姫乃「はふぅ……果林さんの温もりを感じますぅ♡」
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見知らぬおじ……お姉さんも座った可能性もあるんだが? 絶対スカートに水こぼしたと勘違いされそうな染みできてる 〜待ち合わせ場所〜
姫乃「……」ソワソワ
美咲「姫乃?」
姫乃「……」手鏡パカッ クシクシ
美咲「なに、緊張してるの?」
姫乃「ひゃっ!? なっ、なんでもないですよ?」
美咲「姫乃は分かりやすいなぁ」
姫乃「むぅ……」
美咲「大丈夫。姫乃は今日もちゃんと可愛いよ」
姫乃「もお。からかわないでくださいよぉ」
クリス「姫乃さんは虹ヶ咲の朝香さんのファンなんですもんね」
姫乃「はぃ……」
遥「そういえば、ダイバーフェスの話を虹ヶ咲の皆さんに持ち込んだときも、姫乃さんは果林さんのこと楽しみって言ってましたよね」
姫乃「うぅ、あの時は緊張して果林さんを挑発するような言い方になってしまいました……」
美咲「へぇ。姫乃が緊張するとそんな風になるなんて知らなかったな」
姫乃「前回の打ち合わせでも、すっごく緊張しました」
美咲「はは。じゃあ今日は朝香さんと緊張せず話すのが目的だね」
姫乃「もう。美咲ちゃん!」
美咲「ごめんごめん。それにしても虹ヶ咲の人たちまだかな?」
クリス「まもなく待ち合わせ時間ですし、来ると思いますが……」
侑「おーーい!!」
クリス「噂をすれば、ですね」
せつ菜「すみません!!!お待たせしました!!!!」
姫乃「えっ……」
姫乃「果林さんは?」ボソッ 姫乃「……」
美咲「姫乃?」
せつ菜「お待たせして申し訳ありません!!!」
クリス「い、いえ……」
侑「それじゃあ前の喫茶店に行きましょうか」
姫乃「……」
美咲「いや、あーー……」
せつ菜「どうかしましたか???」
遥「あ、えっと……そうだ。今日はお姉ちゃんは来てないんですか?」
侑「今日は前回の顔合わせと違って企画の細部を詰める段階だからね。私とせつ菜ちゃんだけだよ」
遥「そうなんですね……」
侑「でも大丈夫。みんなからのアイデアはしっかり持ってきてるから!」
遥「そ、それはよかったです……」チラッ
姫乃「……カリンサンカリンサン」ボソボソ
美咲「ほら姫乃、しっかりして」
姫乃「へっ? あっ、はい」
せつ菜「そういえば綾小路さんは果林さんのファンでしたね!!!! すみません!! 果林さんを連れてこなくて!!!!」
遥「この人は……」ボソッ
姫乃「いえ。問題ありませんよ。では参りましょうか」スタスタ
美咲「姫乃……」 〜喫茶店〜
カランコロンカラーン
店員「いらっしゃいませ。何名様ですか?」
侑「えと、ろく……」
姫乃「果林さんを入れて7人です」
侑「えっ」
美咲「すみません。6人です」
店員「6名様で。ではあちらの席へどうぞ」
せつ菜「うぉぉ!! 前回と同じ席ですよ!! 素敵な偶然ですね!!!」
侑「そ、そうだね」
せつ菜「では座り位置も前回と同じに……」
姫乃「……!!」スタスタスタッ
美咲「姫乃!?」
姫乃「……」ボフンッ
遥「姫乃さん……」
姫乃「どうしたんですか皆さん。こっちですよ」ニコッ
美咲「あれって……」ヒソヒソ
クリス「おそらく、前回朝香さんが座っていた席ではないでしょうか」ヒソヒソ
美咲「なるほどね」ヒソヒソ 遥ちゃんは姫乃が果林先輩が来てない理由を聞けないから彼方ちゃんが来てない理由を聞いて間接的に助けてるんでしょ せつ菜「綾小路さん? そこだと前回と同じ座り位置にならないですよ??」
美咲「まあいいじゃない。今日は私たちがソファ側でいいですか?」
侑「そうですね。あくまで虹ヶ咲が東雲と藤黄にプレゼンするわけですから、人数の多い側がソファで良いと思います」
せつ菜「確かに!! それもそうですね!!!」
クリス「ほっ……」
せつ菜「それでは綾小路さん! 皆さんがソファ側に座れるように詰めていただけますか!!!」
姫乃「!!??」ギクッ
遥「ほんとにこの人は……」ボソリ
せつ菜「綾小路さん??」
姫乃「やだ……」ボソッ
せつ菜「えっ? 皆さんが座るためには……」
姫乃「イヤ……」ボソリ
クリス「机の方を動かせば座れますよね」ニッコリ
遥「た、確かにそうですね〜。そ、そういえば私の今朝の占いでのラッキー座り位置は木の傍でした!! 一番木に近いここに座りますね!!」ボフンッ
侑「遥ちゃん?」
クリス「そういえば私のラッキー座り位置もここですね」チョコン
美咲「それを言うなら私のラッキー座り位置もここだったかな」ストン
美咲「姫乃はここでいいよね?」
姫乃「ハイ……」
美咲(みんなごめんね)メクバセ
クリス(別にいいですよ)メクバセ
遥(私もお姉ちゃんの座ってたところに座れましたから!)メクバセ
せつ菜「変な占いもあるものですね!! じゃあ私たちも座りましょうか!!」
侑「そうだね」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています