歩夢「……」ポチポチ

璃奈「歩夢さん、何やってるの?」

歩夢「あ、璃奈ちゃん。ソシャゲだよ」

璃奈「……これ、あと一週間でサ終するやつだけどそんなに真剣にやる意味あるの?」

歩夢「あはは、確かにそう思っちゃうよね」

歩夢「でも私はこういう三ヶ月持たなかったソシャゲーの最後のわるあ……煌めきを感じたいんだ」

璃奈「……」

歩夢「あ、ご、ごめんね?変なこと言っちゃって……こればっかりはあの子も理解できないって顔しちゃうんだよね……」

璃奈「ううん、面白い」

歩夢「!」

璃奈「歩夢さん、私、見ていたい。……いいかな?」

歩夢「だ、ダメなわけないよ!」

璃奈「じゃああっちのソファーで一緒に座ろ?その方がくっついて見やすいから」

歩夢「うん!」ニッコニコ

……

歩夢「それでね、スタミナ上限30しかないのに回復は3分に1だから辛いんだよね」

璃奈「それはひどい」

歩夢「システム面は上げたらキリがないけどメインシナリオも中々でね、とにかくキャラの扱いが悪いの」

歩夢「シナリオ進めてこのキャラ好きだな〜って思ってきたら急に出番なくなったり敵側に回っちゃたりして」

歩夢「あとあと!ほんとにクソなところが……」

歩夢「あ!?ご、ごめんね璃奈ちゃん。つ、つまらないよねこんな話ばっかり……」

璃奈「ううん、そんなことない。歩夢さんの話、面白い」

歩夢「でも昔からこの話しようとするとみんなどこかいっちゃうの、親も、あの子も……」

璃奈「私はどこも行かないよ?歩夢さんの話面白いから」

歩夢「り、璃奈ちゃん……」

璃奈「ということは、この歩夢さんは私だけ見られるんだね。嬉しい」

璃奈「私……楽しそうに話す歩夢さん、好き」

歩夢「り、璃奈ちゃん……///」