侑「ベランダの蹴破り戸にときめいちゃった!!」
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「非常の際は、ここを破って隣戸へ避難してください」
侑「こ…これだ…!これだよ!!」 ガッ ガッ
歩夢「…ん?…なんだろこの音…」
ガッ ガッ
歩夢「ベランダのほうから…?」
ガッガッガッガッ
歩夢「…ゆ、侑ちゃん…?侑ちゃんなんでしょ…?」
ガッガッガッガッガッガッガッガッ
歩夢「ひっ…!お、お母さ
バギャッ!!!
侑「歩夢ぅ!!!」ドンガラガッシャ
歩夢「きゃあああ!?!?」 侑「歩夢!私かんっぜんにときめいちゃった!」
歩夢「ゆ、ゆ、侑ちゃん!?大丈夫!?な、何やってるの!?」
侑「蹴破り戸だよ!!」
歩夢「はぁ!?」
侑「非常時にこれを蹴破ればすぐに歩夢の部屋に避難できる!すごいよこれ!秘密基地みたい!」
歩夢「ひ、非常時?何かあったの?」
侑「ううん、今回は練習だよ」
歩夢「……」
歩夢「おかあさーん!侑ちゃんがまた発作ー!!」 侑「歩夢ぅ!!」バギャッ!!!
歩夢「ぎゃああああ!!」
侑「聞いてよ歩夢!」
歩夢「侑ちゃん!?また!?」
侑「非常事態だよ非常事態!今度は本番!」
歩夢「えっ!?」
侑「このあいだの蹴破り戸直すのに3万くらいかかってさあ!しばらくお小遣いなしだよ〜!横暴だよね!ひと蹴破り3万だったら非常時でも蹴破るの躊躇しちゃうよ!」
歩夢「…それを言いに来たの?」
侑「うん!」
歩夢「……また3万かかっちゃうよ?」
侑「でも非常事態だったから…」
歩夢「そっか…」 侑「歩夢ぅ!!!」ドギャッ!!!
歩夢「どぇえええ!?」
侑「大変大変!大変だよ歩夢!」
歩夢「侑ちゃん!それほんとにやめて!心臓が止まりそうになるの!」
侑「やばいやばい!G!Gが出た!!」
歩夢「知らないよぉ!」
侑「歩夢なんとかしてよ〜!お願い!」
歩夢「私だって無理だよ!」
侑「おぎゃあああ!!?!?こっち来た!蹴破った蹴破り戸蹴破らずに通ってこっちきた!歩夢!ここ開けて!お願い!」ドンドン
歩夢「無理だって!侑ちゃんが中に戻って締め出せばいいでしょ!?」
侑「向こうから来るのにどうやって向こう戻れいいのさ!!」
歩夢「知らないってば〜!もう〜!」 侑「歩夢ぅ!!!」バゴーーーン
歩夢「あ、侑ちゃん。今度はどうしたの?」
侑「歩夢!歩夢から聞いた歩夢のお母さんから聞いたお母さんから聞いたんだけど、高校虹ヶ咲にするってほんと!?」
歩夢「なに?なんて?」
侑「歩夢から聞いた歩夢のお母さんから聞いたお母さんから聞いたんだけど!」
歩夢「え〜…っと、うん」
侑「高校、虹ヶ咲にするってほんと!?」
歩夢「ああ、うん…どうかなって」
侑「なんで!?」
歩夢「制服がかわいくて…」
侑「うーん…そっかー…」
歩夢「…侑ちゃんはもう決めてるの?」
侑「…うん、いま決めたよ!私もニジガクにする!」
侑「おわりぃ!!!」バギャッ!!! もう上原家と高咲家なら繋がりっぱなしでもよくない? あれ一度は破ってみたいけどそんな機会は来て欲しくないジレンマ そんな悲しい過去があったなんて・・・ってなるかーーい!!
つかアパマン暮らしした事ないとわからんだろあの衝動w こんな凶暴な侑ちゃんを高校生になって押し倒せてる歩夢すごいのでは…? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています