彼方「すみませ〜ん、そこ彼方ちゃんの指定席なんですけど〜?」
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彼方「ふぁ〜ぁ…っ」
彼方「あ〜今日の授業は疲れたなぁ〜、昨日も寝るの遅かったし」
彼方「こんな日はエマちゃんのお膝で寝るに限るよね〜、お日様もポカポカ陽気だし」
彼方「よ〜し、早く部室にいこ〜」 -部室-
彼方「エマちゃ〜ん、いる〜?お膝枕しておくれ〜、彼方ちゃんこのままだと死んじゃいそうだよ〜」ガラッ
エマ「あ、彼方ちゃんチャオ〜。でもごめんね、今は…」
彼方「あ…」
果林「zzz…」 エマ「なんだか果林ちゃん、今日はお疲れだったみたいでちょうど今お膝で寝せてあげた所なの」
彼方『そんな〜、果林ちゃんずるい〜。彼方ちゃんに変わってよぉ』
彼方(…とは言わないけどね)
彼方「そっかぁ、それじゃあ仕方ないね。じゃあ彼方ちゃんは枕ですやぴするから果林ちゃんが起きたら交代してね」
エマ「了解だよ、ごめんね彼方ちゃん」
彼方「いいってことよ」 彼方「すやぴ…」
十数分後…
彼方「ん…」
彼方(軽くウトウトしたけどいまいちちゃんと寝れないなぁ)ムクリ
エマ「あ、彼方ちゃんおはよう」
彼方「おはよ〜…。果林ちゃんは?」
果林「zzz」 エマ「ごめんね〜、果林ちゃんはまだおねむみたい」
彼方「そっかぁ」
彼方「……そっかぁ」
彼方「………」
彼方「さ〜て、それじゃあ彼方ちゃんはちょっとステップの確認でもしようかな」ンショ 彼方「よっ!ほっ!はっ!」
タタッ! タン! スタ!
エマ「わぁ!彼方ちゃん今日はいつもよりはりきりさんだねぇ」
彼方「まぁね〜、次のライブではすやぴしてるばかりじゃないって事を見せつけちゃうよ〜」
ドンッ!! ダンッ!! ドシン!! ズダン!!!
彼方(さて…)
彼方「」チラッ
果林「zzzzz」 彼方「……」
彼方「じゃあ次は音源の確認でもしようかな〜、ちょっと音流すね〜」
エマ「うん、あんまり大きくはしないでね。果林ちゃん起きちゃうから」
彼方「りょうかいりょうか〜い」ポチポチ…ポチ
ぐわぁぁ〜あん!!!!!
彼方「うわぁしまった〜!!音量が最大になってたみたいだ〜!!これはビックリだぁ〜!!!」
エマ「彼方ちゃん、下げて下げて〜」 彼方「いやぁ〜、失敗失敗。テヘペロ」
エマ「もぉ、びっくりしたよ〜」
彼方「それで、どうかな?果林ちゃんは起きたりしちゃった?」
果林「ZZZZZ」
エマ「ほっ、よかったあ、まだ起きないみたい」
彼方「…そっかぁ」 エマちゃんに独占欲見せる彼方ちゃんとマイペースな果林ちゃんのあやういトライアングル好き 彼方(むう、手強い…今日の果林ちゃんのすやぴ力は1.5彼方ちゃんくらいはあると見た)
彼方(こうなったらやむを得ないが強行手段しかないか…)
彼方「あっ、しまった!さっきのステップの疲れが足に来てうっかり転んでしま…って、うひゃぁ!!?」ズルッ
ガタッ! ゴツン! ドサッ!
エマ「彼方ちゃん!!?」 彼方(うぅ…転ぶふりをするつもりがホントに転んでしまった…)
彼方「エマちゃぁ〜ん、おでこが痛いよぉ〜椅子にぶつけたよぉ〜」ズキズキ
エマ「わ、わ、大変、真っ赤になってる!救急箱、救急箱!ごめんね果林ちゃん、頭よけるね」スクッ
果林「…ん、ん〜?どおしたのえまぁ…?」
彼方「うぇぇ〜いたいよ〜」 ペタペタ ポンポン
エマ「…よし、これで大丈夫だよ。痛いの痛いのとんでけ〜」
果林「もう、転んで頭をぶつなんて…。おっとりしてるようで意外とそそっかしいわね、彼方は」
エマ「そうだよ〜、それにアイドルなんだからお顔の怪我は気を付けないと」
彼方「うぅ、面目ない。でもこの怪我はバチが当たったと思って甘んじて受け入れるよ」
果林「バチって…なにか悪いことでもしたの?」
彼方「いや、まぁ、こちらの話さ〜。彼方ちゃん反省〜」
エマ「んー?何かしたのかなぁ?」 彼方「…ところで、それはそれとして」
彼方「果林ちゃんが起きたし、次は彼方ちゃんのお膝枕の番ということで、いいかな?」
エマ「あっ、そうだったね。果林ちゃん、いい?」
果林「ええ、いいわよ。私もぐっすり寝てもうすっきりしたし」
彼方「やったぁ〜〜!!!」 彼方(ふっふっふっ、色々あって反省もしたけど、これでようやく当初の目的を達成したぞ〜!ただでは起きない彼方ちゃんなのだー!寝るんだけど)
エマ「それじゃ、彼方ちゃんおいで〜」ポンポン
彼方「それでは失礼〜」ゴロゴロ
彼方「ん〜、やっぱりエマちゃんのお膝が一番だよぉ〜」
エマ「よしよし、ゆっくりおやすみ〜」ナデナデ 彼方「すやぁ…」
彼方「………」
彼方「……………」
彼方「…………………」
彼方(どうしよう…)
彼方(激しく踊ったり、おっきな音がしたり、頭ぶつけたりで完全に目が覚めちゃったよぉ!)
彼方(せっかく楽しみにしてたのに、寝れない〜!!!彼方ちゃんのおバカ〜!!)
-終- この3人と合コンしたい
はしゃぎ疲れた彼方ちゃんに座敷の隅で膝枕してあげたい 乙
この話をそのままガ◯パピコみたいなミニアニメ化してほしいくらい愛おしい おまけ
果林「ねえ愛、彼方がどこにいるか知らない?」
愛「ん、かなちゃんになんか用?どこにいるかは知らないけど、見つけるならいい方法があるよ」
果林「いい方法?」
愛「まずふかふかのソファーを用意します」
愛「次にこれを日当たりの良いところに置きます」
愛「そしてエマっちを呼びます」
エマ「ここに座ればいいの?」
愛「すると…」
彼方「今日のベストお昼寝ポイントはここかぁ〜」トコトコ
愛「ね?」
果林「…流石ね」 吸引力の変わらないただ一つのエマちゃん(ただし彼方ちゃんしか引き寄せない) 暮れの学園。相当の混雑なので指定部室に移ってみた。ここも満席だったが、 ふと見ると、ソファに寝転がっていたのは果林ちゃん。若いエマちゃんが膝枕をしていた。早速「ここ空いてますか」と尋ねてみた。すると、その女性は、「指定席券を買ってあります」と答えた。私は虚を突かれた思いがした。 ノレcイ´=ω=) ……今日疲れた
,,(d!.^ヮ^..) お膝枕、する?
ノレcイ´=ω=) やぶさかではない… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています