0001名無しで叶える物語(茸)
2020/11/23(月) 23:27:24.49ID:elERccpW栞子「うしろ…?」
栞子「ラ、ランジュ…」
ランジュ「久し振りラ!栞子!」
栞子「…本当にランジュなんですか…?理事長が捕まって香港に帰国したはずじゃ…」
ランジュ「…大丈夫。この通り元気ラ」
栞子「ラ、ランジュ…ランジュわたしは…わたしはっ…」
ランジュ「…すまないラ…心配をかけたラ栞子」スッ…
栞子「ああ…ランジュの掌です。いつもと同じ心を洗い流してくれるランジュの匂いです。本当にランジュなんです…」
栞子「…うっうっうっうっうっ…」
ランジュ「…少し痩せたね…本当にすまないラ。栞子をこんなに傷付ける事になってしまって…だけどわかってほしいラ。栞子しかいなかったラ。ランジュにはやらなければならない事がありその為に身を潜めなければならなかったラ。その為に帰国を装い栞子に…」
栞子「…いいんです。ランジュと再会できただけでわたしは…」
ランジュ「…ありがとうラ栞子…栞子と大親友になれて本当に良かった…ありがとうラ栞子…本当にありがとうラ…」
ランジュ「さよならラ」ザシュッ
栞子「嘘」ドサッ
ランジュ「…行くラ愛」
愛「…ええ大親友」