にこ「大きくなった!」
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穂乃果「ちょっとにこちゃん!動かないでよ!上手く測れない!」
にこ「分かってるわよ」
絵里「これは何してるの?」
ことり「新しい衣装を作る為にサイズを測り直してるの。皆んな成長期だし変わってるかもしれないから」
絵里「なるほどね」
希「にこっちはその心配は無さそうだけどね」
にこ「ちょっと!聞こえてるわよ!」
希「あっ、ごめ〜ん」
にこ「ふんだ」
穂乃果「じゃあ。バスト測るよ?」
にこ「……うん」 希「一カ月で6センチはキツいんやない?」
絵里「そう言う事よ」
穂乃果「そっかぁ」
希「にこっちもよく6センチもの成長をすんなり受け入れられたよね」
絵里「確かに」 ことり「それだけ嬉しかったんじゃないかな?」
穂乃果「そう言う事だよね。う〜どうしよう」
絵里「だから正直に言うしかないでしょう」
穂乃果「絵里ちゃん話聞いてた?」
絵里「聞いてたから言ってるんじゃない」
穂乃果「有り得ない数値をすんなり受け入れちゃうくらい喜んでるんだよ?それなのに言える?」
絵里「なんで偉そうなのよ。どうせ言わなきゃいけないんだから。引き延ばせば延ばすほど言いにくいわよ?」
穂乃果「それは分かってるんだよ。けどもさ…」 にこ「あのさ。何をコソコソ話してるの?」
穂乃果「だからにこちゃんの」
にこ「にこが何?」
穂乃果「へ?あっ…」
絵里「にこ…」
穂乃果「あの…お祝いしようかって」
にこ「え?お祝い?」
穂乃果「うん。お祝い!にこちゃん嬉しそうだから」 なんでこんな酷いSS思い付くんだよ
お前らだって髪の毛ちょっと増えた?って言われたら傷つくだろ にこ「穂乃果…あんた…なんて良い子…」
穂乃果「あはは…まあね」
絵里「ちょっと穂乃果…」
穂乃果「だってさ〜」
ことり「穂乃果ちゃんどうするの?これ以上は…」
にこ「ことり達もありがとう」
ことり「え?」
にこ「一緒にお祝いしてくれるんでしょ?」
ことり「あ〜…うん。もちろんだよ!あの…私ケーキ焼くよ!」
絵里「ことり!!?」
にこ「本当にいい仲間を持ったわ」
ことり「あはは…そうだね」 絵里「ちょっと…」
ことり「ごめんなさい…」
穂乃果「ね?私の気持ちも分かったでしょ?」
ことり「うん。もう後には引けないね。じゃあ私ケーキの準備してくるね!」
絵里「あっ…ちょっと…」
希「ことりちゃん上手く逃げた…」
穂乃果「え?あっ…その手があったか!ことりちゃん私も手伝…」
ガシッ
絵里「逃す訳ないでしょ」 穂乃果「だよね…」
絵里「当たり前」
穂乃果「……諦めてパーティーの準備しようか」
絵里「いやそれは…」
穂乃果「もう仕方ないよ…」 1時間後
真姫「これは何のパーティーなの?」
海未「さあ?穂乃果?」
穂乃果「いやぁ」
真姫「いやぁじゃないでしょ」
凛「なんでもいいにゃ!美味しいケーキが食べられるなら。ね?」
花陽「え?あはは…そうだね」グゥ〜
穂乃果「えっと…それじゃあ…皆んな集まったので主役のにこちゃんから一言頂きましょう」
真姫「何?にこちゃんが主役なの?どう言う事なのよ?絵里?」
絵里「私に聞かないで。頭痛くなるから」
真姫「はあ?」 にこ「え〜今日はにこの為にありがとう。苦節18年…長かった…辛かった…」
真姫「何の話?」
穂乃果「真姫ちゃん。しぃ〜」
真姫「……」
にこ「ずっとこのままだと思っていました。この努力は報われないのかと…泣きたくなる日もありました。でも…今日…努力は実りました」
凛「にこちゃん良かったね!おめでとう!」
にこ「ありがとう凛。きっと凛もいつか報われる日があるわ」
凛「え?」
にこ「今日は存分に楽しみましょう」
穂乃果「い、イェーーーイ!拍手拍手〜!」
パチパチパチ 光景が目に浮かぶわ
なぜ矢澤はこういう立ち位置が似合ってしまうのか 穂乃果「じゃあ…あの…ことりちゃんケーキを…」
ことり「はーい…」スッ
真姫「ケーキまで用意してるの?」
海未「凄いですね」
ことり「持ってきましたー…」
にこ「わ〜ありがと〜ことり〜」
ことり「時間が無かったから簡単な物だけど…」
にこ「ううん。凄い嬉しい」
ことり「わ、私も喜んでもらえて…ウレシイヨー…」
穂乃果「ヨカッタネー」
にこ「うん」 海未「穂乃果、ことり。結局の所何のお祝いなんですか?」
穂乃果「え…知りたい?それって重要?」
海未「重要ですよ。訳もわからないのに心からお祝いなんて出来ないでしょう?」
穂乃果「凛ちゃんはしてるよ?」
凛「にこちゃんおめでとう!」
海未「凛はそう言う人なので細かい事が気にならないのでしょう」 穂乃果「海未ちゃんも少し見習ったら?」
海未「見習う所じゃないでしょう!」
真姫「まったくね」
穂乃果「あのさ。世の中には触れちゃいけない物もあるでしょ?」
真姫「例えば?」
穂乃果「え……?」
真姫「教えてよ」
穂乃果「あの……う○ことか」
真姫「バカじゃないの」
海未「バカなんですよ」
絵里「本当に…」
真姫「いや…絵里も希もグルなんでしょ?」 絵里「グルって言い方やめてよ」
真姫「本当の事じゃない」
海未「まあ絵里は穂乃果に巻き込まれたのでしょうね」
絵里「海未!分かってくれるの!!?」
穂乃果「心外なんだけど!」
海未「こう言う時普段の行動がものを言うのですよ」 絵里「良かった…真面目で…」
穂乃果「ちぇ〜」
花陽「にこちゃん!これ美味しいよ!」
にこ「うんうん。私の事はいいから花陽がいっぱい食べなさい」
花陽「え?でも…」
にこ「私はもうあんた達の気持ちが嬉しくて…それでお腹いっぱいだから」
花陽「そ、そう言う事なら…」
穂乃果「いいなぁ。花陽ちゃんや凛ちゃんは何も知らなくて…ほんと…」
真姫「それもう何か不都合が生じてると言ってる様な物だと思わない?」
海未「真姫!もう諦めた方が楽ですよ」 凛「実は凛とかよちんと真姫ちゃんでプレゼント用意したんだ〜」
にこ「え?プレゼント?」
穂乃果「嘘?プレゼント用意したの?どこにそんな時間が…」
花陽「実は連絡あった時用事があって私と凛ちゃんは学校の外に出てたから…ついでにプレゼントも買って来たの」
絵里「なんのお祝いかも分からないのによく買ってくるわね」
真姫「二人から連絡来たからお願いしちゃったのよ」
凛「はい!にこちゃん!」
にこ「ありがとう。凛!花陽!真姫!凄い嬉しい。中身開けていい?」
凛「うん!」 にこ「じゃあ……」ガサゴソ
穂乃果「いっ…嘘…」
絵里「あちゃ〜…」
希「これはやってしまったね」
海未「ん?」
にこ「あんた達…これ…」
凛「水着だよ!また皆んなで海に行きたいなと思って」
にこ「ありがとう。でも…あの…もしかしたらサイズが…」
凛「にこちゃん凛と同じくらいだよね?」 にこ「いや…だって…にこバストアップしたじゃない?」
凛「え?そうなの?」
花陽「もしかしてサイズ合わない?」
にこ「え?知らないの?祝ってくれてるのに?」
凛「そのお祝いなの?」
海未「えぇ…そんな事…」
にこ「どういう事?」
穂乃果「え?さ、さあ?どうだろう?ねえ?」
ことり「えっと…」
真姫「どれくらい大きくなったのよ?」
にこ「へ?あぁ77よ!」
真姫「77……?」
にこ「そうよ」
真姫「いつ測ったの?」
穂乃果「いや…真姫ちゃんさ…あまり…」
にこ「さっき測ったのよ!」 真姫「誰が?」
にこ「にこが」
真姫「そうじゃなくて誰がにこちゃんのバストを測ったのかって聞いてるの」
にこ「それは穂乃果が…」
真姫「測り間違えてない?」
にこ「は?」
真姫「77って私とかと変わらないって事でしょ?」
にこ「あんたがいくつか知らないけど」
真姫「78よ。だから…」
穂乃果「おっと名探偵さん。これ以上は…」
絵里「穂乃果…」 にこ「……だったらあんたが測ってみたら?」
穂乃果「え?」
真姫「いいの?」
にこ「べ、別に…構わないけど?」
凛「にこちゃん…汗が凄いよ?」
花陽「穂乃果ちゃんも…」
にこ「穂乃果…信じていいのよね?」
穂乃果「あはは…」
にこ「なんの笑い?」
穂乃果「なんだろうね?」 真姫「じゃあジッとして」
にこ「う、うん」
絵里「はあ…」
希「これまでやね」
絵里「そうね」
にこ「どうよ?」
真姫「七十…」
にこ「……」ゴクリ
真姫「……え?」
にこ「え?」
真姫「71……思ってたよりも…」 にこ「………え?」
真姫「いや…」
にこ「測り間違えてない?」
真姫「うん。間違えてないわよね?」
海未「え?あっ…はい…」
穂乃果「あの…」
にこ「…………あ……はは…」
凛「にこちゃん笑ってるにゃ…」
花陽「にこちゃん…」
希「笑うしかないんやろう」 穂乃果「ご、ごめんね。あの…私が測り間違えてて…言えなくて…」
にこ「シ、シカタナイワヨー」フラフラ
穂乃果「にこちゃん!!?どこ行くの?」
にこ「チョットカゼニアタッテクル」フラフラ
穂乃果「待って!!!にこちゃんーーーー」
ことり「にこちゃんーーーー」
希「これはウチ等も同罪やね」
絵里「そうね」 シーーーーン
真姫「……どうする?」
海未「どうすると言われても…」
凛「取り敢えず…水着のサイズが合いそうで良かったにゃ…」
花陽「凛ちゃん…」
真姫「最早なんのお祝いかも分からないけどね」 面白かったけど軽くでいいからフォローしてあげてほしい にこ虐流行ってんのか
丸刈りにされてるのも見た気がするわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています