〜千歌の部屋〜

果南「千歌?どうしたの、休日にわざわざ呼び出しって」

千歌「えっと、実は折り入って頼みがありまして……」

曜「頼み?いいよ、千歌ちゃん。私に出来ることがあったらなんでも協力するよ!」

千歌「わーい!ありがと曜ちゃん!!あのねあのね!実はね!部室の鍵を失くしちゃったみたいでして……」

曜「え?部室の鍵?」

千歌「う、うん。昨日はたまたま私が最後だったからカギ閉めて帰ったんだけど、その後どこ置いたかわかんなくなっちゃって……」

曜「あー、それは大変だね。早く見つけちゃわないと」

果南「いや大変で済む話じゃないでしょ。いま部室開けられないってことでしょ?色々困るし、ダイヤにでもバレたら大目玉くらうんじゃないの?」

千歌「うぐっ!?ううっ、それは困るかも……」

曜「まあみんなで探せば案外すぐ見つかるんじゃない?こういうのは人海戦術って言うし……あっ、そうだ!梨子ちゃんにでも声かけて見たら?お隣さんだし、力になってくれるかも

千歌「そ、それはだめぇ!!!!」