せつ菜「いや〜！エッチですね〜！！」
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ーーーーー
部室前
あなた「誰か来てるかな」
ｷﾏｼﾀ!!!
ｺﾚﾊｽｺﾞｲﾃﾞｽｯ
ｳｵｵｵｵｵｵｵ!!!!
あなた「この声はせつ菜ちゃんかな？」ｶﾞﾁｬ
あなた「こんにちは〜」
せつ菜「あっ！こんにちは！」
あなた「まだせつ菜ちゃんだけ？」
せつ菜「はい！」
あなた「そっか」
ﾄｺﾄｺﾎﾟﾌｯ
あなた「外まで声聞こえてたけど何してたの？」ﾁﾗｯ
せつ菜「あっ…外まで声聞こえちゃってましたか…すいません」
あなた「ううん、大丈夫だよ。何か言ってるなってレベルだったし。それでそれは…ゲーム？」
せつ菜「はい！これは最近リリースしたゲームで主人公がヒロインの女の子たちと一緒に世界の謎を解いていく物語なんです！！ストーリーパートも良いのですがバトルシーンもとても熱くて大好きで…！見てくださいこの連携技！ヒロインとのキズナが深まると解放される技で凄い気合いが入ってるんです！カットインから始まるフルアニメーションでの必殺技…！これを見るために頑張ってキズナを深めてやっと……ってすいません…！1人で喋ってしまって…」
あなた「せつ菜ちゃんがそこまで熱く語るってことはとっても面白いゲームなんだね」ﾆｺｯ
せつ菜「！」
せつ菜「はい！とても面白いので是非やってみてください！」
あなた「うん、家に帰ったらダウンロードしてみるね」 あなた「そういえばさっき盛り上がってたのもその…必殺技？ってのを見てたから？」
せつ菜「あ、いえさっきはガチャを引いてまして。やっと欲しいキャラが出たんです！えっと……このキャラです！」ｽｯ
あなた「どれどれ……！？」
あなた(せつ菜ちゃんが見せてくれたキャラ…なんというか布面積が少ないというか…胸とかお尻がほぼ出てるし…ちょっとエッチな気がするんだけど…。これせつ菜ちゃん大丈夫なのかな…？)ﾁﾗｯ
せつ菜「いや〜！エッチですね〜！！」
あなた「！？」
せつ菜「見てくださいよこの衣装！お腹や脚、胸もほぼ丸出しで最高過ぎます！完全に鎧の意味ないじゃんって突っ込まれるかもしれませんがそれが良いんです！というか鎧必要ありますかこれ？いや必要ないですよ！！あ〜！早くこのキャラの必殺技見てみたいです！公式でチラ見せの動画が出てたんですけど凄かったんですよ！カットインだけでしたけどおっぱいがこうブルン！って揺れてもう…！」
あなた「せ、せつ菜ちゃん？」ｵﾛｵﾛ
せつ菜「こっちのキャラも見てください！こっちは逆に肌色の面積は少ないですけどたまにあるチラリズムがたまらなく良いんです！！それにですね────」
あなた(あれ…？確かせつ菜ちゃんってそういう話題苦手じゃなかっけ…？)
ーーーーー せつ菜「〜♪」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
あなた(あの後もせつ菜ちゃんは10分程語り続け今はゲームを再開)
せつ菜「ふへへ」ﾆﾔﾆﾔ
あなた「・・・」
あなた(やっぱりおかしい…。あのせつ菜ちゃんがエッチな話題を赤面せず語るなんて…。それこそこの間一緒に見たアニメでちょっと下着が透けるシーンがあっただけで赤面してあわあわするくらいだったのにどうして…)ｳ-ﾝ
あなた(もしかしてそういうのを克服したとか…？)
あなた(でもあのせつ菜ちゃんが急に克服とかちょっと現実的じゃないような…)
あなた(うーん…)
あなた(まぁ…あんまり考えても仕方ないか。克服したならそれはそれで良いこと？…だと思うし…うん…)
あなた「・・・」
あなた「この間のライブの映像でもチェックしようかな」ｶﾀｶﾀ 〜♪
せつ菜「あっ！これってこの間のライブですか？」ｽﾞｲｯ
あなた「わっ！」ﾋﾞｸｯ
せつ菜「す、すいません驚かせちゃいましたか？」
あなた「あ、いや大丈夫だよ」
あなた「ゲームはもう終わりにしたの？」
せつ菜「はい！丁度キリが良かったので終わりにしました！そろそろ練習も始まりますし」
あなた「そっか」 ｶﾞﾁｬ
愛「ちーっす！」
歩夢「こんにちは」
あなた「2人ともこんにちは」
愛「お！2人で何見てたの？」
せつ菜「この間のライブ映像を見てました！丁度今愛さんのところですよ」
愛「見る見る！ほら歩夢も一緒に見よ！」ｷﾞｭｯ
歩夢「うん」
ｽﾀｽﾀﾎﾟﾌｯ
ｽｽﾒ!!ｺﾞ-ｲﾝﾅｳｺﾞ-ｲﾝﾅｳｺﾞ-ｲﾝﾆｺﾞ-!!
せつ菜「ふむふむ」
せつ菜「前々から思ってましたけどこの愛さんの衣装って凄いエッチですよね」ﾏｼﾞﾏｼﾞ
愛「え゛っ！？////」ﾋﾞｸｯ
せつ菜「上はもう完全に下着が出てるように見えますし背中なんてほぼ丸出しじゃないですか！下も下でショートパンツの限界に挑んだような短さ。これ下手したらライブで動いた拍子にズレてパンツ見えちゃいますよ！！」
愛「」
せつ菜「こんなエッチな衣装でライブをするとか完全に誘惑してますよね！？この愛さんが目の前で踊り出したら私…私…！あぁ＾〜堪りません！」
あなた(それ私のセリフ…)
せつ菜「私ですらこうなんですからファンからしたら色んな意味で大興奮間違いなしですよ！」
愛「あぅ…///」ｶｱｱｱ せつ菜「あっ！！！そうだ今度の衣装は小悪魔系……いや…サキュバスの衣装にしませんか？！絶対愛さんに似合うと思うしファンも喜び……ってどうしたんですか愛さん？」
愛「だ、だってせっつーがいきなり愛さんの衣装見てえっち…とかって言うから///」ｶｱｱｱ
せつ菜「」ｷｭﾝ
せつ菜「え、えっ…ちょっと待ってください。普段から距離が近くてそういう事についても色々知ってそうなギャルがちょっとエッチな話をした瞬間に恥ずかしくて赤面しちゃう展開……アニメとかだと良くある展開ですが実際に見てみると…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
せつ菜「最ッッッッッッッ高ですね！！！」
愛「！？」ﾋﾞｸｯ
せつ菜「今の愛さん凄く可愛いです！！まさかエッチな話で赤面しちゃう愛さんがこんなに可愛いなんて！！もっと顔を良く見せてください！」ｽﾞｲｽﾞｲ
愛「だ、ダメだって…今の愛さんの顔凄い赤くなってると思うし…///」
せつ菜「良いではないか良いではないか〜」
歩夢「えいっ！」ﾁｮｯﾌﾟ
せつ菜「あうっ」
ﾊﾞﾀﾝ
せつ菜「」 ＞あなた（それ私のセリフ…）
それはそれでヤバいだろ 愛「せ、せっつー…？」ｵﾄﾞｵﾄﾞ
歩夢「大丈夫だよ、ちょっと気絶して貰っただけだから」
愛「うん」
あなた(えっなに今の……歩夢ちゃんいつの間にあんな技を…)ﾋﾞｸﾋﾞｸ
歩夢「」ﾆｺｯ
あなた「ﾋｴｯ…」ﾋﾞｸｯ
歩夢「今日のせつ菜ちゃんちょっと変な気がするんだけどあなたは何か知ってる？」
あなた「え…あ、うん…私が来た時からこんな感じだったよ…。最初はいつものせつ菜ちゃんかなって思ったんだけどゲームの話をしてる内にそういう話になって…」
あなた「最初は苦手だったのを克服
したのかなーくらいにしか思って無かったけど今のを見ると…」
愛「やっぱりちょっと変だよね…」
歩夢「どうしたんだろせつ菜ちゃん」
3人「うーん」
あなた「せつ菜ちゃんちゃんはご覧の有り様だし…」
せつ菜「」ﾁ-ﾝ
あなた「起きたら色々聞いてみよっか」
歩夢「そうだね」
ーーーーー せつ菜「う〜ん…あ、あれ…？」ﾑｸﾘ
彼方「あっ！せつ菜ちゃん起きた〜」
エマ「せつ菜ちゃんおはよ〜」
せつ菜「おはようございます」
せつ菜「もしかして私寝てましたか？」
果林「えぇ、私達が入ってくる前からグッスリ寝てたわよ」
せつ菜「そうですか…」
彼方「どうかした？」
せつ菜「確かさっきまで歩夢さん達と話をしてたはずなのですがどうして寝てしまったのかなと思いまして…」ｳ-ﾝ
果林「疲れてたんじゃない？」
せつ菜「疲れですか…」
エマ「えっ！？せつ菜ちゃん疲れてるの？それなら今日は練習お休みした方が良いんじゃ…」
せつ菜「い、いえそこまで疲れてるわけじゃないので大丈夫です！」
エマ「無理はダメだからね？」
せつ菜「はい！」
果林「練習するならあなたもそろそろ着替えたら？」
せつ菜「あっ！そういえばまだ着替えてないんでした…」
ｶﾞﾁｬｯｺﾞｿｺﾞｿ 彼方「そういえば今日の実習でクッキー作ったんだ〜♪みんなの分も作ってきたから後であげるね〜」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
エマ「ありがと〜。彼方ちゃんのクッキー美味しいから楽しみだよ〜♪」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
果林「えっと…」
彼方「果林ちゃん用にカロリー控えめなクッキーも作ったから安心してくれたまえ〜」ﾆｺｯ
果林「ありがと」ﾎﾞｿｯ
彼方「ふふっ」ﾆｺﾆｺ
せつ菜「・・・」
せつ菜(なんですかこの空間、楽園ですか？)
せつ菜(3年生組の破壊力凄過ぎますよ…！)ﾁﾗｯ
せつ菜(エマさんは言わずもがなあのおっぱい！一目で分かるあの大きさ…何を食べたらあんなに大きくなるんでしょうか…？気になって仕方ないです！！それに動く度に揺れるあの重量感！堪らないです！！1度で良いから揉んでみたい！って思うのは私だけじゃないはず…！)
せつ菜(果林さんはあの抜群のスタイルが堪らないですね！ボンキュッボンの体現者と言っても過言ではない完璧なスタイル。まさにエロスの塊ですよこれは！)
せつ菜(彼方さんは果林さんとは逆にあの柔らかそうな体がとってもエッチですよね…。前に抱き枕にされた時は柔らかさと良い匂いのダブルコンボでドキド……最高でした！) せつ菜(ふぅ…)
せつ菜(今までの私は何をしてたんでしょうか。こんなに素晴らしい光景があるのに目を逸らしていたなんて！)
せつ菜(あー！もうダメです！これ以上自分の気持ちを抑えられる気がしません！！)
せつ菜「エマさん！！！」
エマ「わぁ！…び、ビックリした〜。急に大声出してどうしたの？」
せつ菜「お……は、ハグしても良いですか？」
エマ「ハグ？」
せつ菜「はい！」ｷﾗｷﾗ
エマ(せつ菜ちゃんハグしたいなんて急にどうしたんだろう…？)
エマ(でもせつ菜ちゃんからハグをしたいなんて珍しいしそれくらいだったら)
エマ「うん、良いよ。おいで〜♪」ﾃﾋﾛｹﾞ
せつ菜「わーい」ｷﾞｭｯ
エマ「ぎゅ〜♪」
せつ菜(はぁ…エママ……ﾊｯ!?余りの包容力に一瞬意識が…)
せつ菜(ハグして改めて分かるこの重量感…凄過ぎます…。私もそれなりに胸はある方だと思いますが…それとは比較にならないくらいの大きさ……アニメの主人公が巨乳ヒロインに胸を押しつけられてデレデレしちゃう気持ちも分かる気がします) せつ菜「エマさん！！！」
エマ「わぁ！…び、ビックリした〜。急に大声出してどうしたの？」
せつ菜「お……は、ハグしても良いですか？」
エマ「ハグ？」
せつ菜「はい！」ｷﾗｷﾗ
エマ(せつ菜ちゃんハグしたいなんて急にどうしたんだろう…？)
エマ(でもせつ菜ちゃんからハグをしたいなんて珍しいしそれくらいだったら)
エマ「うん、良いよ。おいで〜♪」ﾃﾋﾛｹﾞ
せつ菜「わーい」ｷﾞｭｯ
エマ「ぎゅ〜♪」
せつ菜(はぁ…エママ……ﾊｯ!?余りの包容力に一瞬意識が…)
せつ菜(ハグして改めて分かるこの重量感…凄過ぎます…。私もそれなりに胸はある方だと思いますが…それとは比較にならないくらいの大きさ……アニメの主人公が巨乳ヒロインに胸を押しつけられてデレデレしちゃう気持ちも分かる気がします)
彼方「せつ菜ちゃんばっかりズル〜い。彼方ちゃんもエマちゃんとハグする〜」ｷﾞｭ-
エマ「もう彼方ちゃんったら♡」ﾌﾌｯ
せつ菜(彼方さんも最高です…！」
彼方「せつ菜ちゃん何か言った？」
せつ菜「！」ﾋﾞｸｯ
せつ菜「い、いえなんでもありません」
せつ菜(思わず心の声が口に出ちゃいました…)
果林「・・・」ﾁﾗｯ
エマ「果林ちゃんも混ざる？」
果林「わ、私は遠慮しておくわ」
彼方「え〜果林ちゃんもハグしようよ〜」
果林「そんなこと言ってないで早く着替えちゃいなさい。また下着でしょあなた達」
3人「はーい」
彼方「エマちゃん、後で果林ちゃんにアレしてあげよっか」ﾎﾞｿﾎﾞｿ
エマ「うん、そうだね♪」ﾎﾞｿﾎﾞｿ 果林「・・・」
せつ菜「・・・」ｼﾞ-
果林「ん？どうかした？」
せつ菜「果林さんってやっぱりスタイル良いなぁって思いまして」
果林「あら、ありがとう」
せつ菜「本当に羨ましいです！身長は勿論のこと出る所は出て引き締まるところは引き締まってるとことか」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ
果林「！？」ﾋﾞｸｯ
せつ菜「特にくびれのライン…」ﾂ-
果林「ひゃっ…///ちょっとせつ菜？！」
せつ菜「更にそこから続く大きなお尻！」ﾂﾝﾂﾝｻﾜｻﾜ
果林「〜〜〜〜っ////」
せつ菜「セクシー過ぎますよ！！」
果林(どうしたのよ今日のせつ菜は///
いつもならこういう話題には乗っかってこない筈なのに…)
せつ菜「果林さん！どうやったら私も果林さんみたいなセクシーな体になれますか？」ｷﾗｷﾗ
果林「えっと……それは…」 エマ「盛り上がってるみたいだけど2人で何の話をしてたの？」
せつ菜「えっとですね！果林さんのスタイルについて話してました！」
彼方「果林ちゃんスタイル良いよね〜」
せつ菜「はい！私も果林さんみたいになれたら良いなぁと思いまして！色々聞いていたところなんです！」
エマ「そうなんだ〜」
彼方「それで果林ちゃんはなんて？」
せつ菜「それは今から聞くところです！！」
彼方「ふ〜ん」
彼方「果林先生♪彼方ちゃんもそのスタイルの秘訣教えて欲しいな〜」
果林「もう…彼方まで…」
果林「・・・」
果林「こればっかりは日々の積み重ねと言うしかないわね」
せつ菜「積み重ね…」
果林「ええ、スタイルを良くしたいから何かをしたとして直ぐに効果が出るってことは絶対ないわ。日々の運動やストレッチ、食事制限……それを毎日欠かさずやる事で良い体を作り上げていくの」
果林「だから私からは日々の積み重ねと言っておくわ。もし本気で取り組むつもりならもっと色々詳しく教えてあげるけど」 彼方「彼方ちゃんもそれをすれば果林ちゃんみたいに…」ｺﾞｸﾘ
果林「彼方は取り敢えずお菓子を控えることからかしら」
彼方「・・・」
彼方「うん…彼方ちゃんには無理かな」
エマ「彼方ちゃん諦めるの早過ぎるよ〜」
せつ菜「私も…」
せつ菜「私も！果林さんと同じようなことをすれば今果林さんが着ているようなエッチな下着が似合うようになれるでしょうか？！」
果林「えっ、下着！？」
せつ菜「その黒い下着、果林さんのセクシーさにピッタリで素敵です！」
果林「あ、ありがとう…///」
彼方「あー彼方ちゃんもそれ思ってた〜。そんなセクシーな下着を着けてくるなんてもしかして誰かとデートの予定があるとかかな〜？」ﾆﾔﾆﾔ
果林「そ、そういうのじゃないわよ！///」
エマ「見たことない下着だけど最近買ったの？」
果林「えぇ、最近モデル仲間に教えて貰ったお店に行ってみて良さそうだから買ってみたの」
せつ菜「モデルをやってるとそういうセンスも磨かれるんですかね！さすがです！！」
果林「そんなに褒めたって何も出ないわよ…」
果林(やっぱり今日のせつ菜は調子狂うわね)
ーーーーー ｶﾞﾁｬ
かすみ「今日も可愛いかすみんの登場ですよ〜！」
彼方「お、1年生組も来たね〜」
しずく「こんにちは彼方さん」
彼方「こんにちは〜」
栞子「練習はまだ始まってないようですね」
璃奈「でもみんな着替えてるみたいだし私達も早く着替えよっか」
せつ菜「あっ！栞子さん！！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
ｶﾞﾁｬ
あなた「そろそろせつ菜ちゃんは起きてるかな」
果林「ねぇ、ちょっと良い？」
あなた「ん？どうしたの果林さん」
果林「さっきせつ菜と話してたのよね？」
あなた「うん」
果林「なにかおかしくなかった？」
あなた「あー」
歩夢「うん…」
愛「そう…だね…///」
果林「その反応あなた達も変って思ってたのね…」 果林「部室に来た時からあんな感じだったのかしら？」
あなた「うん、私達が来た時からあんな感じで…」
あなた「あっ、一応確認だけどせつ菜ちゃんが少しおかしいって言うのは苦手なはずのエッチな話を普通にしてくるって事で良いんだよね？」
果林「それで合ってるわ」
果林「私そうなってたの知らなくて急に体をペタペタ触られたからビックリしたわよ」
愛「果林も今のせっつーの被害に…」
果林「もってことは愛も何かされたの？」
愛「あっ///えっと…///愛さんの話は良いからせっつーの話しよ！ね？」
果林「えぇ」
あなた「話続けるけど最初は苦手だったのを克服したのかなって思ったんだけど愛ちゃんが色々された時にやっぱりおかしいなって思って」
あなた「その後歩夢ちゃんがせつ菜ちゃんを気絶させちゃったから起きたら色々聞こうと思ったんだけど…」
果林「え！？歩夢が気絶させた！？」
あなた「う、うん…」ﾒｿﾗｼ
歩夢「」ﾆｺﾆｺ
果林「えぇ…」
あなた「それでせつ菜ちゃんは今…」
果林「せ、せつ菜ならあそこで栞子ちゃんとしずくちゃんと話をしてるわ」
ーーーーー せつ菜「栞子さん！！」
栞子「なんでしょうか？」
せつ菜「コスプレに興味はありませんか？」
栞子「コスプレですか？」
せつ菜「はい！栞子さんに是非やってもらいたいコスプレがありまして……えっと…これです！！」
栞子「えっとこれは……すいませんこういうのには疎くて。これはなんのコスプレなのですか？」
せつ菜「吸血鬼です！！」
栞子「吸血鬼ですか……何故吸血鬼を私に？」
せつ菜「吸血鬼のコスプレをした栞子さんに私の首筋をカプっとして貰いたいからです！！」
栞子「・・・」
栞子「は？」
せつ菜「昨日見たアニメに吸血鬼の女の子がヒロインの血を吸うシーンがあったんですけどそのシーンが凄い色っぽくて最高だったんです！」
せつ菜「そのシーンを見た後に思ったんです、私もカプっとされてみたいなと」ｸﾞｯ
せつ菜「そこで白羽の矢が立ったのが栞子さんです！」
栞子「は、はぁ…」 せつ菜「栞子さんって綺麗な八重歯が生えてますよね？そのチラッと見える八重歯、前からエッチだな〜って思ってたんです！」
栞子「なっ…///」ｶｱｱｱ
せつ菜「栞子さんの八重歯はあのアニメにあった色っぽさにピッタリなんです！栞子さんしかいないんです！！なので…」
栞子「ななな、何を言ってるんですかあなたは？！///そんなの無理ですよ…！」ｶｱｱｱ
せつ菜「どうしてもダメですか？」
栞子「駄目に決まってます！」
せつ菜「あっ！分かりました！栞子さん吸血鬼のコスプレが恥ずかしいんですね！」
栞子「い、いえ…そういう訳じゃ…」
せつ菜「それならコスプレはしなくても大丈夫です！正直コスプレはオマケだったので！」
せつ菜「なのでここで私の首筋をカプっとしてくれませんか？」ｸﾋﾞｶﾀﾀﾞｼ
栞子「！？」
栞子「せつ菜さん何をしてるんですか！？」
せつ菜「この方が噛みやすいかと思いまして」
栞子「いやそもそも私噛み付くとは一言も言ってませんよね？！」
せつ菜「えっ…」 栞子「『えっ…』じゃありません。勝手に話を進めないで下さい。ほら練習着が伸びてしまうので肩しまって下さい」
せつ菜「はい…」ｼｭﾝ
栞子(どうしたんでしょう今日のせつ菜さん。こういう事は偶にありますが今日のは少し違うような…)
せつ菜「そっかまた私暴走して…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
栞子「せつ菜さん？」
せつ菜「ごめんなさい栞子さん、また私暴走しちゃったみたいで」ﾍﾟｺﾘ
栞子「いえ、大丈夫ですよ」
せつ菜「何も知らない栞子さんに無理やり押し付けるような事をするなんてオタク失格です！」
せつ菜「押し付けるのではなく栞子さんにもこのシチュエーションの良さをちゃんと分かってもらえるようにしないといけませんよね！」
せつ菜「なので…」
せつ菜「今から栞子さんに私が噛み付きたいと思います！！」
栞子「！？」ｻｻｯ
せつ菜「どうしたんですか栞子さん後退ったりして♡」ｼﾞﾘｼﾞﾘ
栞子(これは逃げないと不味いのでは…)
栞子「」ｼｭﾊﾞｯ
せつ菜「待って下さい栞子さーん！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
ーーーーー あなかり「・・・」
あなた「栞子ちゃんがせつ菜ちゃんに追われてるね」
果林「そうね」
あなかり「・・・」
果林「栞子ちゃんには少しの間犠牲になってもらってその間にせつ菜を元に戻す方法を考えましょう」
あなた「そうだね」
かすみ「せつ菜先輩がどうかしたんですか？」
あなた「今日のせつ菜ちゃん少し変だなって話をしてたんだ」
エマ「ちょっと甘えたい日なのかな〜っては思ったけどそんなに変だったかな？」
果林「いや変だったわよ！いつものせつ菜なら下着の話とかそういうエッチな話題には赤面してあまり入って来ないでしょ？ましてや自分からその話をする事はないだろうし」
彼方「確かに、せつ菜ちゃんってそういう話苦手だったよね」
かすみ「せつ菜先輩も良い加減そういう話題には慣れたんじゃない…ってりな子どうしたのその汗！？」
璃奈「・・・」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
あなた「璃奈ちゃん…？」
璃奈「ごめんなさい…それ私のせいこも…」
ーーーーー あなた「苦手な物を克服する飴？」
璃奈「うん、試しに作ってみて持って来たんだけど１つ無くなってた。多分朝練習に来た時に落としちゃってそれをせつ菜さんが食べちゃったのかも…」
かすみ「持って来たって事はかすみん達に食べさせるつもりだったんじゃ…」
璃奈「『(;￣з￣) 〜♪』」
かすみ「りな子！」
果林「璃奈ちゃんに色々聞くのは後にするとしてその飴の効果はいつまで続くのかしら？」
璃奈「1日もすれば効果は切れると思う」
璃奈「だけどみんなを困らせちゃったから責任を持ってせつ菜さんを元に戻してみせる」
璃奈「ちょっと待ってて」ﾄｺﾄｺ
ーーーーー 栞子「」
せつ菜「しずくさんはそのやらしい声をもっと生かせば人気が出ると思うんですよね！！」
しずく「やら…///えっ…///」ｶｱｱ
せつ菜「最近流行りのASMRとかどうでしょう！しずくさんにピッタリだと思います！あ！そうだ！試しに動画サイトに投稿してみては？しずくさんの囁きボイスなら100万再生なんてあっという間だと思いますよ！！」
せつ菜「くぅ〜話をしてたらしずくさんのASMR聴きたくなって来ました！」
ﾂﾝﾂﾝ
せつ菜「ん？璃奈さん？どうかしましたか？」
璃奈「ちょっと来て」ｸﾞｲｸﾞｲ
せつ菜「あっ、今しずくさんにお願いをしようと…」
エマ「璃奈ちゃん、せつ菜ちゃんのことソファーに連れて行ったけど何をするんだろ？」
彼方「なんだろうね、想像つかないや」 ﾎﾟﾌｯ
せつ菜「どうしたんですか璃奈さん」
璃奈「んしょ」
10人「！？」
あなた「璃奈ちゃんがせつ菜ちゃんの膝の上に座っちゃった…」
果林「今にもキスしちゃいそうな距離だけど」
愛「り、りなりー///」
璃奈「せつ菜さん…」ｽｯ
せつ菜「り、りり璃奈さん！？///」
璃奈「・・・」ﾎﾞｿﾎﾞｿ
せつ菜「！？」ﾋﾞｸｯ
璃奈「・・・」ﾎﾞｿﾎﾞｿ
せつ菜「あぅ…///」ｶｱｱ
璃奈「・・・」ﾎﾞｿﾎﾞｿ
せつ菜「あわわわわわわ///」ｶｱｱ
璃奈「・・・♡」ﾎﾞｿﾎﾞｿ
せつ菜「きゅ〜///」ﾊﾞﾀﾝ
歩夢「せつ菜ちゃんまた倒れちゃった」
果林「え？何が起こったの…？」
璃奈「んしょ」ﾉｿﾉｿ
璃奈「この飴は一種の催眠みたいなもの。今回のせつ菜さんで言えばエッチな話題が苦手じゃないと思い込んでいただけ。だからその催眠を吹き飛ばすようなエッチな事を囁いてみた」
あなた「その囁いた内容っていうのは…？」
璃奈「ここでは言えない…///」
あなた(何言ったの璃奈ちゃん…)
ーーーーー せつ菜「ん……あ、あれ…私…」ﾑｸﾘ
あなた「おはようせつ菜ちゃん」
せつ菜「おはようございます…あの私は…」
あなた「突然だけどせつ菜ちゃんこのキャラを見て貰っても良い？(せつ菜がやっていたゲームのエッチなキャラ)」
せつ菜「なっ…///あの…そのキャラの衣装///」ｶｱｱ
果林「その反応を見るにいつものせつ菜に戻ったみたいね」
せつ菜「あの…これってどういう…」
あなた「今日部室であったこと覚えてない？」
せつ菜「部室で…」
せつ菜「・・・」
せつ菜「〜〜〜〜〜〜///」ｶｱｱｱ
せつ菜「私ったらなんて恥ずかしいことを…///」
せつ菜「それにみなさんに色々迷惑を掛けてしまって…すいません…」 璃奈「謝るのは私の方」
せつ菜「璃奈さん…？」
璃奈「実はかくかくしかじかで…」
せつ菜「そうだったんですか…」
璃奈「だから今回せつ菜さんが暴走しちゃったのは私のせい、本当にごめんなさい」ﾍﾟｺﾘ
せつ菜「璃奈さんは悪くないですよ！私が勝手に飴を食べてしまったせいなのでこれは自業自得です」
璃奈「そもそもこれを興味本位で持って来なければこんな事にはならなかった、悪いのは私」
せつ菜「いやいや私が」
璃奈「いや私が」
愛「ストーップ！」
せつりな「！」
愛「もう2人とも頑固なんだから」
愛「2人とも自分が悪いと思ってるんだよね」
せつ菜「はい…」
璃奈「うん…」
愛「ここで愛さんがどっちも悪くないよなんて言っても2人は納得しないと思うんだ」
愛「だからさ今回はお互い悪かったってことでごめんなさいしてそれで終わりで良いんじゃない？」 せつりな「・・・」ﾁﾗｯ
せつりな「ごめんなさい」ﾍﾟｺﾘ
璃奈「今度からは持って来ても落とさないように気を付ける」
せつ菜「私も怪しい物は食べないように気を付けますね」
あなた(持って来ないっていう選択肢はないんだ)
せつ菜「改めてみなさん、すいませんでした」
エマ「私達には全然影響なかったから大丈夫だよ〜」
彼方「うんうん、あの時のせつ菜ちゃん可愛かったしもっと甘えて来ても良いからね〜」
せつ菜「は、はい…///」
せつ菜(あの時は別の目的があったなんて言えません///)
あなた「私達にも影響なかったもんね」
歩夢「そうだね」
歩夢「あっそういえばせつ菜ちゃん首とか痛かったりしない？」
せつ菜「首ですか？」ｻｽｻｽ
せつ菜「特に痛みとかはないですね」
歩夢「そっか、良かった〜」
せつ菜「？」 しずく「あの…せつ菜さん…」
しずく「私の声ってそんなにやらしかったですか…？////」ｶｱｱｱ
栞子「私の八重歯もその…///」
せつ菜「いや///あの…その……///」
せつ菜「////」
せつ菜「…とてもセクシーだと…思いますよ…///」
しずく「そうですか///」
栞子「///」 果林「せーつー菜♡」ﾀﾞｷｯ
せつ菜「果林さん？」
果林「ねぇせつ菜♡」ﾌﾞﾗﾁﾗ
せつ菜「か、果林さん！？////」
果林「せつ菜ってこういう下着に興味あるんでしょ？なら今度一緒に見に行かない？」
せつ菜「ぁ……や……その///」ｶｱｱ
果林「ダメかしら…？」ｼｭﾝ
せつ菜「！」
せつ菜「わ、分かりました！私もそろそろこういうので恥ずかしがるのは卒業したいと思うので行かせて頂きます！」
果林「ふふっ、言質は取ったわよ」
せつ菜「え？」
果林「みんな、せつ菜が大人な下着を買いたいから一緒に選んで欲しいんですってー」
せつ菜「なっ！？」 彼方「お〜遂にせつ菜ちゃんも大人の階段登っちゃうんだね〜」
愛「せっつーに似合う下着愛さんがバッチリ選んじゃうよ！」ﾆｶｯ
エマ「みんなでお買い物楽しみ〜♪」
せつ菜「み、皆さんで行くんですか！？」
あなた「みんなでワイワイ選んだ方が恥ずかしさも少しは減るんじゃないかな」
せつ菜「確かに…そうかもしれません…」
あなた「果林さんもそういう狙いがあってああ言ったんじゃないかな」
せつ菜「果林さん…」ｼﾞ-ﾝ
果林「そんなんじゃないわよ」
果林(せつ菜の視線が痛いわね…。本当はみんながいた方が恥ずかしがるかなと思って提案したのだけれど)
あなた「それじゃあ決定だね！」 かすみ「先輩先輩！」
あなた「どうしたの？」
かすみ「せつ菜先輩のだけじゃなくてかすみんのも選んで欲しいです！」
あなた「私が選んで良いの？他のみんなにも意見を聞いた方が…」
かすみ「先輩に選んで貰いたいんです！」
あなた「？」
あなた「まぁ、私で良ければ手伝うよ」
かすみ「やったー！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ
かすみ(えへへ、これで先輩好みのかすみんになって先輩をユーワクしちゃいますよ〜♪)
歩夢「か・す・みちゃん？」ﾆｺﾆｺ
かすみ「！？」
かすみ「どど、どうしたんですか歩夢先輩…」ｱｾｱｾ
歩夢「楽しそうな話をしてるから私も混ぜてもらおうかなって思って♪」
歩夢「ねぇあなた…私もかすみちゃんみたいに選んで貰っても良い？」
あなた「歩夢ちゃんも？うん、良いよ！」
歩夢「ありがとう♪」
歩夢「ふふっ♪」ﾁﾗｯ
かすみ「！」ﾋﾞｸｯ
歩夢「かすみちゃんには負けないよ」ﾎﾞｿｯ
かすみ(かすみんだって歩夢先輩には絶対負けません…！) 栞子「せつ菜さんにピッタリな物私に選べるでしょうか…」
璃奈「安心して栞子ちゃん、私も正直自信がない」
しずく「果林さんや愛さんがいるもんね…」
しずりなしお「・・・」
しずく「１つ提案があるんだけど良いかな？」
璃奈「なに？」
しずく「せつ菜さんの下着選び3人で協力しない？」
栞子「協力ですか？」
しずく「うん、3人で考えれば良い物を選べるかなって思ったんだけどどうかな？」
璃奈「名案だと思う」
栞子「私も良い考えだと思います」
しずく「それじゃあ決定ということで…」
しずく「それでついでと言ったらアレなんだけど、もし2人が良かったら3人で選び合いっことか────」
ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ
あなた「取り敢えずこの話はここまでにしてそろそろ練習に入ろっか」
10人「はーい」
ｼｽﾞｺ-ｻﾝﾆﾝﾃﾞﾅﾆﾊﾅｼﾃﾀﾉ-?
ﾏｯｻｷﾆｾﾝﾊﾟｲﾉﾄｺﾆｲｯﾀｶｽﾐｻﾝﾆﾊﾅｲｼｮﾀﾞﾖ-
ｴ-!? せつ菜「あ、あの！璃奈さん！」
璃奈「どうしたのせつ菜さん」
せつ菜「実はお願いしたいことがありまして…///」
ーーーーー この練習の後同好会のみんなで早速果林さんがオススメするお店に行って来ました！
果林さんがオススメするだけあり可愛い物から大胆な物まで選り取り見取りあって私にとっては未知の領域でした
みなさんが私に似合いそうな物を色々選んでくれたのですがさすがに金銭的にも全部を買う訳にはいかなかったので今回はしずくさん達が選んだ物を買わせて貰いました！
このデザイン私とても気に入りました！しずくさん、璃奈さん、栞子さんありがとうございます！
そういえばかすみさんと歩夢さんが何か対決みたいな事をしてましたけどアレってなんだったんでしょうか…？
選び終わった後は買い食いをしたりゲーセンなどに寄ったりして時間ギリギリまで思う存分遊び尽くしました！
ゲーセンと言えば彼方さんがクレーンゲームが得意なのは意外でした
まさかあんなに難しいそうな配置の物を一発で取ってしまうなんて
今度一緒に行った時はコツとか教わってみたいですね
ゲーセンと言えばもう１つ…ふふっ、果林さんにあんな可愛い一面があったなんて…あの時の果林さん…ふふふっ♪あ、でも果林さんも恥ずかしがってましたしあんまり思い出すのも悪い気がしますのでこの事は胸の中にしまって置くとしましょう！
今まで放課後に全員で遊びに行く事なんてあまり無かったのでとても楽しかったです！
また時間があれば同好会のみんなでどこかに遊びに行きたいですね！
ーーーーー 夜
璃奈「あー、あー」
ｱ-ｱ-
璃奈「うん、大丈夫かな」
璃奈「それじゃあ…」ｶﾁｶﾁ
璃奈「────」
ーーーーー 数日後
せつ菜「璃奈さんにお願いしてた物やっと聴くことが出来ます///」
せつ菜「///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
せつ菜「それでは行きますよ…///」ｶﾁｶﾁ
せつ菜「再生っ！」ｶﾁｯ
『ドキピポASMR』
せつ菜「────っ！」
あの時の事が忘れられず璃奈のASMRにハマってしまうせつ菜なのであった
ーーーーー イチャラブじゃないSSって結構難しいですね…
もっと精進したいと思います おつ
苦手を克服する飴って他のキャラに使っても話が広がりそうだな ⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ こういうのでいいんですよこういうので！！！！ スケベ全開せっつー面白かった
というかあなたちゃん久々に見たわ せっつーの異常を起点に他のメンバーの魅力も引き出していて上手だなぁと感じた
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