しずく「>>4さんと>>6さんが>>10するお話です!」
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しずく「私、演劇をするものとして昨日台本を書いてみたんですよ」
侑「ほえ〜どんな内容?」
彼方「彼方ちゃん気になる〜」
かすみ「どうせロマンチックな奴でしょw」
しずく「同好会メンバーの皆さんをキャラとして書いてみたんです」
侑「へ〜」
しずく「一晩で考えたので雑ですが…ずばり、>> 4さんと>>6さんが>>10するお話です!」
みんな「ええっ!?」 しずく「ずばり、かすみさんと彼方さんが寒中水泳するお話です!」
みんな「ええっ!?」
かすみ「しず子の事だからもっとロマンチックな話だと思ってたのに……」
彼方「なんで彼方ちゃんが寒中水泳!?」
しずく「安心してください、ロマンチック要素もありますよ。寒中水泳はAqoursの皆さんを参考にして書きました」
彼方「その内容でロマンチック要素って…」
侑「逆に気になるかも」 歩夢「確かに…」
かすみ「て言うかなんで彼方先輩とかすみんが寒中水泳するの!」
しずく「それは台本を読めば分かるよ」
しずく「……それは、ある静岡の海岸。そこにはある2人の学生が居た。その2人はここの村では貴重な学生、都会とは程遠いここでの2人の遊びと言えば海に潜る…、海で遊ぶぐらいしか出来ない多感な女子高生にとっては非常に退屈な場所だった………………」
かすみ「あ、台本の世界に入った」 ………………
………
…
海辺にたたずむ2人
かすみ「彼方先輩、もうかすみん海に潜るの飽きましたよ」
彼方「う〜ん…ここは海ぐらいしか無いしねえ……」
かすみ「はぁ…かすみんもっと都会に生まれたかったなあ……」
彼方「彼方ちゃんも都会に行ってみたいけど…」
かすみ「かすみん、都会に行ったらスクールアイドルになりたいんですよ」
彼方「アイドルかぁ、かすみちゃんなら可愛いから出来るかもね」
かすみ「ほらっ、この前売店でクリアファイル買ってきたんですよ!これってスクールアイドルって言って学校でアイドルをやってるらしいんですよ!」
彼方「学校でアイドル?」
かすみ「そうです!この可愛いかすみんならすぐ人気出ると思うんですよ!やってみたいなあ…」
彼方「学校でアイドルかあ…彼方ちゃんも興味あるかも…」 しずく「と、スクールアイドルに興味を持つ2人……」
かすみ「なんでかすみんが田舎にいる設定…」
彼方「面白そうじゃん〜」
愛「でも、彼方とかすかすの組み合わせって珍しいじゃん!」
かすみ「かすみんです!確かにそうですけど……こっからどうやって寒中水泳になるのか想像出来ない…」
しずく「都会に憧れる2人…しかしここから転機が訪れるのだった」 彼方「ええ!?学校が廃校!?」
かすみ「はい……全校生徒が少すぎるから廃校になるらしいです……」
彼方「えっ、えっ……?彼方ちゃん達ここが無くなったら何処に行けばいいの…?」
かすみ「かすみんも分かりませんよ…」
かすみ「うっ…うっ……」
彼方「か、かすみちゃん泣かないで……」
かすみ「かすみんもっと都会に生まれたかったよう…」グスッ
彼方「…………」
………
…
彼方『遥ちゃんなに見てるの?』
遥『!』ビクッ
彼方『隠さなくてもいいじゃん〜見せてよ〜』
彼方『アイドルの……雑誌?』
遥『うん……私アイドルに興味持って…』
彼方『アイドル……』
遥『でも気にしないで!遠くから見てるだけでいいの私は』
彼方『遥ちゃん…』
彼方『(遥ちゃんきっとアイドルやってみたいんだろうなあ…。でもこんな家庭で…こんな田舎じゃ…ごめん遥ちゃん)』
彼方「(彼方ちゃんも都会に生まれれば遥ちゃんとスクールアイドル出来たかもしれたいけど……)」
かすみ「ううっ…」
彼方「(どうすればいいんだろう)」 彼方「どうすれば都会の学校に入れるんだろう」
彼方「家に沢山チラシが溜まってる……」
彼方「……ん?寒中水泳……?」
彼方「こ、これだ…!この大会に出て優勝すれば都会の学校に入れるかもしれない……!」
彼方「待ってて、遥ちゃん、かすみちゃん!」
…………
……
しずく「都会の寒中水泳大会を目にした彼方さん。これで優勝すれば都会の学校に入れるかもしれない、と寒中水泳をやることになるんです」
かすみ「無茶苦茶だなぁ」
侑「寒中水泳要素いる?」
しずく「い、いりますよ!」 次の日
彼方「かすみちゃん!みてみて!」
かすみ「なんですか?」
彼方「これ!、これ!都会で寒中水泳大会やるんだって!」
かすみ「はぁ……?かすみんそんな大会出ませんよ」
彼方「この大会に出て優勝すれば都会の学校に入れるかもしれないんだよ!」
かすみ「!」
彼方「ほら、これ、ここで優勝すれば編入出来るって……」
かすみ「ほ、ほんとですか…かすみん都会の学校に入れるんですか……?」
彼方「うん…!優勝すれば入れるかもしれない…!」
かすみ「やったー!彼方先輩ー!」ダキッ
彼方「かすみちゃん苦しいよお」グスッ
しずく「そして寒中水泳の練習をすることになった2人」 かすみ「さ、さぶい……」ガチガチ
彼方「子供の頃から海には入ってるけどこんな寒い海入ったことないよお」ブルブル
かすみ「で、でも都会の学校に入る為ですよ…!頑張りましょう!」
彼方「そうだね!」
しずく「練習に奮闘する2人。しかし勿論上手く行かない時もあった」
彼方「かすみちゃんごめんねぇ……彼方ちゃん風邪引いちゃって」
看病かすみん「いいですよ…それより早く治して2人でまた練習しましょう」
彼方「うん……」
かすみ「彼方先輩の分からずやぁ!」
彼方「かすみちゃんこそ!」
かすみ「彼方先輩なんていいです!かすみん1人で練習します」
彼方「こ、こっちだって!」 かすみ「はぁはぁ…寒い…」
かすみ「(彼方先輩が居ないと心細いな)」
彼方「はぁ……疲れた」
彼方「(かすみちゃんが居ないとつまんないな)」
彼方 かすみ「…………」
彼方「(居るはず無いのに……海に来ちゃった)」
かすみ「あっ……」
彼方「あっ……」
かすみ「…なんで来たんですか……1人でやるっていったのに」
彼方「いや〜1人でやるとつまんないし……」
かすみ「かすみんもです…」
彼方「えっ…?」
かすみ「かすみんも彼方先輩が居ないと心細かったです!また2人でやりましょうよ」
彼方「うん…うん!そうだね!」
………
…
しずく「見つめ合う2人、それを照らす大きな月、2人を見守る海………2人の表情は決意に満ちていた。2人は手を取り合い」
かすみ「そ、それがロマンチック要素?」 しずく「うん?そうだよ」
かすみ「………」
璃奈「しずくちゃんのロマンチック、よく分からない」
せつ菜「お二人共…素敵です!」ダバー
彼方「それでそれで〜?」
しずく「ついに来た大会当日…」 彼方「かすみちゃん、緊張してる?」
かすみ「し、してますよ…」
彼方「彼方ちゃん達ここまで頑張ってきたんだ…全力で頑張ろう……!」
かすみ「……よーしかすみんも頑張りますよ!」
彼方 かすみ「おー!」
大会中
かすみ「(さ、寒い……くじけそう……辛い…)」
彼方「かすみちゃん!頑張れ〜!」
かすみ「(彼方先輩………)」
かすみ「都会の学校に行く為頑張りますよぉおおお!」ダー
彼方「は、速い……」
しずく「数々の困難を乗り越えここまで来た2人。大会の結果は………」
審査員「優勝です!」ウワー ワー ワー
彼方「かすみちゃん…優勝出来たよ…!」
かすみ「彼方先輩!うっ…うっ…」
彼方「かすみちゃん…編入したらスクールアイドル同好会を作ろう…!そして一緒にスクールアイドルをやろう!」 ワー
かすみ「はい……っ!」 ワー
…………
……
しずく「っと、無事編入出来たかすみさんと彼方さんは虹ヶ咲学園でスクールアイドル同好会を作りました」
かすみ「違うよ!?」 侑「2人はもともと田舎に居たの?」
彼方「ち、違うよ〜💧途中で編入して来たのは事実だけど…」
侑「冗談だよ〜」せつ菜「良いお話でした……!」ダバー
しずく「良かったです♪」
果林「でもこれって台本と言うより小説よね…」
エマ「確かに…」
しずく「小説っぽくなっちゃったんですけど…まあいいでしょう!」
かすみ「無理やり田舎に行かせられて無理やり寒中水泳やらされるのもの凄く納得行かない……」
彼方「まあ〜お話だしフィクションだし〜」
しずく「次はもっと練習してまた皆さんのお話書きますよ!」
かすみ「次は都会にしてよ!」
彼方「彼方ちゃんも都会がいいなぁ」
しずく「分かりましたよ♪」
かすみ「…まぁかすみんも似たような境遇だったんだけど…」(ボソッ)
彼方「違うって言っちゃったけど彼方ちゃんも編入する前は似たような境遇だったんだけどね…」(ボソッ)
かすみ 彼方「え?」
おわり 乙でした
ここからかなかすの仲が発展するところも見たいね おつです!!!!!
見事な安価捌きでした!!!!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています