侑「せつ菜ちゃん、まだ帰らないの?」せつ菜「はい、私はまだ生徒会の仕事が残ってますから」
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侑「けどもう時間も遅いよ…ねえ、私にも何か手伝える事ない?手伝うよ!」
せつ菜「いいんですか!?…けどやっぱり生徒会の仕事まで手伝ってもらうなんて…」
侑「いーの、私がお節介焼きたいだけだからさ。さっ、早く取り掛かって帰ろう!」 俺の心に積もった雪が一気に溶けていくのを感じる…
これがゆうせつ… 仕事に集中してるせつ菜ちゃんの顔に見惚れて手伝いが進まない問題 ─生徒会室
侑「よーし、せつ菜ちゃん、私は何をやればいいかな?」
せつ菜「ええと…では書類に穴を開けて、バインダーへ綴じるのをお願いします!順番は…」
〜〜〜〜
せつ菜「…」
せつ菜「む…」
侑(せつ菜ちゃん…難しい顔…)
侑(そういえば生徒会長の仕事してる時のせつ菜ちゃんって長々と見る事ないから新鮮だなぁ…)
せつ菜「あの…侑さん、どうかしましたか?」
侑「あっ!ご、ごめんね、手伝いに来たのに気を散らせちゃって…」
せつ菜「気にしないでください、私も一息入れたいところでしたから…それで、何を考えていたんですか?」
侑「いやぁ…生徒会長なせつ菜ちゃんとずっと一緒にいる事なかったなあって思ったから…」 せつ菜「そういえば校外に出るときは一緒ですが…生徒会長として一緒にいるのはないかも知れません…よく気付きましたね!」
侑「でしょ!…生徒会長として会うときは怒られてばかりだからなぁ…」
せつ菜「嫌味ですか?それ?」
侑「冗談冗談!さあっ、遅くまで残ってると生徒会長さんにまた怒られそうだからさっさと片付けよーっと」
せつ菜「んもうっ!またそうやって!」 〜〜〜
せつ菜「ふう…片付きました…あとは鍵を返すだけ…」
せつ菜「侑さん、手伝っていただいて本当にありがとうございます。助かりました!」
侑「せつ菜ちゃんの力になれて嬉しいよ!私に手伝えることがあればまた声掛けてね!…しっかしこの時間の学校、誰もいないし真っ暗だね〜」
せつ菜「私は何度も帰り遅いので慣れっこですけど…それでもたまに一人だと心細いです…」
侑「いや〜夜の学校だもんね〜」
せつ菜「あの…もしよかったら…侑さんの手を握ってもいいですか?」
侑「ん?どうぞ!…私もちょっぴり不安だし」ニコッ
せつ菜「ありがとう…ございます///」 ─虹ヶ咲学園・昇降口前
せつ菜「今日は本当にお疲れ様でした」
侑「お疲れ様!帰り道途中まで一緒だよね?一緒に帰ろうよ」
せつ菜「そうですね!私もそうしたいです!」
侑「よーし!じゃあ行こう!」ギュッ
せつ菜「///」
〜〜〜〜
侑「へぇ〜せつ菜ちゃんってたい焼き頭から行くんだ〜大胆だねぇ」
せつ菜「ええっ!?頭から食べる以外にあるんですか?」
侑「あははっ!せつ菜ちゃんらしいや」
侑「…」
せつ菜「どうか…したんですか?侑さん?」
侑「いやぁ…私がステージで始めて見た、そして生徒会長として目の前に現れたせつ菜ちゃんと、こうして女の子同士おしゃべりしてるなんて、思いもしなかったなぁって」
せつ菜「侑さん…」
侑「本当、出会いってほんとうにどこに向かうかわからないよね」 せつ菜「そんな事言うなら…私がいまこうやってステージに立って大好きを表現できているのも、侑さんとの出会いがあったからなんですよ」
せつ菜「私はこの出会いが生まれたことが幸せだなあって、ほんとうに感謝しています。」
侑「よしてよ…そんなに感謝されると何だかむず痒いってば///」プイッ
せつ菜「こーらっ!…ちゃんと私の方を向いてください!」 せつ菜「ふーっ!ずっと侑さんに伝えたかったんですよ心からの気持ち!伝えられてスッキリしました!!」
せつ菜「…あと…続けていうのもなんですがこれもずっと伝えたかったことなんですけど…」
侑「なになに?」
せつ菜「その…二人きりの時は…出来れば菜々って呼んでもらえると…嬉しいです…///」
侑「??…いいけど…どうして私に…?」
せつ菜「教室や生徒会だと『会長』、『中川さん』、同好会だと『せつ菜』って呼ばれていて、なかなか下の名前で呼ばれることってないですし…」
せつ菜「それに…侑さんは特別だから…二人だけの秘密な呼び方で呼んでもらいたいっていうのもあって…」モジモジ
せつ菜「…もしかして、紛らわしいですか…?」
侑「いや、そう言ってもらえて私嬉しいよ!…これからもよろしくね!菜々ちゃん!」
菜々「!!…はい!よろしくお願いします!!」パァァ 〜〜〜
ザバァ…
侑「ああ゛〜やっぱりお風呂は良いなぁ〜」
侑「…」
侑「せつ…菜々ちゃん…私のこと、特別…かぁ…ふふっ」プクプクプク…
◇◇◇
せつ菜「やっと…伝えちゃいました…侑さんにな…菜々って…」
せつ菜「くーっ!伝えました!やりましたよ私ー!」バタバタ
コンコン
ナナ-!ハイルワヨ-?
せつ菜「!!」
せつ菜(あっ!!机に向かわないと…) ─翌日
侑「これで練習おわり!みんなー!おつかれさまー!」
せつ菜「あの…侑さん…?」
侑「せつ菜ちゃん…どうしたの?」
せつ菜「よかったら今日も生徒会の仕事を手伝ってもらいたいんですが…」
侑「うん。いいよ、お安い御用だよ!」
せつ菜「ありがとうございます…それでは…」
菜々「今日も生徒会室で、待ってますから」ニコッ なぁこれもしかしてさ、歩夢が遅くまで待ってた日じゃないよね…?よね? >>53
当然そうやぞ
そもそも12話だってポムガス抜きのためせっつーとゆうゆが示し合わせて連携プレイしただけなんやぞ 素晴らしいゆうせつおよびゆうななですねこれは!!!!! 俺は恋愛ABCにまで到達しないこういう心温まるお話がいいんだよ!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています