せつ菜「あっ!侑さんのカバン!パンダのぬいぐるみ!!」侑「ゲーセンで取ったんだ〜」果林「…」チラッ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
侑「??どうかしました?果林さん?」
果林「べ…別に…」プイッ
侑「あとねーこれビーズクッションになってて触り心地いいんだ〜」
せつ菜「柔らかそうですねー!触っても良いですか??」
侑「いいよいいよー」
せつ菜「ありがとうございます!…はぁ〜!この感触最高です!」ギュムギュム
侑「でしょ〜!」
果林「…」ジーッ 果林「…」スゥ
果林「…あ…あの…侑…」
愛「ちーっす!せっつー何見てんのー?ってゆうゆのカバンのパンダ!?可愛くない!?」
エマ「見せて見せて〜?…わぁーとってもbellaだよー」
歩夢「昨日取ってたやつだよね?早速かばんに付けてるんだ?」
ガヤガヤ
果林「あぅ…」 侑「お疲れ様〜っと…今日はまっすぐ帰ろっかな〜」
果林「…」ジーッ
侑「…果林さん?」
果林「!…な、なによ?」
侑「あの…気のせいだったらごめん…なんですけど私のカバンのパンダ、ずっと見てます?」
果林「っ…///…そんなことはないんだけど…」プイッ
侑「そうかな〜?」ガサゴソ
侑「…はいっ、これ果林さんにあげます!」
果林「ちょっと侑!?…あなたも欲しいから取ったんじゃないの!?」
侑「良いんですよ、また取ればいいですから!…ほら〜かばんにつけたら果林さんに似合ってる!」カチャッ
果林「そんな…いいのに…もうっ…」
パンダのぬいぐるみ「…」
果林「っ…///」キュンッ
果林「…ありがとう…ありがたく受け取るわね…///」 果林「そうだ。プレゼント貰ったことだし、侑にお礼がしたいわ」
侑「いや〜いいですよーお礼なんてー」
果林「こういうのはしっかりやっておきたいたちなのよ…お昼奢りなんてどうかしら?明日空いてる?」
侑「そういうことなら…ご馳走になります!」
果林「それなら明日お昼、学食でね♪」
──果林の自室
果林「ふーっ」ドサッ
パンダのぬいぐるみ「…」
果林「…」プニッ
凹んだパンダのぬいぐるみ「…」
果林「…」ギュムギュム
つぶれたパンダのぬいぐるみ「…」
果林(かわいいっ…///)ジタバタ 侑(それからというもの…)
──
果林「ねえ?侑?ストレッチ一緒にやらない?」
〜
果林「侑?練習終わったらお茶して帰りましょうよ?」
〜
果林「来週の土曜日、私練習も仕事も休みだから一緒に遊ばない?」
〜
果林「侑?私の部屋に泊まってかない?」
──
侑(パンダのぬいぐるみあげてから…果林さん、すっごく話しかけてくれて、前にも増して仲良くなっちゃったな〜)
侑「おじゃましまーす」
果林「散らかってたらごめんなさいね」
侑(うわ〜!スリッパにクッション…パンダだらけだ〜)
果林「あぁ…これね…侑からパンダのぬいぐるみもらってから…いろいろ揃えるようになったのよ」
果林「こういうの自分のキャラじゃないって思ってたんだけど…案外悪くないものね…///」 〜
侑「ごちそうさまでしたー!…まさか豆腐のハンバーグがこんなに美味しく作れるなんて驚きだなー」
果林「仕事柄食事には気を使うけれど…それで美味しいものが食べられないんじゃ続かないもの」
侑「なるほどね〜いやーこの味気に入っちゃった!今度作り方教えて下さい!!」
果林「ええ、今度一緒に作りましょう?…侑、先にお風呂入ってきちゃいなさいよ、こっち片付けとくから」
侑「ええ〜?それは悪いですよ〜?」
果林「今日は私が侑を招いたんだから、ゆっくりしていってもらいたいわ」
侑「うーん…わかりました!先にお風呂いただきまーす」 シャァァァァァァ
侑「うわぁ…高そうなシャンプー…」
果林『侑?着替え置いておくから上がったらこれ着てちょうだい』
侑「あっ、はーい!」
侑(果林さん…初めはクールでストイックな人なのかな…って思ったけど…実は道に迷っちゃったりパンダが大好きだったり…話すと親しみやすい人だった)クシュクシュ
侑「ふ〜っ」
侑(あのパンダのぬいぐるみ渡したお陰で仲良くなれて良かったな…)ザバー 侑「…温まったしそろそろ上がろうかな…」ガチャッ
侑「!!」
〜
侑「あっ…あの…果林さん…?」
果林「あら?早かったじゃない」
侑「これっ…もこもこパンダのルームウェアじゃないですか!これもパンダなんて…」
果林「う〜ん、ちょっと丈が長かったかしら…でも大丈夫、似合ってて可愛いわ」クスッ
侑「うぅ…///」
果林「さっ、素敵ならパンダさんが増えたところで…私もお風呂入ってこよーっと♡」 〜
果林「ふーっ良いお湯だったわ」ホカホカ
侑「あっ!?果林さんも…私と一緒のっ…」
果林「ペアで買ったのよ…私のも良いでしょ?」クルッ
侑「うん…かわいい!すっごく可愛いって思う!♡」
果林「そ…そう…///」 侑「あ!そうだ!一緒に写真撮りましょう!」
果林「それいいわね」
侑「えっとパンダの泣き声は…わかんないから、ゆうぱんだぱんっ?」
果林「くすっ…なによそれ…」
侑「ほらー!果林さんもやってください!かりぱんだぱんっ!って」
果林「そ…それは…いいわ…私の言葉じゃないもの…」
侑「なんでー?やりましょうよ!」
ワイワイ ガヤガヤ 果林「は〜アプリで色々写真買えるの、面白かったわ」
果林「そろそろ良い時間ね…寝る準備しようかしら」
侑「そうですね…でもさっきの果林さんのすごい顔、思い出して夢に出てきそう…ぷひょww」
果林「あれは侑がいじりすぎるからでしょ!」ポカポカ
侑「わーごめんなさいごめんなさいー!!」
侑「…おやすみっ!」プイッ
果林「んもうっ…」 ──
果林「…」
侑「…」
果林「ねぇ…侑…起きてる…?」
侑「…」スゥ
果林「…」
果林「あなたがくれたパンダね…仕事で辛いことがあったときに…話しかけたりして…大分…心の支えになってるのよ…」
果林「…それから、かわいいものを揃えるような女の子なんだって気付けて…あなたともっと近づけるきっかけになって…」
果林「…侑のことが…だんだん気になりはじめて…」
果林「!!…私ってば何を言ってるのよ///」
侑「…」
果林(今はまだ…本当の気持ち、伝えられない…けど、この気持ちいつか伝えてみせるわ…)
果林(それまでは…)ウトウト
果林「…」 乙
侑と果林のカップリングはゆうかりなんだろうけどコアラ好きだったらぴったりだったな ゆうかりの可能性を感じるSSでした
おつです!!!!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています