愛「あの、さ…今度デートとか…その…」菜々「は?」
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菜々「いつから私たちはそんな関係になったんですか?」
愛「ううん…そうだね…そうだった」
菜々「はぁ…帰りますね」
愛「じゃ、じゃあさバイバイのキスとか…」
菜々「いい加減にしてくださいよ、私たちはただのセフレでしょう?」
菜々「恋人ごっこがしたいなら璃奈さんにでも頼めばいいじゃないですか鬱陶しい」
愛「…………ごめんなさい」
菜々「チッ」
菜々「…明日からはまたいつも通り同好会の友達、私が抱きたくなったら連絡しますので」スタスタ
愛「…」 グスッ ついに続きが。無理せず書ける時にまた続きを書いてくれたらうれしい 続ききた!!!!!
次の更新も楽しみにしてます!!!!! 菜々「だから何を言ってるんですか!」
侑「…せつ菜ちゃんは何か行動した?」
菜々「行動…」
侑「例えば愛ちゃんから今の関係を提案された時、その次会った時、そして愛ちゃんがデートに誘った時」
侑「せつ菜ちゃんから愛ちゃんに文句なりせつ菜ちゃんの気持ちなり言うタイミングはあったよね」
菜々「…………気持ちとはなんのことでしょう」
侑「まだシラを切るんだね」
菜々「私には侑さんが何を言っているのか理解が出来ません」
侑「本来は第三者の私が言うべきことじゃないんだろうけど、この際だから言うね」
侑「…せつ菜ちゃん、愛ちゃんのこと好きでしょ?」
菜々「その様な事実ははありません」
侑「ふぅん、それならそれでいいんだけどさ…」
侑「なんにせよ同好会の活動に影響が出始めてるのは事実なんだよ、だからちゃんと2人で話し合って来て」 菜々「だから話すことなんて無いんです」
侑「ならそれを言ってきたら?もう愛さんの顔は見たくありません、話したくもないですって」
菜々「…」キッ
侑「睨まないでよ、怖いなぁ」
菜々「睨んでませんが…」
侑「愛ちゃんは部室にいるから私を睨んでる暇があったら話をしてきてよ」
菜々「行くと思ってるんですか?」
侑「さぁね」
侑「まあ、これで話はお終いだから私は帰るね」
菜々「ええどうぞ、帰ってください」
侑「言い忘れてたけど、私が解決したって判断するまで練習の参加は禁止だからね」
菜々「なっ!?」
侑「ばいばい」ヒラヒラ
ガチャ
侑「怖かったぁ……絶対怒ってたよなぁ…」
侑「ビビってたのバレてないよね……流石にしずくちゃんみたいに上手く演技は出来ないや」 部室
愛「ふぅ」ポツン
愛「まずはちゃんと謝る…そこから改めて伝える、慌てず、冷静に……」
愛「うぅ……緊張する…」
チラッ
愛「6時15分…もう帰っちゃったのかな」
愛「もうちょい待ってみよ…」 背中を押すためにわざと煽るような言い方をしてたのか 侑ちゃん色恋沙汰に対しては弱々なイメージあったけど頑張るね 侑ちゃんのイケメンモードがオーバーフロウしてるぜ… 18:32
愛「生徒会かな」
18:57
愛「ちょっと練習しとこ」
19:09
愛「時計を見てもうちょっとまっとけい…違うな」
19:28
愛「…」
19:46
愛「……………」
愛「…そりゃそうだよね」
((ガラッ ))
菜々「愛さん、まだいますか?」
愛「うおっ!?」ビクッ
菜々「えっ…あ、愛さん…」
愛「菜々?」
菜々「…遅くなりました」
愛「あ…うん…」
愛「……えっと…来てくれたんだ」
菜々「はい」
愛「とりあえず入りなよ」
菜々「そうします」 愛「で、あのさ…まず謝らせてほしいんだ」
愛「その…最初の事から全部」
菜々「いえ、まず先に謝るのは私の方です」
菜々「遅くなってすみませんでした…考えをまとめるのに時間がかかってしまって」
愛「菜々が謝る事なんてないよ!何もかも全部愛さんが悪いんだから」
菜々「その事もです…確かに愛さんが悪いという私の考えは変わりません」
菜々「でも…私も同じくらい悪いんです」 愛「そんなこと…」
菜々「そんなことあります」
菜々「私が…いや…まず結論から言います」
菜々「私は貴女が好きでした…今も好きです」
愛「えっ…」
菜々「初めにその…した時、凄く嬉しかったんです」
菜々「憧れていた愛さんとこういう関係になれた、そして恋人になれるって」
愛「あっ…憧れ…なんで?」
菜々「…私だって年頃なんです……恋のひとつくらいします」
愛「そっか…それなのに…アタシは…」
菜々「はい、それを聞いた時はかなりキツかったんですよ?愛さんが私に求めるのは身体だけなんだって」
菜々「でも、好きだから受け入れたんです」
菜々「この関係を続けていればいつか、きっといつかはって」
愛「あ…あぁ…」 菜々「そして、愛さんが私をデートに誘った日がありましたよね?」
愛「…うん」
菜々「その時は飛び上がるほど嬉しくて……ても同時に自分でも驚くほど怒りが湧いてきて」
菜々「私の気持ちがバレないように終わった後は精一杯クールを気取っていました」
菜々「なのに愛さんは気まぐれに私をデートに誘って、私はこんなに苦しかったのになんでって」
菜々「そしてふと気づいたら拒絶の言葉を口にしていました」
菜々「デートがしたいなら他の人に頼め、鬱陶しいと」
菜々「そうして今の状況です」 菜々「いつの間にか好きが憎いになって…愛さんに八つ当たりして…でもやっぱり好きで…」
愛「そっか……結局全部愛さんのせいじゃん」
菜々「ですから、それは違うと!」
愛「ううん、違わない…原因は全部アタシ」
愛「本当にごめんなさい」
菜々「愛さん…」
愛「でさ、もう終わりにしよ?」
菜々「え…」
愛「この関係はもうお終い」
菜々「そんな…私は…私は…」 愛「菜々」
菜々「へ…はい?」
愛「改めて伝えたいんだ…聞いてくれる?」
菜々「…はい」 愛「中川菜々さん、好きです」
愛「世界の誰より菜々が好きだから…」
愛「恋人として…初めからやり直してくれませんか?」
菜々「あいさん…?」
愛「返事はいつでもいいから…ふざけるなって殴ってくれてもいい…だから考えて欲しい」
菜々「あいさん」グスッ
愛「え!?なっ菜々!?」
菜々「………すきです…私も好きです!」
菜々「大好きです!!!!!」 菜々「だいすきなんですぅ…うぅ」ポロポロ
愛「菜々…」ギュッ
愛「ごめんね…ありがとね…愛さんも大好きだよ」
菜々「あぁ……あいさん……うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…
アイサン…ウァァァァァァ………
部室外
侑「ほんと面倒臭いんだから…2人とも…」グスッ 後日
愛「ゆうゆ、ありがとね」
菜々「ご迷惑をお掛けしました」ペコ
侑「まったく…手のかかる同級生だよ」
歩夢「なに話してるの?」
愛「歩夢!?あのっ!なんというかね?ね?」
菜々「そうですね!?あれですよね!?」
侑「歩夢…これはその…」
歩夢「良かった…2人とも仲直りしたんだね」
愛「え…仲直り?」
歩夢「2人ともここ最近ギクシャクしてたでしょ?侑ちゃんも何か動いてるみたいだったし」
歩夢「話しづらい事もあるだろうし何があったから聞かないよ?でも心配したんだからね?」
愛「はい…ごめんなさい」
菜々「私からも、すみませんでした」
歩夢「ふふっよろしい!じゃあ放課後4人でジョイポリに行かない?」
侑「いいね!さっすが歩夢!気が利くね!」
歩夢「もう…そんな褒めても何も出ないよ?」
ケンソンスルアユムモカワイイヨー ユーチャンッタラ
愛「あははっ!ゆうゆ達仲良しだね」
菜々「ほんと羨ましいくらいですね」
愛「アタシ達もさ、もっと仲良くなろうね」ギュッ
菜々「はい!」ギュッ 以上になります
最初の1レスだけのつもりがここまでの作品になり、最後まで完走出来たのは全て皆様のおかげです
長い間お付き合いいただき、ありがとうございました おつでした。>>1からここまで綺麗な展開になって良かった 見返して気づいたのですが、最後のところ間違って上げてました
↓が本来上げたかったやつです 愛「あははっ!ゆうゆ達仲良しだね」
菜々「ほんと羨ましいくらいですね」
愛「アタシ達もさ、もっと仲良くなろうね」ギュッ
菜々「はい!」ギュッ
愛「…ところでさ、菜々」
菜々「どうしました?」
愛「あの、今度2人きりで…デートとか…」モニョモニョ
菜々「ふふっ…もちろんです!」
蛇足感がありますね… 最後にスレタイのセリフへの反応が変化するオチ好き
またあいななあいせつを書いてくださったら嬉しいです!!!!!
ありがとうございました!!!!! おつおつ
あいせつも最高だな!!
また1つハマったカプが増えてしまった
ありがとう! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています