歩夢「特級呪霊?」
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報告書
虹ヶ咲学園にて呪霊の出現を確認。
当時、二級相当だと思われた呪霊であった為、高専より三級呪術師一名を派遣。
その後、虹ヶ咲学園の担当者(■■■)からの定時連絡が途切れ、三日後に死亡を確認。
呪霊は宿儺の指を取り込んでおり、成長。以後、呪霊を特級仮想怨霊としてその対処に、一級呪術師の七海健人を派遣。
呪霊を祓った後に宿儺の指を回収し、封印。
死傷者六十八名
死亡者八名(内一人は高専より派遣された呪術師) 虹ヶ咲学園
七海「ここですか」
伊地知「はい、七海さん」
七海「分かりました。伊地知さん、帳をお願いします」
伊地知「はい」すっ
どろっ
七海「私からの定時連絡が途切れた場合、今度は特級の派遣を要請してください」
伊地知「特級、ですか」
七海(まあ、難しいとは思いますが……)
七海「それでは私は行きます」
伊地知「お気を付けて」 すっ、ざっざっ
七海(呪力が濃い。虹ヶ咲学園、ここは普通の女子校。ここまで呪われるほどのことをしてるとは到底思えないのですが)
歩夢「はぁ…、はぁ、いや、あなた、どこにいるの? ねえ、でてきてよ!」
七海(あれは、ここの生徒ですか。まずい)たっ
呪霊「ーーー」がっ
歩夢「いやっ!!」
ざしゅ!
歩夢「!?」
呪霊「ーーー!」ふわり
七海(消えた?)
七海(切ったはずが、手応えはない。これは呪霊、のようで呪霊では無い何か。分身の類でしょうか)
歩夢「あ、あの、あなたは一体」
七海「呪術師です。大丈夫ですか、お嬢さん」
歩夢「じゅ、じゅつし? あのひとと同じ……」
七海「??」 歩夢「あの!お願いします!あの子を! ううん、皆を助けてください!お願いします!お願いします!」
七海「落ち着いてください」
歩夢「お願いします!お願いします!」
七海(震えてる。無理もない。こんな子供に、この地獄が耐えられるはずもない)
七海「もう大丈夫です」
七海(この子の友達が生きてる保証はない。なので約束はできませんね)
七海「詳しく何があったか教えてくれますか?」
歩夢「っ、は、はい」 二級呪霊に勝てるのが二級呪術師じゃなかったっけ?
間違ってたらスマン 〜〜〜〜〜
ぎゆあい
きんりな
あゆなな←new! 歩夢「その、えっと最初は私たちも何が何だか分からなかったんです。いきなり……、私達のライブ中に観客席から変な化け物が飛び出してきて」
七海(ライブ? この子はアイドルか何かなのでしょうか。いや、それより観客席から化け物?それが恐らくは呪霊ですね)
歩夢「その化け物は皆には見えないようで、最初ただの幻覚だと思ったんです。だけど……、ただ、何か怖くなって私は化け物の軌道上にいた愛ちゃんを自分の方に引っ張って……、そしたら今まで愛ちゃんの踊っていたところがえぐれて……」ぶるぶる
七海「その愛ちゃん、という子は?」
歩夢「えっと、はぐれちゃって。今は何処にいるか……」
七海「そう、ですか」 >>10 そうだから通常は二級が派遣されるけど基本人手不足なので三級が派遣されることもある。んだけど単独で任務に当たっていいのは二級術師からです... >>10
二級呪術師の場合、二級呪霊に勝てるのは当然で、任務の場合は一級呪霊の対処に当たることが基本 >>10
呪術師が呪霊に確実に勝つために2級呪霊には準1級や1級呪術師が討伐に向かう事になる >>15
いや術師の等級=当たり前に勝てる呪霊の等級だよ
例で言えば二級術師なら二級に勝って当たり前 七海(妙ですね)
七海「その化け物は、他に何かしました?」
歩夢「えっと、他に……」
七海「真っ先に狙ったのはその子なんですか?他には?無差別に人を襲うことはしなかったのでしょうか」
歩夢「あ、はい。その、無差別には……、 」
七海「狙われたのはその愛って子だけでしょうか」
歩夢「あ、他にはその、果林ちゃんとしずくちゃんが……」
七海「……なるほど」
七海(その三人が真っ先に襲われたというのも妙ですね。呪いには本来自我はないはず。それなのに無差別に襲わずにその子たちを真っ先に襲う。何故……)
七海(いえ、とりあえずまずは)
じわじわ
呪霊A「ーーー」
呪霊B「ーーー」
呪霊C「ーーー」
七海「こいつらを片付けてから考えましょう」
歩夢「!!」 なるほど基本は自分の等級より一つ上の呪霊の任務にあたるというわけか
サンクス把握した 七海(こいつらは一切の手応えがない。呪霊というよりは呪術に近い)
七海(夏油さんのように呪霊そのものを使役するわけではなく、恐らくは呪力によって生み出されたただの傀儡)
七海(呪霊としては四級にも満たない雑魚)たっ
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ざしゅ
呪霊ABC「「「ーーー!」」」ぼわっ 歩夢「嘘、すごい」
七海(ですが、このレベルとはいえ仮に今のを大量に呼び出すことができるとすれば少々厄介。さらに宿儺の指を保有する特級仮想怨霊までいるとなると……、一筋縄では行きそうにもないですね)
七海「とりあえずここからは危険なので外にいる私の仲間の元まで君を連れていきます」
歩夢「い、いや!私も一緒に!」
七海「そういうわけにはいきません」
歩夢「っ、でも、もしも私を外に送っている間に……、また誰かが……、」
七海(また誰か、ということは既に死人は出ているということですか) 歩夢「それにここは広いから案内あったほうがきっといいよ」
七海(確かに案内はほしい。敵の呪術の影響か、一帯には残穢が満ちている。呪術によって生まれたあの呪霊たちが動けば動くほどに……、さらに残穢は広がり、敵の探索が難解になる)
七海(ですが、それでも)
七海「いけません。あなたを一緒に連れてはーー!!?」ぞわっ
歩夢「えっ、なにこれ」
七海「これは……、まさか」
七海「……領域?」 七海(いや、これは領域ではない。まだ領域には至ってはいない)
七海(ですが、どうやら閉じ込められてしまったようですね)
七海(ここから抜け出して彼女を外に出す? それはあまりにも時間がロス)
七海(クソっ! こうなっては仕方がないですね)
七海「分かりました。ですが、私からは離れずにいてくださいね」
歩夢「ーーはい!」 七海(それにしてもこの領域の影響か、どうやら呪霊たちの力も高くなっている)
七海(スマホは圏外。前任の担当者が音信不通だったのは、この領域のせいでしょう)
歩夢「あ、あの、あの化け物は一体なんですか?」
七海「あれは呪いです」
歩夢「呪い?」
七海「人の負の感情から生まれる呪い。襲われた三人には何か共通点はありましたか?」
歩夢「……分からない」
七海「そうですか」 ⁄/イ`^ᗜ^リ「蓋棺鉄囲山! ! ! ! ! ! ! ! 」 ⁄/イ`^ᗜ^リ「蓋棺鉄囲山! ! ! ! ! ! ! ! 」 スクスタで部に行った3人が襲われたということはラ板から生まれた呪いか
おまえら本当にろくなことしないな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています