凛「師走にゃ!!」
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凛「今日から師走!ってことで、何か師走っぽいとびっきりなことをしたいにゃ!」
凛「師走っぽいとびっきりなことって、うーん…」 花陽「凛ちゃん、おはよう」
凛「かよちん!!おはよっ!師走でもかよちんは朝から可愛いにゃー」
花陽「うぇぇ?師走は関係ないと思うけど…」
凛「そっか!かよちんは師走じゃなくても可愛いにゃ!」
花陽「そ、そういうことじゃなくて…」
凛「かよちんは毎日ずーっと可愛いにゃー」
びゅぅぅぅぅぅぅ
花陽「ひゃぁ!うぅぅ…寒いね」
凛「寒いにゃぁぁ…学校に着くまで我慢できるかな?」ぶるぶる
花陽「うん…でもこの前までぽかぽか陽気だったのに、急に寒くなるんだもん。困っちゃうね」
びゅぅぅぅぅぅぅん
花陽「ピャア!!」
凛「寒いぃぃ!さすが師走…うぅ。でも、そんな師走だからこそ師走っぽいとびっきりなことをしたいにゃ!」 花陽「師走っぽいとびっきりなこと?」
凛「うん!」
花陽「えっと…たとえば?」
凛「たとえばなんだろ…」
花陽「分からないんだ…ふふっ、凛ちゃんらしいね」
凛「あぁ!かよちん笑ったなー!そういうかよちんは師走っぽいとびっきりなことって何だかわかる?」
花陽「えっと…師走だよね?12月で…とびっきりなこと…えっと」
びゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん
花陽「ひゃぁっ!」
凛「さーむーいーにゃぁぁぁ!!」
花陽「くしゅん!」
凛「かよちん!!大変にゃ…このままでは師走にかよちんがやられてしまう!」
花陽「やられないよぉ…くしゅん!」
凛「ど、どうしよう…うぅぅぅぅ。こんな時に限って凛は何も持ってないにゃ…」
花陽「じゃあ…はいっ」
凛「にゃ?」 花陽「手…つないでもいい?そ、その…凛ちゃんの手…すっごくあったかいから」
凛「…」ふるふるふる
花陽「…ダメだよね?ごめんね、変なこと言いだして」
凛「そんなのお安い御用にゃ!!!」
花陽「へっ!?ちょっ、凛ちゃん!!」
ぎゅっ
花陽「あっ…」
凛「繋いじゃったからにはもうしばらく離せないよ?それでもいい?」
花陽「うん…」
凛「あったかくなった?」
花陽「…うん。」
凛「よかったにゃ!」
花陽「…で、でも!!」
凛「んー?」 花陽「もっとぎゅってひっついたら…その…もっとあったかい…のかも」
凛「!!!!!!」
花陽「あぁ…えっと、その…うぅ、はずかしい」
ぎゅぅぅぅ
花陽「あっ」
凛「決めた!今日は学校に着くまでぜーったいにかよちんから離れないからね!」
花陽「…」
凛「かよちんは、いや?」
花陽「ううん。むしろ…」
凛「にゃ?」
花陽「12月になってよかったかな…うんっ」
凛「凛も同じ気持ちにゃ!」
花陽「本当に?」
凛「うん!」
花陽「よかった」 凛「今朝は寒すぎてどうなる事かと思ったけど、かよちんとこうやってぎゅーってして心も身体もポカポカにゃ!」
花陽「うんっ!私も…だよ」
凛「うんっ!今朝はとびっきりな1日になったにゃ!」
花陽「うん!とびっきりな1日に…」
花陽「あや?」
凛「にゃ?」
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