あなた「スクールアイドルフェスティバルに!?」侑「うん、出てほしいんだ!」
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侑「初めまして!私、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会マネージャーの高咲侑です!キミが音ノ木坂学院アイドル研究部のマネージャーさんだね! 」
侑「いや〜今年できたばかりの部なのにすごいよ!PVもどんどんクオリティが上がっていって、完全にトキメいちゃった!」
侑「ねぇ、ラブライブ!はなんで辞退しちゃったの!?次のライブはいつ!?」
あなた「いや……その……」
侑「そうそう、次のスクールアイドルフェスティバルも予定してるんだけど、同じマネージャー同士一緒に企画しようよ!!」
あなた「うーん。……マネージャーと言っても私は……」 にこ「ニコニーのファンニコよ♡」
あなた「」
海未「にこ、馬鹿な冗談はよしなさい。さ、ご用件をお伺いしますよ。」
あなた(丁寧な対応が余計につらい……)「あ、私、一応、μ’sの皆さんのお手伝いをさせてもらっている者なんですが……」
穂乃果「は!思い出した!」
真姫「そういえばいたわね、そんな人。」
絵里「ごめんなさいね、最近ことりの留学やら解散やらでバタバタしていたから、考える暇がなかったの。いつもお世話になっているわね」ニコッ
あなた(やばい、もう帰りたい……。でも、侑さんが提案してくれたし、頑張らなくちゃ。) あんまりナメた事言ってると…W転部Wしちゃうよ…!? あなた「その、それでなんですけど、」
あなた「μ’sの皆さんに、スクールアイドルフェスティバルへの参加依頼が来ているんです!」
希「すくーる?」
ことり「あいどる?」
穂乃果「ふぇすてぃばる?」
花陽「ズグ―ルアイドルブェズディバル!!!??」
\パンパカーン!パパパパーン/
凛「かよちんすごいものなの?」キョトン
花陽「すごいなんてものじゃありません!!!スクールアイドルの活動が盛んになってラブライブ!という公式トーナメントが開催された今年。」
花陽「にもかかわらずお台場にある虹ヶ咲学園はあえてその大会に出ることなく独自の大規模イベントを開催。」
花陽「スクールアイドルの強豪である東雲学院と超お嬢様学校の藤黄学園と連合で、お台場全体を巻き込んだスペシャルステージになったそうです。」
花陽「発案から会場設営、スケジュールなども学校全体で作り上げ、お台場全体を巻き込んだ突如現れた一大プロジェクト!」
花陽「花陽も物販に並んだんだけど、行ったときには既に売り切れで……!」
花陽「無・念!!」バタン
凛「かよちーんっ!」 海未「なるほど、そんなにすごいイベントだったんですね。」
あなた「うん、それでこの前、虹ヶ咲のマネージャーさんにオトノキもどう?って誘われて。」
にこ「な〜るほどなるほど。ニコたちも随分と有名になったわね〜〜」
希「いい機会やんな。うちらの活動も落ち着いてきたし、参加してみる価値、あるやんな。
」
穂乃果「大切な学校が守れて、色々あったけど9人がまた一つになって。穂乃果たちはまた前に進んでるんだよ。みんなで出よう!スクールアイドルフェスティバル!!」
9人「オーーー!!」
ことり「じゃぁこれからフェスティバルに向けて、『練習』、たくさんしなきゃね♡」
海未「どうしても『資金も』必要になりますね……。」
穂乃果「『お手伝い』、あなたにお願いしてもいいかな?」
あなた「うん!!任せて!!」
あなた(なんだか私、久しぶりにμ’sのみんなに頼られてる!!!どんな仕事でも、これから頑張らなくちゃ!!!) 〜〜〜
侑「よかったぁ〜〜!音ノ木坂も出てくれるんだ〜!うれしいなったらうれしいなぁ〜♪」ピョコピョコ
あなた「うん、花陽ちゃんが虹ヶ咲のこと、すっごく評価してくれてたみたいだよ!前回のフェスにも行ったみたいで」
侑「そっか〜!歩夢たちのライブを見に来てくれたなんて、さらに嬉しいな〜!マネージャー同士、頑張ろうね!」ギュ
あなた「うん、私も最近みんなの練習のお手伝い頑張ってる!」
姫乃・美咲「……。」
せつ菜「侑さん、そろそろ時間が……」
侑「ゴメン、喋りすぎちゃった!じゃあ第二回合同会議、そろそろはじめよっか。」
侑「今回からは人気急上昇中!音ノ木坂学院アイドル研究部さんも参加します!……あれ?姫乃ちゃん?」 デデーデーデーデ デデーデーデーデ デデーデーデーデ デデーデーデーデ
ポンッポンッ 姫乃「どうかされました?」
侑「今日、藤黄の二人、なんか元気ないね。何かあったの?」
姫乃「……なかったと言えば嘘になるんですけど……。こちらの話なので。」
あなた「……」ぞわ
遥「そうですか、あまり深入りするのも良くないですし、会議を進めましょうか。」
侑「うん、じゃぁ、さっそく4校合同ライブについてなんだけど……」 〜〜〜
遥「姫乃さん、美咲さん、藤黄学園で、何かあったんですか?」
姫乃「ふふ、会議が解散になったことですし、ちょっとそこの公園ででもいいですか?」
美咲「正直、私たちだけで解決できそうになくて。聞くだけでも助かるから。」
遥「はい。」
〜〜〜
遥「えぇ!!?部員が音ノ木坂に練習に行ったきり帰ってこない!!??」
美咲「うん、音ノ木坂のあの子がいたから会議の時は話せなかったんだけど……」
美咲『え!剣、今日の練習休むの!?』
剣『うん、あの子から聞いたんだけど、穂乃果ちゃんが私と練習したくなったみたいで。』
美咲『でも何で急に』
剣『現役で剣道部と掛け持ちしてる私に稽古を挑んでくるなんて、穂乃果ちゃんもなかなかいい度胸してるよね。そうとなっちゃ、私も退けない。それじゃ、美咲!』
美咲『そう、そういうまっすぐなところ、剣らしいわね。いってらっしゃい』 遥「それで、門田剣さんはまだ戻ってこられていないんですか……。」
美咲「」コクリ
姫乃「剣さんだけではありません、隼さん、ふみさん、風さん……。ここ一週間で4人もの部員が音ノ木坂に練習に行ったっきり帰ってこないんです。」
遥「聞いてる限り、どう考えても音ノ木坂学院が怪しいじゃないですか!!!直接聞きに行きましょうよ!」
姫乃「遥さん……」
遥「丁度近々、音ノ木坂のライブがあるみたいです。そこで色々聞きだしてきます!」
姫乃「身の危険を感じたら、すぐに引き上げてくださいね。」 〜〜〜
彼方(あぁ、今日もアルバイト疲れたなぁ〜でも扉を開ければ〜)
彼方「遥ちゃんただいま〜〜!」
遥1「お姉ちゃんおかえり〜〜!」
遥2「今日もお疲れ様、ご飯できてるよ。」
遥1「失敗しちゃって見た目はあれだけどね、味はいいんだよ」
彼方「!!!!」
彼方「ははは遥ちゃんが……!?」
彼方「ふたり!!??」
遥1「お姉ちゃんどうしたの?」
遥2「なにか変なものでも見えてるの?」
彼方「つ、つかれてるんだ……。ゆっくりスヤピしないと……。」
遥2「もしかして、私たちのことじゃない?」
遥1「そうか、お姉ちゃん、今日ね、音ノ木坂のライブに行ってきたの!」
彼方「!?」
遥1「とってもいいライブだったんだよ!それで、ライブが成功したらね、」
遥2「私が生まれたんだ!!」
彼方「ごめんね、今日のお姉ちゃんお疲れみたいだから、ご飯食べたらすぐスヤピするね。」 〜〜〜
穂乃果「ねぇ次の練習相手まだぁ〜!?穂乃果お腹すいた〜!」
海未「穂乃果、練習相手がいないからってパンばかり食べていては太りますよ。」
穂乃果「だってぇ〜」
真姫「あなた、マネージャーでしょ?私たちの実力を上げるために何でもするって言ったわよね。」
あなた「はい……今やっと集めてきました!これでいかがでしょうか!」
ポス
彼方(東雲)「おや?彼方ちゃんたち、これから何を練習するんだろう?」
エマ(Y.G)「練習って聞いたけど……私たち、縛られてるし、マジックかな?」
しずく(青藍)「お二人とも!多分これヤバい状況です!逃げましょう!」
ことり「はわわわ〜おいしそう♡それじゃ、いただきます♡」
穂乃果「あ!ことりちゃんずるい!」
\ギャー―!!!!/ 海未「これでμ’sもまた実力アップですね。あなたにお手伝いを頼んで正解でした。」
真姫「ライブをする度にスクールアイドルを発生させたり、一緒に『練習』させるとレベルアップさせるなんて、あなた、ほんとすごい力を持ってるのね。」
ことり「うん、だって、穂乃果ちゃんが見込んで声かけたんだもの♡」
穂乃果「いひゃ〜ほへほほへほ〜」
海未「穂乃果は食べ終わってから話してください!」
ハハハハハ
あなた(これでよかった……これでよかったんだ……。) 〜〜〜〜
彼方「あれ?しずくちゃん?」
しずく(青藍)「か……彼方さん!!生きてらしたんですね!!……よかった」
彼方「おやおや、次の舞台の稽古かね?随分と泣き顔も上手になったみたいで」ナデナデ
しずく(青藍)「演技じゃありません……!ってあれ?彼方さんなんで私が演劇部だってことを知ってるんですか?」
彼方「え?だってしずくちゃんが演劇部なのは知ってるよ。だって同じ同好会のメンバーなんだもん。」
しずく(青藍)「同じ……同好会?」
彼方「うん、しずくちゃんも彼方ちゃんも、同じ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーだよ。」
しずく(青藍)「……ゴメンナサイ、ちょっと、色んなことが立て込んでいて頭が混乱しています。」
彼方「うん、彼方ちゃんも、昨日妹の遥ちゃんが2人に増えていたり、頭が混乱してる。」
彼方「しずくちゃん、いったんうちの部室に来ない?一緒に休もう?」
しずく「はい……。」 〜〜〜
侑「えっと、藤黄のメンバーが音ノ木坂に『練習』をしに行くと相次いで消えて……」
遥1「はい、それで音ノ木坂のライブを見に行ったんですけど、」
遥2「そしたら……私が生まれました。」
侑「で、そこにいるしずくちゃんっぽい子は?」
しずく(青)「ぽいじゃなくて桜坂しずくです!」
侑「でもしずくちゃんはここにもいるし……」
しずく(虹)「ふしぎですね……」
しずく(黒)「これも私、桜坂しずくなの!心の中に閉じ込めていた感情も含めて私なの!」
しずく(虹)「ややこしくなるので部長は帰ってください。」
しずく(黒)「ゴメンゴメン、じゃあね、」スタスタ
しずく(青)(か、帰った!?)
しずく(青)「ひょっとして……私も、桜坂しずくを演じている誰かなのかも。いや、そもそもしずくちゃんっぽいって時点でしずくではないのでは!?あぁー!これも世の末が訪れているからなのでは!?」
侑「……うん、間違いなくしずくちゃんだ。」 侑「……そっか、音ノ木坂学院がそんなに怖いところだったなんて。ゴメンね、私のせいだ。」
遥2「そんなことありません、侑さんは何も悪くありません。」
侑「でも……音ノ木坂に行った子が帰ってこないことには変わらないんだ!こんなの……」
遥1「フェスは……中止ですかね。」
侑「うん、音ノ木坂と縁を切るにしても、こんなに悲しみの中でフェスを行いたくないよ。そのためにもまずは音ノ木坂のあの子に真相を追及してから……」
プルルルルル
遥1「あ、電話鳴ってるんでちょっと失礼しますね。」
遥1「あ、姫乃さん。……はい……。はい……。え!?それ本当ですか!??わかりました。」
遥1「みなさん、今、姫乃さんから連絡があったんですけど……」
遥1「練習に行ったメンバーが帰ってきたそうです!!」
「!!!???」 遥1「正確には、この私みたいに、音ノ木坂がライブをしたら生まれたそうですが……」
遥2「でも私もお姉ちゃんの記憶も全部あるよ?」
遥1「多分、音ノ木坂のスクールアイドルには、スクールアイドルを吸収して成長し、ライブでエネルギーを放出するとともにスクールアイドルを解き放つ力があるんだと思います。」
彼方(遥ちゃんが急に物騒なこと言うようになった……)
遥2「スクールアイドルが消えたり増えたりしたのは、私たちがフェスに音ノ木坂を誘ってから。これが偶然ではない気がするんですけど……。」
侑「私、心当たりあるかもしれない。ちょっと音ノ木坂行ってくる!」
しずく(青)「侑さん!危険です!」
遥1「戻ってください!」
侑「食べられるのは“スクールアイドル“だけなんでしょ!!だったら私が行くしか!」
侑(みんなの夢、諦めさせたりなんか、絶対しない!!) 〜〜〜
あなた「来たんだ。」
侑「うん、やっぱり、ちゃんと話したくて。」
あなた「その様子だと、もうわかってるみたいだね。」
侑「そうだよ。μ’sがどうやって実力をつけているのかも、どうして沢山転入生を勧誘しているのかも、どうして部室ぎちぎちに部員を詰めているのかm」
あなた「うるさい!!!」ガッ!!
侑「!」
あなた「なんで……??『練習』、できない……!?」
侑「うん、残念だけど、私も『あなた』なんだ。私で練習させることはできないよ。」
あなた「侑さんが……『あなた』?」 侑「うん、私もね、君と同じマネージャーだよ。部員をどうやって成長させるかの苦労は、
キミと同じように感じてるんだ。だからね、部員で練習なんかさせないで……」
あなた「侑さんにはわからないよ!!私がμ’sに認められるには……私がμ’sに認められるには、こうするしかないんだよ……!!!」
あなた「急に声かけられたと思ったらすぐに無視されて、頼りにしてるとか言いつつ9人だけでおでかけして!勝手に9人だけとか言っちゃって!」
あなた「私にできるのは、ライブ中にタイミングよくボタンを押すことと『練習』のお手伝いだけなんだよ……。」
あなた「他のスクールアイドルを使って『練習』のお手伝いをしたら、μ’sのみんなが喜んでくれる。こんな私でも必要だって言ってくれる。私はそれがとてもうれしくて……」
侑「大丈夫だよ。」ギュ
あなた「侑さん……」
侑「特別に、うちの練習メニュー、教えてあげる。はい、これ。」
あなた「こ、これは……?」
侑「マカロンだよ。うちでは、ライブを行うとマカロンが生まれるんだ。それをスクールアイドル達が食べると、レベルアップするんだ。」
あなた「ぶ、部員を『練習』しなくてもいいの!?」
侑「うん、もちろんだよ!マカロンには種類がいっぱいあって、それぞれで伸びる力が違うんだ!」
あなた「そんなシステムがあったなんて……。私、知らなかった。」
侑「いや〜開発に1年延期したらしくて。スクールアイドルのマネージャー秘伝のシステムだよ。」
あなた「侑さん、ありがとう!!」
侑「じゃ、キミも元気でね!」 この侑ちゃん被ったアイドルを石に変えてしまうんじゃ…? こうして、音ノ木坂学院でもライブをする度にマカロンが発生するシステム(Macaroon-Emitting-Live System)通メルズを導入することにより、他校のスクールアイドルを摂取しなくてもレベルアップできるようになった。
一連の騒動もあり、結局第二回のスクフェスに音ノ木坂は不参加になったけれど、消えたメンバーも無事戻ってきて、みんなでフェスを開催することができた。
だけどいくつか問題が残ってて……
遥1「お姉ちゃん!いい加減にして!」
遥2「もう私一人になってもいいでしょ!」
彼方「だめぇ〜〜‼遥ちゃんが2人もいるなんて天国、失いたくない〜〜!」
遥1「音ノ木坂に行って特別練習すれば戻してくれるって言ってたじゃん!」
彼方「ねぇ二人の分もアルバイト増やすからぁ〜〜!!」
〜〜〜
部長「しずくがスクールアイドルの練習に行ってる間いつも困ってたから、助かるよ。」
しずく(青)「フフッ部長、ずっとここにいてもいいですか?」
しずく(虹)「しずくさん、おかげで演劇とスクールアイドル、どちらもフルで練習に参加できて助かってるよ。」
しずく(青)「しずくさんこそ、あなたのおかげで声がついたんだもん、感謝してるよ。」
部長「しずく同士、仲いいんだね。」
しずく「「はい、だって、」」
しずく「「どちらも、私だもの。」」
Fin 改めて文章にされるとスクフェスの練習意味不明で草。乙です ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています