きたい かすみ「………」
璃奈「………しずくちゃん」
璃奈「私がこんなこと言うのもなんだけど」
璃奈「しずくちゃんはもっと皆と仲良くした方がいいと思う」
しずく「璃奈さん!それだと私コミュ症みたいじゃん!」
かすみ「いや実際その説あるでしょ」
璃奈「…同好会で私たち以外に仲良い人、いる?」
しずく「いっ!います!いますよ!!もちろん!!」
かすみ「誰?」
しずく「……彼方さん」
璃奈「あー」
かすみ「まあ…たしかによく話してるね」
しずく「ね?ね?だよね?だよね?」
かすみ「必死じゃんしず子」
璃奈(わりと図星だったんだ……) そういや、歩夢とも喋ってなかったなしず子
コミュ症説草 確か彼方から名前呼ばれたこと無かったんじゃなかったっけ? かすみ「まあでも仲良いっていうより…お母さんと娘みたいな感じ」
璃奈「しずくちゃんがお母さん?」
かすみ「うん」
しずく「……そうなの」
しずく「彼方さん、なんだか放って置けないっていうか…」
しずく「母性をくすぐるのかな?」
しずく「…彼方さん、オフィーリアに似てるのかも」
しずく「危なっかしくて…お世話してあげたくなる」
璃奈「あー…だから」チラッ
かすみ「?りな子?」
璃奈「いや…」
かすみ「てかしず子、せんぱいを犬扱いって…」
しずく「いや別にそういうわけじゃ……」
璃奈(………私からしたら)
璃奈(しずくちゃんも結構危なっかしいんだけど……) 別の世界でちゃんと仲良くしてるから。でもそういうの含めると歩夢がダントツでやばくなるのか かすみ「まあそれはそれとして」
かすみ「せつ菜せんぱいは無し」
璃奈「うん」
しずく「ええー…でも生徒会長だよ…?」
かすみ「それ菜々せんぱいじゃん」
かすみ「せつ菜せんぱい側が足引っ張ってるから」
璃奈「うん」
しずく「せつ菜先輩もいい人だよ?」
かすみ「そりゃ悪い人じゃないけど」
璃奈「……」
璃奈「せつ菜さんの素って、たぶん菜々さんの方だと思う」
璃奈「根は凄く真面目で落ち着いてて…」
璃奈「だから、せつ菜さんは常に演技してる状態なの」
しずく「うん」
璃奈「…しずくちゃんならわかるかもしれないけど…」
璃奈「自分じゃない人を演じると……」
しずく「……テンション、上がります」
しずく「自分とは別の人格をコントロールしてるっていう…全能感がたまりません」
璃奈「だよね」
璃奈「せつ菜さんもそうなんだと思う」
璃奈「オタクな人格を演じることで…本来のオタクが持つはずの」
璃奈「いや持つべきリミッターが外れて…」
かすみ「……やばい」
しずく「…やばい……と」 かすみ「……前、部室の中からせつ菜せんぱいの声が聞こえて」
かすみ「なにかなーって思ったら」
かすみ「なんか…1人でアニメ?かなんかのセリフずーっと叫んでて」
しずく「……」
璃奈「……」
かすみ「でもドア開けちゃったし、入るじゃん」
かすみ「せつ菜せんぱい気づくじゃん」
かすみ「なんて言ったと思う?」
しずく「……」
璃奈「……」
かすみ「かすみさん!なんちゃらかんちゃらの名シーンを一緒に再現しませんか!!(大声)って」
しずく「……」
璃奈「……」 これはまともじゃないわ
いきなり一緒にアニメのシーン再現しませんかはヤバイ かすみ「なんで恥ずかしげもなく誘えるんですか!」
かすみ「やるわけないじゃん!そもそも知らないし!」
璃奈「かすみちゃん、どうどう」
しずく「…まあ……せつ菜さんらしいっちゃらしいような…」
璃奈「つまりまともじゃない」
しずく「……だね」
璃奈「…私はせつ菜さんのそんなとこが好きだけど」
かすみ「なんか前一緒にアニメのイベント行ってなかった?」
璃奈「うん、行った」
璃奈「せつ菜さん、子供みたいにはしゃいでた」
かすみ「……」
しずく「……」
かすみ「すっごい想像できる」
璃奈「はしゃぎすぎてぴょんぴょん跳んでた」
しずく「……」
かすみ「相当楽しかったんだ」
しずく「せつ菜さんの家、厳しいらしいもんね」
璃奈「………」
璃奈「…抑圧された子供は……将来…溜まったものが爆発して大変なことになるってよく聞く」
璃奈「……さっきせつ菜さんは演技、って言ったけど」
璃奈「実は……」
かすみ「…なんか……なんか……」
かすみ「かすみんたち、せつ菜せんぱいの闇の部分に触れかけてるような気が……」
しずく「…やめとこっか、2人とも」 かすみ「あと私服が超ダサい」
しずく「それもうただの悪口じゃ…」 かすみ「じゃ最後はりな子」
璃奈「私は歩夢さん」
しずく「……なんで?」
璃奈「……歩夢さん、すっごく優しい」
璃奈「始めはあんまり話さなかったけど…」
璃奈「私の友達に歩夢さんのファンがいて」
璃奈「その子のために、歩夢さんを焼き菓子同好会によく連れてったんだけど…」
しずく「それから話すようになったんだ」
璃奈「うん」
璃奈「なんだろう…すごいお姉ちゃんみたいで」
璃奈「手繋いでくれたり、服見繕ってくれたり…」
璃奈「あ、お菓子とかアクセサリーも作ってくれる」
かすみ「え、かすみんしてもらったことないんですけど」
しずく「歩夢さん、かすみさんにあたり強いよね」
しずく「…まあ私もしてもらったことないけど」
かすみ「じゃありな子が特別なんだ」
しずく「璃奈さんのこと気に入ってるよね、歩夢さん」
璃奈「……」
かすみ「あ、照れてる」
しずく「照れてるね」 璃奈「じゃあ歩夢さんが1番まともってことで……」
しずく「いやいやいやいや」
しずく「それは」
しずく「無いです」
しずく「璃奈さん」
かすみ「むちゃくちゃ否定するじゃん」
しずく「え、かすみさん気づいてないの?」
かすみ「なにが?」
しずく「………侑先輩ですよ」
かすみ「せんぱいが?」
しずく「だから歩夢さんが侑先輩のことを好きすぎるって話」
璃奈「…」
かすみ「まあ…それは見てたらわかるけど」
かすみ「別にそれが理由でまともじゃないってことには…」
しずく「いやいや」
しずく「そこが歩夢さんのまともじゃないとこだよ」 しずく「気づいてます?かすみさん」
しずく「かすみさんが侑先輩とくっついてるとき…」
しずく「……歩夢さん、かすみさん○しそうな目してるよ?」
かすみ「こっ…」
しずく「いやほんとに」
かすみ「……」
しずく「かすみさんに限らず、侑先輩と仲良くしてる人全員に対してだね」
かすみ「ええ……」
かすみ「え、りな子気づいてた?」
璃奈「うん」
しずく「でしょ?だから流石に歩夢さんは……」
璃奈「でもねしずくちゃん」
璃奈「歩夢さん、この前こんなこと言ってた」 ──────
歩夢「りなちゃん、変なこと聞くけど……」
璃奈「うん」モグモグ
歩夢「………私、侑ちゃんが他の子と仲良くしてるとき…
どんな顔してる?」
璃奈「……」モグモグ
歩夢「正直に!正直に言って!」
璃奈「……」モグ…
璃奈「……○しそうな目してる」
歩夢「………………はあー…………」
歩夢「だよね…やっぱりそうだよね………」
璃奈「……自分でも気づいてたの?」
歩夢「うん、流石に……」
歩夢「…侑ちゃんのこと好きすぎて……どうしても顔に出ちゃうの」
歩夢「……ほんとはみんなと仲良くしたいのに………」 璃奈「……歩夢さん」
歩夢「……?」
璃奈「…はい」スッ
歩夢「これ…」
歩夢「璃奈ちゃんボード?」
璃奈「うん」
璃奈「歩夢さん、私と同じことで悩んでる」
璃奈「表情で誤解されるのが怖いなら」
璃奈「…璃奈ちゃんボード『隠しちゃえばいい!』」
璃奈「いつか…ほんとの気持ちが出せる時まで…」
歩夢「………」
歩夢「……ありがとう、りなちゃん」
歩夢「…………でも」スッ
歩夢ちゃんボード
歩夢「これだとりなちゃんと丸被りになっちゃうね」
璃奈「歩夢さんなら、いい」
歩夢「……ふふっ」
────── ダジャレに対する熱意がちょっとあれなだけで3人の中では愛さんが一番まともか? ぽむは直そうと思い悩んでるしせっつーが一番アレかもなw しずく「……ごめんなさい、歩夢さん」
しずく「…私…ひどいことを……」
璃奈「歩夢さんならきっと許してくれる」
璃奈「…それに歩夢さん、しずくちゃんと話したがってたよ?」
かすみ「…じゃあしず子のこれからの課題は」
かすみ「同好会のみんなと話す!だね」
しずく「……なんだか今更すぎる課題だね……」
かすみ「よし!」
かすみ「りな子の話でかすみんわかった!」
璃奈「…?」
かすみ「欠点だけで人を判断しちゃいけない!」
しずく「…ですね」
璃奈「うん」
かすみ「愛せんぱいもせつ菜せんぱいも歩夢せんぱいも!」
かすみ「ん?って思うところもあるけど!みんなまともってことで」
かすみ「かすみん、いいこと言っちゃい
しずく「え、かすみさんそれはつまんないよ」
璃奈「ここまで話しといてそれは無し」 かすみ「ええ……」
璃奈「あ、かすみちゃん」
璃奈「かすみちゃんが歩夢さん選ばなかったの」
璃奈「なんで?」
かすみ「…ん、あー別に歩夢せんぱいがまともじゃないってより」
かすみ「かすみん的には愛さんの方がよりまともってだけで…」
しずく「…じゃあ……1人選ぶなら歩夢さんじゃない?」
かすみ「うん」
璃奈「じゃあ…2年生で1番まともなのは歩夢さん」
璃奈「おめでとう歩夢さん」
かすみ「…結局りな子が歩夢せんぱい推したいだけじゃん」 部室
しずく「あ、歩夢さんっ!」
歩夢「どうしたの?しずくちゃん」
しずく「その…今度、一緒にお出かけしませんか?」
しずく「服を…選んでほしくて…」
歩夢「…私が選ばなくても…しずくちゃん、おしゃれだと思うけど」
しずく「歩夢さんに選んで欲しいんです!」
歩夢「…しずくちゃん」パアア
愛「お、2人とも服買いに行くの?」
歩夢「うん!しずくちゃんが誘ってくれたの」
しずく「最近のファッションが難しくて…」
愛「うんうん」
愛「服選ぶのって複雑だもんね!服だけに、ってね!」
璃奈「……あはは」
璃奈「あは…あははははは」
愛「ちょっ…どしたんりなりー?」
愛「愛さんのダジャレで笑うなんて……」アワアワ せつ菜「かすみさん!腕の角度はこうです!」
かすみ「こ…こう?」
せつ菜「はい!完璧です!!」
せつ菜「では彼方さん!お願いします!」
彼方「ん〜…ごほん……」
彼方「血鬼術!!爆血!!!!」ギュッ
せつ菜「うおおおおおおお!!!!」
せつ菜「俺と禰󠄀豆子の絆は!!誰にも!!!」
せつ菜「引き!!裂けない!!!!」ブンブンッ
かすみ「う、うわあ〜……」
せつ菜「かすみさん!もっと真剣に斬られてください!」
せつ菜「いや実際には斬られてはないんですけど!」
せつ菜「このとき累はですね!!……」ペラペラ
かすみ「…」
かすみ「……」
かすみ「…………」
かすみ「いやせつ菜せんぱいだけはまともじゃないわ」
おわり 彼方ちゃんを呼んでこよう。そっくりな物真似してくれるから 一年生3人の会話SSすき
しずくちゃんは誰とでも気さくに話すタイプと言うわけでもないし後輩として一方的に可愛がられるタイプでもない感じだからあり得るなと思った 二期があったら一度も会話してないゆうしずの理由付けはこんな感じでいこう ほんわかしてる一年生ズもしずくが暴走する一年生ズもすきだよ すっごい好き!
1年生が先輩を好きなのが微笑ましかった!!! しずくちゃんは変な子だと思われるのが怖いって言ってたし、自分から話しかけるのが苦手なんだろうな
ある種の人見知りというか アニガサキ時空の愛さんってたしかにかすかす呼びする時とかすみん呼びする時をちゃんと使い分けてるよね ???「2年生の中じゃことり先輩が一番まともね」
???「取り消すわ」 >>129
アニガサキ時空で敵対してるシーンなんかないだろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています