璃奈「彼方さんを雇いたい」 彼方「ええっ!?」
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璃奈「場所は、彼方さんの家に私を住まわせてくれること」
璃奈「家事は基本お任せ」
璃奈「彼方さんの働いてるスーパーの時給を参考に、時給1,200円を3hとして日当は3,600円」
璃奈「月平均30日かつ、土日が月約8日としてそれを引いた月22日が総勤務日数になる」
璃奈「予定労働時間としては3h×22日で66時間」
璃奈「だから月収は79,200円。年収としては950,400円になると思う」
璃奈「家事があるから固定休はないし、実際には365日勤務になっちゃうけど……」
璃奈「月最低8日分の休みは、彼方さんの方で上手くとって欲しい」
璃奈「実勤務が365日になっちゃうから」
璃奈「その分、上手く調節して月10日以上の休みとか、予定労働時間を下回っても」
璃奈「明細上は勤務日数22日の勤務時間66時間になる」
璃奈「休みが取れなかった分は誕生日とか、年始のボーナスに非課税で計上するけど、ちゃんと休んでくれないと解雇する」
璃奈「食事に関してはお昼……はお休みの日とかだけでもいいけど、朝と夜は必ず」
璃奈「作り置き可、外食・出前も可。ただし、後者は極力避けて健康的な食事が望ましい」
璃奈「追加条件として、週に二日は私の家に行って掃除とかをすること」
璃奈「彼方さんの家の光熱費等含む家賃の4分の1は経費として計上するので後納になっちゃうけど……そこは許して欲しい」
璃奈「あと、扶養から外れる可能性があるから、給与は据え置きで昇給無し、さっき言っちゃったけど賞与は年2回」
璃奈「……これでダメなら諦める」
璃奈「璃奈ちゃんボード[(>人<;)]」 偽装結婚とか抜かしといて
最終的にセックスするんですよね 彼方「ま、待って待って!」
彼方「そんな急に言われても困るし……ちょっと、長いというか〜」
璃奈「そう言われると思って、雇用契約書を用意してある」スッ
彼方「えっ」
璃奈「下手な家政婦を雇うよりも私が信頼してる人に頼めるならその方が良いって言ってた」
璃奈「赤の他人に給料払うなら、私が親しい人を雇う方が良いと思うって納得もしてくれてる」
璃奈「食事だって健康的なものになるし、一人で朝と夜食べるよりずっといい」
璃奈「だから……うちの親には確認取ってあって、ここに実印でサインもあるから大丈夫」
彼方「ほ、ほんとだ〜……」
璃奈「ちなみに、同好会の連絡名簿から連絡してあって親同士の話は済んでて」
璃奈「あとは彼方さんが頷いてくれるだけ」
璃奈「あ、もちろんこれにサイン欲しいけど」
璃奈「どう……かな?」
璃奈「璃奈ちゃんボード[(>_<。)]」 つまりりなりーの分のご飯作った上で週2で掃除したらお金くれるって事だね(適当) りなりーに悪意がないのは分かるが
いきなり美味しい話を持ってこられてこれにサインしてくれは普通に怖い りなりー、基本給のみで年収95万円って事は年2回のボーナスを7万円以内に納めないと103万円の扶養外れちゃうよ どっちも幸せになって合理的な提案だけど雇う側雇われる側という上下関係ができてしまうのが引っかかる 彼方「ど、どうして急に……?」
璃奈「彼方さんが凄く頑張ってるのは分かるけど……頑張り過ぎてて怖かった」
璃奈「だから、一生懸命考えた」
璃奈「彼方さんにだけメリットがある様なものじゃなくて」
璃奈「双方にWin-Winなものになるにはどうしたらいいかって」
璃奈「それで、雇えばいいって思った」
璃奈「時給とか、家政婦の相場とか、色々調べて」
璃奈「時給、月給、年給と週休、月休、年休を出来る限り考えた上で」
璃奈「さらに基本家に帰ってこない上に、一人っ子のウチと妹もいる彼方さんの家どちらが適しているかを考慮して、決めた」
璃奈「えっと……あと、給与等の条件に不満があるならある程度調節できる」
璃奈「……彼方さんに無理して欲しくない」
璃奈「それと……出来たら……誰かと一緒の生活がしたい……」
璃奈「急に提案して、変だと思ったかもしれない、怖いと思ったかもしれない」
璃奈「だとしたら、ごめんなさい」
璃奈「もちろん、今すぐ答えなくても良い」
璃奈「しばらく考えてくれてもいいから……考えるだけ考えて欲しい」
璃奈「それで……彼方さんが嫌なら、諦める」 この雇用を続ければ彼方ちゃんが卒業しても合理的に彼方ちゃんとの繋がりを保てるって寸法よ 彼方「た、助かるかどうかで言えば、凄く助かるけど〜」
彼方「でも……璃奈ちゃんは私の雇い主になるんだよね?」
璃奈「それは違う」
璃奈「雇用主はあくまで、私の親であって私じゃない」
璃奈「例えるなら、愛さんの実家のもんじゃ焼き店でアルバイトするのと同じようなもの」
璃奈「彼方さんが今バイトしてるスーパーのオーナーの娘が私。みたいなもの」
璃奈「……でも……上下関係、感じる?」
璃奈「……頑張って考えたけど、それを解消できるとは思えなかった」
璃奈「どうにかしようと思ったけど、屁理屈しか浮かばなかった」
璃奈「……でも、そうしないと彼方さんが無理する」
璃奈「頑張ってるんじゃなくて、凄く無理する」
璃奈「だから……目を瞑ろうと思った」
璃奈「でも、彼方さんがどうしても気になるなら……仕方がないと思う」
璃奈「気を遣わせたいわけじゃない」
璃奈「ただ、私も彼方さんも幸せになれたらいいなって、思っただけ……」
璃奈「ダメなら、仕方がない」
璃奈「璃奈ちゃんボード[(>v<)]」 本来は使用者と労働者も契約を結ぶんだから対等なんだけどな
使用者は労働者が必要だから雇うし、労働者も賃金が必要だから雇われる
労働者は労務を提供して、使用者はその対価として賃金を払う
これが原則でそのための契約なのに、自分のほうが偉いって考える使用者や自分は雇ってもらってるから言う事聞かないとと考えちゃう労働者がいるからおかしくなる
その点このりなりーは素晴らしいね
ちゃんと対等であるために契約を考えてる 彼方「……少し、考えさせて欲しいな」
璃奈「うん、全然考えてくれていい」
璃奈「3日でも4日でも1週間でも……考えてくれていい」
璃奈「でも、その間に無理して倒れたりしたら……」
璃奈「私、すっごく怒る」
彼方「璃奈ちゃんにそう言われちゃうと……無理できないねぇ……」
璃奈「……私、遥さんが羨ましかった」
彼方「遥ちゃんが……?」
璃奈「虹ヶ咲に来た時、凄く幸せそうだった」
璃奈「彼方さんの話をするとき、とても楽しそうだった」
璃奈「彼方さんと喧嘩した時、凄く大事に思い合ってるんだなって感じた」
璃奈「だから……そんな温かいの、私も少しだけ欲しいなって、わがまま……」
璃奈「そのわがままでみんな幸せになれたらいいなって、思った」
璃奈「……なんて」
璃奈「璃奈ちゃんボード[(〃▽〃)]」
璃奈「今日は帰る……また明日!」ダッ
タッタッタッタ.....
彼方「璃奈ちゃん……」 1ヶ月後
彼方「電気代がすごいことに!!!」
璃奈「?ゲーミングPCだとこんなもんだよ?」 家事代行て都内じゃ3500/hはとられるから高校生ってこと考慮してももう少し高くしてあげないと不当ですよ 時給を上げて拘束時間短くしたらいい
たしかに家事代行で1200円は安すぎボッタクリ 年間110万超えると扶養はずれるしそれがバレると特待生枠にも響くんですよ(怒) 前立ってたスレで書きたいって言ってたもんじゃか?期待 ――――――
―――
[翌日]
璃奈「………」
愛「りなりー!」ダキッ
璃奈「愛さん? どうしたの?」
愛「どうしたはこっちだぞ〜? ずっと考え事してるよね〜?」
愛「何々〜? 悩み事なら愛さん聞くぞー」
璃奈「……」
璃奈「実は、いずれ起業することを考えて雇用契約書を作ってみた」
愛「起業!? すっごいね……どれどれ……」
璃奈「まずは正社員を考えずにアルバイトを雇うことを前提としてる」
璃奈「土日分は休みとしてるけど、祝日は変動する場合も考慮して考えから外して週休完2日計算」
璃奈「ただし、一週間の中で何曜日休むかはおまかせ」
璃奈「加えて+2日は祝日があることを前提として休んでも良いって思ってる」
璃奈「時給はとりあえず1200円で昇給無し、年二回の賞与あり」
愛「ふむふむ……」
愛「これって、不定休ってことはサービス業で考えてる?」
璃奈「そう」
愛「ん〜……昇給無しで時給1200円固定だと、稼ぐためには拘束時間が長くない?」
愛「月8日+2日だと簡易計算で年休120日だから悪くはないけど……勤務時間を考えると月10日も休めないと思うかな〜」
愛「それと、夏季冬季休暇、年末年始等は考慮してない? 有休も無し?」 こういうの考えるのほんと苦手
俺みたいなバカにとって日本って本当に優しくしてくれる気がする 璃奈「それは……」
愛「ほら、アルバイトって学生が基本でしょ?」
愛「試験期間・修学旅行・夏季冬季休暇……などなど」
愛「これだけの期間はバイト出れませーんっていうのが少なからずあるんだよね」
愛「そうなると、別の月に集中させないと稼げないとか」
愛「この週に全力で詰め込まないと! っていうのが出てくる」
愛「でも、アルバイトは一人でやるものじゃないから、ほかの人との折り合いもつけなきゃいけない」
愛「特に高校生なんて、22時までしか働けないから放課後の17〜22の夕勤5h、休憩なしでそれしか働けない」
愛「休憩45分入れてあげるなら、4.25h……一日5,100円かな?」
愛「そうなってくると必然的に土日に朝昼勤務〜とか、昼夕勤務〜とか出てくる」
愛「働く人がそれでいいなら良いけど、契約書見る限り、りなりーはそんな無理せず短時間働くだけにしたいって感じる」
愛「だったら昇給はあるべきだし、時給1200円はちょっと安いかもね」
愛「それを除いても、夜勤や休日・祝日は給与にプラスしないと反感買っちゃうよ〜?」 元々頭も良いしこういうこと急に言い出しても違和感はない 愛「そして、休みか〜……」
愛「バイトって全力で稼ぎたい! ってわけじゃない限り週1〜3日だし」
愛「稼ぎたい人でも学生なら週4日……ちょっと無理して5日が限度だと思う」
愛「そこまでする人って、奨学金貰わなきゃ! って感じで勉強も両立させないといけないって人だろうから……」
愛「バイトの勤務日数は年間で200日を下回る。週3日なら、144日。つまり、年休は221日」
愛「ここまで言えば、分かる?」
璃奈「何となく……分かった」
愛「りなりーの考えてる年120日は学生じゃないしアルバイトでもない。正社員を基に考えられたお休みなんだよね」
愛「正社員を考えないってりなりーは言ったけど」
愛「お休みが正社員だから、給与も正社員で考えてみると」
愛「1日夕勤5h、年120日休暇で245日勤務、そうすると……年収は1,470,000円」
愛「これに税金などが引かれるともっと少なくなる」
愛「これだと、流石の愛さんもダメって言わざるを得ないかな〜」
璃奈「……なら、どうしたらいい?」 愛「これからもっと勉強して色々――」
璃奈「出来る限り早くちゃんとした雇用契約できるようにしたい……!」
愛「りなりー?」
璃奈「中途半端なままは駄目」
璃奈「ちゃんとした契約書を作らないとだめだと思う」
璃奈「教えて、愛さん」
愛「そう言われても……ん〜……」
璃奈「お願い」
愛「アタシだって別に詳しいわけじゃないからなぁ……」
愛「けど、悩みを聞くって言った以上は……考えてみよっかな!」
愛「そこでひとつ聞いておきたいんだけど……りなりーは低賃金でこき使いたいのではなく」
愛「可能な限り稼がせつつも、短時間で働かせたいんだよね?」
璃奈「うん……無理はして欲しくない」
愛「じゃぁ、仕事内容は?」
璃奈「えっと……家政婦。だと思う」
愛「家政婦……? 家事代行かな」
愛「だとしたら、1時間あたりの単価……時給は高めに設定するのではなく」
愛「基本時給+付加価値……その人がどれだけいい仕事を出来るのか。で時給を決めた方が良いよ」
愛「私はこれこれこういう仕事もできます! あたしはこれしかできないっすね〜」
愛「そうですか。でもお二人の時給は同じです」
愛「……なんてなったら、求められることは大きく違うのに……不公平になっちゃうよね?」
愛「だから、その人の出来によって時給を底上げするのがベストだと思うかな」 璃奈「でも、すっごく出来る人を雇いたい」
璃奈「できれば、365日雇いたい」
璃奈「けど……102万円? を超えたら扶養から外れるから……あんまり……」
愛「なるほど……それであの特殊な条件なのか〜」
愛「ん……んん?」
愛「……あぁ。あぁっ! なるほどね〜っ」
愛「ようやく得心がいったよ〜。カナちゃんを雇いたいわけだ」
璃奈「っ!」
璃奈「璃奈ちゃんボード[(;¬_¬) ]」
愛「なるほどなるほど〜」
愛「そうしたら365日一緒が良いし、給料も限界があるね」
璃奈「………」
愛「だったら、福利厚生で給与分の付加価値をつけてみるのが良いんじゃない?」
璃奈「福利厚生?」 愛「そう。金銭ではない報酬だから、給与があげられなくても問題なし」
愛「例えば交通費だったり住宅手当、何らかの資格取得費など……本来、雇われてる側が負担する分のお金を雇用側が援助する」
愛「あるいは、デ……一緒にお出かけするときはさりげなく奢ってあげたり、お礼としてカナちゃんの負担を軽くしたりとか」
愛「あとはお誕生日とかには、カナちゃんや、遥ちゃんがうんっと喜ぶ催しをりなりーがしてあげるとか」
愛「最初に言った金銭面の援助は気を遣わせることになるから、りなりーが一番使いそうな電気代は正当な理由をつけて支払う割合増やすとかが限度だね」
愛「賃金を上げた上で、103万円超過分の給与は共用口座作って貯金もありだと思うよ?」
璃奈「……なるほど」
愛「あとは、家のことはりなりーも一緒になってやってあげて、負担を減らしてあげること」
璃奈「……分かった。頑張る」
愛「頑張れ、りなりー」
璃奈「早速雇用契約書書き直してくる」ダッ
タッタッタッタ.....
愛「……でも、カナちゃんだけなら、年間で賞与込み102万円ギリギリの給与計算と、家賃一部負担等の福利厚生は十分すぎる気がするけどね〜」
愛「そりゃ、固定給1200円はあれだけど……」
愛「なのに、昇給ありにしたうえで扶養が外れないように超過分の給与は共用口座に入金ってなったら……凄いことになると思う」
愛「まぁ……将来的に必要な貯金って考えればいいのかな?」 ――――――
―――
[翌日]
璃奈「ということで愛さんと相談して、雇用契約内容更新してきた」
彼方「えぇ!?」
彼方「あ、あれで十分すぎるほどだったのに……」
璃奈「ううん、愛さん曰く休日が正社員並みに少なくて、バイトらしくないって話だった」
彼方「愛ちゃん……」
璃奈「昇給はあるけど、扶養から外れないために超過分は共用口座に入金する」
璃奈「私、パソコンよく使うから……電気代の負担額は4分の1は不公平」
璃奈「よって、3分の2は私が負担する」
彼方「ま、待って待って……流石に申し訳ないかな……」
璃奈「ううん、使ったら使った分だけ払うのが普通……それに、自宅で使う分が彼方さんの家で請求されると考えれば当然の支払い」
彼方「……ん〜……」
彼方「んん〜……」
彼方「ごめん! 流石に条件が申し訳なさ過ぎて……逆に契約できない!」
璃奈「え……」
彼方「彼方ちゃんが一人勝ちする条件はさすがに申し訳ないし……今までもやってこれたから、彼方ちゃんは大丈夫だから」
璃奈「……」
璃奈「璃奈ちゃんボード[(T□T)]」
彼方「ごめんね、でも……気持ちは嬉しかった」 璃奈「愛さん嫌い」
愛「ぅえぇっ!?」
璃奈「璃奈ちゃんボード[(`△´)]」
愛「り、りなりーっ!」 終わり。
方向性間違えたので打ち切り、次は無駄に設定凝るの止めます >>11
本人に言う前に、親同士で合意って・・・まるで政略結婚じゃんw 楽しかったのに
まあssならもっと簡単にストーリ重視の方がいいのか
これはこれで真剣に考えてくれてる感あって良かったけどね >>59
面白かったけど、本人が言う通り、設定が懲りすぎているから、次はお金の事はふわっとした感じで良いから、かなりなのイチャイチャ多目でお願いします。 序盤も後半もすごく面白かった
他にない切り口で新鮮
また見たいな 時給1200円はぼったくりとか不当とか言ってるヤツいるけど
彼方は学生だから上げたら扶養外れるってりなりーが言ってるし
その上で+家賃(光熱費等含む)一部負担するんだから十分だったんだぞ
まさか扶養控除知らねーのか…? りなちゃん、おじさんを雇っておくれよ
りなちゃんみたいなロリッ子に雇われたらおじさんすごく頑張っちゃうよ 普段触れない情報ゴロゴロなのが楽しくて普通に読み耽ってたのにこの路線はあかんのか… 割と真面目に雇用の形を考えながら歩み寄るの面白かったよ この方向性も好きだったよ。公民の教科書に載せて欲しい。 できることを頑張るというなら
こういうのをガチで考案して実行できそうなのはりなりーの良さだもんな りなあいはりなりーが精神面だけでベッタリなんじゃなく
互いに頭が切れて会話のレベルが合うからこそ積極的に2人でいることが多いと見る方が楽しいな 実際りなあいはたまにこういうインテリジェントな会話をしてそう 愛さんって遠い将来は実家のことを何とかしないとというのが頭の片隅にあって
なおかつ理系的な思考に長けてるとしたら、こういうことを先んじて勉強しててもおかしくはないんだよな 将来のための共用口座ってそれもう結婚じゃん
やったぜ >>84
意識せずに合理的手段を積み重ねた結果が
これもう結婚じゃんってなるのはなかなかエッチだな これアニメの愛さんなら
りなりーのことを考えつつも、ちゃんと彼方ちゃんも仲間として助けたいと考えを巡らせるだろうなという信頼があるから成立するのが良いよな
単に他キャラ混ぜて嫉妬、みたいな量産型じゃなくて良い 彼方ちゃんのことを彼方ちゃん以上に本気で考える仲間意識って捉えると尊い まあ仲間内で金出す出される関係はどうしても気まずくなりそうだし 仲間同士で金銭関係のガチ折衝は面白いな
斬新で面白いからこういうの書けるならまたチャレンジしてほしい >>89
出すのは天王寺父母だって言ってるじゃん!! このSSはこれはこれで良かった、ただ>>1には今度璃奈と彼方のイチャイチャSSも書いてほしい >>59
こういう方向性のSS見たことないしまた書いてくれよ
打ち切りにしないで続き見せてほしいわ こういう丁寧なSS俺は好きだな
本気で考えてなんとかしようってりなりーの想いがちゃんと伝わってきた ――――――
―――
[>>58後]
璃奈「………」トボトボ
果林「あら……璃奈ちゃんじゃない」
璃奈「果林さん……」
果林「どうしたの? そんな……見るからに嫌なことあったって雰囲気醸し出して」
果林「さっき、愛が頭抱えてたのと関係あるのかしら?」
璃奈「………」
璃奈「……彼方さんに振られた」
果林「そう……振られ……!?」
果林「振られた……?」
果林「えぇっと……それは、愛が?」
璃奈「私」
果林「そ、そう……それは、なんというか……」
璃奈「遥さんとのやり取りを見てて、羨ましいなって思って……」
璃奈「彼方さんを雇えば、私も同じようにあったかい気持ちになれると思ったけど」
璃奈「彼方さん、私の提示した雇用契約は受け入れられないって、断った」
果林「雇用……契約……? ん?」
果林「もしかして……オファーを断られたって意味かしら?」
璃奈「そう」 果林「そ、そうよね」
果林「ちなみにどんな条件を提示したのか聞いても良いかしら?」
璃奈「これ」ペラッ
果林「……雇用契約書……しっかり作ってる上に実印まで……」
果林「なるほど……」
璃奈「彼方さんは今、週5日、バイトの掛け持ちまでしてお金を稼いでる」
璃奈「それを補えるだけの給与を提示して、私を彼方さんの家で暮らさせて貰おうと思った」
璃奈「愛さんに聞いたら、休みが少なすぎる、給料が安いっていうから」
璃奈「業務上休みが増やしにくい分、給与を上げた上で……扶養から外れないように共用口座を開設して貯金することにした」
璃奈「加えて福利厚生を考えて、パソコンの使用率を建前に電気代の3分の2を支払うって言ったら」
璃奈「彼方さんに、申し訳ないから断らせてって……」
璃奈「……元ので十分だって、彼方さんは言ってた」
璃奈「愛さんに騙された」
璃奈「璃奈ちゃんボード[(`Д´)]」
果林「ふ……ふふふっ」
璃奈「?」
果林「ご、ごめんなさい……それで、それでなのね」
果林「ふふふふっ、なるほど事情は分かったわ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています