歩夢「幼馴染だからこそ勝てない」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
歩夢「……ぇ?」
侑「その……私」
侑「せつ菜ちゃんに告白しようと思うの」
歩夢「こ・・・告白……」
侑「うん」 歩夢「侑ちゃん………せつ菜ちゃんの事好きだったの?」
侑「うん」
侑「あの時せつ菜ちゃんのライブを見て」
侑「すごく感動して、せつ菜ちゃんがやっているスクールアイドルを好きなって」
侑「せつ菜ちゃんが私にドキドキする凄い世界を見せてくれた」
侑「どんどんスクールアイドルが好きになって……」
侑「それと一緒にせつ菜ちゃんの事も好きになった……」
侑「えへへ……こんな事、歩夢にしか打ち明けれなくて」
歩夢「そ……そうなんだ」
歩夢「でも私……なんて言えばいいか解らない」
歩夢「だけど……私は侑ちゃんが好きな事を全力でとりかかる侑ちゃが好き……」
歩夢「うまいこと言えないけど……その……応援してるよ」 侑「有難う歩夢」
侑「歩夢と「幼馴染」で本当によかった」ギュ
歩夢「侑ちゃん……」
歩夢(そんな言葉聞きたくなかった………) ――――
―――
――
―
歩夢(アニメや漫画のように)
歩夢(人を好きになった瞬間があると思うんだけど)
歩夢(現実の私は、いつ好きになったのか……覚えてない)
歩夢(私は侑ちゃんが好きだった)
歩夢(思い出せないくらいに昔から好きだった)
歩夢(せつ菜ちゃんが好きだと聞いて私の心の痛みが出てきた)
歩夢(その痛みは、まだ痛い)
歩夢(苦しいよ……侑ちゃん) ………
……
…
夜
マンション
〜♪
歩夢「?」
歩夢「侑ちゃん?」ガラ
ベランダ
侑「あ、歩夢」
歩夢「その歌……せつ菜ちゃんの……」 侑「えへへ……ついつい鼻歌で歌っちゃう」
侑「〜♪」
歩夢「ね、ねぇ」
侑「?」
歩夢「その……告白とか……するの?」
侑「う〜ん……したい気持ちはある」
侑「でも勇気がなくて……」
歩夢「そ、そうなんだ」 侑「でも」
侑「せつ菜ちゃんを見るたびに私の心のドキドキが高くなってくる」
侑「大好きが溢れちゃう」
歩夢「そ、そうなんだ………」
歩夢(心の奥底で……侑ちゃんの片思いのままで終わって欲しいと願っている私がいる)
歩夢(そんな事を思ってしまう私が嫌いになってくる……)
歩夢(胸の痛みは増すばかり……) ―――――
――――
―――
――
―
翌日
せつ菜「童心に戻って鬼ごっこも悪くないですね!!」
愛「そうだね愛さん全力で走れて楽しかった」
果林「でも、そろそろ時間ね」
彼方「今日の部活はここまでだね〜」 せつ菜「そうですね!皆さんお疲れ様です!明日も頑張りましょう!」
侑「楽しく部活できるっていいね」
歩夢「うん」
歩夢「それじゃ侑ちゃん 帰」
侑「せつ菜ちゃん、この後買い物に行かない?」 せつ菜「あ!いいですね!私、丁度買い物に行こうと思ったところです!」
侑「よかった!一緒に行こう」
侑「歩夢、また明日ね」
歩夢「あ……う、うん また明日」
ズキズキズキ
歩夢(痛い……)
歩夢(痛いよ……侑ちゃん)
歩夢(苦しい) ―――――
――――
―――
――
―
翌日
通学路
歩夢「あ」
侑「どうしたの?歩夢」
歩夢「公園に植えている木の葉っぱが、見ないうちに、殆ど枯れてるね」
侑「もう冬だからね」 歩夢「でもこの木懐かしいな〜」
歩夢「侑ちゃん、木登り得意で」
歩夢「上の方まで登っちゃうんだから」
侑「コツさえ掴めば簡単だよ」
侑「っと言っても私が小柄なのもあるけどね」
歩夢「私は全く登れなくて下でいっつも侑ちゃん、侑ちゃんって呼んでたのに」
歩夢「侑ちゃんは無視してどんどん上に行っちゃうだから」
侑「あれ?そうだっけ?」
侑「ごめーん 覚えてないや あははは」
歩夢「もう侑ちゃんたら……」 ―――
――
―
部室
せつ菜「昨日は感動しました!」
侑「だから、たいした事じゃないって」
愛「どうしたの?」
せつ菜「昨日侑さんと買い物を行ったんですが」
せつ菜「その帰り道、小さな子供が手にした風船を話してしまい」
せつ菜「木に引っかかって、泣いていたところを!」
せつ菜「侑さんがスルスルと木を登って風船をとったんです!」 せつ菜「あまりにも感動して写真をとってしまいました!これがその時の写真です」
愛「へー本当だ」
歩夢「……」
侑「あの娘が泣いてたからほっとけなくて」
せつ菜「素晴らしい心がけです!」
侑「そ、そうかな///」
せつ菜「尊敬します」 侑「///」
侑「と、ところでさ また部活終わったら一緒に帰らない?」
せつ菜「もちろんいいですよ!」
歩夢「……」
歩夢(昔の思い出も)
歩夢(せつ菜ちゃんとの今の思い出になっているんだね)
歩夢(今日の二人を見てると……私が入り込む余地がなかった) ――――
―――
――
ー
マンション
〜♪
歩夢「……」
歩夢「侑ちゃん……また、せつ菜ちゃんの歌を歌ってる」
〜♪
歩夢(侑ちゃんが楽しそうに歌を…せつ菜ちゃんの歌を歌ってるのを聞いていると)
歩夢(どうしても侑ちゃんがせつ菜ちゃんと付き合ってる姿を想像しちゃう……) ズキズキズキ
歩夢「……」ミミヲフサギ
歩夢「ーーー」ポロポロ
歩夢(せつ菜ちゃんは可愛くて、運動もできて、頭もよくて……)
歩夢(皆のリーダーって感じで……私が勝てるところ一つもない)
歩夢(侑ちゃんが好きになるのも当然だよ)
歩夢「でも……グス……それでも……」ポロポロ
歩夢「侑ちゃんのことが……」
歩夢「ハァ……ハァ……」
ギュウウウウウ………
歩夢(自分の胸を力いっぱい捻る)
歩夢(無意識にやった行為だけど……その痛みが……)
歩夢(痛みを覚えている間だけ、侑ちゃんの事を忘れてくれる) ――――
数日後
侑「ね、ねぇせつ菜ちゃん」
せつ菜「はい!何でしょうか!?」
侑「今日の放課後……音楽教室に来て欲しいの」
せつ菜「音楽教室?許可は取ったのですか?」
侑「うん」 せつ菜「なら私から言うこともないですし、いいですよ」
歩夢「?」
歩夢(帰る誘いかと思ったら音楽教室?)
侑「歩夢」
歩夢「どうしたの?侑ちゃん?」
侑「私……」
侑「今日 せつ菜ちゃんに告白しようと思うんだ」ボソ
歩夢「……ぇ?」 侑「せつ菜ちゃんへの好きな思いを、このまま留めておくことなんて出来ない」
侑「振られてもいい」
侑「それでも……好きって伝えたいんだ」
歩夢「ぁ……ぅ」
侑「それじゃ……行ってくる」タタタ
歩夢(行かないで侑ちゃん)
歩夢(侑ちゃん………) 音楽室
歩夢(ついて……きちゃった)
歩夢(どうして……ううん 本当は解ってる)
歩夢(私……侑ちゃんが振られるのを期待しちゃってる……本当に最低だ……私)
せつ菜「お待たせしました!話とは何でしょうか?」
侑「せつ菜ちゃん」
侑「私!せつ菜ちゃんの事が!好き!!」
せつ菜「えぇ!?」 せつ菜「そ、それは友達としてでしょうか?」
侑「ううん……私は恋愛的な意味でせつ菜ちゃんが好き」
侑「せつ菜ちゃんが居なきゃ……私はこんな楽しい経験なんて出来なかった」
侑「せつ菜ちゃんが私をこの世界に引き込んでくれた」
侑「私は……せつ菜ちゃんが好きです」 せつ菜「侑さん……」
せつ菜「それは私からも言えます」
侑「え?」
せつ菜「あなたが居てくれたから、今の私がいるんですよ」
せつ菜「何度も挫けそうになった時 貴女が支えてくれた」
せつ菜「だから」
せつ菜「私も貴女の事が好きです!///」
歩夢「ぁ………ぁ」ポロポロ 侑「せつ菜ちゃん///」ダキ
せつ菜「あぁ///もう侑さんったら」
歩夢「―――ッ」タタタ ――――――
ズキズキズキズキズキ
歩夢「はぁ……はぁ……はぁ……」
歩夢「はは………何を期待しちゃったんだろうね」
歩夢「ぁ…ぁああ」ポロポロ
歩夢「侑ちゃん……嫌だよ…侑ちゃん」ポロポロ
歩夢「ああああああああああああああ――――――っっっ」
歩夢(痛い)
歩夢(苦しい) ・
・
・
翌日
部室
侑「その……せつ菜ちゃんと付き合う事になりました///」
せつ菜「///」
愛「ええええーー!!?」
エマ「本当に!?」
果林「驚いた」
果林「私はてっきり」
歩夢「………」
せつ菜「てっきり?」 せつ菜「てっきり?」
果林「いえ、なんでもないわ」
果林「それより、おめでとう二人共」
せつ菜「有難うございます!」
彼方「歩夢ちゃんは知ってたの?」
歩夢「……ぇ_?……は、はい聞いてました」
璃奈「めでたい」
果林「ふーん」
果林「てっきり侑と歩夢が付き合うかと思ったけど」ボソ エマ「どうしたの?果林ちゃん」
果林「いいえ、何でもないわ」
果林「ふーん………」
せつ菜「皆さん有難うございます!ですが!」
せつ菜「これまでと変わらずアイドル活動も続けていけます。さぁ練習をしましょう!」
彼方「おーやる気満々だね〜」 歩夢「………」
果林「?」
果林「歩夢?どうしたの?」
歩夢「え?」
果林「何か考え事?」
歩夢「いえっ、なんでもないですっ」
果林(何もない風には見えないわね)
果林「歩夢、練習が終わったら付き合ってくれる?」
歩夢「は……はい」 ―――――
練習終わり
歩夢「あ、あの何の用でしょうか?」
果林「買い物に行かない?」
歩夢「え?」
果林「歩夢、元気がない顔してるわよ」
果林(確実とは言えないけど私の予想では歩夢は侑の事好きだったと思う)
果林(そんな侑がせつ菜と付き合っちゃうもんね)
果林(ショックを受けてるかもね)
果林「気晴らしにでもよ」
歩夢「は、はい……」 ・
・
・
数十分後
歩夢「今日は有難うございます」
果林「私こそ、付き合ってくれてありがとうね」
歩夢「それじゃ私はこれで」
果林「え、ええ……」
果林(駄目ね私……気の利いた言葉もでない)
果林(歩夢を励ます事もできやしない) ――――――
数週間後
マンション
歩夢「………」
せつ菜「私が好きなアニメを持ってきました」
せつ菜「一緒に見ましょう」
侑「うん!」 せつ菜「とはいえ……」
侑「?どうしたの?」
せつ菜「ほぼ毎日侑さんの家のお邪魔して、迷惑かけてませんか?」
侑「迷惑だなんて!そんなわけないよ」
侑「私達付き合ってるんだから」
せつ菜「侑さん……」
侑「私、今がとっても幸せ」
侑「こうしてせつ菜ちゃんと一緒に過ごせる事が」
せつ菜「はい!私もです!」 歩夢「…………」ズキズキ
歩夢(隣の部屋のせいか、声が聞こえてしまう)
歩夢(毎日毎日毎日……)
歩夢(こんなに傷つくなんて……侑ちゃんの事諦めきれてないよね……)
歩夢(毎日侑ちゃんとせつ菜ちゃんの声が部屋から聞こえる度に涙がこぼれる)
歩夢「ぁ……ぁぁあ」ポロポロ
歩夢「うぐぅ……うぅぅううぅ」
カブ
歩夢(私の声が家の人や侑ちゃんの部屋に聞かれない様に)
歩夢(最近は自分の腕を噛むようにして声を殺している)
歩夢(痛みと共に声を抑えないと、どうにかなりそうだった) ・・・・・・・
彼方「さ〜て練習の時間だね〜」
果林「あら?歩夢は?」
歩夢「すみません遅れました」
果林「珍しいわね少し遅れるなんて」
歩夢「あはは……」
歩夢(いつもの場所で着替えを避けるようにして少し遠くの場所で一人で着替えしたせいで遅れちゃった……)
歩夢(強く自分の腕を噛みすぎたせいか痕になっちゃた……今は冬服で少し隠せれるけど……)
歩夢(詮索はされたくない……)
せつ菜「それでは練習しましょう!」
侑「おー!」 続きはまた書きます
書き忘れてましたが あゆかりです 本当に心が痛む
ゆうせつも好きだけど歩夢ちゃんが傷付くのは辛いな… 辛い…
でも歩夢ってきっと侑のためなら我慢する子だよな >>14
気持ちの整理がつくまで休部とかリアルでもあるしな なんとなく侑せつかなって見にきたけど...見てて歩夢の心情が痛いほどわかって辛い... 侑とせつ菜がセックスしてるの歩夢が聞いたら精神崩壊しそう ぽむが曇ってるのに全く気付かない侑ちゃんほんとすこ
中途半端に救われる展開は要らないので最後までよろしくお願いします これさ一見ゆうせつと見せかけて侑アンチが
書いてんだろ?
侑が全部悪者に見えてくるんだが? ―――――
せつ菜「今日の練習はここまでにしましょう!お疲れ様です!また明日も宜しくお願いします!」
かすみ「疲れた〜」
侑「せつ菜ちゃん、その今日も……」
せつ菜「はい!侑さんが宜しければ家に行こうかと思ってます」
侑「大歓迎だよ!」 彼方「熱いね〜」
エマ「フフフ、微笑ましいね」
せつ菜「///」
歩夢「……」
侑「それじゃあ行こうか」
せつ菜「はい!!」
彼方「それじゃあ解散だね〜」 歩夢「………」
ガラ
果林「?」
果林(着替をもって何処に行くのかしら?ここで着替えればいいのに)
果林(最近の歩夢は心配だし、こっそり後をつけてみましょうか) ・・・・・・・・
歩夢「………」
果林(人気のない教室に来たけど何か用があるのかしら?)
歩夢「…………」ヌギヌギ
果林「!」
果林(腕に包帯巻いてるわね)
果林(怪我でもしたのかしら)
果林(でも怪我くらいでこんな場所で着替えするかしら?)
果林(それに……歩夢の表情……元気がなさそうね)
果林「歩夢……」
果林(ここは……歩夢に会うべきかしら……)
果林(会ってどんな言葉をかけたらいいのかしら……)
果林(駄目ね……今は入りずらいわね)
果林(校門前に偶然を装って会おうかしら) ―――――
――――
―――
――
―
数分後
校門前
果林「歩夢」
歩夢「あ果林さん どうしたんですか?」
果林「これから予定あるかしら?」
歩夢「いえ、とくには」
果林「だったら付き合ってくれる?」
歩夢「何にでしょうか?」
果林「いろいろとよ」
歩夢「は、はぁ…まぁ予定も何もないですしいいですよ」
果林(その後、たわいもない会話をしたり買い物をして時間を過ごした)
果林(怪我の事を触れるタイミングがなかった) ・
・
・
マンション
せつ菜「侑さんの手……暖かいですね」
侑「そうかな?」
せつ菜「こうやって握ってると落ち着きます」
侑「///」
侑「何んか恥ずかしいね///」 せつ菜「あ、すみません!」
侑「ううん!せつ菜ちゃんと一緒に入れて、こうやって触れ合って心が暖かくなるの……私好きなんだ」
せつ菜「侑さん……」
せつ菜「私、侑さんと付き合えて本当によかったです」
歩夢「…………ぁぅぁ」ポロポロ
ギュウウウウウウウ
歩夢「――――――」
歩夢(また声を抑えて腕を噛む)
歩夢(噛んだ腕から血が出てくる)
歩夢(でも止めれない)
歩夢(私は――――)
歩夢(もう壊れちゃいそうだよ……侑ちゃん) ―――――
部室
果林「え?歩夢は今日休みなの?」
侑「そうみたいです体調がよくないって」
果林「そ、そうなのね……」
侑「せつ菜ちゃん」
せつ菜「はい?何でしょう?」
侑「帰りに一緒に歩夢の所に行かない?」
侑「ちょっと心配だし」
せつ菜「そうですね!私も心配ですから行きます!」
果林「………」 ・・・・・・・・・
マンション
歩夢(体調が悪いって言って休んじゃった……)
歩夢(侑ちゃんとせつ菜ちゃんが仲良くしているところを見てると……胸が痛む)
ピーンポーン
侑「おじゃましまーす」
歩夢「え?」 歩夢「この声……侑ちゃん?」
ガラ
侑「歩夢が心配で来ちゃった」
侑「歩夢大丈夫?」
歩夢「あ、侑ちゃん……」
せつ菜「大丈夫ですか?歩夢さん」
歩夢「ぁ……」 歩夢「せつ菜ちゃんも……来てたんだ」
せつ菜「はい!」
歩夢「………」
歩夢「わ、私はもう平気だから」
侑「そうなの?」
せつ菜「よかったです!侑さん心配してましたよ」
歩夢「そ……そうなんだ」 せつ菜「はい!」
せつ菜「明日は学校に来れそうですか?」
歩夢「う……うん……多分」
せつ菜「学校からもらったプリントや授業のノートここに置いときますね」
歩夢「ありがとう……」
侑「私が歩夢のノートを書こうとしたんだけど、せつ菜ちゃんがやってくれるって」
侑「せつ菜ちゃんのノートのとり方の方が解り易くていいと思ってお願いしちゃった」 せつ菜「お安いごようです!」
せつ菜「同じ普通科の仲ですし」
侑「それでね今日の同窓会の練習なんだけど」
侑「せつ菜ちゃんが提案した練習方で―――」 歩夢(やめてよ……)
歩夢(辛いよ……二人が仲良くしているのを見ると)
侑「歩夢大丈夫?」
歩夢「ぁっ……ごめん やっぱり体調よくないかも」
侑「こっちもごめんね、ついつい話し込んでて」
せつ菜「何かあったら連絡ください!」
歩夢「う……うん」
侑「それじゃぁね」
バタン 歩夢「………」
歩夢「ぅぅ………」ポロポロ
歩夢(二人の仲を認めて応援しなくちゃいけないのわ解ってる)
歩夢(解っているのに心の感情が追い付いてくれない)
歩夢(二人の仲の良さを見ると悲しくなってくる)
果林「お邪魔するわよ」バタン
歩夢「!?」 果林「あら?誰も居ないのかしら?」
果林「歩夢は寝てるのかしら?」
ギシギシ
歩夢(こっちに近づいてくる!)
歩夢「まっ待って果林さ」
果林「歩夢?いる?」ガラ
歩夢「ぁ……」
果林「え………」 果林(歩夢の目から涙がこぼれている)
果林「歩夢!?どうしたの!?」
歩夢「な、何でもないです!」
果林「何でもないわけないじゃない」
歩夢「本当に何でもないですから!」
せつ菜「侑さん!明日……そのデートしませんか!?」
果林「この声……」
侑「も、もちろんだよ!せつ菜ちゃん!」
侑「楽しみだな〜明日」 歩夢「ぁ……ぁ」ポロポロ
果林「………」
果林「マンションで隣の部屋だから声が聞こえるのね」
果林「さすがに……だいたいの事情は分かったわ」クル
歩夢「ま、待って!」ガシ
果林「どうして止めるの!?」
歩夢「二人は……何も悪くないんです……」
歩夢「私が……悪いんです」
果林「歩夢……貴女は侑の事好きだったんでしょ?」
歩夢「………」 キッツい
けど実際ゆうせつが付き合ったらこんな感じになりそう 前から思ってたけどタワマンで隣の部屋が聞こえる
ってのは絶対にないんだけどなw
そおいうのを無視してよく隣同士でオナってる
画像やssあるけど書いてる人は貧乏なんだなと
思うwww 侑もせつ菜も友人としては歩夢に対していい子だからこそ嫌いにもなれないし割り切れない感じ好き タワマンは高層階になると軽くするために壁が薄くなると聞いたことある。隣の音が聞こえるほどかどうかは知らないけど >>101
ジョージルーカス理論ほんとすき
粗探しばかりのキッズは悔い改めて 果林「そして、今でも諦めきれてないんでしょ」
歩夢「ぁ……ちが………」
果林「二人が仲良くしているのを毎日見て傷ついてるんでしょ?」
歩夢「………ぁ」 果林「歩夢……」
歩夢(どうしよう……言葉がでない)
歩夢(でも、せつ菜ちゃんや侑ちゃんは悪くない)
歩夢(ずっと嫉妬している私が悪いんだ)
歩夢(侑ちゃんは……せつ菜ちゃんが好きで)
歩夢(せつ菜ちゃんは侑ちゃんが好きで……二人は恋人として何も間違ってない) ドクン
果林「ねぇ歩夢……」ガシ
歩夢「ぁ……」
果林「歩夢の本当の気持ちを聞かせてよ」
歩夢(―――――)
歩夢「………か」ボソ
果林「え?」
歩夢「仕方ないじゃないですかっっ!!」 歩夢「私は侑ちゃんが好きでした!でも侑ちゃんはせつ菜ちゃんを選んだんです!」
歩夢「二人はただ恋人として普通の事でいてるだけなんです!」
歩夢「それを!認めずただ勝手に苦しんでるのがっっ!」
歩夢「……………私なんです」ポロポロ
果林「………歩夢」
果林(私は馬鹿だ)
果林(今、二人の所に乗り込んで根本的な解決になんてならない)
果林(歩夢の為にならないのに……私は……) 果林「ごめんなさい………歩夢」
歩夢「謝らないでください……」
歩夢「侑ちゃんやせつ菜ちゃんが悪くないように……」
歩夢「果林さんも悪くないです……」
歩夢「悪いのはわ(ガバッ
果林が歩夢を抱きしめ
歩夢「ぁ」
果林「歩夢も悪くない」
果林「自分を責めないでよ」 歩夢「でも………」
果林「歩夢が自分を許せなくて、自分を責め続けるのなら」
果林「私が何度でも否定して抱きしめてあげる」
果林「歩夢は悪くないって」
歩夢「果林さん……どうしてそこまで、してくれるんですか?」
果林「それは……」
果林(そういえば……どうして私は歩夢をほっとけないのかしら) 果林「ふふふ、秘密♡」
歩夢「えー……でも」
歩夢「今は……」
歩夢(誰かに抱きしめてほしい)
歩夢「抱きしめてもらってもいいですか?」ギュー
果林「勿論よ」
果林(暫く私達は抱きしめ合っていた) ―――――
――――
―――
――
―
数時間後
寮
果林「はぁ……」
果林(あの後、せつ菜と侑が帰るまで歩夢と一緒に居た)
果林(しかし……どうしたものか……)
果林(確かに歩夢の言う通り……あの二人の行動が悪いとは言えない)
果林(でも歩夢は傷つく)
果林(どうするのが正解なのかしらね………) ―――――――――
歩夢「果林さん……どうしてそこまで、してくれるんですか?」
―――――――――
果林「……」
果林「本当にどうしてかしら」
果林「ただ……歩夢には傷ついてほしくない」 コンコン
エマ「果林ちゃん居る?」
果林「エマ?どうしたの?入って」ガチャ
エマ「たいした用じゃないけど」
エマ「これ、果林ちゃんが貸してくれたファッション雑誌」
エマ「とても、いろいろ参考になったよ〜」
果林「そう、よかったわ」
果林「というか、この本あげるつもりで渡したんだけど」
エマ「いいの?貰って」 果林「ええ………ねぇエマ」
エマ「何?」
果林「これはあくまで……知り合いの娘の話よ」
エマ「うん」
果林「その子にはね……後輩がいてね」
果林「その後輩の娘の事を何故かほっとけなくてね」
果林「後輩の娘が傷ついてほしくないって思っていろいろしようとするんだけど」
果林「その子自身……どうして、そこまでするか解ってないらしいの」
果林「何で……かしらね」 エマ「うーん……」
エマ「好きだからじゃない?」
果林「好き……」
エマ「恋してるんだよ」
果林「こ、恋!?」 エマ「妹や弟の初恋とかひっそり教えてもらったりするけど」
エマ「その子と感じが似てると思ったの」
果林「そう……でも」
果林「好きになった瞬間とか本人が解らないのに」
果林「好きになるものかしら?」
エマ「人が人を好きになるのにドラマみたいに、その瞬間を覚えているとは限らないよ」
エマ「いつのまにか好きになってる事なんて、珍しい話じゃないと思うよ」 果林「そう……ありがとうエマ」
果林(ああ……そうか)
果林(私は歩夢が好きなのね) 失恋してる時がチャンスだけど、逆にそれにつけ込んでいいのか迷ったりもするね すみませんが今日、明日は書けそうにもないので
日曜日に書かせていただきます ・・・・・
翌日 学園
せつ菜「歩夢さん!調子は大丈夫ですか!?」
歩夢「う、うん」
歩夢「でも同好会の練習までは参加できないかも……」
愛「仕方ないよ、無理せずに休みなよ」
侑「そうだね」
歩夢「ありがとう……」
歩夢(もう……同好会に顔を出すのも辛くなってきちゃった……) ――――
数時間後
同好会
侑「というわけで今日も歩夢は休みだよ」
彼方「早く元気になってほしいよね〜」
彼方「歩夢ちゃんには、よく寝て体を休めるように伝えといて」
彼方「私みたいに……ZZZ……」
侑「あはは……伝えときます」 果林「……」
果林「ねぇ」
侑「どうしたの果林さん?」
果林「今日もまたせつ菜とデートするのかしら?」
侑「え?……えへへ、そのつもりだけど」
果林「たまには貴女の家じゃなくてせつ菜の家に遊びに行ったら?」
侑「そうだね、なんとなく私の家で遊んでたけど、いいよね?せつ菜ちゃん」
せつ菜「大っ歓迎です!!」
果林(これで今日は歩夢の負担はないはず……)
果林(でも)
果林(この二人に悪意もないし、今はこうやって離す事しかできない) エマ「果林ちゃん?どうしたの?」
エマ「考え事?」
果林「ま、まぁね」
エマ「悩みがあったら何でも言ってね」
果林「そうね……」
果林「また後輩の娘の話をしていいかしら?」
エマ「うん」 果林「その娘には好きな人が居たんだけど失恋しちゃってね」
果林「その娘の好きな人は別の娘と付き合う事になってね」
果林「そのカップルは仲良くなってくるんだけど」
果林「後輩の娘は諦めきれず、仲良くしている所を見ると傷ついちゃうの」
果林「でもそのカップルは何も悪くなくてね」
果林「ただ好きで、一緒に遊んでるだけ」
果林「配慮しろとか言う気が起きないけど」
果林「後輩の娘が傷つかないようにしたいけど……どうしたらいいのかしらね」
エマ「えーっと」
エマ「…………」 果林「ごめんなさい、急にごちゃごちゃ言って」
果林「気にしないで」
エマ「ううん」
エマ「真剣に悩んでるんだね」
エマ「歩夢ちゃんのこと」
果林「え!?」 エマ「昨日のは解らなかったけど」
エマ「流石に今ので分かったよ」
果林「………」
エマ「そっか……私も歩夢ちゃんは侑ちゃんが好きなのは何となく解ってたし」
果林「エマ……その」
エマ「うん、誰にも言わないよ」
エマ「それでねその悩みなんだけど」
エマ「そのカップル……せつ菜ちゃんと侑ちゃんだけど」
エマ「果林ちゃんも思ってる通り、二人に何か注意したり疎遠にさせたりするのは違うと思う」
エマ「二人はただ好きで遊んでるし、節度は守ってると思うよ」 果林「そうよね」
果林「どうしたらいいのかしらね」
エマ「だから二人を変えるんじゃなくて」
エマ「歩夢ちゃん自身を変えるしかないと思うよ」
果林「歩夢を?」
エマ「侑ちゃんの事諦めきれないから傷ついてるんだったら」
エマ「傷つかないように歩夢ちゃんを変えるしかないと思うの」
果林「歩夢自身を……」
エマ「なかなか踏ん切りつけないと思うけど」
エマ「誰かの支えさえあれば 歩夢ちゃんは大丈夫だと思うよ」
果林「エマ……ありがとう」
エマ「応援してるよ」 ――――
―――
――
―
数十分後
マンション
ピーンポーン
歩夢「はーい」ガチャ
果林「歩夢、ちょっといいかしら」
歩夢「か、果林さん!?」 歩夢「そ、その昨日はごめなさい!」
果林「何で謝るのかしら?」
歩夢「そ、その果林さんに大声でいろいろ言っちゃったし……」
歩夢「それに……」
果林「お互い抱き合ったわね」
歩夢「あ///あれはその……///」 果林「その事なんだけど」
果林「昨日からいろいろ考えてたわ」
果林「確かに侑とせつ菜は何も悪くない、普通のカップルよ」
果林「でも歩夢は傷つく」
果林「私は歩夢が傷ついてほしくない」
歩夢「果林さん……」 果林「昨日の答え……言っていいかしら」
歩夢「昨日の?」
果林「どうしてそこまで、してくれるのかって」
果林「あの時は答えれなかったけど」
果林「好きだからよ」
歩夢「え……」 果林「好きだから……好きな娘には傷ついてほしくない」
果林「普通の思いよ」
歩夢「な、な、なんで!?」
歩夢「何も特徴もない普通の私なんか……」
歩夢「侑ちゃんの事……いつまでも引きずっている私なんか……」
果林「そんな事ないわよ」 果林「と言っても……私自身いつ歩夢の事を好きになったか覚えてないわ」
果林「気が付いたら……歩夢の事好きになっていたの」
果林「アニメや漫画の様に……人を好きになる瞬間ってのを覚えてなくても」
果林「この気持ちは本物よ」
歩夢「あ……」 歩夢(私が侑ちゃんを好きになったのと同じ……)
歩夢(いつの間にか好きになった……)
歩夢(恋って……そうなのかな……)
歩夢(だから果林さんの想いが冗談とかじゃなくて本気だって解る)
歩夢「そ……その」
歩夢「き、気持ちの整理ができなくて……」 果林「いいわ」
果林「私は気持ちを伝えから」
果林「返事をいつまでも……待つわ」
果林「でも」
ギュ
歩夢「あっ……」 果林「振られたら、もう二度とこうやって抱き合う事は出来ないから今のうちに」
歩夢「果林さん……」
果林「好きよ……歩夢」
トクゥン
歩夢(あ……///)
歩夢(もしかして……これが)
歩夢(人を好きになった瞬間なのかな)
歩夢(暖かい……ドキドキしてくる) ギュウウウ
果林「歩夢……」
果林(歩夢が抱き返してくれる)
歩夢「上手いこと返事ができませんが」
歩夢「今、この気持ちが本当の恋なのか」
歩夢「私は知りたいです」
歩夢「だから……」
歩夢「もっと一緒に居てもいいですか?」
果林「もちろんよ」
果林(また私達は暫く抱き合った) 書留はここまでなので、また書きます
たぶん、明日か明後日には終わると思います・・・たぶん 数カ月後
果林(あの後私達は付き合う事になった)
果林(同好会の皆にも付き合った事を伝えた)
果林(皆の驚いた顔が今でも覚えている)
歩夢「果林さん」
歩夢「迎えにきました!」
果林「いつもありがとうね」
果林「それじゃあ行きましょうか」
果林(今日も歩夢とデート) ――――
―――
――
―
数時間後
歩夢「果林さん!今日も楽しかったです」
果林「私もよ歩夢」
果林(歩夢と付き合ってから、ある習慣が出来た)
チュ
歩夢「ん…♡」
果林(その一つにデートの終わりにキスをすること) 果林「んむ……」
果林「歩夢……好きよ」
歩夢「果林さん……私もです♡」
果林(幸せを感じながら私は歩夢と共に過ごしていきたいと思った)
侑「ひょえ〜!?」
侑(たまたま見ちゃった歩夢と果林さんがキスしているところ) 侑(まぁ二人は付き合ってるもんね)
侑(キスくらいはするよね)
侑(…)
侑(……私とせつ菜ちゃんはまだしてない……)
・
・
・
侑「せつ菜ちゃん好きー」ギュウウ
せつ菜「侑さん///どうしたんですか?///いきなり///」 侑「んー」
侑「急にせつ菜ちゃんを抱きしめてたくなって」
せつ菜「侑さん///」
侑「あ、あのさ」
侑「お願いがあるんだけど」
せつ菜「はい、なんでしょうか?」
侑「き……キスしてもいいかな」 せつ菜「……」
せつ菜「………」
せつ菜「えええええええええ!!!?」
せつ菜「き、キスですか!!?」
侑「だめかな?」
せつ菜「そ、その………」
せつ菜「まだ私達には早いと思います」
侑「え?」 侑「早いって?」
せつ菜「キ、キスはその……」
せつ菜「もっと大事な時にしたいと思います」
せつ菜「私達は付き合って半年も経ってませんし」
せつ菜「私は侑さんとの初めてのキスは」
せつ菜「特別な日にしたいです」
侑「そ、そうだね!」
侑「ごめんね、急に言っちゃって」 せつ菜「いえ!むしろ嬉しいです!」
せつ菜「侑さんが私を大切にしてくれてるって伝わります!」
せつ菜「キスはまだですが」
せつ菜「今はこれくらいの事なら……しますよ」ギュウウウ
侑「せつ菜ちゃん///」
侑(そ、そうだね)
侑(歩夢と果林さんがキスしているところを見て何か焦っちゃたのかも)
侑(歩夢は歩夢だし私達は私達での付き合いの仕方をすればいいんだしね) ・
・
・
数時間後
璃奈「せつ菜さん。昨日の貸してもらったアニメのDVD見たよ」
璃奈「とっても面白かった」
せつ菜「見てくれたんですか!」
璃奈「とっても面白かった」
璃奈「主人公とのライバルの戦闘がよかった」
せつ菜「解ります!」
せつ菜「私も大好きです!」 璃奈「そんなせつ菜さんにプレゼント」
璃奈「これ、その作品のグッズの一部」
せつ菜「!!!!?」
せつ菜「クリアファイルやキーホルダー!?」
せつ菜「も、もらってもいいんですか!!?」
璃奈「うん。近くの店でコラボでくじ引きしてたの」
璃奈「ダブった物で申し訳ないけど」 せつ菜「いいえ!!有難うございます!!」ダキ
璃奈「うぶ」
せつ菜「はっ!ごめんなさい!大好きが溢れてつい!!!!!!」
璃奈「いいよ」
侑「せつ菜ちゃん嬉しそうで私まで嬉しくなっちゃう」
せつ菜「侑さん///」
璃奈「それで、今日もクジを引こうと思うの」
璃奈「一緒にどう?」
せつ菜「もちろん行きます!」 せつ菜「あ……」
せつ菜「侑さんはどうしますか?」
侑「私も一緒に行ってもいいの?」
璃奈「もちろん。二人は付き合ってるんだから」
侑「あはは、それじゃ放課後にね」
・
・
・ 数時間後
マンション
侑(今日は璃奈ちゃんとせつ菜ちゃんで楽しく遊んだな〜)
侑(さて……ピアノの練習でもしようかな)
歩夢「果林さぁん!♡♡あぁああっっ♡♡♡!!!」
侑「うぁ!!?」 侑「え?………」
侑「今の声歩夢?」
侑「な、何してるの!?」
侑「………ちょっと覗いてみようかな」
侑(すごく気になる) ・・・・・
侑(ちょっと危ないけどベランダから歩夢の所に行って)グイ
侑(二人は……居た)
侑(こっちに気がついてないみたい)
果林「歩夢♡んむ…んん♡」クチュクチュ
歩夢「果林さぁん…♡あむっ♡」クチュクチュ
侑「あわわわわ///」ボソ 侑(キスはキスでも舌までいれてる)
侑(しかも二人とも上半身裸だし……)
侑(うぁ…///うぁああ〜///)
侑(す、すごいものを見てしまった……///) 侑(………)
侑(歩夢と果林さんは私達より遅く付き合ってるのに)
侑(キスどころか……エッチな事までしてる……)
侑(……)
侑(やっぱ……羨ましいという感情がでてくる)
侑(せつ菜ちゃんは、キスは早いっていうけど)
侑(やっぱり私はしたいな……)
・
・
・ 数十分後
侑「せつ菜ちゃんとキスか〜」
侑「せつ菜ちゃんの言ってる事も解るけど……うーん……」
侑「やっぱり恋人なんだから……恋人らしい事をしたいな〜……」
侑「………」
侑「恋人らしいことってなんだろう?」
侑(抱き合う……つまりハグって言っても……)
侑(せつ菜ちゃん私だけじゃなくて今日璃奈ちゃんにもしてたよね)
侑(抱き合う事は別に特別じゃないんだよね……) 侑(あれ……なんだか……)ゾクリ
侑(私……本当にせつ菜ちゃんの恋人になれてるんだろうか?)
侑(ああ……歩夢達を見て羨ましい感情はあるけど……たぶん、それだけじゃないんだ)
侑(不安と焦りなんだ……)
侑(私はキスでもなんでも、せつ菜ちゃんと特別な何かをしたいんだ)
侑(そうでもしないと……私が不安に押し潰されそうになる) 侑(だってせつ菜ちゃんは誰もが認める美人で可愛いアイドル……)
侑(そんな人が私なんかと付き合って……)
侑(私なんかより、いい人の所に行ってしまうんじゃないかと思ってしまう……)
侑(も、もしかして……)
侑(キスの事も実はしたくないだけの言い訳なんじゃ……)
侑「……」
侑「………ってだめだ!何考えてるんだ私は!」
侑(こんなの私らしくない……) 侑(だってせつ菜ちゃんは誰もが認める美人で可愛いアイドル……)
侑(そんな人が私なんかと付き合って……)
侑(私なんかより、いい人の所に行ってしまうんじゃないかと思ってしまう……)
侑(も、もしかして……)
侑(キスの事も実はしたくないだけの言い訳なんじゃ……)
侑「……」
侑「………ってだめだ!何考えてるんだ私は!」
侑(こんなの私らしくない……) ・
・
・
数日後
せつ菜「今日も練習頑張りましょう!まずはストレッチです!」
歩夢「はぁ……はぁ///」グイグイ
果林「ふふふ、だいぶ柔らかくなってきてるわね」 スゥースースー
歩夢「ひゃ///」ビクッ
歩夢(果林さんの指が私の背中で何か書いてる)
歩夢(「愛してる」)
歩夢「か、果林さん///」ボソ
歩夢「私もです」ボソ
果林「うふふ…ありがとう♡」
侑「………」 せつ菜「侑さん?どうしました?」
侑「あ、いやなんでもないよ!」
侑(あの時の二人のやり取りみたら、何か変な感じで見ちゃうな〜)
侑「せつ菜ちゃん、ストレッチしようか」
せつ菜「はい!!!お願いします!!!!」 書留はここまでのなで、また書きます
終わる終わる詐欺で申し訳ないですが、うまくいけば今週までには終わる予定です ・・・・・
数時間後
せつ菜「かすみさん!眼鏡返してください!」
かすみ「ちょ、ちょっとくらいいいじゃないですか!?」
かすみ「カスミンの可愛いさを出すのに必要なんですよ」
せつ菜「問答無用です!」
ガバ
かすみ「ひぃーー!!お助けーーー!」
エマ「あははは」
侑「……」 かすみ「うう……ごめんなさい〜」
侑(かすみちゃんを抱きしめる感じで動きを止めている)
侑(せつ菜ちゃんにとって抱きしめるのは恋人だけじゃなくて)
侑(別に普通の事なんだよね……)
侑(まぁ私もそうだし……)
侑(………)
歩夢「侑ちゃん?」
侑「え?」 歩夢「どうしたの?侑ちゃん?」
歩夢「凄く思いつめた顔をして」
侑「う、ううんなんでもないよ!」
歩夢「そう?」
侑「あははは………」
侑(歩夢には解ってしまうか)
侑(どうしよう……どんどん不安になってくる)
侑(そんなはずないと解ってるのに考えてしまう)
侑(せつ菜ちゃんが他の娘の所に行ってしまう姿を想像してしまう) 侑「はぁ……」
侑「優木せつ菜は皆のアイドルだもんね」
侑(私だけのアイドルを望む方が間違いかもね……)
侑(ああ……だめだ 被害妄想みたいな感じになってきちゃう)
侑「……」
侑「………」
侑「……………」
・
・
・ 数時間後
中川家
せつ菜「それでですね!この作品もオススメなんです!」
侑「へ〜」
侑(せつ菜ちゃん……可愛いな)
侑(好きの気持ちは今でも変わらないけど……)
侑(不安に押し潰されそうだよ……せつ菜ちゃん)
せつ菜「侑さん?」
侑「え?」
せつ菜「どうしたんですか?何か考えこんだ表情で」
侑「え……えーと…なんでもないよ!」 せつ菜「そうですか?」
侑(ああせつ菜ちゃんが私の顔を覗き込んでくる……顔が近い……)
侑(すこし……動けばキスできそう……)
侑(キス………)
せつ菜「?」
侑(顔を近づけて……)
スゥ……
せつ菜「だ、ダメです!!!!」バッ
侑「ぁ……」 せつ菜「い、いきなり何をしようとするんですか!?」
侑「ごめん……」
せつ菜「も、もう侑さん///こいうのは、まだ早いと言ったじゃないですか!」
侑「ははは………」
侑「果林さん達はもうしてるけどね」ボソ
せつ菜「え?今何か言いました?」
侑「ううんごめんね」
侑「今日はもう帰るね」
せつ菜「はい!また明日も遊びましょう!!!」 帰り道
侑「………」トボトボ
侑「………ははは」ポロポロ
侑「拒絶されちゃった………」ポロポロ
侑(もうだめだ………) 侑「あ……」
果林「それじゃあね歩夢」
歩夢「はい、また明日」
チュ
果林「んむ♡」
歩夢「あむ♡」
侑「……」
侑(いいなぁ……二人は恋人の様にキスが出来て)
侑(特別な事が出来て……)
侑(それに比べ私達は………) 侑「――――――――」
グチャ
侑(不思議な感覚がした)
侑(今まで耐えてきたけど……不安に押し潰された感じがした)
・
・
・ マンション
侑「あははは……ははははは」ポロポロ
侑「せつ菜ちゃんせつ菜ちゃんせつ菜ちゃん」
ザク
侑「いぎっっ」
侑「あはぁ……」ポタポタ
侑「キスしてくれなきゃ私は私自身を傷つけるって言えば、せつ菜ちゃんキスしてくれるかな?」
侑「それとも……絶交かな?あはは……絶交は嫌だな」
侑「絶交しちゃったら他の娘に行っちゃうかもね」
侑「彼方さんの所かな?それともエマさん?それとも愛さん?それとも璃奈ちゃん?それともしずくちゃん?それともかすみちゃん?」 ザク
侑「あぃああ………」
侑「さすがに歩夢や果林さんの所にはいかないか」
侑「……」
侑「嫌だぁ」
侑「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」
侑「せつ菜ちゃん好き……好き……離れないで……」
・
・
・ 翌日
歩夢「今日は侑ちゃん体調不良で休むんだって」
せつ菜「心配です」
果林「昨日は元気だったのにね…心配だわ」
せつ菜「今日の帰りに私が様子を見に行ってきます」
果林「そう……それがいいわね」
せつ菜(侑さん……大丈夫ですかね?心配です)
せつ菜(そういえば……昨日も何か考え事をしていたような……)
せつ菜(アレは考え事ではなく体調が悪かったのかもしれませんね)
せつ菜(恋人として、侑さんの変化に気づくべきでしたね) 放課後
同小海
せつ菜「皆さんすみませんが……」
彼方「解ってるよ〜侑ちゃんが心配なんでしょ〜?」
エマ「せつ菜ちゃん、いつも練習休まず参加してるから、今日くらいは休んでもいいと思うよ」
果林「そうね、一度に皆で侑の所に行くのも迷惑だし」
果林「今日は私達の分も含めて行ってきたらいいわ」
せつ菜「皆さん……ありがとうございます!!!」 せつ菜「それでは行ってきま」
ガラ
侑「ごめーん遅れちゃった」
せつ菜「え?」
璃奈「はぇ……」
侑「心配かけちゃったね……なんか、もう大丈夫になったよ」ポタポタ
かすみ「い……」
歩夢「いやああああああああああああああああああああ!!!!!!」 愛「ゆうゆ!!?どうしたの!!?その血!?」
しずく「う……腕から血が……あああ」ガクガク
璃奈「…………」ガクガク
果林「ちょっと!?かなり血が出てるわよ!?」
エマ「きゅ救急車!!」
侑「は、ははは……」ヨロヨロ
せつ菜「侑さん!!?」ガバ
せつ菜「う、動かないでください!!!」
せつ菜「ど、どうしたんですか!!?一体何が!?」 侑「ねぇ……」
侑「せつ菜ちゃん」
せつ菜「侑さん!?」
侑「キスしてくれたら……治るかもね」
せつ菜「こんな時に何を言ってるんですか!!!?」
侑「あ……あはははっははは」 侑「こんな時でもダメなんだね」
侑「もう……お終いだ」ドサ
せつ菜「侑さん!!?」
せつ菜「侑さん!!?侑さん!!!?」
せつ菜「いやあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
ピーポーピーポー 数時間後
病院
せつ菜「……」
歩夢「あ…せつ菜ちゃん……来てたんだ」
せつ菜「もちろんですよ……」
歩夢「あの後先生が帰って自宅待機って言われたけど……心配で……」
せつ菜「そうですね……私も心配で来ました」
せつ菜「………」 歩夢「状態は何か聞いてる?」
せつ菜「命に別状はないそうです……ただ……」
歩夢「ただ?」
せつ菜「あの傷……私が最初に見たときは誰かにやられたと思ったんです……」
せつ菜「でも違うそうです……」
歩夢「え?」
せつ菜「自分で……自分自身を傷つけたそうです」ポロポロ 歩夢「そ、そんな……どうして……」
せつ菜「わかりません……ずっと一緒にいたのに……毎日いたのに……」ポロポロ
せつ菜「歩夢さぁん!!私!私ぃ!どうすればよかったんですか!!!」
歩夢「せつ菜ちゃん……落ち着いて」
歩夢(私はせつ菜ちゃんを慰める事が出来なかった)
歩夢(そして……侑ちゃんとの面会は出来なかった)
歩夢(病院の人から言われた事だし……私達はそれに従った) ・
・
・
翌日
学園
せつ菜「………」
彼方「あ……せつ菜ちゃん。こんなところにいたんだ」
せつ菜「ええ……ちょっと考え事したくて……」
彼方「侑ちゃんの事だね」
せつ菜「ええ……」 せつ菜「どうして……あんな事したのか……」
せつ菜「本人に聞きたくても聞けない状態です」
彼方「今は時期が時期だから緊急以外は家族の人以外は基本見舞いも禁止されてるもんね」
彼方「メールとかの返事はこないの?」
せつ菜「はい……」
彼方「困ったね」 せつ菜「しばらく同好会は休止しようかなと思ってます」
せつ菜「璃奈さんやしずくさんが体調不良で今日は休んでますから」
彼方「あんなの見たら……気が滅入っちゃうもんね……」
彼方「それで……」
彼方「本当に侑ちゃんがあんな事した理由はせつ菜ちゃんでも心当たりないの?」
せつ菜「ええ……」
せつ菜「………」
せつ菜「…………ぁ」 彼方「どうしたの?」
せつ菜「いえ……ちょっと頭の隅に浮かんだものなんですけど」
せつ菜「その……侑さんが倒れる前に……言ってた言葉がヒントにでもならないかなって……」
彼方「私からは少し離れてたから聞こえなかったけど何て言ってたの?」
せつ菜「たぶん冗談だと思いますが【キスしてくれたら……治るかもね】と……」
彼方「……ふーん」
彼方(リスカットする人間があの状況で冗談をね……冗談じゃなくて本心?)
彼方「それでキスしてあげたの?」
せつ菜「まさか」 彼方「侑ちゃん……本当はキスがしたかったのかも」
せつ菜「え?」
彼方「いや……でも」
彼方(キスがしたかっただけで自傷するかな?)
彼方(こればかりは本人に聞いてみないと解らないね)
彼方「ごめん……聞かなかった事にして」
せつ菜「はぁ……」 彼方「……ぁ〜」
せつ菜「?」
せつ菜「どうしましたか?」
彼方「キスで思い出した」
彼方「歩夢ちゃん達の事」
せつ菜「歩夢さん?歩夢さんがどうかしたんですか?」
彼方「あらら、知らないのね」
彼方「だったら私だけがタイミング悪く見ちゃうのかな」
せつ菜「なんの事ですか?」
彼方「ほら歩夢ちゃんと果林ちゃん付き合ってるでしょ?」
せつ菜「ええ、もちろん知ってます」 彼方「二人共よくキスしてるんだよね〜」
せつ菜「き、キス!!?」
彼方「多分、一応人目は気にしてるんだと思うんだけど」
彼方「結構目撃しちゃうんだよね」
彼方「見てるこっちも恥ずかしい気持ちになってくるんだよ〜」
彼方「もうちょっと配慮してほしいけどね〜」
せつ菜「そ、そうですか……」
せつ菜「私からも言っておきます」
彼方「おお〜助かる〜」 せつ菜「……」
せつ菜(そういえば……ここ最近侑さんキスの事に興味があったような……)
せつ菜(もしかして……)
せつ菜「歩夢さん達が……原因?」ボソ おつおつ
あゆかり一段落と思ったらまた雲行きが怪しい方へ… ・・・
放課後
果林「大丈夫?歩夢」
歩夢「はい……」
果林「昨日の今日だもんね」
果林「無理はしちゃだめよ」
歩夢「果林さん……ありがとうございます」 果林「今日は同好会の練習もないから一緒に帰りましょうか」
歩夢「そうですね」
せつ菜「……」
せつ菜(二人の様子を伺うかぎり、これと言って気になる点もないですね)
せつ菜(でも…彼方さんが言うには……二人は……)
せつ菜(少し、気が付かれないようにしてみましょうか) ・・・・
・・・
・・
・
数十分後
マンション前
果林「流石に昨日の事があったのに遊びにいく気分じゃないわね」
歩夢「そうですね」
果林「だから家までの送り向かいで今日はお終いにしましょうか」 歩夢「はい……果林さん」
果林「?」
チュ
歩夢「んむ♡……れろ」クチュクチュ
果林「あむ……んん♡」クチュクチュ
歩夢「ぷはぁ……♡」ハァハァ
歩夢「寂しいですが仕方ないですね」 果林「そうね」
歩夢「今日もまた電話してもいいですか?」
果林「もちろんよ」
歩夢「それでは果林さん」
果林「ええ、またね」 せつ菜「なっっ///」
せつ菜(二人がキスを……彼方さんの言ってたとおり……)
せつ菜(………)
せつ菜(まだ……様子をみていきましょう……) ・
・
・
数日後
せつ菜(あの事件から数日が経ちました)
せつ菜(侑さんはまだ入院中……はやく会いたいです)
せつ菜「それにしても……」
せつ菜(歩夢さん達を監視していましたが、一応は周りを気にしてるんだと思いますが)
せつ菜(隠れ方が苦手なのか、かなりの頻度でキスをしている所を目撃します)
せつ菜(彼方さんも言ってましたが……もう少し配慮するべきですね) せつ菜「……」
せつ菜(頭の隅に思い浮かんでくる言葉)
せつ菜(【侑さんがあんな事した原因は二人】)
せつ菜(ふと浮かんでしまう……何も根拠がないのに)
せつ菜(仮にキスしている所を侑さんが目撃してしまって、そこから何故あの行動になるのか……根拠がないです) せつ菜(……)
せつ菜(………ですが)
せつ菜(この気持ちはなんでしょう……)
せつ菜(根拠も確証もないのに……キスしているとこを目撃したのが……何かいけない気がします)
・
・
・ 生徒会
果林「同好会じゃなくて生徒会に呼び出したのは何かしら?」
歩夢「どうしたのせつ菜ちゃん?」
せつ菜「今日は貴方達に言いたい事があって呼び出しました」
せつ菜「ここからはスクールアイドルの「優木せつ菜」ではなく」
菜々「中川菜々として二人に言っておきたい事があります」
果林「改まって何かしら?」
菜々「単刀直入に言います」
菜々「節度を守って交際をお願いします」
菜々「貴女達が節度の無い行為を他の生徒が目撃している情報が来ています」 歩夢「あっ……ごめんなさい」
果林「そう……見られてたのね……隠れてやってるつもりだったけど」
菜々「別れてくださいなんて事はいいませんので」
菜々「以後気を付けてください」
歩夢「う、うん……ごめんね」
果林「気をつけるわ」
果林「でもね」
果林「誘ってるのは私の方だから私が謝るわ」
歩夢「そんな!私もです」 菜々「……」
菜々「どうでもいいです」ボソ
果林「え?」
菜々「いえ、何でもありません」
菜々(監視してたから知っています)
菜々(求めてくるのは日によって果林さんだったり歩夢さんだったりするのは解ってます)
菜々「茶番ですね」ボソ
菜々「…………侑さんが……あんな事になってるのに二人は平気でキスですか」ボソ 果林が聞こえてたらちょっと怒りそう。わるぎはなかったにしろ同じことしてたのにって ・・・・・・・・・
数時間後
中川家
せつ菜「はぁ……」
せつ菜(今日も侑さんから連絡がない……)
せつ菜(携帯を病院に持っていないんでしょうか?それとも……あえて無視をしているんでしょうか?)
せつ菜「………」
せつ菜(ここ数日侑さんに会えな日が続いてます……寂しいですよ侑さん)
せつ菜(侑さん……侑さん……どうして………) ・
・
・
翌日
マンション高咲家
せつ菜「そうですか……」
せつ菜「理由は家族の人にも言ってないのですか……」
せつ菜「え?……そうですか……近いうちに精神科のカウンセリングを受けるんですか……」
せつ菜「すみません……侑さんの部屋に入ってもいいですか?」 ガチャ
せつ菜「……」
せつ菜(家の人に様子を伺いましたが、家族にも理由を話してないんですね……侑さん」
せつ菜「なんだか……侑さんの部屋に入るのが久しぶりに感じます」
せつ菜「侑さん……」ポロポロ
歩夢「果林さぁん♡」
せつ菜「え!?」ビク せつ菜「この声……歩夢さん?」
果林「今日も可愛いわ歩夢♡」
歩夢「ふああぁぁぁ♡あっ♡」
せつ菜「な///な///」
せつ菜(二人の声色から何となく想像は出来ますが……何をやって……いえ)
せつ菜(恋人なので、おかしくはないかもしれませんが……あわわわ) せつ菜「あれ……」
せつ菜(もしかして)
せつ菜「侑さん……二人のこの行為を毎日聞いてたのでは?」
せつ菜「それなら……」
せつ菜「原因はあの二人………」 せつ菜「は、ははは……」
せつ菜(頭の中でこの考えに納得してしまう私とそれを否定する自分がいます……)
せつ菜(ああ……嫌です)
せつ菜(違うかもしれないのに……思ってしまいます)
せつ菜(二人が付き合わなかったら侑さんは傷つかなかったのでは……)
せつ菜「ぁぁ……」ギリギリ
せつ菜(私は……仲間である二人に恨みの感情を向けてしまっている)
せつ菜(でもそれを許さない私が私自身を傷つける) ●◇□■◎ΔΣ
せつ菜「ここは……」
侑「せつ菜ちゃん」
せつ菜「侑さん!」
せつ菜「あぁぁぁ!!侑さん侑さあぁぁん」ダキ
せつ菜「会いたかった!会いたかったですうう!」
せつ菜「うああああああああ」
侑「うん私もだよ」
侑「でもね、せつ菜ちゃん」
侑「汚れちゃうよ」
せつ菜「え?」 グチャ
せつ菜「え?……これ血……侑さんの……」
侑「うん……」
せつ菜「ああぁああぁぁぁ………」
侑「歩夢達にやられちゃった」
せつ菜「!!!」
侑「ごめんねせつ菜ちゃん……」バタリ
せつ菜「い……」
―――――――――――――
朝
中川家
せつ菜「いやあああああああああああああああああ!!!」ガバァ せつ菜「はぁ……はぁ……」
せつ菜「夢?……」ハァハァ
せつ菜「ぁぁぁ……」
せつ菜(気分がとても悪いです……)
せつ菜「夢のせいですね……」 ・・・・・
数十分後
せつ菜「……」
せつ菜「会いたいです侑さん」
せつ菜「会って侑さんの口からききたいです」
せつ菜「私の「好き」は溢れすぎてますよ……」ヨロヨロ
せつ菜「もう……我慢できません……」 ・
・
・
病院 病室
侑「………」
侑(かなり……気分が落ち込んだとは言え……もう私は取り返しがつかない事しちゃったな……)
侑(皆に会うのが怖いと今は思ってしまう……)
ガラ
せつ菜「侑……さん」
侑「え?」 侑「せつ…菜……ちゃん?」
せつ菜「――――」ポロポロ
せつ菜「侑さあああああん」ダキ
侑「せつ菜ちゃん……どうして……」
せつ菜「会いたかったに決まってます!」
侑「面会謝絶だったのに……」
せつ菜「黙って……忍び込んできました」
せつ菜「侑さんに会いたくて……会いたくて」 侑「せつ菜ちゃん……」
せつ菜「侑さん……教えてください」
せつ菜「どうして……あんな事したんですか?」
侑「っ!!!」
侑「………」カオヲウツムキ
侑「ごめん……答えたくない」ボソ
せつ菜「侑さん……」
せつ菜「私……侑さんに会えなくて寂しくて寂しくて……毎日泣いてました」
侑「せつ菜ちゃん……ごめん……」 せつ菜「侑さん……違うなら違うと否定してください」
せつ菜「侑さんがこんな事をしたのは……」
せつ菜「歩夢さん達のせいなんですか?」
侑「歩夢?」
侑「……違うよ」
侑(ああ……でも歩夢と果林さんがキスしているのを見て、私とせつ菜ちゃんとの仲を比べてしまったんだ)
侑(まぁ……二人のせいじゃないけどね……) せつ菜「……そうですか」
せつ菜「侑さんは優しい人です」
せつ菜「だから二人が原因でも庇うんですね」
侑「え!?」
せつ菜「私……家の方に行きました」
せつ菜「勝手ですみませんが侑さんの部屋に入りました」
せつ菜「そして聞こえてきたんです」
せつ菜「二人が不純な行為をしている声が」
侑「ぁ……」 せつ菜「ずっと、ずっと、ずっと、ずっと考えてたんです」
せつ菜「どうして侑さんがこんな事したのか」
せつ菜「二人が原因って考えれば……全てが辻褄が合うんです」
侑(辻褄?)
せつ菜「侑さん……今は怪我を治してください」 せつ菜「私があの頃の様に戻します」
せつ菜「侑さんの家で楽しく過ごしたあの日々に」
ガラ
侑「ま、待って!」
せつ菜「ごめんなさい、これ以上は病院の人に見つかっちゃいますので」
せつ菜「それでは」タタタ 侑の家で楽しく過ごしたからこうなってるんだよなぁ…… だがしかし最初に歩夢を壊したのは…
これは続きが楽しみ 引き伸ばしでつまらなくね?
この後はどうせいつものパターンだろ >>287は他のSSでも同じことしてた荒らしみたいなもんだから気にしなくていいよ あまり虹のSS読めてなかったけどいつもこんなんだったら流石にビビるわ ・・・・
・・・
・・
・
数時間後
帰り道
ザアアアアアアアアアア
歩夢「雨……やみませんね」
果林「そうね……」
歩夢「……」
歩夢「同好会……どうなっちゃうんでしょうか?」
果林「うーん……考えたくないけど……」
果林「続けれない可能性もあるわね」 歩夢(璃奈ちゃんもかすみちゃんもまだショックから立ち直れなくて今日も休んでた)
歩夢(そして……今日はせつ菜ちゃんも)
歩夢(誰も……同好会に集まろうとはしなかった)
果林「あれ?」
歩夢「?」
果林「ほら……アレってせつ菜じゃない?」
歩夢「あ、せつ菜ちゃん」
歩夢(傘もささずにどうしたんだろう?) せつ菜「………」
果林「せ、せつ菜どうしたの?傘もささないで」
果林「風邪ひくわよ」
せつ菜「私……いろいろ考えこんでしまって」
歩夢「?」
せつ菜「侑さんがどうしてあんな事をしたのか毎日毎日毎日」
果林「それは……あの娘自身に聞かないと解らないわよ」
せつ菜「ええ、まったくその通りです」
せつ菜「ですから聞いてきました」
歩夢「え?聞いてきたって?」 せつ菜「今日に病院に会ってきました」
果林「面会謝絶って聞いたけど……」
せつ菜「ふふふ、おかしな事言いますね」
せつ菜「私と侑さんは付き合ってるんですよ?」
せつ菜「恋人に会いに行くのは当然じゃないですか」
果林「貴女……まさか無断で……」
果林「………まぁ……会いたい気持ちは解らなくもないから深くは追及しないけど」
果林「それで……あの娘は答えてくれたの?」 せつ菜「はい!!」
せつ菜「二人が原因だと言ってました」
歩夢「え?」
果林「ど、どういう事よ……」
せつ菜「私は知ってますよ」
せつ菜「家で毎日、不純な行為をしてるって」
せつ菜「それを侑さんは知って、侑さんは苦しんでいたんです」
せつ菜「そして……耐えきれず……あの様な行動をしたんだそうです」
歩夢「そ、そんな……」
果林「ちょ、ちょっと待ってよ」 果林「私には解らないわ………仮に……」
果林「私と歩夢の行為を見たからって何であの娘が苦しむの!?」
せつ菜「その事に説明がいるのでしょうか?」
果林「は?」
せつ菜「人の価値観は様々です」
せつ菜「十人十色という言葉があります。性格、好きな物、考えがそれぞれ違うように」
せつ菜「貴女達には普通の行為かもしれませんが」
せつ菜「その普通が人によっては苦しむことになるかもしれない……それが傷ついた人が侑さんだったんです」
果林「もっともらしい言葉並べてるけど私には理解できないわ」
せつ菜「そうですか……」
せつ菜「残念です」 せつ菜「ですが理解しようがしまいが……二人に原因があるのは確かです」
せつ菜「侑さんを傷つけるのなら」
せつ菜「別れてください」
歩夢「え……」
せつ菜「もしくは、淫らな行為をやめていただければいいですが」
せつ菜「私が注意したあの日からも……目撃情報はあります」
せつ菜「本当に隠れてやってるのか疑わしいくらい」
せつ菜「私は知ってますよ」
せつ菜「侑さんが入院しているのに、二人は家でキスをしている事を……」
せつ菜「よく出来ますね。こんな状況の中で」 果林「せつ菜……貴女ね……」
歩夢「嫌だよ」ボソ
せつ菜「え?」
果林「歩夢?」
歩夢「な……なんで……そんなこと言うの?」
歩夢「せつ菜ちゃんは……とったじゃない……」
せつ菜「とった?」
歩夢「侑ちゃんを……」ポロポロ
歩夢「今度は果林さんをとるの!?」 歩夢「私だって!侑ちゃんが好きで!今でも……果林さんの方が好きになったけど……それでも親友として好きなの」
歩夢「侑ちゃんが入院して……私だって凄く心配してるの……」
歩夢「でも!心配する気持ちもあるけど果林さんと喋りたい!触れたい!」
歩夢「私の我儘なの……」
せつ菜「歩夢さん……」
歩夢「私達が原因というなら……もっと上手く隠れる」
歩夢「誰も傷つけない様にするから……私から果林さんを奪わないで」ポロポロ
せつ菜「歩夢さ……ん」 果林「せつ菜」
果林「はっきり言って歩夢を傷つけた貴女をビンタしたい気持ちはあるわよ」
果林「でも……確かに私達に非が無いかと言われれば……あったかもしれない」
果林「でもね」
果林「貴女がさっき言ったけどね……貴女達が普通だと思った行動が人を傷つける事だってあるわよ」
果林「もう解ったと思うけどね……歩夢があの娘……侑が好きだったのよ」
果林「ずっとずっと想いを伝えれなくて……結局他の娘と付き合う事になった」 果林「貴女達は普通に【恋人】として遊んでたのかもしれない」
果林「でも歩夢にとっては……諦めきれない歩夢にとってはね……」
果林「貴女達の普通の付き合いは歩夢は傷ついてた」
果林「ずっとずっと我慢してたのよ……何せ貴女達は何も悪くないから」
果林「自分を押し殺して……我慢してたの」
せつ菜「そ……そんな」
果林「ねぇせつ菜」
果林「逆に貴女なら、あの時……侑が元気な時に付き合って時に……貴女達の付き合い方が歩夢を傷つけてるって言われて」
果林「それで直ぐに別れれる?」 せつ菜「そ、それは……」
果林「出来るわけないわよね……学校を無断で休んで、禁止されてるはずの面会に行くほど好きなんでしょ」
果林「私がせつ菜の立場でもするわね」
果林「歩夢が入院して面会謝絶でも私は会いに行く」
果林「それくらい愛してるわ」
果林「だから……悪い付き合い方してる私達は開き直って言うわ」
果林「別れないわ」 果林「例え……貴女達を傷つける事になっても……私は歩夢を愛してるわ」
せつ菜「果林さん……」
歩夢「………」ポロポロ
歩夢「果林さんとの……淫らな行為は……謝る」
歩夢「でも安心しちゃうの」
歩夢「果林さんが私にキスをしてくれる度に……好きって事が伝わるの」
歩夢「私は直ぐに……暗い方向に考えちゃうから」
歩夢「安心したくて……果林さんに触れてるの」 せつ菜「ぁ……」
せつ菜(私の中に……全ての歯車がかみ合った感じがした)
せつ菜「ぁぁ……ははは………」
せつ菜「私が……侑さんを追い込んだ……」
せつ菜(侑さんがキスに拘っていたのは不安だったんだ)
せつ菜(それを……私が……断ったんだ) せつ菜(初めては大切にしたいという私の拘りのせいで)
せつ菜「私は……」
せつ菜(そして……侑さんが私の前から居なくなって……寂しくて)
せつ菜(無意識のうちに……誰かのせいにして、恨む事で満たしてたんだ……孤独を)
せつ菜「最低ですね……私は」ポロポロ
せつ菜「ごめんなさい……歩夢さん……果林さん」
せつ菜「私……私は……」ガクガク
せつ菜「ッ―――」ダッ 果林「せつ菜!?」
せつ菜「私のせいで侑さんが!私のせいで私のせいで!!!」タタタ
ザアアアアアアアアアアアアアア
果林「この雨のな――にい―――」
ザアアアアアアアアアアアアア
せつ菜「謝らなきゃ!謝らなきゃ!!謝らなきゃ!!!侑さん!!!」タタタ
果林「せーーーーー菜!!!!」
せつ菜「え?」 せつ菜(あれ?雨の音で解りませんでしたが……私……道路に飛び出して……)
せつ菜(周りがゆっくり流れて……)
せつ菜(あ……気が付きませんでした………目の前に……)
せつ菜(車が………)
せつ菜(これは……走馬灯ですか?……ああ……)
せつ菜(最後に……侑さんに謝りたかった)
せつ菜(侑さん……)
せつ菜「好きです」
ドン
せつ菜「え?」
せつ菜(押され……)
ドカッッ!!
せつ菜「ぁぇ……」
「きゃあああああああ」「事故よ!」「誰かが車に轢かれたわ!」
せつ菜「ど……どうして……」
歩夢「………」ドクドク
せつ菜「あああああああぁぁあああぁあぁぁっっ!!!!!!!!!!!」 せつ菜「歩夢さん!!歩夢さん!!!何で!!?何で私を庇って!!?」
歩夢「ぇ…えへへ」ドクドク
せつ菜「歩夢さん!!!」
せつ菜「血が!!あああ!!誰か!!救急車を!」
果林「歩夢!!歩夢!!!!歩夢!!!」
歩夢「無事で……よかった」ボソ
せつ菜「どうして……酷いこと言った私なんか……」ポロポロ
歩夢「当たり前だよ……」
歩夢「せつ菜ちゃんは大切な仲間だからだよ……」 歩夢「侑ちゃんがせつ菜ちゃんと付き合って……確かに傷ついたけど……」
歩夢「二人共……大好きな私の友達だもん……」
果林「歩夢!もう喋らないで!救急車が来るまで意識をしっかりして!」
歩夢「果林さん……」プルプル
果林「うん……」
歩夢「―――――」ボソボソ
果林「………ええ……解ったわ」 歩夢「−−」ニコ
歩夢「………」ガクリ
せつ菜「歩夢さん!!歩夢さあああああん!!!!」
ピーポーピーポー
・・・・
・・・
・・
・ 病院
せつ菜「………」
果林「………」
せつ菜「歩夢さん……」ポロポロ
果林「……大丈夫よ」
せつ菜「ですが……」
果林「信じてるわ……私を置いていくわけない」
果林「迷子になりやすい私を……歩夢が置いとくわけがない」 せつ菜「ごめ…なさい」ポロポロ
せつ菜「私は…傷つけてばかりで……」ポロポロ
せつ菜「私の好きが……一度同好会を傷つけました」
せつ菜「今度は侑さんと歩夢さんを傷つけました」
せつ菜「それも……血がでるくらいに……」
せつ菜「私はもう……好きになるのが怖いです……」ポロポロ 果林「それで……侑と別れる?」
せつ菜「………そのつも」(せつ菜ちゃんとこうして一緒に居れれば私は幸せだよ)
せつ菜「っっ!!!」
せつ菜(侑さんの……侑さんとの思い出が……)
(初めてライブ見たときから私ときめいちゃった!)
(せつ菜ちゃんのライブとってもよかった!)
せつ菜「ぁぁぁ………」ポロポロ せつ菜「最低です……私」
せつ菜「好きになるのが怖いのに……」
せつ菜「まだ……侑さんを……」
せつ菜「歩夢さんを傷つけたのに……私はまだ……」
せつ菜「侑さんがすきですぅぅ………」ポロポロ
果林「……」
果林「いいじゃない」
せつ菜「ぇ……」
果林「好きなんでしょ」 果林「なら……別れる必要なんてないわ」
せつ菜「でも……私は……歩夢さんを……」
果林「歩夢がね……気を失う前になんて言ったと思う?」
果林「【二人が私の事で別れないようにして】って……」
せつ菜「歩夢さん……」ポロポロ
せつ菜「優しすぎます……私なんかを……」 果林「ええ……それが歩夢のいい所よ」
タタタタタ
「歩夢……」ハァハァ
せつ菜「ぁ……ぁぁぁ……」
せつ菜「侑さん……」ポロポロ
侑「せつ菜ちゃん……」
せつ菜「私…私………」 ギュ
せつ菜「ぁ……」
侑「ごめん」
侑「私がしっかりしてないせいで、せつ菜ちゃんを傷つけた……ううん」
侑「歩夢も傷つけた」
せつ菜「違うんです……私が…私が……」ポロポロ
侑「違うよ」
侑「私達が傷つけた」
侑「だから……もう私は迷わないし……疑ったりしない」
侑「せつ菜ちゃんが私の事が好きだって実感できた」 侑「病院に無断で侵入してきて会いに来てくれる……もう愛されている実感がわいたよ」
侑「せつ菜ちゃんが私を愛してくれているか……ずっと不安だった」
侑「不安に押し潰されて……馬鹿な事しちゃった」
侑「ごめん」
せつ菜「私が……侑さんを不安にさせたのが悪いんです……」
侑「ううん……せつ菜ちゃんだけじゃなくて……私達だよ」
侑「二人で謝ろう」
侑「そして償っていこう」
侑「二人で」 せつ菜「はい……」ポロポロ
果林「まったく……」
侑「果林さん……」
果林「今度こそ……間違わないでよ」
侑「うん……」
果林(もう、この二人は大丈夫そうね……だから……)
果林(早くもどってきて……歩夢……)
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・ 数週間後
マンション
ピーンポーン
せつ菜「迎えにきました!!」
侑「迎えにきたよ」
侑「歩夢」
歩夢「ありがとう二人共」 侑(あれから歩夢は命に別状はなく)
侑(足を骨折したあそうだけど、後遺症が残るほどではなく)
侑(時間が経てば傷跡も無く回復するだろうと言われた)
侑(今はまだ歩けないから……私達が車椅子を押してあげる)
侑(そして) 果林「あら、早いわね」
侑「果林さんおはようございます」
せつ菜「おはようございます!」
歩夢「あはようございます」
果林「それじゃ、ここからは私が交代するわ」
侑「うん」
果林「それじゃ、行くわよ歩夢」
歩夢「はい」 侑(途中から果林さんに交代するのが日課だ)
侑(こんな事で二人の償いにはならないと思う)
侑(だからもっと二人に対して何かしていこう……長い年月をかけてでも)
侑(私と)
侑「せつ菜ちゃん」
せつ菜「はい!」
侑「私達も行こうか」
せつ菜「はい!」
侑(私とせつ菜ちゃんで償っていこう)
侑「せつ菜ちゃん……」カオヲチカヅケ
せつ菜「侑さん……」メヲトジ
チュ ・・・・
・・・
・・
・
歩夢「いつも迎え有難うございます」
果林「歩夢の迎えくらい、何ともないわ」
果林「迷子になりやすい私でも、何度も行ってる歩夢の家は流石に迷わないわ」
果林「でも……」
果林「また治ったら……私のことを迎えに来てくれる?」
歩夢「はい……もちろんです」
果林(私達の付き合いが他の誰かを傷つけているかもしれない) 果林(でも……それでも私は)
果林「歩夢」アゴクイ
歩夢「あぁ///……誰も居ませんよね?///」
果林「確認済みよ」
歩夢「な、なら……///」メヲトジ
チュ
果林「んん♡」
歩夢「あむ♡」 果林(私は歩夢の事を愛し続けるでしょうね)
果林(いいじゃない……開き直りも……)
歩夢「果林さん」
歩夢「好きです」
果林「私もよ……」
終わり 最近歩夢が死んじゃうSSが多かったからちゃんと生きててよかった 乙、歩夢が生きててよかった
あゆかりはもっと増えてほしいな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています