しずく「2人で一緒に」かすみ「初詣です!」
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しずく「ということで」
かすみ「どういうこと」
しずく「約束したよね?」
かすみ「やくそく?」
しずく「約束した」
かすみ「え?」
しずく「心当たりあるよね」
かすみ「いや...うん、ありすぎる」 しずく「そんなに?」
かすみ「だってしず子、何かある度に、」
かすみ『今度ここ行きたいね!約束!』
かすみ『あれやりたいですね!約束!』
かすみ『あそこのあれ、かすみさんと食べたいです!約束!』
しずく「...」
かすみ「ワガママ」
しずく「...」 初詣は別に年始じゃなくてもいつしてもいいらしいからね かすみ「かすみんとあれしたいこれしたい、食べたい行きたい写真撮りたいを全部約束に包み込んでかすみんにぶつけてくるから」
しずく「...」テヘッ
かすみ「顔、その顔すごいイライラするからやめて」
しずく「まぁかすみさんの冗談はおいといて」
かすみ「いやいや、冗談じゃなくて、勝手に冗談にしないで」
しずく「今日はここに来てます」ドドン
かすみ「無視?きいて?かすみんのおはなしきいて?」
しずく『き・い・て♪』
しずく『泣き顔も笑い顔もー、全部見て欲しいー♪』
かすみ「...」ジトッ
しずく「歌ってよ、好きなんだからこの曲」 かすみ「はい、今日はどこに来てますか、しず子さん」
しずく「今日はですねー...念願の埼玉県の川越に来てまーす!かすみさんは来たことある?、あ。ないですよね、一緒に来る人もいなそうですし」
かすみ「怒るよ?」
しずく「私以外に友達いるのかな...しずくお姉ちゃんとても心配」
かすみ「むかむか!いるもんいるもん!りな子もこぺ子もその仲間たちもいっぱいいるもん!」
しずく「あーだめだめ、カメラ回ってるところで喧嘩はだめです」
かすみ「...そだね...いや。ほとんどしず子のせいだけど」
しずく「...」ペシッ
かすみ「あ、叩いた!この子いま叩きました!暴力!カメラに残ったから!」 今年はコロナで人混み避けてこの連休とか時期ずらす人もいるからね しずく「かすみさんは川越来たことある?」
かすみ「むぅ...ないです」
しずく「私もないです、なので沢山楽しみたいですね!」
かすみ「。。。ねぇ」
しずく「?」
かすみ「カメラ、1回携帯のビデオ切って」
しずく「...」ピッ
かすみ「...」
しずく「どうしたの?」
かすみ「カメラ回すの早いよ、まだ駅に着いたばかりじゃん」
しずく「えー」 かすみ「張り切りすぎ、楽しみだったのはわかるけど」
しずく「むぅ...かすみさんは楽しみじゃなかったの?」プクッ
かすみ「いや、...うん、すごく楽しみだった」
しずく「うんうん!」ニコニコ
かすみ「川越のね、あの有名な街並みまでは駅からちょっと遠いっぽいから」
しずく「ふむふむ」
かすみ「歩いていくとクタクタになっちゃうきっと」
しずく「タクシーで行こっか」
かすみ「贅沢かもだけど、その方がいいね」 しずく「タクシー乗り場はー...」キョロキョロ
かすみ「あっち」
しずく「はやっ」
かすみ「予習済みなのです」ドヤァ
しずく「かすみさんのそういうとこ好きだなぁ」棒
かすみ「照れるなぁ///」エヘヘ
しずく「ほら、ぼーっとしてないで早く行こ」テクテクテク
かすみ「んなっ、ちょっと待ってよー!」タッタッタッ -----
---
-
かすみ「着いたー」
しずく「まずはなにするの?」ピッ
かすみ「うわ、いつの間にかカメラ回してるし」
しずく「...」ニコニコ
かすみ「ゴホンッ!...今日はですねー、川越の街並みをたっぷり楽しむために、私たちもそれ相応しい格好に変身したいと思います!」
しずく「おー」パチパチパチ
かすみ「ということで着物レンタル屋さんで、着物に着替えましょう、まずはそこからです!」
しずく「はい!」挙手
かすみ「はい、しず子さんなんでしょう」 しずく「かすみさんのコーデは私が決めます、拒否権はありません」
かすみ「え、うん...いや、拒否はしないよ」
しずく「なのでかすみさんには、代わりに私のコーデを考えてもらいます」
かすみ「正月に相応しい感じでお願いね?今回は初詣が元々の目的なんだから」
しずく「任せてください、演劇部だよ?私」
かすみ「え、うん...ん?関係ある?演劇部関係あるのかな?」
しずく「なにその目、信用してないでしょ」
かすみ「楽しみだね」
しずく「楽しみですね...なにさっきの目」
かすみ「はい、中に入りましょー」
しずく「ねーえ!」 ...
かすみ「うわ、こんなに沢山あるんだ...」
しずく「わー、可愛いこれ...あーこれ可愛いです!!、...可愛いこれも...かすみさんはこれかなぁ...こっちも着て欲しい...えー、」
かすみ「うわ、すっごい勢い...カメラも既に自分で持ってないし。。。興奮する気持ちはわかるけど」
しずく「イメージカラー的にはこれかなぁ」
かすみ「しず子はこの青いのかー...こっちの水色のかなぁ」
しずく「帯とか、帯揚げとか帯締めとか小物の組合せも考えて選んでね?」
かすみ「こんなにいっぱいあったら決めるの難しいですね...」ムムム しずく「かすみさんかすみさん」ツンツン
かすみ「?」
しずく「これ、絶対これ可愛い」
かすみ「わぁ!いいじゃんこれ!かすみんカラーだし!」
しずく「やった!」
かすみ「しず子なかなかやりますね...」
しずく「羽織はこれでー、帯はこれにして〜...」ボソボソ
かすみ「...すごい集中力」 しずく「できました!...かすみさんは?」
かすみ「しず子、なんでも似合いそうだから迷うんだよね〜」
しずく「私に着て欲しいのを素直に選んでくれればいいよ」
かすみ「そーなると...、ここからここまで全部」ドドン
しずく「わー、分身しなきゃだね私」
かすみ「はぁーんもぉ悩む!」
しずく「そういうときは店員さんに相談してね、って書いてる」
かすみ「そうしようかな...自分のセンスに自信がなくなってきちゃった...」
しずく「店員さんが分身の術を教えてくれるのかな」
かすみ「相談ってそういうことじゃないでしょ」 -----
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-
しずく「はい、できましたー!」クルクルクル
かすみ「...」
しずく「わー、すごい素敵...なんだかワクワクしてきたね」
かすみ「...」
しずく「さっきからだんまりでどうしたの?」
かすみ「...しず子」モジモジ
しずく「?」 かすみ「いや、...その」
しずく「うん」
かすみ「...すごく、か、可愛い...なぁって...///」メソラシ
しずく「...///」ドキッ
かすみ「...な、何か言ってよ、!///」
しずく「う、うん...ありがと」
かすみ「うん」
しずく「...」ドキドキ
かすみ「...」ドキドキ しずく「かすみさんもすごく可愛いよ?」
かすみ「ま、まぁ...当然です///」
しずく「ほら、時間もったいないから、早く行こ?」
かすみ「うん」
しずく「食べ歩きしたいねー、って言ってたもんね」
かすみ「あ、そうそう...見たいお店も色々あるし」
しずく「私はあの足湯のお店に行きたい」
かすみ「それずっと言ってるよね」
しずく「それが目的」
かすみ「いや、目的は初詣」
しずく「知ってる知ってる」
かすみ「忘れてたでしょ」 ザッザッザッ
かすみ「っだぁー、着いたー」
しずく「あはは、思ったより歩いたね...草履で歩くのも慣れてないし」
かすみ「そうかな...かすみんはともかくしず子は慣れてる感あるなぁ」
しずく「ほんと?」
かすみ「すたすたすたーって、背筋も真っ直ぐでカッコイイ...」
しずく「ふふっ、勉強しておいて良かった♪」
かすみ「わ、ずるい!」
しずく「ずるくはないでしょ」フフッ かすみ「だめ、だめだよ中須かすみ、つらさを顔に出しちゃ」ペシペシ
しずく「さすが、アイドルの鑑」
かすみ「ここ、川越氷川神社って言うんだけど」
しずく「縁結びの神様がー、って聞いたことある」
かすみ「そうそう!なのでまずは、お参りしましょう!」
しずく「初詣っぽくなってきたね」ニコニコ ガランガラン
ペコッペコッ
パンパン
かすみ「...」
しずく「...」
かすみ「...」
しずく「...」チラッ
かすみ「...よし!」ペコッ
しずく「...」ペコッ かすみ「さーてと、お参りもしたし、...次はー」
しずく「おみくじ引こっか」
かすみ コクコクッ
しずく「...ねぇ」
かすみ「?」
しずく「かすみさん、お参りの時なに真剣にナムナムしてたの?」
かすみ「なに、なむなむって」
しずく「ナムナム」 かすみ「えー、誰かに話したら叶わないんだよ?知ってた?」
しずく「知ってる、でもかすみさんのお願い事だから、私には関係ないかな、叶っても叶わなくても」
かすみ「ひどっ!?」
しずく「じょーだよ、冗談」クスッ
かすみ「むぅむぅ!」
しずく「半分冗談」
かすみ「はんぶん!?」 しずく「それで?なにお願いしたの?」
かすみ「...内緒」
しずく「けち」
かすみ「ならしず子はどうなのさ」
しずく「内緒」
かすみ「けち」
しずく「ふふっ」
かすみ「もぉーなんなの!」 しずく「あ」
かすみ「?」
しずく「おみくじの結果が良かった方が、ナイショにできるってことにしよ」
かすみ「お、言ったね」
しずく「勝つ自信あるの?」
かすみ「ある」
しずく「どのくらい?」
かすみ「このくらい」ムキムキ
しずく「え、かすみさんの運勢って筋肉に関係してるの?」 かすみ「いや雰囲気だよ!どのくらい?って聞かれても咄嗟に出ないよ!」
しずく「なーん」
かすみ「なに、なーんってなに」
しずく「...わかんない」
かすみ「え?」
しずく「わかんない、咄嗟に出た、なーん」
かすみ「なーん」
しずく「ま、真似しないで!///」
かすみ「ほんと謎だよ...」
しずく「ほら、そんなことよりおみくじ引きに行こ?」
かすみ「うん」 ...
しずかす「「はい!」」ペラッ
かすみ「!」
しずく「あー」
かすみ「見て!見て見て!!大吉!!!かすみん大吉です!!!」ピョンピョン
しずく「よかったね」ニコッ
かすみ「ふふふふ...さてさて、しず子は...」
しずく「じゃーん」ペラッ かすみ「吉...」
しずく「...」
かすみ「いやいや、全然『じゃーん』じゃないじゃん!」
しずく「出産、良し...って書いてる、ほら」
かすみ「うん、...うん?、それ重要?今それ重要?」
しずく「かすみさん、恋愛なんて書いてた?」
かすみ「かすみん、全部の項目に良しって書いてる」
しずく「...」 かすみ「かお、しず子なにその顔...ごめんねつまらない結果で」
しずく「まぁとにかく、運勢ムキムキのかすみさんには負けました」
かすみ「認めた」フフフ
しずく「私はね」
かすみ「うん」
しずく「...あ」
かすみ「?」
しずく「お腹空いた」
かすみ「え?」
しずく「ご飯にしよっか」テクテク かすみ「まって、まってまって、誤魔化そうとしてる、バレバレ、逃がさない」
しずく「?」キョトン
かすみ「何お参りしたの、教えて」
しずく「かすみさんと今みたいにずーーーっと一緒に居させてください、って」
かすみ「...」
しずく「それだけ」
かすみ「...」
しずく「どうしたの固まって...ほら、行こ?」ニギッ
かすみ「う、うん」
ギュッ -----
---
-
お寿司屋さん
しずく「この特上一人前にしようかな、ちょっと贅沢に」
かすみ「...」
しずく「かすみさんは?」
かすみ「え?、うん、同じのにする」
しずく「...」
かすみ「...」
しずく「えい!」ペシッ
かすみ「あだっ!」 しずく「かすみさん、さっきからどうしたの?大人しすぎるよ」
かすみ「な、別になんでもないよ」
しずく「ふーん、」
かすみ「...」
しずく「...」
かすみ「...」
しずく「かすみさん、かすみさん」ガサゴソ
かすみ「?」
しずく「これ」ハイ かすみ「え...なに、これ」
しずく「開けてみて」
かすみ「...」ガサゴソ
しずく「...」
かすみ「わっ」チリリン
しずく「見て、お揃い」チリリン
かすみ「い、いつの間に買ったの」
しずく「さっきの足湯のお店で...あ、気に入らなかったらごめんね?私が勝手にしたことだから...」
かすみ「っ!」フルフル
しずく「わぁ、お風呂した後のオフィーリアみたい」 かすみ「えへへ、ありがと...しず子」ニコッ
しずく「良かった...思い出として、なにか形に残したかったから」
かすみ「ほんとに嬉しい...でも、かすみん...なにも気遣えなくてごめんね」
しずく「かすみさんの次回作にご期待、ですね」
かすみ「えーなにそれ」クスッ しずく「さてと、お寿司注文しよっか」
かすみ「あのねしず子」
しずく「?」
かすみ「あの、お酒を飲み比べできるお店あったじゃん」
しずく「うん」
かすみ「あ、あの...大人になったらさ、また一緒に来ようよ」
しずく「...!」
かすみ「お酒飲めるようになるくらい大人になったら、またここにデート、しに来よう」
しずく「かすみさん...」
かすみ「それがかすみんの...お参りしたことだよ」ニコッ しずく「...うんっ、また来ようね...約束!」
かすみ「でた!しず子の約束こうげき!」
しずく「ふふふ、私の十八番です♪」
かすみ「よし!そうと決まれば、お寿司たべよう!お腹すいた!」
しずく「そうだね」ニコニコ
かすみ「店員さん、すみませーん!」クルッ
チリリン
おわり しずく「いっしょに帰ろ」かすみ「仕方ないですねぇ」
しずく「デートじゃないよ?」かすみ「ぐぬぬ」
しずく「...」かすみ「こっち向いて」←今回これの続き
しずく「かすみさん、おねむなの?」かすみ「ん...ぅうん」
しずく「おはなしきいて」かすみ「ん、なに?」 jΣミイ˶º ᴗº˶リ从cι˘σ ᴗ σ˘*乙です よしりこやかなしずみたいな猿スレと違ってしずかすスレは本当に純愛さが伝わってきて凄く好き ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています