穂乃果「”高坂彼方”か、”近江穂乃果”かぁ・・・」
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穂乃果(彼方さんと穂乃果が、もし結婚するとしたら…どっちか名前変えないといけないもんね)
穂乃果(そうすると、”高坂彼方”か、”近江穂乃果”のどっちかが生まれる)
穂乃果「うーん…どっちが良いのかなぁ」 穂乃果(”高坂彼方”の場合、彼方さんがうちに来るって事だよね…)
穂乃果(つまり彼方さんが、穂むらを継ぐことになる)
穂乃果(私がそれを、支える役目で……)
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穂乃果「彼方さん。お饅頭20個入りました〜!」
彼方「は〜い。すぐ作っちゃうから、待っててね〜」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 穂乃果(こんな感じで、彼方さんと穂むらを切り盛りすることになる)
穂乃果(それで仕事が終わったら、お父さんとお母さんみたいに…)
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穂乃果「あなた。今日も、お疲れ様!」
彼方「ふー。今日はとびきり、忙しかったぜ〜」
穂乃果「熱いお茶でも、飲みますか?」
彼方「うん。一杯頼むよ〜」
穂乃果「は〜い…それから、肩をお揉みしますよ?」
彼方「えぇ?そんな事させちゃ、悪いよ〜」 穂乃果「まぁ、良いから良いから!」モミモミ
彼方「悪いね〜。あぁ、気持ちいい…」
穂乃果「お客さん、どうです?」
彼方「最高だよ〜。穂乃果ちゃんがお嫁さんで、良かった〜…」
穂乃果「うふふ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 穂乃果(…えへへ。こんな感じになるのかなぁ)
穂乃果(彼方さんのこと、“あなた”って呼ぶのは…なんだか、想像付かないや)
穂乃果(でも、良いなぁ。彼方さんの顔見ながら、毎日働けるなんて)
穂乃果(お父さんもお母さんも、なんだかんだ楽しそうに働いてるもんね)
穂乃果「”高坂彼方”、夢があるなぁ……」 穂乃果(あ。でも…待って待って)
穂乃果(そうすると和菓子の呪縛からは、逃げられないのか)
穂乃果(それに彼方さんまで…和菓子の呪縛に巻き込んじゃうことになるよね)
穂乃果(彼方さんは…和菓子というよりも、ヨーロッパのお洒落な料理の方が似合いそう)
穂乃果(いつか綺麗なレストランを持って…私も働かせてもらえるのかな?)
穂乃果「私が、レストランで働く……」
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穂乃果「彼方さん、オムライス2つお願いします!」
彼方「は〜い。あ、そこのハンバーグ持っていってくれる?」
穂乃果「分かりました!」
彼方「あ。鉄板が重いから、気をつけ…」
穂乃果「あ、あぁーーーっ!!」ガシャーン
彼方「穂乃果ちゃん!!?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 穂乃果「うん。無理だね」
穂乃果(お爺ちゃんお婆ちゃん相手に、お饅頭の注文を聞くのが精一杯だもん)
穂乃果「そうすると、”近江穂乃果”は無しかぁ……」
穂乃果(そもそも、なんか語呂も悪いもんね)
穂乃果(それに引き換え、”高坂彼方”は綺麗な感じがする)
穂乃果(漢字で書いてみても…ほら、やっぱり良い感じ!) 穂乃果「二人で穂むらを継ぐことに、決まりかなぁ・・・」
穂乃果「いや…待てよ?」
穂乃果(別に彼方さんが、レストランを開くって決まってる訳じゃないよね)
穂乃果(彼方さんって…将来何になりたいんだろう?) 穂乃果(フードデザインの専攻だから…やっぱり、料理関係?)
穂乃果(でも彼方さんなら…きっと、なんのお仕事やっても上手くいくよね)
穂乃果(フードデザインを、何かに活かして…)
穂乃果「あれ・・・」
穂乃果(そもそも、フードデザインってなんの勉強をしてるんだろう?)
穂乃果「彼方さんの進路、ちゃんと聞いたこと無かったな・・・」 穂乃果(穂乃果は一応、彼方さんの恋人なのに…)
穂乃果(彼方さんのこと、まだ全然分かってないんだ)
穂乃果(もし彼方さんが…レストラン開きたいって言ったら、穂乃果も手伝えるようになってないと駄目なんだよね)
穂乃果(もし他に彼方さんの夢があった時も…それを力強く応援してあげられなきゃ)
穂乃果(それが、結婚するって事だもんね)
穂乃果「穂乃果も、彼方さんを支えられるようにならなきゃ・・・」 穂乃果(彼方さんは…毎日遥ちゃんのためにご飯を作って、夜遅くまで勉強して…)
穂乃果(それでも私とのデートの為に、頑張って時間を作ってくれて…)
穂乃果(穂乃果…このままじゃ、ダメだ)
穂乃果(彼方さんのこと…支えられる人にならないと、ダメなんだ)
穂乃果(その為には穂乃果も、もう少し勉強出来るようにならなきゃ!) 穂乃果「よーし…」スクッ
穂乃果「穂乃果、ファイトだよっ!!!」
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部室
にこ「…それで?」
穂乃果「まぁ、そんな具合で決意を新たにした訳で…」
にこ「ふーん」
海未「良い心がけと言えますね」 穂乃果「だから海未ちゃん。今日から勉強教えて!」
海未「なんと…!」
海未「分かりました。少しずつ、頑張っていきましょう」
穂乃果「よろしくお願いします!」
にこ「まぁそれは良いんだけど・・・とにかくアンタは、”高坂彼方”の方が好きと」
穂乃果「うん。名前の響きだけで決めるなら、だけどね」
にこ「そんで、ブログの自己紹介コーナーに勢い余って”高坂彼方”と書いた訳と…」
穂乃果「あはは。やっぱり、別の考え事しながら書いたらダメだよね!」
海未「ハァ・・・」 にこ「この!!!!大バカ!!!」
穂乃果「ヒィっ!」
にこ「スクールアイドルは、いちおう恋愛禁止なの!!!」
にこ「それに…百歩譲って、自分の苗字間違えるなら分かるわよ!!」
穂乃果「は、はいっ……」
海未(私には、それでも分かりませんが…) にこ「”高坂彼方”って、それはもう別の人間よ!!」
にこ「なんで自分のプロフィールに、他校のスクールアイドル書いてるわけ!!!!?」
穂乃果「いや〜…良い名前だなぁって思ってたら、書いちゃいました・・・」
にこ「この、お花畑!!脳みそプランタン!!!」
穂乃果「返す言葉もありません・・・」
海未「幼馴染ながら、なんと情けない…」
にこ「全く・・・」 にこ「付き合い始めてから、少し真面目になったと思ったから…仕方なく黙認してやってたのに」
海未「あまり、変わりないようですね」
穂乃果「うぅ。ごめんなさい……」
穂乃果「あ、ちょうど彼方さんからラインが・・・」
にこ「ふーん。なんて?」
穂乃果「えーと…」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈近江彼方〉
『穂乃果ちゃん、いくらなんでも先走りすぎ〜』
『それから・・・”近江穂乃果”でも、良いんだよ?』
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穂乃果「だって…///」
にこ「だぁぁーーーっ!顔赤らめてんじゃ無いわよ!!!!」
終わり >>1
こんな短期間で書くなら同じスレでやってくれ
もしくはNG用にユニークなワード入れて欲しい 世代跨いだ絡みは受け付けない俺みたいなのもいるんで 乙でした、だぜ彼方ちゃん草
まぁ今回のスレタイは強烈だからね、良し悪し含め注目度上がる 別作品は別スレにしてくれた方が良いんだけどな... 乙!!ほのかな良いね
にこちゃんが百歩譲るところ爆笑した 穂乃果ちゃんはラッキーガール
彼方ちゃんはおみくじ大吉
二人とも徳が高そうなイメージある >>36
>>39
てめえはるかなスレでもブー垂れてやがったろ死ね
0791 名無しで叶える物語(茸) 2021/01/20 07:09:55
ほら来た謎シリアス
前回で終わっておけばいいものを余計なことしやがって
ID:rMfmp6zl おつおつ
高級しうまいのおかげでいつの間にかほのかな好きになってるわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています