海未「紙芝居屋さんです」3
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/cVσ_VσV 皆さん、お越し頂き有難う御座います
コチラは前スレッドのpart3です。
もし、初めてお越しになった方で
このお話に興味を持って頂けたならば
下記の順番よりご覧下されると幸いです。
私自身も仰天の長さとなりましたが、
引き継ぎ、どうか宜しくお願いします。
part1↓
海未「紙芝居屋さんです」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1601463098/
part2↓
海未「紙芝居屋さんです」2
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1606052649/ メキメキメキッ!
真姫「あっ!」
真姫「に、にこちゃんうしろっ!!木がっ!!」
にこ「──ッ!」バッ
『にこにこ☆千丁捌きっ!!!』シュンッ
スパスパスパスパスパスパスパスパッ!!!!!!!
にこ「……」
ドサドサドサッ
にこ「……ふふん。どうよ?にこの包丁捌きはね、一振り100万$の価値があるんだから」 真姫「……っ」キョロキョロ
にこ「てゆーか真姫っ!!あんたいきなりどうしt」
ビリビリィッ!!!
にこ「がぁっ!!?」
真姫「えっ!?」
ドサッ
にこ「」
真姫「に、にこちゃん!!!」
「はぁ〜、危ない危ない。」
真姫「!」 「貴方、とんでもないケースを持ってるのね?」
ザッ
絵里「もうちょっとで、お腹に風穴が開くところだったわ」
真姫「……アンタッ、にこちゃんに何をしたの。」
絵里「大丈夫、ただ眠って貰ってるだけよ?」
絵里「私はね、貴方に用があるの。」
真姫「……私はないけどね、」
絵里「あ、そうそう。」 絵里「ついでに言うと、辺境の長たちも眠らせて来たわ」
真姫「──ッ!!?」
絵里「あとは、魔女見習いの子。それと……」
絵里「気弱な下界人の子もね」
真姫「ッッッ」ギリッ
絵里「あ、大丈夫よ?凛と長はあっさりと気絶したから」
絵里「でも、下界の子は少し可哀想だったかもねぇ。」 真姫「は、花陽に何をしたのよっ!!?」
絵里「……ん〜、」
絵里「変に抵抗されると不味いから、気絶させたあと念には念を入れて──」
絵里「凍らせちゃったわ。」
真姫「──ッ!!!」ザワッ
絵里「まぁ、波で少しづつ溶けるんじゃないかしら?」
真姫「ッッッ」ダッ 絵里「いいの?」スッ
にこ「」
真姫「ぐぅっ……っ!!」グッ
絵里「さぁ、お喋りはここまで。本題に入らせて貰うわね」
真姫「っ……っっ」
絵里「私が貴方に要求する事はただ一つ」
絵里「……最初の人の骨を渡しなさい。」
真姫「!!?」 絵里「知ってるのよ。現中立者の貴方がそれを持っているって事は」
真姫「……っ」
絵里「さぁ、渡しなさい。」
真姫「……」
真姫「……なんでアンタが、甦生術の事を知ってんのよ。」
絵里「もう言わない。渡しなさい。」グッ
にこ「」
真姫「ッ」
真姫「……ふっ、ふふっ。」 絵里「……」
真姫「そっか……それしか無いものね、」
真姫「ママ。なんでこんなイカレポンチに教えちゃうのよ……」
スッ
絵里「!」
真姫「こんな犬用のオヤツ、欲しけりゃくれてやるわ」
絵里「……」
真姫「でもね。どうせ聖文の方を知らなければ、コレはただ、使用者の能力を補佐する為のバッファーでしかない。」 真姫「それでも、一対一ならもしかしたら無敵になれるのかも知れないけど、多対一じゃ呪文の威力よりも経験が物を言うわ」
絵里「……」
真姫「魔女になってまだ一年弱のアンタが、あの変態魔女とムカつく女を相手にして勝てるとはとても思えない」
真姫「それでなくても、コッチにはまだ天使長もいる」
真姫「零号の事は知ってる?アレの前では、ちょっと強化された程度の呪文なんてなんの意味もn──」
ズドォッ!!!
真姫「がぅっ!!!」 ドサッ
絵里「……」ザッザッ
ドスッ!
真姫「うふっ!!?」
絵里「気は済んだ?なら、早く渡してちょうだい」
真姫「っ……っっ」ググッ
絵里「それと、頼みの綱の理事長なら、しばらく来ないと思うわよ?」
真姫「なっ、なにを根拠に……っ」 絵里「根拠ならあるわ。自分で起こした結果なのだしね。」
真姫「〜っ」
絵里「さぁ、もう一発行くわ。それが嫌なら渡しなさい。」
真姫「……誰がアンタの言うことなんか、」
ガスッ!
真姫「ふっ!!?ごはあぁぁっ!!!」
絵里「……」スッ
ゴソゴソ
真姫「……っ……さ、触んじゃっ、ないわよ……っ!」 カチャッ
絵里「!」
真姫「チッ」
絵里「もしかして、コレ?こんな小ちゃな骨が……」スッ
──ズォッ!!!
絵里「ウッ!!?」
絵里「な、なんなのっ……コレ……」
絵里「凄いっ、私の世界が広がっていく様な……そんな感覚……。」
真姫「……」
絵里「ふふっ、なるほどね。」 絵里「確かに、コレならどんな大呪文でも、自分の相関に反する術ですら扱えてしまうんでしょう」
絵里「コレを使って、邪魔な人たちさえ退ける事が出来れば、あとは思いっきりアイツの事を……ふふふっ、」
真姫「……」
真姫「……事情は聞いてるわよ。」
絵里「なに?」
真姫「なんでもアンタ──」
「あのボンクラ天使に"嵌められて堕天した"んですってね」 真姫「確かに、将来をめちゃくちゃにされて恨むのは分かるけど、関係のない人にまで手を出してる時点で、アンタもその時のアイツと一緒よ」
絵里「……」
真姫「それに、あのボンクラは更生しようと努力してるわ。過去の罪を少しでも滅ぼそうと懸命にね」
真姫「なのに、今のアンタはどうなのよ?もう終わった出来事にいつまでも執着して、挙げ句の果てには──」
『あぁあああぁああああああぁあああああああああっっっっ!!!!!!!!!!!!』
ズドンッ!!! 真姫「がぐぅっ!!?」
ザッ
「いけないんだぁ!!!いけないんだぁああっ!!!!!言っちゃっ!!!!言っちゃいけないんだぁあああああああああああっっっ!!!!!!!」バチィッ!!!
バチバチッ!!ズシャァアアアッ!!!
真姫「うっ!?ぐふっ!!」
ガバッ
真姫「──ッ!!」
「うるさいっ!!うるさいっ!!うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいっっっ!!!!!!」ガンガンガンッ!
ガンッ!ガンッ!ガンッ!
真姫「ぐぁっ!!ごえぇぇっっ!!!」 ズザッ
真姫「……ハッ……ガハッ…………ッ」
絵里「ハァッ!ハァッ、ハァ……ッ」
絵里「はっ……ははっ……手から血が出ちゃった……っ」
真姫「ッ……ッッッ」ピクピクッ
絵里「……」
絵里「……貴方に一つ、良いことを教えてあげるっ」
真姫「っ……っっ」 絵里「さっき言ってた、聖文の方なんだけどね」
絵里「そっちはもう、手に入れてるのよ。」
真姫「……ウッ……ウェ……ッ」
真姫「……い、意味わかんないことっ……言ってんじゃ……っ」
絵里「ふっふっふっ。コレは本当に偶然だったんだけど」
絵里「実は、さっきまで貴方たちがいた部屋にね?居たのよ、私。」
真姫「っ……っっ」 絵里「あんじゅから変身呪文を習っておいて、本当に良かったと思ってるわ」
絵里「お陰で、長のバックに変身してこっそりと聖文を探す事が出来たんだもの」
絵里「……まぁ、あの狭い部屋に、三界の要人たちが勢揃いするとは思わなかったけどね」
真姫「ッッ、」
絵里「あんな映像が見れたのも、本当に嬉しい誤算だった」
絵里「お陰さまで、これから起こる事が大体分かったんだから」 真姫「な、なるほどっ……ゲホッ!」
真姫「あのっ、映像を映したって事実が……この未来に直結してたってわけね……っ」
絵里「私の願いが成就する事にもね。」
絵里「ホント、人生何が起こるか分からないものだわ」
絵里「……そしていま、貴方から貰った骨片。これで遂に、三つの要素全てが揃った。」
「甦生術【落日】を発動するための条件が」 真姫「〜ッ」
真姫(……くそっ、なんてことなの。明日世界が終わる原因って……どう考えてもコレじゃないの……っ)
真姫(つ、伝えなきゃ……きっとコイツはっ、あのボンクラ天使と出会ったら……躊躇いなく術を発動させるわ……っ!)ズッ
真姫(だから……っ、早くっ!)ズリッズリッ
ドスッ
真姫「うっ!!?」 絵里『……申し訳ないのだけど、行かせるつもりはないのよ。』スッ
ヒョォオオオオオオオッッッ
真姫「ッッッ」バッ
カキイィィィンッ!!!
真姫「うぅっ!!?」
絵里『鞭も使わせない。』
絵里『貴方も、ここで大人しく氷のオブジェになっててちょうだい。』
真姫「ぅ……クソッ……クソッ、」 にこ「」
真姫「…………ごめん……にこちゃん……っ」
真姫「なんかねっ……わたし……」
真姫「……ここまでみたいっ、」グッ
絵里『……』スッ
『疾霜大寒把』 ヒュォオアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!
真姫「……みん……なっ……」
真姫「ごめんっ、なさい……っ」
真姫「ッ」
パキィイィィィィィィィィッッッッ!!!!! ドス黒い復讐心に身を焦がし、
自らの心を窶してしまった魔女、絵里。
その卑劣な奇襲攻撃によって
一人、また一人と倒れていく仲間たち
そして、彼女はとうとう揃えてしまったのです。
この世界を終わらせる、直接の原因となるもの
甦生術【落日】の全てを /cVσ_VσV すみません
今日はここまでとさせて頂きます。
そして、申し訳ないのですが
明日は私用で都合がつけられない為
次は明後日に更新させて下さい。 絵里がヤバすぎる
けど気持ちを主観的に慮るとまったくわからんでもないんだよなぁ まぁ、ぶっちゃけ聖人でもなければ自分の人生めちゃくちゃにした奴が更正してようが知ったこっちゃないよな 形上は天界の偉い役職みたいなのについてるみたいだしなおさら気に食わんわな 乙
魔女にもかかわらず術すら使わず自ら拳をふるってしまう姿に絵里の心に負った傷と悲しみ怒りの深さが表れておりますね
復讐は時に人の心を狂わせ無関係な他者にまで残忍冷酷な暴力をふるうのは否定しがたいですが
かといってうけた仕打ちは忘れて生きろと言うのもまた残忍な仕打ちというもの >>349
バッグってここで言ってたやつか
どんな気持ちでみんなの会話聞いてたんだろうな >>506
/cVσ_VσV 恨み辛みは人を変えてしまいますから
絵里の豹変もまた必然かも知れません
>>507
/cVσ_VσV 事実を有りのままに言ってしまうのは
真姫の良い所でもあり悪い所でもある
今回はそれが裏目に出てしまいました
>>508
/cVσ_VσV 悲しい事ですが、
どうやらその様ですね >>509
/cVσ_VσV そうなのかも知れません
そうしていなければ、
心が持たなかったのでしょう。
>>510
/cVσ_VσV 我を失った人間は恐ろしいです
人生を棒に振る要因となったツバサ
そんな彼女の幸せを思う彼女は
今や悋気の火の玉と化しています。
>>511
/cVσ_VσV なんとも言えない状況ですね
その後の目的が無ければ、
恐らく平静ではいられなかったでしょう
>>512
/cVσ_VσV ごめんなさい。
これから更に荒れた様相となります
子供に見せて良いものなのかは
私も甚だ疑問です。 >>514
/cVσ_VσV すみません
今から始めますね。
おまんじゅうをどうぞ /cVσ_VσV 皆さん、見て頂き有難う御座います
これから少しだけ更新しますので、
どうか宜しくお願いします。 ザザァ--ン……。
穂乃果「……」
こころ「……」
ことり「……」
こころ「……」
穂乃果「ふあ〜ぁ。」
ことり「ヒトデがいち、にぃ、さん……」 穂乃果「……はぁ、」
穂乃果「ひまだねぇ」
こころ「まぁ、何も起きてないですからねぇ」
穂乃果「電話も来ないもんねぇ」
ことり「じゅういち、じゅうに、じゅうさ……」
ことり「……アレ軍手だ。」
穂乃果「……」
穂乃果「──ハッ!」 ザッ
穂乃果「ダメダメ!ダメだよ!明日世界が終わるんだよ!?」
穂乃果「こんなとこでボォーッとしてたら駄目なんだって!」
こころ「……じゃあ、何するんですか?」
穂乃果「探そう!私たちも!」
こころ「駄目ですって、英玲奈先生からここにいろって言われたじゃないですか。大人しく座ってて下さい。」
穂乃果「目印なんでしょ?だったら一人いれば良いよ!」 こころ「……むぅ、」
穂乃果「ことりちゃん!」
ことり「よんじゅうに、よんじゅうさん、よんじゅうよん……」
こころ(ヒトデ数え機になってる……)
穂乃果「ここでお留守番しててね!穂乃果探して来るから!」
こころ「ほ、ホントに行くんですか!?」
穂乃果「行くよ!!こうしてる間にも来てるかも知れないんだしさ!」
こころ(……映像で見た場所ってたぶんここだろうから、どっちにしろここに来るんじゃないのかなぁ) 穂乃果「ほら!早く早く!」
こころ「分かりましたよもぉー。」
こころ「……ことりさん。」
ことり「ろくじゅういち、ろくじゅうに……」
こころ「──ふぅ。」フッ
ことり「ひひいぃぃ!!?」ビクッ
ことり「な、なにぃ!?」
ここ「ちょっとそこら辺見てきますから、お留守番をおn」 ことり「あっ」
こころ「え?」
「……」
穂乃果「ほぇ?」クルッ
穂乃果「──ッ!!?」
ツバサ「やぁ。」 こころ「えっ!!?」
ことり「つ、ツバサちゃん!!?」
ツバサ「なになに〜?」
穂乃果「!」ザッ
ツバサ「三人とも、なんでこんな所d」
ドンッ!!!
ツバサ「グェッ!!?」
ドサァッ!
ツバサ「ほむんっ!!」バタッ 穂乃果「ツバきゅんっ!!!」ガバッ
ツバサ「ぐはっ……ほ、ほの……っ」
穂乃果「ツバきゅんの事探してたんだよっ!!?」
ツバサ「ぇ……ぇえ?」
ツバサ「わ、わたしのことを?なんで?」
穂乃果「てゆーかっ!!今まで何してたのさっ!!?」
ツバサ「……」
ツバサ「……あー、ちょっとね、」 穂乃果「ちょっと!?ちょっとってなに!?」
ツバサ「……」
ツバサ「みんなにね、挨拶して回ってたんだ。」
穂乃果「……あいさつ?」
ザッ
ツバサ「んで?なんで私のこと探してたの?」ポンポンッ
穂乃果「あ!そうだよ!ヤバいんだって!世界がっ!!」
ツバサ「……は?」 穂乃果「なんかよく分かんないけど!世界とツバきゅんがヤバいのっ!!だかr」
こころ「はいはいはい。ほのちゃんお静かにねぇ〜」
穂乃果「ちょっと待ムッ!!!……ッまだ喋ってモゴッ!!」
ことり「あ、あのね?」
ことり「実は私たち、参号と肆号を使って連結作動ってゆーのをやってみたの。……そしたら、あのっ、」
ツバサ「……」
ことり「……ツバサちゃんと……え、絵里さんってゆー魔女さんが映ってて……」 ことり「そ、それで……っ」
ツバサ「うん、分かってた」
ことり「へ?」
ツバサ「それより聞いてよ〜!」
ことり「!」
ツバサ「さっき行きつけのおまんじゅう屋さんに行ったらさぁ、[今日は臨時休業です♡]なんて紙が貼ってあったんだよぉ〜?」
ことり「お、おまんじゅう……?」 ツバサ「いっつもやってるのに、こんな日に限って食べられないとかさぁ〜!ホント最悪だよぉ〜」
穂乃果「もむん!」パッ
こころ「あっ!」
穂乃果「それってさ、もしかしてここから近いとこ?」
ツバサ「うん。全然喋んないおじさんがいるお店」
穂乃果「それ穂乃果の家だよ!その人穂乃果のお父さん!」
ツバサ「はぁ!?あそこ穂乃果の家だったの!?」 ことり「……あはは、」
穂乃果「なんだ常連さんだったんだぁ!」
穂乃果「それならさ、穂乃果の友達って言えばほのトモ価格で安くなるよ!」
ツバサ「え!マジで!?じゃあ私先輩だから八割引きくらいになる!?」
こころ「それほとんどタダじゃないですか」
ツバサ「そうだよ!ほとんどタダなんだからタダにしてよ!」
穂乃果「なる訳ないじゃんっ!!先輩とか関係ないよっ!!ほのトモだよ!!」 ことり「じゃあさ、ほのカノなら何割引きになる?」
穂乃果「あ〜そうだねぇ、ほのカノなら八割引きくらいかなぁ」
ことり「ならことりは八割引きだねぇ♪」
ツバサ「なんでっ!!?いつからそんな関係だったの!!?」
ことり「穂乃果ちゃんが入学した時からだよぉ〜♪」
ツバサ「このウソ鳥!!サギ!!」
こころ「……私は何割引きですか?」
穂乃果「こころちゃんはタダだよぉ〜♡」ギュッ こころ「うにっ……っ!暑いですっ!!」
ツバサ「なぁーにそれっ!!?結局私が一番払ってんじゃん!!損してんじゃん!!」
こころ「そ、損はしてないですって」
ツバサ「常連ってなに!?長年貢献してこの有り様!?」
ことり「ツバサちゃんもほのカノになればいいんだよぉ〜♪」
穂乃果「おいでツバサ。まんじゅう安くしてあげる」クイッ
ツバサ「うぁあああ爛れてるぅー!これ絶対刺されるヤツだよぉー!」 ツバサ「ほんっとドスケベだね穂乃果はっ!エッチな事ばっかり考えてるから頭悪いんだよ!」
穂乃果「はぁあああっ!!?穂乃果そんな事考えてないですぅーっ!!パンとこころちゃんのこと考えてるんですぅーっ!!」
こころ「ハイハイ」
ことり「ねぇことりは?ことりの事はぁ〜ん?」
穂乃果「こ、ことりちゃんなんか怖いよぉ〜!」
こころ「てゆーか、そろそろ離して下さい」 ツバサ「……はあぁぁぁ、まったくぅ」
ツバサ「……」
穂乃果「こ、ことりちゃん顔近いぃ〜っ!」
ことり「んむぅ〜♡」ムゥ~
こころ「く、くるしぃっ!」ギュゥ
ツバサ「……ふふ、」
ツバサ「ねぇ、」 穂乃果「へ?」
ことり「ん?」
こころ「な、なんですか?」
ツバサ「……」
ツバサ「……三人とも、私のそばに来てくれる?」
穂乃果「え?」
ことり「?」
こころ「は、はい。」スッ
フワ…… 穂乃果「!?」
ツバサ「……」ギュウッ
ことり「ツ、ツバサちゃん!?」
こころ「あ、あのあのっ」
ツバサ「……」
穂乃果「ツバきゅんどうしたの?なんか変だよ?」
ツバサ「……わたしね、」ギュッ
ツバサ「みんなの事、だいだい大ッ好きなんだ!」 こころ「え?ぇえ?」
穂乃果「……」
穂乃果「穂乃果も!」
こころ「!」
穂乃果「穂乃果もね!ツバきゅんのこと、だいだいだいだい大っっ好きなんだよっ!」
ことり「ことりも、みんなだぁ〜い好き♡」
こころ「わ、わたしも、大好きですっ///」
ツバサ「……」
『сонливость. футон. песня. Матери. Во сне』 穂乃果「え?ツ、ツバ──」
『聖天術・ねんねんころりよ、おころりよ』
ホワワワ~ン
穂乃果「うっ」
ことり「はわ……っ」
こころ「ほわぁ……」カクッ
ドサッ
ツバサ「……」 ザザァ--ン……。
ツバサ「……」
穂乃果「zz……んにゅ〜……」
こころ「zzZ」
ことり「……チュンチュン……zz」
ツバサ「……」
スッ
ツバサ「ふふふっ、可愛いなぁ」ナデナデ 穂乃果「……ふむぅ……zz」
ツバサ「穂乃果。」
ツバサ「アンタ、起きてる時はホンットうるさいクセに、寝顔はこんなに可愛いんだもんねぇ」
こころ「ニャム……zz」
ツバサ「こころ。」
ツバサ「貴方、最近ちょっと皮肉っぽくなって来たよねぇ。せっかく可愛らしいんだから、もっと年相応でいなさい。」
ことり「zzZ」
ツバサ「ことり。」
ツバサ「貴方は、もっとみんなと打ち解けてもいいのよ?もう、誰も貴方から離れたりしないんだから」 穂乃果「zzZ」
こころ「zz……」
ことり「ンン……zzZ」
ツバサ「ふふ、」
ツバサ「ありがとう、穂乃果。こころ。ことり。」
ツバサ「私、これでもう……」
ツバサ「思い遺すことはないよ。」
スッ /cVσ_VσV すみません
今日はここまでとさせて頂きます。
明日の夜にまた更新しますので、
お付き合い頂けたら幸いです。 贖罪を尽くしても許されないことを受け入れているツバサが哀しい 人類は、自分の手で自分を裁いて、自然に対し、下界に対して、贖罪しなければならん…. ツバサ…なんでこれが分からん! >>543
/cVσ_VσV そうですね
今まで逝く為の準備をしていた様です
>>544
/cVσ_VσV 自分さえ消えれば
きっと絵里は幸せになれると
そう思い込んでいるみたいです。
>>545
/cVσ_VσV 悲しい事ですが
絵里もツバサも不退転の決意を持って
この場へ臨みました。
きっと、何かが決着するでしょう
>>546
/cVσ_VσV 人意的な不遇を齎したツバサと
それを被った絵里ですから
この事態の蓋然性も然もありなんです。 /cVσ_VσV 皆さん、見て頂き有難う御座います
これから少しだけ更新しますので、
どうか宜しくお願いします。 彼女は、歩いていました。
ツバサ「……」
呆然と歩きながら
今日まで過ごしてきた日々を
ただ、想い続けていました。 ザッ
ツバサ「……」
ツバサ「……」
ツバサ「……きっと、」
ツバサ「きっと、コレだけは変えられなかったんだろうなぁ」
ツバサ「あの日をやり直す事も、わたしには出来なかった」 ザッ
ツバサ「……」
ツバサ「はあぁぁぁ、」
ツバサ「やっぱり、間に合わなかったなぁ」
ツバサ「……はあぁぁぁ。」 ザッ
ツバサ「理事長たちは……なんて言うかなぁ、」
ツバサ「書き置き、意味なくなっちゃったなぁ」
ツバサ「……」
ツバサ「……あー、」 ザッ
ツバサ「あ、そうだ。」
ツバサ「ファースト・ストーリー、穂乃果に渡しっぱなしだった」
ツバサ「……」
ツバサ「……ま、いっかぁ」
ツバサ「連結作動使えるんだもん、あの三人の誰に渡したって安心だよ」
ツバサ「安心安心。」 ザッ
ツバサ「……」
ツバサ「……今、あの五人が揃ったらどうなるんだろ」
ツバサ「あんじゅは、なんか前よりも厳しくなった気もするし」
ツバサ「希は、ちょっと大人になったかな」
ツバサ「英玲奈は……あんま変わんない?はは、いっつも会ってるからよく分かんないや」
ツバサ「私は……」
ツバサ「……」 ザッ
ツバサ「……はあぁぁぁ、」
ツバサ「あ〜あ」
ツバサ「最後に、あのおまんじゅう食べたかったなぁ」
ツバサ「あー、ふわふわくりんでも良かったなぁ」 ザッ
ツバサ「アレ、お互い大好物だもんねぇ」
ツバサ「……ねぇ、絵里。」
絵里「……」 ツバサ「……」
絵里「……」
ツバサ「……はは、久しぶりだね」
絵里「……」
ツバサ「ポニーテールやめたの?似合ってたのに」
絵里「……」 ツバサ「まぁ、流してるのも、それはそれで可愛くていいと思うよ」
絵里「……」
ツバサ「元気そうで良かった。なんだか、絵里の顔見て少し安心したよ」
絵里「……」
ツバサ「あ、そうだ。あのふわふわくりん屋さんね?まだちゃんと営業してるんだよ?」 ツバサ「あのお菓子ホント大好きだったもんね。中天の頃なんか、ほとんど毎日二人で食べに行ってたし」
絵里「……」
ツバサ「てゆーか聞いてよ。この間さ、いっつもお弁当に入れるドレッシング間違っちゃってさぁ」
絵里「……」
ツバサ「私、サンダードレッシング好きじゃん?んで、いつもみたいにサラダにかけて食べたんだけどさ」 ツバサ「食べた瞬間、なんかすんごいしょっぱ苦くて、ビックリしてドレッシングの袋見たらさ?ソイソースって書いてあんの!」
絵里「……」
ツバサ「ホントあり得ないよね?私、思わず吹き出しちゃってさ、そしたらフミコにそれ見られちゃってて」
ツバサ「そんで、漆号トリオからしばらく"毒霧天使"なんて呼ばれてたんだよ?あの三人も口悪いよねぇ〜」 ツバサ「理事長も理事長で、相変わらず可愛い物の事しか考えてないし」
ツバサ「英玲奈の授業なんて、たま〜に生徒からクレームが入って来るし」
絵里「……」
ツバサ「私は私で、アッチコッチの管理はさせられるし、下界にも行ったり来たりでさぁ」
ツバサ「ほぉ〜んと、たわいも無い毎日だったよ。……ははっ、」 絵里「……」
ツバサ「……」
ツバサ「……ねぇ、絵里。」
ツバサ「私たちって、どんな風に話してたっけ」 絵里「……」
ツバサ「もう、絵里との話し方も忘れちゃったよ……」
ツバサ「私がグレちゃう前って、どんな感じで絵里と話してたのかな」
絵里「……」
ツバサ「……はは、もうずっと前の話しだもんね」 ツバサ「ねぇ、知ってた?」
絵里「……」
ツバサ「実は私もね、四人の中で絵里のことが一番……」
絵里「……」
ツバサ「……」 ツバサ「……何年も、放ったらかしにしちゃったけど」
ツバサ「あの時、貴方もそうだって言ってくれて、私は恥ずかしくてそっぽ向いちゃったけど……でも、」
絵里「……」
ツバサ「今なら、ハッキリと言えるよ。」
ツバサ「──絵里、」
『響け。氷結の囀りよ。』 ツバサ「っ」
ツバサ「……えりぃっ」
絵里『その姿たるや、千の枸橘蔓。』
ヒョォオオオオオオオオオッッッ
ツバサ「ウッ……うぅ……っ」
ツバサ「ごめんね……ごめんねっ……えり……っ」 ツバサ「で、でもっ……わたし……わたしっ……ねっ?」
絵里『……』
ツバサ「わたしっ……誰よりも……っ」
絵里『呪禁術、』
『凍星ノ怪鳥』 ケェエエェエエエエエェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッッ!!!!!!!
ツバサ「ッッッ」
ツバサ「あっ、あの日のことねっ……謝っても謝りきれない……っ」ガクガクッ
ツバサ「貴方を不幸にしたんだもんっ、死んで当然だって、いつも思ってた……っ」ガクガクッ
エエェエエエエエェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッッ!!!!!!!! ツバサ「で、でもっ……ね?」ガクガクッ
ツバサ「こ、こんな事になっちゃったけどっ、それでもっ……それでもっ!!」
エエェエエエエエェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッッ!!!!!!!!!!
ツバサ「それでも貴方を──ッ」
「愛してたよ。」
ゴォオオオォオオオオオオオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ /cVσ_VσV すみません
今日はここまでとさせて頂きます
明日の夜にまた更新しますので、
お付き合い頂ければ幸いです。 愛ゆえに対等な扱いされなかったのがそれだけ悔しかったわけか…… /cVσ_VσV 皆さん、昨夜は申し訳ありません
気付いたら寝てしまっていました
今日の夜に纏めて更新しますので、
何卒ご容赦ください。 >>572
/cVσ_VσV 全員、完全に虚を突かれた形でした
決まってしまっていた事ですが
あの場面に至るまでを見なかったのが
一番の敗因でしょう。
>>573
/cVσ_VσV ごめんなさい
>>574
/cVσ_VσV いえ、当時の絵里は分かっていました
ツバサが照れ隠しで言わなかった事を
お互い親愛の情ではありましたが
伝えたい気持ちを表す最上級の言葉は
やはり、愛してる。だと私は思います
>>576
/cVσ_VσV またやってしまいました
本当にすみません。
>>577
/cVσ_VσV ありがとうございます
今から始めますね /cVσ_VσV 皆さん、昨日は申し訳ありません
いつも見て頂きありがとうございます
これから合わせて更新しますので、
どうか宜しくお願いします。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています