侑「私、好きなの!!」歩夢「!?///」
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前回の虹ヶ咲!!!チャン!
※前回(第10話)↓
侑「私、みんなの事が大好き!!」9人「!?///」
http://itest.5ch.net/fate/test/read.cgi/lovelive/1608213351
※全ての始まり(第1話)↓
歩夢「私、好きなの!!」侑「!?///」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1602253852/
侑「このスクールアイドルフェスティバルが終わったら・・・」
侑「今までは、ただのファンとして、みんなに大好きを伝えていたけど・・・」
侑「私は、ファンとしての大好きだけじゃなくて、高咲侑として!!みんなに大好きを伝えたい!!//」
–––ずっと考えてた、沢山の大好きとトキメキをくれたみんなに、私が返せる事。
–––だから私は…このスクールアイドルフェスティバルでみんなに最高のステージで歌って欲しい!
–––そしてこのフェスが終わったら、私の気持ちをみんなに・・・!
–––そんな、スクールアイドルと大好きな気持ち、2つのトキメキが交差する私と9人の物語は、スクールアイドルフェスティバルに向けて、今日も続いて行く! –––アニメ11話、ラストのシーンから抜粋–––
歩夢「せつ菜ちゃんの方が大事なの!?」
侑「違うよ」
歩夢「っ!」
侑「歩夢に伝えたいのは、もっと先の事」
歩夢「…え?」
侑「私ね?夢ができ…」
歩夢「いや!!!」ガバッ
侑「歩夢!?」
–––ドサッ(押し倒す)
歩夢「聞きたくないよ・・・」
侑「歩夢…?」
歩夢「私の夢を一緒に見てくれるって・・・」
歩夢「ずっと隣にいてくれるって言ったじゃない…!」
歩夢「私、侑ちゃんだけの…」ギュッ♡
侑「歩夢!!」
–––ぎゅっ♡
歩夢「ふぇっ!?//」 侑「私、歩夢の夢をこれからもずっと一緒に見ていくよ!!」
侑「これからもずっと歩夢の隣に居続ける!」
侑「だから心配しないで?私、どっか行ったりしないから・・・」ギュッ♡
歩夢「侑ちゃん…//」
侑「そんなに心配なら、私…//歩夢に大好きを伝えるから・・・//」
歩夢「え?」
–––グイッ!(歩夢に強引にキスする)
歩夢「んっ!?///」
侑「ぷはぁ…//えへへ…//ちゃんと伝わったかな・・・?///」
歩夢「〜〜〜!!///」カァァァ
歩夢「・・・ゆ//」
侑「ゆ?」
歩夢「侑ちゃんのバカぁぁぁ///」バチーン!
侑「へぶぅっ!?!?」
歩夢「もう知らない!!//」彡ダッ
侑「・・・」ヒリヒリ
侑「あれ・・・?」ヒリヒリ –––次の日、通学路–––
歩夢(もう、侑ちゃんのばか…///)
歩夢(押し倒したのは私とはいえ…いきなりキスするなんて…//)
歩夢(〜〜!!///思い出したら恥ずかしくなってきた・・・///)カァァァ
侑「歩夢!!」
歩夢「…あ//侑ちゃん・・・//」
歩夢「えっと…昨日はごめんね?叩いたりして・・・」
歩夢「でも、侑ちゃんがいきなりあんなことするから…//」
侑「・・・あはは//私の方こそごめん、いきなりあんなのはびっくりしたよね・・・//」
歩夢「ううん、元はと言えば私が変なこと言ったから…」
侑「ううん!歩夢は悪くないよ!私の方こそ…歩夢にずっと不安な思いをさせてた」
侑「だから歩夢!!これからは歩夢にもっと大好きを伝えるから!」
歩夢「え?」
侑「ほら♪学校行こう歩夢♪」
–––ぎゅっ♡(腕を組む)
歩夢「ふぇっ!?//侑ちゃん・・・?//」 侑「言ったでしょ♪歩夢にもっと大好きを伝えるって♪」ニコッ
歩夢「もう・・・//」
侑「あ、でもこれじゃ足りないか・・・」
歩夢「え?」
–––ぎゅっ♡(恋人繋ぎ)
歩夢「っ!?///」ドキッ
侑「大好きを伝えるならやっぱりこっちだよね♪」
歩夢「ゆ、侑ちゃん…//恥ずかしいよ・・・//」カァァァ
侑「えへへ♪恥ずかしがってる歩夢も可愛いよ♪」
歩夢「もう!//そんなこと言って〜!//」
侑「歩夢の不安が消えるまで今日は私、歩夢とずっと一緒にいるから!!」
歩夢「ずっと一緒って…今日はせつ菜ちゃんと他校と打ち合わせに行くんじゃないの?」
侑「それはかすみちゃんとせつ菜ちゃんに任せる!!」
歩夢「ええっ!?」
侑「だから歩夢!今日は私と一緒に歩夢のステージを考えよう!!」 –––ファンと一緒に歩夢のステージ会議中–––
今日子「ステージは夢の大橋」
今日子「歩夢ちゃんとお茶会」
今日子「歩夢ちゃんと行くお台場一周の旅!」
今日子「いくつかアイデアは出たんですけど…」
歩夢「どのアイデアも素敵だと思うよ?」
侑「うーん…でも歩夢の良さを伝えるには、イマイチトキメキが足りないような・・・」
今日子「っ!侑先輩もそう思いますか!?」
歩夢「え?そ、そうかな?」
侑「そうだよ!だってこのチャンスに他のスクールアイドルのファンにも、歩夢の良さを知って貰いたいから!!」
今日子「侑先輩…!!私もそう思ってました!!」
歩夢「えっと…」
ファン「もっと意見出しましょう!!」
侑「歩夢と言えば、やっぱりその可愛いさを沢山見せていきたいよね!」
今日子「歩夢ちゃんのひたむきに頑張る姿も素敵だと思います!!」
ファン「歩夢ちゃんの優しい所も大好きです!!」
歩夢「えっと…//その・・・//」 この侑ちゃん10話分の積み重ねがあるとはいえつよい 侑「歩夢は昔から照れ屋さんで、可愛いって言うとすぐ顔が赤くなる所も可愛いよ♪」
侑「小学生の頃とか、ピンクの可愛い服着た歩夢を可愛いって褒めると、照れながらも嬉しそうに笑う歩夢、可愛かったなぁ・・・//」
歩夢「ちょ//昔の話はやめてよ…//」テレテレ
今日子「歩夢ちゃんにそんな昔の姿があったなんて…うぬぬ!それを知ってる侑先輩が羨ましいです!」
侑「ふふっ♪だって幼馴染だもん♪」
今日子「それなら!前に歩夢ちゃんが1人でアイドルポーズの練習を密かにしていたのは知ってますか!?」
歩夢「っ!?///」
侑「なにそれ…!知らない!!」
今日子「ふふふっ♪歩夢ちゃん、飛びっきり可愛いアイドルポーズの練習して一通り終わった後、我に返ってひとりでに悶絶してたんですよ!可愛すぎませんか!?」
歩夢「ちょ!?///なんで知ってるの!?///」カァァァ
侑「歩夢がそんなこと1人でしてたなんて知らなかった・・・///」
今日子「ふふふっ♪」
侑「むむむ…でもそれなら!//」
侑「今日の朝、私と恋人繋ぎしてた時の歩夢も!顔真っ赤にして照れててすっごく可愛かったもん!///」
今日子・ファン「「こ、恋人繋ぎ!!??///」」
歩夢「ちょっ!?//侑ちゃん!?///」カァァァ
今日子「・・・前々から思ってましたけど、侑先輩と歩夢ちゃん…幼馴染にしては距離が近すぎませんか!?//」
ファン「もしかして…//お2人は・・・//」
侑「うん!私と歩夢は、幼馴染としてもファンとしても垣根を超えた…」
歩夢「侑ちゃんのばかぁぁぁぁぁ!!///」 ––帰り道––
歩夢「もう!//ファンのみんなの前であんな事まで言わなくていいのに!!//」ポカポカ
侑「あはは…//ごめん、今日子ちゃんやファンのみんなが歩夢の大好きな所を沢山言うから、つい私も熱くなっちゃって・・・//」
侑「それに…//」
歩夢「それに?」
侑「私の知らない歩夢を知ってるのが…//なんか悔しくて・・・//」
歩夢「っ!!//」
歩夢(侑ちゃんも…嫉妬してくれてたんだ…//)
歩夢「私だって…//同じだったんだよ?//」
侑「え?」
歩夢「私の知らない侑ちゃんを…せつ菜ちゃんが知ってて・・・//」
歩夢「だから私…昨日はあんな事言っちゃって…//」
侑「…!そっか…歩夢も同じだったんだね」
侑「それは確かに、私も悪かったかも」
侑「でも!本当は歩夢に1番に教えるつもりだったんだよ?せつ菜ちゃんが知ったのは本当にたまたまで・・・!」
侑「だから、歩夢には他にも1番に伝えたいことがあるんだ!」
侑「私ね、やりたいこと見つけたんだよ!夢ができたの!!」
歩夢「・・・っ!」
歩夢「嫌だよ…それって私と離れ離れに…」
侑「ならないよ」
歩夢「っ!!」 侑「確かに、歩夢と一緒にいる時間は減るかもしれない」
侑「私も歩夢も、お互いに知らない所が沢山出来るかもしれない」
侑「でも、これだけは言える」
侑「私の歩夢を想う気持ちは!」
侑「大好きって気持ちは!いつまでも…!どれだけ離れようと変わらない!!」
侑「言ったでしょ?私、歩夢の夢をこれからもずっと一緒に見ていくよ!!」
侑「これからもずっと歩夢の隣に居続ける!」
–––ぎゅっ♡
侑「だから、心配しなくていいんだよ?」ギュッ♡
歩夢「侑ちゃん…//」
歩夢「ありがとう、嬉しい…!」ギュッ♡
侑「歩夢…!」
歩夢「侑ちゃんは本当に凄いよ…行動力があって…」
歩夢「自分やみんなの大好きのために頑張れて…前に進めて…」
侑「歩夢…?」
歩夢「でも、私は…もう前に進める自信がないよ…」
侑「え……どうして…?」 かすみ「あーー!!!侑先輩やっと見つけましたよ!!」
侑「っ!?」
侑「かすみちゃんにせつ菜ちゃん…!?」
せつ菜「人にやること押し付けて!何してるかと思えば、歩夢さんと何良い雰囲気になってるんですか!?//」
侑「えっ!?あー…これはその・・・//」
かすみ「かすみん、侑先輩の代わりに他校との打ち合わせに頑張って行ってきたのに!」
かすみ「当の侑先輩は歩夢先輩とイチャイチャですか!?//」
侑「えっと…これには色々訳があって・・・//」
せつ菜「理由はともかく!とりあえず侑さんは部室に戻ってこの資料に目を通してといてください!!」
侑「えっ!でもまだ歩夢と話が・・・」
かすみ「侑先輩〜??」ジトーーーー
侑「あっはい…行ってきます・・・」トコトコ
せつ菜「全く!侑さんったら…」
かすみ「歩夢先輩・・・?」ジーー
かすみ「侑先輩と2人っきりで一体何してたんですか〜?」ジーー
歩夢「え、えっと…」
歩夢「・・・」
かすみ「・・・?」
せつ菜「・・・歩夢さん、途中まで一緒に帰りませんか?」
歩夢「え?」
かすみ「・・・そうですね!今日、侑先輩とずっと一緒にいたお話!聞かせてください!」 –––帰り道–––
歩夢「…なんかこうやって3人で帰るのも、久しぶりだね?」
かすみ「確かにそうですね?最後にこの3人で帰ったのって…」
かすみ「せつ菜先輩が侑先輩と恋人になったと勘違いした時以来ですかね?」ニヤニヤ
歩夢「あはは♪そんな事もあったね♪」
せつ菜「〜〜//あの節はおふたりにもご迷惑をお掛けしました・・・//」
かすみ「まあ、もう昔の話ですし…それに今となってはもっと色んなことがありましたから…」
せつ菜「そうですね…本当に色々ありましたね!」
せつ菜「凄いですよ!同好会が復活して!メンバーも増えて!」
せつ菜「今は私たちのステージを色んな人と一緒に作ってる!」
せつ菜「これも、侑さんと応援してくれるファンのみんなのおかげです♪」
歩夢「・・・うん、そうだね」
せつ菜「その気持ちに応えるためにも、私たちはどんどん前へ進んでいかなくてはなりませんね!」
かすみ「はい♪応援してくれるみんなの為に!そして侑先輩の為にかすみん!フェスですごいライブをしちゃうんですから♪」
せつ菜「私だって負けませんよ!」
歩夢「・・・」
歩夢「みんなすごいよ・・・」
かすみ・せつ菜「?」
歩夢「私は、もう動けないよ・・・」
歩夢「応援してくれるファンの為とか…侑ちゃんの為とか…そうやって頑張れる自信が自分に無いよ・・・」 かすみ・せつ菜「・・・」
歩夢「私は、みんなが羨ましいよ…」
せつ菜・かすみ「…え?」
歩夢「自分に自信持ってて…侑ちゃんに告白できて…侑ちゃんとファンのみんなの為に頑張れて・・・」
歩夢「同好会のみんなも侑ちゃんも、みんな前に進んでて…でも、私だけは前に進めなくて・・・」
歩夢「私は…ファンのみんなにも侑ちゃんにも…どちらにも答えられる自信が自分に無いよ・・・」
せつ菜・かすみ「「それなら!!私だって歩夢(さん、先輩)が羨ましいです!!」」
歩夢「えっ?」
かすみ「歩夢先輩だけ、侑先輩の幼馴染っていう唯一無二の特権持ってて!!」
せつ菜「昔の侑さんの姿も、お話も沢山知ってて!2人だけの話題で盛り上がったり!!」
かすみ「ファンだって!学校内ではかすみんより多いですし・・・」
せつ菜「あんなに親身になって一緒にステージを考えてくれるファンが居て、羨ましいです!!」
歩夢「えっ?えっ?」
かすみ「悔しいですけど…時折見せる歩夢先輩の仕草とか、可愛いなって思いますし…//」
せつ菜「たまに侑さんのお弁当を作ってあげてるところとか…私には出来なくて羨ましいです!!//」
歩夢「…っ!」
歩夢「それなら!!かすみちゃんは誰よりも侑ちゃんとファンの為に努力を惜しまないし!せつ菜ちゃんの圧倒的なスクールアイドル力だって私なんかよりも全然…!」
歩夢・かすみ・せつ菜「むむむ・・・」
歩夢・かすみ・せつ菜「・・・」
歩夢・かすみ・せつ菜「ふふふっ♪」 かすみ「なんでお互いを褒め合ってるんですか♪」
せつ菜「本当にです♪」
せつ菜「ふふふっ♪誰が羨ましいなんて思うのって…時間の無駄だって思いません?♪」
歩夢「…!」
せつ菜「だって、私たちにはそれぞれの長所があって…それぞれの短所がある・・・」
せつ菜「そして、侑さんはそんな私たちの1つ1つの長所も短所も大好きだって言ってくれます」
歩夢「・・・!」
かすみ「そうですね♪侑先輩はどんな時でもどんな相手でも、大好きでときめいた事には、いつだって全力で歯止めが聞かないくらい大好きを伝えようとしますからね♪」
かすみ「だから!歩夢先輩は自信持たなすぎなんです!自分に自信持てないとか、そんな勝手なこと言ってないで!もっと自分の立場理解してください!!」ビシッ!
せつ菜「そうですよ!歩夢さんは、私とかすみさん…いえ!同好会のみんなにとって!1番の恋のライバルなんですから!!」ビシッ!
歩夢「二人共…!ありがとう…」
かすみ「えへへ♪始まったのなら、貫くのみ!ですよ♪」ビシッ!
せつ菜「あっ!かすみさん!!?それ私のセリフですよ!?」
歩夢「ふふっ♪私、行ってくる!!」ダッ
歩夢(うつむいてちゃいけない…背中を押してくれる人がいるから!)
歩夢(私も…自信持って前に進まなきゃ!!) ––
––––
侑「はぁー…結局歩夢にちゃんと私の気持ち、伝えられなかったなぁ…」
歩夢「侑ちゃん…!!」タッタッタ
侑「歩夢!?せつ菜ちゃん達と帰ったんじゃ・・・?」
歩夢「どうしても侑ちゃんと話したいことがあって…」
歩夢「一緒に帰ろう?」
––
––––
–––帰り道–––
侑・歩夢「・・・」トコトコトコ
歩夢「侑ちゃん」
侑「ん?」
歩夢「ありがとう、私とずっと一緒にいてくれるって言ってくれて」
歩夢「侑ちゃんの気持ち、ちゃんと伝わったよ?」
侑「歩夢…!」
歩夢「私、侑ちゃんのおかげで沢山変われたよ!」
歩夢「こんな私にも、大好きって言ってくれるファンも出来て…」
歩夢「多分…これからもっともっと前に進んで、侑ちゃんと離れていくと思う」
侑「え?」
歩夢「でも、侑ちゃんを想う気持ちは、変わらないよ?侑ちゃんもそうなんでしょ?」 侑「・・・!うん。私の歩夢を大好きって想いは…ずっと変わらない!」
侑「私、歩夢に伝えたいことがある」
侑「私ね、音楽やってみたいんだ!」
侑「2学期から、音楽科への転科試験を受けようと思ってる」
侑「私の作った歌で、みんなが歌う…!私、もっともっとみんなの力になりたいから!!」
侑「だから…歩夢とは学科も違うし…少し離れ離れになって…歩夢だけの私にはなれないけど・・・」
侑「それでも!私は歩夢と…!」
歩夢「うん、わかってる♪」
歩夢「だから、私も侑ちゃんに負けないために、前に進むよ!」
歩夢「私ね、侑ちゃんにずっと言いたかった事があるの!」
侑「言いたかったこと?」
歩夢「うん…私ね?スクールアイドルを始めた理由は…侑ちゃんの一番になりたかったからなんだよ?」
侑「・・・え?」 歩夢「私…昔から侑ちゃんのことが大好きで…侑ちゃんに幼馴染じゃなくて、恋人になりたいって告白したかった…」
歩夢「でも…自分に自信がなくて…ずっと言えなくて・・・」
歩夢「だから…あの時、ここでした告白…侑ちゃんが勘違いしたスクールアイドルが好きって告白・・・」
歩夢「多分…自分では気付かなかったけど…わざと勘違いするように言ったんだだと思う・・・」
侑「・・・っ!」
歩夢「でもまさか本当に勘違いするなんて!私も勘違いしてるなんて気付かなかったし…」
歩夢「結果的に、侑ちゃんは恋人同士になってくれたけど…」
歩夢「でも、やっぱりそんな伝え方じゃダメだと思ったから…!だから、侑ちゃんがときめいたスクールアイドルに…!」
歩夢「私が侑ちゃんの1番のスクールアイドルになって!それからちゃんと侑ちゃんに告白しようって思ってた!!」
歩夢「だからあんな約束もして…」
歩夢「ずっと言わなきゃって思ってた…でもなかなかいえなくて…」
歩夢「ごめんね…?ずるいよね私…同好会のみんなはちゃんと侑ちゃんに大好きを伝えてたのに…自分だけ隠して…」
侑「ねえ歩夢」
歩夢「・・・?」 侑「私、好きなの!!」
歩夢「!?///」
侑「昔から優しい所だって、一歩一歩頑張る所だって、ちょっぴり照れ屋で自信がなくて泣いちゃう所も・・・今でも大好きだし愛おしいって思う!」
侑「………ギュッ」(手を握る)
歩夢「侑ちゃん…//」
侑「歩夢に伝えたい、だから聞いて欲しい」
侑「私!歩夢の事が大好き!!!」
侑「ずるいとか、ダメとか、そんな昔のことはどうでもいい!私は、今の歩夢の気持ちが聞きたい!!」
歩夢「侑ちゃん…」ウルウル
歩夢「私も侑ちゃんの事が大好き!!!」
歩夢「昔からずっと私のそばにいてくれて、私の支えになってくれて!夢中になると周りが見えなくなって困らせる時もあるけど…そんな侑ちゃんが昔から今でも大好き!」
歩夢「私、ずっと自分に自信がなくて…侑ちゃんにこの想いを伝えられなかったけど!」
歩夢「でも、今は違う!!変わったんだよ?侑ちゃんが勇気をくれたから、私は変われた!」
歩夢「だから伝える!!私、侑ちゃんの事が大好き!!大好き!!!例え離れ離れになってもこの想いは変わらない!!」
歩夢「こんな私を大好きって言ってくれてありがとう…!」
歩夢「・・・言葉だけじゃ足りないから、歌に乗せて伝えるね…?」
侑「…!」 –––たっ!(階段を駆け上がる)
歩夢「見ていて欲しい!あの時と変わった今の私を!!」
歩夢「この胸に撒いた〜♪」
歩夢「小さな種を温めて〜♪」
〜〜Awakening Promise 熱唱〜〜
歩夢「いつか、いつか叶えよう〜♪」
歩夢「・・・」トコトコトコ
歩夢「私、変われたよ?勇気も自信も全然だったあの頃から」
歩夢「これが、今の私の精一杯」
歩夢「侑ちゃん、私の夢を一緒に見てくれてありがとう!」
歩夢「これからも私…侑ちゃんの隣を歩けるように頑張り続けるから!」
歩夢「だからこれからも、ずっと1番隣で支え合って欲しい!」
侑「うん…!これからも私と歩夢は、ずっと一緒だよ!」
歩夢「ありがとう…//あと…//私が誰かを笑顔にできる、誰かの支えになれる立派なスクールアイドル…ううん!」
歩夢「この、スクールアイドルフェスティバルが終わったら…」
歩夢「私の恋人になってください!//」
–––ぎゅっ♡
侑「もちろん!」
侑「いつだって、どんな時だって私は、歩夢の隣にいるよ!」
歩夢「・・・うん♪」 –––こうして私は、自信を持てなかった自分を捨てて、みんなと前へと進み始めた!
この日からまた、私たちの物語は始まる!
これからまた、どんなワクワクとトキメキが待っているか誰にも分からない。
でも、侑ちゃんが…みんながいるから!それがとっても楽しみ! これにておしまいです。読んでくれた方、ありがとうございました!
今回はアニメ11話&12話本編がかなり歩夢と侑ちゃんのシリアス展開だったので
出来るだけシリアスを薄めた物語に仕上げてみました。
無事に描き終えることが出来たのが幸いです。 –––おまけ
–––作曲中の侑と歩夢–––
侑「〜♪」ポロロン
侑「こんな感じなんだけど…どうかな?」
歩夢「うん、とっても素敵…でもこれって誰が歌う曲なの?」
侑「これは、同好会の9人に歌って欲しいんだ」
歩夢「え?」
侑「ほら!ここのメロディーとか、歩夢をイメージしてね!」
歩夢「…!」
侑「こっちはせつ菜ちゃん、こっちはかすみちゃん、それでここが…」
歩夢「…むぅ//」
侑「…歩夢?」
歩夢「別に侑ちゃんが他の子とどうこうするのは、もう今更いいけど…//」
歩夢「私と一緒にいる時は、他の子の話しないで欲しい・・・//」プクー 侑「歩夢・・・!//」
侑「なんか歩夢…//前より嫉妬深くなった?」ニヤニヤ
歩夢「しっ!?//だって!//好きな人が他の子の話してたら、侑ちゃんだってモヤモヤするでしょ!?//」
侑「まあ、分からなくもないけど…」アハハ
侑「分かったよ♪歩夢の前では出来るだけ他の子の話をしないようにする」
侑「でも、その代わり…」
歩夢「その代わり?」
侑「歩夢にはもっと積極的になって欲しいなぁ〜♪」
歩夢「えっ?//」
侑「だっていつも私ばっかり大好きって言ってる気がするし・・・//」
侑「だから…//んっ!//」
侑「・・・///」ドキドキ(キス待ち)
歩夢「えっ!?//ぇっと・・・//」ドキドキ
侑「早く〜侑ちゃんどっか行っちゃうよ?」
歩夢「〜〜!!///」カァァァ
歩夢「・・・んっ///」チュッ♡
侑「っ!//」
侑「えへへ//大好きだよ、歩夢♡」
歩夢「もう…//恥ずかしいよ・・・///」カァァァ
これで本当におしまい。
次回、最終回予定!
スクールアイドルフェスティバルが終わった後、同好会のみんなへ大好きを伝えに行く侑ちゃん(暴走?)回を予定してます。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています