【SS】シャイなガールとクールなレディ、成長編
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歩夢「ほら見て果林、パンダだよ」
果林「言われなくても見えてるわ」
歩夢「可愛いね。よかったね」
果林「…あーちゃん。確かにせっかく動物園に来たからには私だって楽しむつもりだけど、あまりはしゃがないで…」
パンダ モシャモシャ…
歩夢「あっほら、ごはん食べてるよ」
果林 ウズ…
歩夢「…」 歩夢「私、写真撮っちゃおうっと」っスマホ スッ
果林「!!」
歩夢「せっかくだし果林も撮ったらどうですか?」
果林「そ、そうね。せっかくだから撮ろうかしら。せっかくだから」ス…
歩夢 カシャ チラ…
果林 ムムム…
果林 ジーッ… カシャ
果林 パァ…
歩夢「…♡」カシャ 歩夢「ふぅ、いっぱい歩き回って疲れちゃった」
果林「どうぞ」っ飲み物
歩夢「え、いつの間に!?」
果林「通りがけ自販機あったでしょ。そこでだけど」
歩夢「全然気づかなかった…あ、待ってねお金…」ゴソ
果林「いらないわよ、それくらい」
歩夢「でも…」
果林「いいから。お弁当作ってきてくれたんでしょう、それとチャラってことで」
歩夢「…はい」コク 果林「ん」モグ…
果林「とっても美味しい、この卵焼き」
歩夢「ほんとですか!?よかったあ、卵焼きだけは自信があったから」
果林「あーちゃんの家は出汁巻きなのね」
歩夢「ううん、普段は甘いやつだよ」
果林「へえ?」
歩夢「果林に振る舞うことを考えて、お砂糖を減らして出汁巻きにしたの」
果林「ああ、そうだったのね。ありがとう」 歩夢「他のおかずもお砂糖とかカロリーとか少なめになるように作ってるの。だから、その…」モジ
果林「? うん」
歩夢「……い、いっぱい食べて…ね?」
果林「ふふっ」
果林「帰りは歩きだからね」パク
歩夢「えっ……ええ!?お台場まで!?」
果林「冗談よ♪」
歩夢「も、も〜っ…!」 私の恋人、果林さん。
同好会で知り合ったのをきっかけに少しずつ交流するようになって、先日告白された。
二人きりでお出かけしたり遅くまで電話したり(と言っても早寝型の果林さん基準なのでそんなに遅くない)する日が続いてる中のことだったから、私はその場で頷いた。
果林さんといる時間はすごく楽しい。
いつでも落ち着いてて、私を引っ張ってくれる。
時々恥ずかしくなっちゃうようなこと(呼び捨てで呼ぶとか敬語を使わないとか)をお願いされるけど、それもオトナな果林さんを相手にしてるんだって思うと、ちょっぴり背伸びして応えたくなっちゃう。
たまに子どもみたいな一面を見せてくれることもあって、そういうときは胸の中がうずうずした気持ちでいっぱいになる。
………ただ、一つだけ── 歩夢「ねえ、次は向こうのふれあい広場に行ってみよっか…」
「あ、朝香果林さんですよね?」
歩夢「!」
果林「え?ええ、そうですけど」
「すみません、お休みの日に。私、去年の夏号で見かけたときから果林さんのファンで…!」
果林「あらそうなの。アリガト♡」
「最近スクールアイドルも始めたんですよね。応援してます!それだけ言いたくて!」
果林「ふふっ」
果林「もう他のモデルもスクールアイドルも見えなくしてあげるからね♪」ウィンクッ
歩夢「……」 歩夢「うわあ〜、もふもふ…!」モフ
ウサギ「…」クシクシ
果林「本当、もふもふね。こんなのが家にいたらずっと撫でちゃうかも」モフ
歩夢「私も。置いて学校に行くのイヤかも」
果林「毎日遅刻ね」クス
歩夢「パンダとは触れ合えないみたいですね」キョロ…
果林「知らないの?パンダは身体も大きいし体重もあるから近づくときは充分に注意しなくちゃいけないのよ。でも人間を襲うことは滅多にないから、安心していいんだけどね」
歩夢「詳しいんだね、パンダのこと」
果林「…………ってエマが言ってたもの」
歩夢「そうなんだ」ニコニコ 果林「パンダといえば」
歩夢「うん、なに?」
果林「前にせつ菜がパンダみたいな衣装を着てたことあったでしょう?」
歩夢「ああ、あったね」
果林「どこからどう見ても衣装を着たせつ菜でしかなかったけど、耳とグローブの生地がすごくふわふわでね。ずっと触ってたら『もうやめてください!』って怒られたのよ」
果林「後から聞くと『思ったよりも果林さんの反応がよくて途中から恥ずかしくなってきました』ってことだったんだけど」
果林「…また、着ないかしらねえ。あの衣装」
歩夢「……」 歩夢「わ、これ可愛い」
果林「どれ?」ヒョコ
歩夢「このキツネさん、果林みたいじゃないですか?」
果林「ええ、そう?どちらかというと彼方っぽい感じしない?」
歩夢「んー、そうかな。可愛いのにな…」
果林「可愛いことは否定してないでしょ。ま、可愛い系統だとなおさら私より他のコって感じするけど」
歩夢「そっかぁ」
果林「そうねー………ん…」 立てる時スレタイだけ見て同じの読んだ覚えあると思ったら成長編だった 果林「こっちとこっち、袋分けてもらえますか?」
「はい。3,570円です………」
歩夢「なに買ったの?」
果林「ふふ、見てこれ」ガサ
果林「エマにぴったりじゃない?こういうの喜ぶと思うのよ、あの子」
歩夢「…へ、へー。確かに似合うかもね…」
果林「でしょう?目を輝かせる様子が浮かぶようだわ」ゴソ
果林「あーちゃんはもういい?なら行きましょうか」
歩夢「うん……」 ガヤガヤ…
果林「どこも人が多くてイヤになるわね」
果林「…あーちゃん?」クル
歩夢 モゾモゾ…
果林「って、ちょっとちょっと!」タタタ
果林「…捕まえた!」パシ
歩夢「あ、ありがとうございます…人が多くて、流されちゃって…」
果林「もう、手を繋いでおかないからでしょう」キュ
歩夢「あはは、そうだね…」
果林「…?」 果林「それで、しずくちゃん半べそかいちゃってね。もうみんな帰ってて、そんな状態で一人でいるのは心細いだろうからって一緒に片づけてたら遅くなっちゃったのよね」
歩夢「しずくちゃんは大丈夫そうだったの?」
果林「ええ。『どんな感情も私を育てる糧にします』だって。強いわね、あのコ」
歩夢「そんなことになるってわかってたら、私も帰らなかったのにな…」
果林「終わったことをそんな風に言っても仕方ないでしょう。私が居合わせてよかった、ね?もし次同じようなことがあったときにはあーちゃんが力になってあげなさい」
歩夢「うん」 カラン コロン
「いらっしゃい。…あ、果林ちゃん!」
果林「お邪魔します。今日もいるのね」
「うん、お店手伝うのはもう私の生活の一部だから」
果林「尊敬するわ。あーちゃん、ここは私の一番お気に入りの喫茶店なの。店主のお父さんと、娘さん」
店主 …ペコ
「こんにちは」
歩夢「こ、こんにちは。歩夢っていいます」
果林「いつもの席、失礼するわね」
「はい。すぐお水持っていきますね」 歩夢「メニュー見ないの?」
果林「私は頼むやつ決まってるから、平気よ」
歩夢「そうなんだ。どれ?」
果林「ホットレモネード。これね」トン
歩夢「ホットレモネードって飲んだことないな。美味しい?」
果林「甘さとすっぱさのバランスが絶妙で最高よ。オススメ」
歩夢「じゃ私も同じのにする」
果林「ふふ、お揃いね」
歩夢「うんっ」 「お水、お待たせしました」コト
果林「頼んでもいい?」
「はい。なにになさいますか?」
歩夢「ぇと、」
果林「同じの二つ」ス
「ホットレモネード二つですね。しばらくお待ちください」ペコ
歩夢「…同じの、で通じちゃうんだ」
果林「それしか頼まないからね」 果林「お父さんはコーヒー修行で色々な国へ行ったんですって。行く先々で交流した人達と写真を撮って、ほら、あそこにたくさん飾ってあるでしょ?」
歩夢「へえ、すごいね…!」
果林「本当にすごいわ。看板に書いてある文字も読めないのに、どうやって駅まで辿り着くのかしらね」
歩夢「そこ…?」
歩夢「…って、あれ。果林のお冷や、氷入ってないの?」
果林「あら、よく気づいたわね。これは──」
「身体を冷やさないように、果林ちゃんには常温のお水を出してるんですよ」
歩夢「!」 「お待たせしました、ホットレモネードお二つです」コト…
果林「ありがとう。…初めてお店に来た日、私がお冷やに口をつけてなかったことに気づいてくれてね」
「だってあの日ものすごく暑かったじゃないですか。ホットを頼む人はたまにいますけど、お冷や一口も飲まないお客さんなんか初めて見たもん」
果林「本当はお水を貰おうかずっと悩んでたわ。ホットを頼むかどうかもね」
「声かけるの恥ずかしかったんですよね」
果林「そんなんじゃないわよ。初めてのお店で色々注文をつけるのは違うと思ったっていうか…」
「喫茶店は注文するところですよ。なにかあったらいつでも声をかけてくださいね」
果林「はいはい、ありがとう。お気遣い感謝してるわ」
「ごゆっくりどうぞ」ペコ 果林「…と、まあこんな調子なんだけどね。あのコ、にこにこしてるだけかと思ったら結構見ててね、この間も他のお客さんが──」
果林「って、いけない。冷める前に飲んでみて」
歩夢「……うん、いただきます」
歩夢 フー…フー…
歩夢 …ゴク
果林「どう?最高でしょう?」
歩夢「…甘くてすっぱくて、……すごく、美味しい」
果林「よかった♪」ニコッ …
「いつもありがとうございます」
果林「こちらこそ。また来るわね」
歩夢「ごちそうさまでした。とっても美味しかったです」
「いつでもお待ちしてます」
「でも、初めてですね」チラッ
歩夢「?」
果林「…ええ」
果林「ここは私だけのお気に入りのお店だけど…この子は、ね」
「…素敵ですね」
果林「ありがとう」ニッ
果林「行きましょうか、あーちゃん」
歩夢「うん」 果林「日が落ちるのも少しずつ早くなってきたわね。涼しくて過ごしやすいから、私はこれくらいの季節の方が好きだけど」
歩夢「…」
果林「あーちゃん?」
歩夢「…ぁ、うん。私も好きだよ、秋」
果林「…」
果林 ハァ…
果林「もう、まだるっこしいのはやめにしましょう」
歩夢「え?」 焼きもち焼いてもやもやしてるのがなぜこんなに似合うのか 果林「言いたいことがあるならきちんと言いなさい。全部」
歩夢「え?えっと…」
果林「今日のあーちゃん、ずっと変よ。口数も少ないし表情も暗い。おまけに目もほとんど合わないじゃない」
歩夢「そ、そんなことないよ」
果林「あるの。私が気づくんだから本当なの。あなたに自覚がないならなおのことはっきりさせておきたいわ」
歩夢「…」オロ…
果林「自覚はあるってカオに見えるけど」
歩夢「………うん…」
果林「言って」 歩夢「…………私、…わたし……」
果林「ちゃんと聞くから。ゆっくりでいいから」
歩夢「……うん…」
歩夢「………私、は…」
果林「うん」
歩夢「……………っ……」
歩夢「……私は、か…果林、に、………ちゃんと、好かれてるの…かな……って」
果林「…」
果林「………はあ?」 果林「っああ、いえ、ごめんなさい。ちょっと言われたことの意味がわからなくて」
果林「えーと…」
果林「私が、あーちゃんのことを好きかどうかってこと?」
歩夢 コク…
果林「それってわざわざ言わなくちゃわからない?」
歩夢「…」
果林「……いえ。わからないから、あなたはそんな風になってるのよね」
果林「どうだろ、私、恋人ができたのって初めてだから。どうすればいいのかしらね…」 歩夢「…ううん」
歩夢「頭では、わかってる…つもり、なの。ちゃんと好かれてる、ちゃんと大事にされてるんだって」
歩夢「でも、…不安なの」
歩夢「果林、誰にでも同じように接する…から」
果林「誰にでも同じように…?」
歩夢「………」
果林「…みんなに無愛想ってこと?」
歩夢「違うよ、反対!みんなに優しいってこと!」
果林「え…そ、そう…?自分で言うのもなんだけど、私、結構周りに対してバリア張ってる方だと思うけど…」
歩夢「興味のない人には、そうかもしれないけど」 歩夢「……こんなこと、言いたくないけど…」
歩夢「同好会のみんなとか、すごく仲良いし、面倒だってたくさん見てるし、私もいっぱいそうしてもらったから、それが果林のいいところなのも、わかってる…けど…」
歩夢「…エマさんに、お土産買ったりとか……ファンの人にだってすごく優しいし、喫茶店の子も、すごく…わかってるって感じで…」
歩夢「もしかして、私って…特別に好かれてるわけじゃ、ないのかな……とか………」
果林「あーちゃん…」
歩夢「…っごめんなさい!!」
歩夢「同好会のみんなのことも、お友達も、ファンの人とかお世話になってる人とか、みんな大事にしなくちゃいけないって。こんな気持ちになっちゃいけないって、わかってるんです!」
歩夢「……でも、…思っちゃうのは……止められなくて…」
歩夢「ごめん……ごめんなさい、わがまま言わないから…ちゃんと我慢するから……」グス… 果林「どうして」
果林「あなたが謝って、あなたが我慢しなくちゃいけないのよ」
ギュッ──
歩夢「ぁ…」 そう。
そうなのね。
私は歩夢のことが好きで、もっと独り占めしたかったからそれを伝えた。
それで全てが伝わったんだと思ってた。
でも、そうじゃないのね。
歩夢と話をするのが好き。歩夢と隣を歩くのが好き。歩夢が照れたり困ったりしてるのが好き。歩夢がものを食べてる姿が好き。歩夢が名前を呼んでくれることが好き。歩夢と過ごす全ての時間が好き。
歩夢、いつだってあなたのことが大好きよ。
その気持ちは、伝え続けないと伝わらないものなんだ。 果林 ギュウ……
歩夢「ぁの、その……か、果林…?」モジモジ
果林「私、あーちゃんのこと、大好きよ」
歩夢「っ…ぁ、ありがとう…」//
果林「ごめんなさいね。そんなに不安にさせてるだなんて思ってもみなかった」
歩夢「……ううん、私が…余計なことを考えてただけだから…」
果林「余計なことを考えさせたのは私でしょう」
果林「私はね、あーちゃんが私のこと好きかな、なんて不安になったことがないの」
果林「だからって、それに甘えてた。一緒にいるんだから当然伝わってるだろうって決めつけてたわ」
果林「きちんと伝えないと、伝わるわけないのにね」
果林 …ギュッ
歩夢「……」// ドキ… 果林「同好会のみんなのことは好きよ」
歩夢「…!」
果林「私に大切な居場所をくれた仲間だもの」
歩夢「うん…」
果林「エマは親友。今の私があるのは間違いなくエマのおかげ」
果林「私を応援してくれる人だって大事。雑誌で見て好きになってくれた人も、ステージを見て好きになってくれた人も」
果林「喫茶店の彼女も。落ち込んだときとか、ホットレモネード一杯で何時間も居座る私になにも言わずにお水だけ持ってきてくれるの」
果林「みんな、みんな…好きだし大事」
果林「でもね。特別なのはあなただけよ」
歩夢「!」 果林「私、人と同じペースで歩くのって苦手なのよ。たぶん人より歩くのが速いの」
歩夢「…知ってる」
果林「エマなんかすごくのんびりしてるし、ちょっとしたものに興味を持ってあちこちにふらふらするから、一緒にいても並んで歩いてる時間なんかほとんどないわ」
果林「それも彼女のよさだから、別にいっか、と思ってるんだけど」
果林「…歩くときに手を繋ぐのは、あなただけよ」
歩夢「ぁ…」
果林「手を繋ぎたい、触れていたい、って思うの」
果林「それに、並んで歩きたいって」
果林「こんな風に思ったの、初めてよ。片手を塞いで、自分のペースも保てなくなるのに、そんなのよくやるわってずっと思ってたのに」
果林「あーちゃんが隣にいたら、繋ぎたくなっちゃうの」 果林「遅くまで電話をするのだって、起きたときに『おはよう』なんて送っちゃうのだって、あなただけよ。これまでの私じゃ考えられないのに、あーちゃんのことを考えてるとついそうしちゃうの」
歩夢「……遅くまで?」
果林「なによ」
歩夢「そんなに遅くまで電話してたことあったかな、って…」
果林「充分遅いじゃない。一昨日だって一時間も夜更かししたのよ?」
歩夢「えっ!?」
歩夢「……普段、そんなに早く寝てるんだ…」
果林「あなた達が夜型過ぎるのよ…」
歩夢「そんなことないと思うけど…」
果林 …クス
歩夢 フフッ… 果林「あーちゃん」ゴソ…
歩夢「なに?」
果林「これ」っキーホルダー チャラ…
歩夢「え?これ、動物園の…?」
果林「ええ。私とお揃い。イヤ?」
歩夢「い、イヤじゃないよ!嬉しい!」
果林「そう。よかった」
歩夢「…こんなの買ってたんだ。てっきりエマさんのお土産だけだと思ってた…」
果林「あれは、この間お土産貰ったからそのお返し。いつもエマにお土産買ったりなんかしないわ」
果林「鞄につけてね。誰が見ても私とお揃いだってわかるように」
歩夢「う──うん!帰ったらすぐつける!」 歩夢「…なんだか意外」
果林「なにが?」
歩夢「果林、こういうことしないって思ってたから」
果林「お揃いとか?」
歩夢「うん」
果林「…まあ。今までは全く興味なかったけど」
果林「……あなたのパスケース見てたら、…ちょっと」プイ…
歩夢「え?…………ああっ…!」
歩夢「もしかして、ヤキモチ妬いたの…?」
果林「別にそんなんじゃないけど。なんか、だったら私もお揃いのやつ持ってないと、…悔しいもの」
歩夢「………♡」キュンッ 歩夢「──果林っ」ギュッ
果林「きゃ。もう、飛びついたら危ないでしょう」
歩夢「私ね、果林のこと、大好きだよ」
果林「知ってる。たっぷり伝わってるわ」
果林「私もあーちゃんのこと、好きよ。特別に大好き」
歩夢「…えへへ」
果林「もっときちんと伝えるようにするからね。また不安になることがあったら、いつでも言ってちょうだい」ナデ
歩夢「不安にさせないでください!」ギュ
果林「気をつけるってば」
果林「…ね、あーちゃん。今日は一駅前で降りましょうか」
歩夢「いいけど、どうして?」
果林「いつもより長く隣を歩きたいからよ」ニッ
歩夢「──うんっ♡」
終わり ちょっと忙しくて本来書きたいSSがずっと書けずにいるので、腹癒せに続編を書きました
続くかどうかは未定です
最後になりますが代行ありがとうございました おつでした。また良ければメイン作品の合間に気晴らしにでも書いてもらえたら はあああ〜〜〜〜ホントたまんねぇわ
終始キュンキュンしながら読んでたわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています