穂乃果「ふああ…学校の準備しなきゃ…」
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穂乃果「今日から3年生かー、時間がたつのは早いね〜」
穂乃果「制服制服…あれ?」
穂乃果(緑のリボンがない…)ガサゴソ
ガチャ
雪穂「お姉ちゃん!早くしないと学校遅れちゃうよ!」
穂乃果「あ、雪穂!穂乃果のリボン知らない!?」 雪穂「ハァ?目の前にあるじゃん」
穂乃果「二年生のやつじゃなくって三年生の…」
雪穂「いやいや、なんで二年生のお姉ちゃんが三年生のリボンつけていくわけ?」
穂乃果「…は?」
雪穂「寝ぼけたこといってないでさっさと支度しなよ」
穂乃果「????」 ________________
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_______
穂乃果「…」
海未「…」
ことり「…私達、2年生に戻っちゃったみたいだね」
海未「…信じられませんが、そのようですね…ラブライブに優勝した時点の記憶を保持したまま」
穂乃果「…ってことはさ」 穂乃果「2年生の試験で無双できるよね」
海未「えぇ…」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん…」
穂乃果「冗談冗談〜」エヘヘヘ
海未「全く穂乃果は…」
穂乃果「まあ、それは一旦置いといて」
穂乃果「まずは廃校を阻止しないとね!」 海未・ことり「…」
海未「…あなたは今回も理事長の話を聞いていなかったようですね」
穂乃果「へ?」
ことり「なんでかわかんないんだけど…今回は志願者数が足りてるみたい」
穂乃果「???つまり…?」
ことり「廃校しない、ってことだよ」
穂乃果「…」
穂乃果「ええー!?」 穂乃果「どどどどーしよー!?」ガタ
穂乃果「廃校がなくなっちゃったよー!?」
ことり「う、うーん…まあ、それならそれで…」
海未「…落ち着きなさい、穂乃果」
ことり「そうだよ、廃校が無くなるんだから…」
海未「学校を救うことと壊すこと、どちらが難しいと思っているのですか?」
ことり「うん?海未ちゃん?」 海未「私たちで音ノ木坂の評判を下げ、志願者数を減らしてしまえばよいのです!」
穂乃果「!!」
穂乃果「さっすが海未ちゃん!μ'sのブレイン!」
ことり「え…えーっと」
海未「さ、早速近辺を荒らしに回りますよ!穂乃果はそれを撮ってSNSやYOUTUBEで拡散してください!」
穂乃果「ラジャー!」ビシ
海未「ことりはネットの掲示板などで音ノ木坂の評価を地に落としてください!」
ことり「…はい(廃校しないならしないでいいんじゃないかなぁ…)」 ________________
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\ババーン/
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| 廃 校 |
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海未「つ…ついに成し遂げました!」
穂乃果「やったあ!廃校だー!!」バンザーイ
ことり「あーあ…」 海未「私と穂乃果でバイクを盗んでUTXの校舎のガラスを割って回ったのが功を奏しましたね!」
穂乃果「あれ、再生数と👎の数は凄かったもんね〜!」
海未「ことりもよくやってくれました!2chのどの板にも現れる超害悪コテハン『(・8・)@音ノ木坂学生』には痺れましたよ!」
穂乃果「複数の端末を阿修羅のごとく操作し続ける姿にはドン引きだったよ!」
ことり「あはははは…お母さんごめんなさい…」 海未「さて、では残りの6人を集めないと」
ことり「でも、他の6人は記憶を引き継いでないっぽいんだよね」
穂乃果「そうなの?」
海未「はい、今朝絵里に『Hey!Eri、ハラショーとはなんですか?』と言ったら凄く冷めた目で睨まれました」
海未「チビりました」
ことり「言わなくていいよ…」 穂乃果「んー…ってことは私は音楽室に行かないとだね!」
海未「ほう、真姫ですね」
穂乃果「よくわかったね!海未ちゃんってエスパーなの?」
海未「いえ、音楽室、ぼっち、チョロい、トマトと言われれば誰でもわかります」
ことり「そこまで言ってないと思うけど…」
穂乃果「それじゃあ行ってきまーす!」ダッ 〜音楽室前〜
穂乃果「…?ピアノの音も歌声も聞こえてこないよ?」
穂乃果(まさか、ここも廃校と同じで前と変わっちゃったのかなぁ…おや?あのシルエットは)
花陽「掃除当番で遅くなっちゃった…」タッタッタ
穂乃果「おーい!花陽ちゃん!」
花陽「は、はい!?(…あのリボンは二年生?なんで私の名前を…)」 穂乃果「いきなりで悪いんだけど西木野真姫ちゃんって娘を音楽室に呼んできてくれない?」
花陽「な、なんで私が…ッ!?は、はい!わかりました!!」ダッ
穂乃果「ありがとー!」
花陽(逆らったらヤバいよあの人…制服に血とか切り傷とかついてたよ…)タッタッタ _____________
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_____
ガチャ
真姫「…失礼しまーす、って勝手に入っていいのかしらこれ?」
真姫(急に『先輩が呼んでるから音楽室で待ってろ』なんてビックリするわよ…知り合いなんていない筈だけど…)
真姫「…」
真姫「…暇だからPretenderでも弾いてましょ」キミトノラブストーリー 〜〜〜〜〜〜
真姫「…」ソウネガッテモムダダーカラー
真姫(サビの入りが大事ッ!)グッ
\パチパチパチパチ/
真姫「ヴァヴぇえ!?」
穂乃果「上手だねー!」ガチャ 真姫「…あ、あなたが私をここに呼び出した先輩ね?」
穂乃果「うん!高坂穂乃果っていうんだー、よろしく!」
真姫「は、はあ…」
穂乃果「突然だけど、あなたアイドルやってみない?」
真姫「えっ?」 穂乃果「歌もピアノも上手だし、アイドルみたいにかわいいし!」
真姫「ヴぇっ!?イ、イミワ…!?わかりました!!」
穂乃果「ホント!?」
真姫「はい、是非ともお願いします!(この人制服に血とかめっちゃついてる…逆らったらヤバい)」
穂乃果「よっし、それじゃあ早速…あっ」
真姫「?」 穂乃果「やっぱりダメ!!」
真姫「はい?」
穂乃果「真姫ちゃんにアイドルはまだ早かったよ!もう少し待ってて!」
真姫「???」
穂乃果「もう少ししたら真姫ちゃんを立派なアイドルにしてあげられるから!」
穂乃果「じゃ!」スタスタ 真姫「…」ポツーン
真姫「イミワカンナイ!!!!」
__________
〜教室〜
穂乃果「あぶなかったー…真姫ちゃんには花陽ちゃんの背中を押してもらわないといけないからね」
海未「時期尚早という訳ですね」
ことり「次は確か…絵里ちゃんもとい生徒会長の所に申請書を出すんだよね」 穂乃果「んー、どうせ今の段階だったらつっぱねられるし、行かなくていいんじゃない?」
海未「そうですね、それでは今日は帰りましょうか」
穂乃果・ことり「は〜い」
______________
絵里「…」カキカキ
希「…(ごっつ暇やわ〜)」 穂乃果「よーし、今日は帰って漫画でもよーもっと」
海未「あっ…ちょっと待ちなさい、穂乃果」
穂乃果「どうしたの?」
海未「あなたは最も肝心なことを忘れています」
穂乃果「?」
海未「それは…」 海未「路上ダンスです」
ことり「…それいる?」
海未「何故だかわかりませんが、それをやらないとひと段落ついた気がしません」
穂乃果「でも、穂乃果車に轢かれそうになったし…やらなくてもいいんじゃないかな?」
海未「いーやーでーすー!やるったらやりますよ!ホラ!」グイグイ 穂乃果「海未ちゃん痛いってば!あーやればいいんでしょ!やれば」ダッテーカノーセーカンジタンダー
海未「過去に戻ってから最初のダンスです、気合を入れていきますよ!」ダッ
\LET'S GO ! LET'S GO ! HI !/
ことり「あっ、海未ちゃん見て!車がちゃんと穂乃果ちゃんがくることを見越して止まってるよ!」
海未「なんですって!?ここにも変化が及んでいるのですか!これでは迫力が足りません!」
海未「ちょっと運転手に話をつけてきます!ことり!」ダッ
ことり「わかった、ことりはあっちの人にお願ぁいしてくるね!」
穂乃果「車来なくても別にいーじゃん!二人とも穂乃果を殺したいの!?」 __________________
海未「さ!あの少女に突っ込みなさい!」クワッ
運転手「ヒィィィ!」ブロロロロロ
__________________
ことり「運転手さん、おねがぁい♡」
運転手「は、はいいいい♡」ブロロロロ
__________________
穂乃果「マジでやったよあの二人!あーもーどーにでもなれー!」クルックルッサッサッ __________________
____________
穂乃果「…(スカート掠った…)」ゼーハーゼーハー
海未「ご苦労様です」
穂乃果「…ねぇ、やっぱり廃校阻止やめてもいい?(命がもたない…)」
海未「やめたりしたら私もろともあなたの凶行(学校を廃校にした)をバラしますよ?」
穂乃果「……」
穂乃果「私、やっぱりやる!やるったらやる!」
完 取り敢えず終わりです 読んでいただきありがとうございます
気が向いたら続き書くので読んでいただけたら幸いです 続きを期待してる
最近こういうカオスなss見てないんだ 絵里「講堂使用の許可ァ?認められないわァ」
穂乃果「ええっ!?どうしてですかー!?」
絵里「学校説明会は遊びじゃないのよ」
絵里「参加者は皆前々から準備をしてきていたのよ」
絵里「なのに今更講堂を貸せですって?」
絵里「片腹ショー」 ことり「あれ〜?でも、講堂の使用は生徒であれば自由である筈なんじゃないんですか〜?」
ことり「ねっ?副会長」
希「…ッ!」
希「そ、そうやね。ウチら生徒会は生徒の活動を独断で禁止する権限はない…」
絵里「の、希!?」
ことり「ってことはぁ、講堂の使用を許可してもらえた、ってことでいいですか?」
希「はい…」
穂乃果「やったー!ありがとうございます!」
ことり「それじゃあ失礼しました〜」ガチャ 絵里「希、どういうつもり?」
希「…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
希(ふーん、この2人がカードに出てた危険人物か)
希(取り敢えずこの提案は無理してでもお引き取り願うしかないか…)
海未「この2人の味方をしなさい」ボソ
希(背後に誰かいる…!?) 海未「全く…カードのせいで学校が潰されかねないとは…」ハァ
海未「断れば殺す、絵里に助けを求めても殺す…さあ、生徒会の独断では生徒の行動を禁止できない旨を伝えなさい」
希「わかった…(ナイフを…あてがわれてる)」タラ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
希「生存本能がウチにそう告げるんや(あの3人に関わったらヤバい)」
絵里「???」 穂乃果「よっし、講堂の使用許可を得られたから、次はグループ名を募集しよう」
ことり「グループ名って…µ'sでよくない?」
穂乃果「勿論、名前はµ'sに決まってるよ。希ちゃんが決める…てのが大事なんだよ」
海未「確かに、希が名付け親であったからこそ9人目に希が入った、と言えます」
海未「名前の募集はしておきましょう」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
海未「さて、そろそろ希も入れ終えたでしょう」
穂乃果「箱とって来るね!」
穂乃果「それでは発表します!私たちのグループ名は!!」ガサ
穂乃果(…?なんかたくさん入ってない?)
ことり(ネタバレされた推理映画を見るが如き無感動)
海未「ドゥルルルルルル」
『にこにー's』バン
穂乃果「」ビリ 穂乃果「わ、私たちのグループ名は!」バッ
『歌マロ』ビリ
『NI・CO』ビリ
『KING・FLOWER・WHITE』ビリィ
穂乃果「石鹸とにこちゃんばっかりじゃねーか」ドカァ
海未「何故です!?希はµ'sに入りたいのではないのですか!」
ことり「海未ちゃん、胸に手を当ててよく考えてごらん」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
希(µ`sって名前が選ばれたらウチも巻き込まれる…そう、カードが言うんや)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃果「もういい!グループ名はµ's!父は私!母は死んだ!」
ことり「µ's!µ's!YEAHHHHHHHHHH!」 穂乃果「さ!次は真姫ちゃんのとこに行って曲を作ってもらおう!」
海未「そうですね、それではこの紙を渡してきてください。歌詞を書いておきました」
穂乃果「ありがとう、それじゃあ行ってくるねー」ガラガラ
海未「…あれ?」
ことり「海未ちゃん?どうかした?」
海未「…いえ、なんでもありませんよ(杞憂でしょう)」 〜音楽室〜
穂乃果「あ、いたいた!」
真姫「ま、またあなた!いっておきますけどアイドルの作曲なんてお断りです!」
穂乃果「なんでさー!」
真姫「あんなチャラチャラした薄っぺらいの嫌いなの!」
穂乃果「…ふーん」 真姫「あっ…えっと(お、怒らせちゃったかな…マズイ、ボコされる)」
穂乃果「真姫ちゃんはアイドルの恐ろしさをわかってないみたいだね」
真姫「お、恐ろしさって…」
穂乃果「ちょっとそこで腕立てしてみなよ。笑顔で」
真姫「なんで私が…」
穂乃果「へえ、できないんだ?それくらい底辺アイドルでもできるよ(穂乃果未だにできないけど)」
真姫「ふ、ふん!見くびらないでよ、できるに決まってるじゃない!」 真姫「その代わりできたら二度と私に近づかないで!」
穂乃果「別にいいよ(できるわけないし)」
真姫「言ったわね…よいしょっと」スタ
真姫(ここから笑顔…これは確かにキツイわね、でも!)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
真姫「…」スタスタ
「ことり!卑怯ですよ!」
「これも立派な戦略だよ♪」
真姫「…?」 「ですが、色鬼の最中にあらゆる色を使った全身タイツを着るなんて…勝ち目がないじゃないですか!」
「ふんだ、海未ちゃんだって高鬼の最中に竹馬使ってきたからおあいこだよ」
真姫「ぶふっw」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
真姫(私にはいかなる状況でも笑える思い出し笑いがあるのよ!)ニコ
穂乃果「なっ!?」 穂乃果(うへえ、真姫ちゃん腕立てしながらニヤけてるよぉ…不気味だよぉ…)
穂乃果(このままじゃ真姫ちゃんがµ'sに入ってくれないよぉ…仕方ない)
コツコツコツコツ
真姫(やだっ!この人、脛に攻撃を仕掛けてきたわ!地味に痛いッ!)
真姫「ちょっと!手を出すのはなしでしょう!?」
穂乃果「アイドルはね、脛の痛みに耐えながら、踊れるんだよ(穂乃果はそんな経験ないけど)」 真姫「あぅ…ダメッ!」ガク
穂乃果「あっ、真姫ちゃん!地面に這いつくばったら汚いよ!」
真姫「」
穂乃果「とりあえず穂乃果の勝ちだね」
穂乃果「それじゃ、歌詞ここに置いておくからお願いね!」スタスタスタ パタン
真姫「…(この真姫ちゃんをココまでコケにするなんて…)」ワナワナ
真姫「許せない…こうなったら圧倒的歌唱力と天才的作曲能力で跪かせてあげるわ」カシヒロイ
真姫「…!?」 〜数日後〜
穂乃果「ついに真姫ちゃんからCDが送られてきました」ジャーン
海未「ふふっ、2回目とは言えやはり嬉しいものですね」
ことり「それじゃあ、音質とかチェックするために流すよ♪」カチ
『うみみ〜うみううみ〜うみみ〜♪』
ことり「」カチ
穂乃果「…なあにこれ?」 海未「あー…やはりこうなってしまいましたか」
ことり「う、海未ちゃん?」
海未「START;DASH!!と間違えて海未ウミ行進曲の歌詞を渡してしまったようですね」
穂乃果「何!?海未ウミ行進曲って!?」
海未「10000の『う』と15000の『み』から構成された曲です。海の日に書きました」
穂乃果「合わせて25000文字の曲!?馬鹿なの!?」
ことり「穂乃果ちゃーん…再生バーが全然進まないよぉ…」 穂乃果「これはヤバいよ!真姫ちゃんに作り直してもらおう!」
海未「そうですね…?これは、恐らく真姫からの手紙…」ペラ
海未「……穂乃果、恐らくそれは不可能です」
穂乃果「なんでさ!まだ一月近くあるよ!」
海未「真姫の手紙です」
穂乃果「?」ピラ
『あなたが渡した歌詞のおかげで脳に異常が出て入院することになりました。金輪際関わらないでください』 穂乃果「…」
穂乃果「…ろう」
ことうみ「?」
穂乃果「海未ウミ行進曲で講堂ライブをやるしかないよ!」
ことうみ「!!!」
第二話 完 取り敢えず飽きるまで書こうと思いますので見て頂けたら幸いです 海未「正気ですか!?穂乃果!」
ことり「ほのかちゃあん…」
穂乃果「そうするしかないじゃん」
ことり「海未ウミ行進曲の曲をSTART:DASH!!に合わせれば…」
穂乃果「却下!あの歌詞にこの気がふれたような曲は合わないよ」 穂乃果「それにさ、私たちの最初のライブって確か…」
ことうみ「!」
ことり「花陽ちゃんしか見に来てなかったよね…」ズーン
海未「嫌な事件でしたね…」ズーン
穂乃果「そうだね…ってそうじゃなくって!」 穂乃果「大勢の前で披露しなくていいってことだよ!」
海未「確かに…あまり喜ぶべきことではありませんが、大勢の前で恥を晒すのは避けられますね」
ことり「それに、花陽ちゃんだったら歌詞はともかくダンスと曲は評価してくれるかも…」
穂乃果「まあ、ラブライブで優勝した踊りと真姫ちゃんが作った曲だもんね」
海未「それと私が作った歌詞ですよ」
ことほの「あっはい」 穂乃果「それじゃあ早速ダンスを考えようか」
海未「そうですね…私が言うのもあれですが気がふれたような曲なので」
海未「私たちも気がふれた状態でダンスを考えればよいのではないでしょうか」
穂乃果「うーん、それは中々難しいねえ」
ことり「いつも通りで考えればいいと思うよ」
海未「まあ、ことりがそう言うなら…」
ことり(みんな常日頃気がふれちゃってるからね) 〜数日後〜
穂乃果「できた…できたよ!最高のダンスが!」
ことり「ホントにµ's史上最高のダンスだから困るよ…」
ことり「なんでこれに全力を注いじゃったの…」
穂乃果「お客さんに最高を届けるのがµ'sだからね!」
ことうみ「穂乃果(ちゃん)…!」キュン
穂乃果「さーて練習練習!」
ことうみ「おー!」 〜ファーストライブ当日〜
穂乃果「ついにこの時がやってきたね…」
海未「人がほぼいない席を見るのは辛いものがありますが…」
ことり「まあ、花陽ちゃんが来てくれるからね」
海未「でも、ここでも歴史が変わって花陽がこなかったら…」
穂乃果「念の為にチラシと一緒に食券を押し付けておいたから大丈夫だよ、逃げられないから」
ことり(タチ悪!)
穂乃果「さ、そろそろステージに出よっか」 ガヤガヤ
穂乃果「…ねえ、なんかめっちゃ人いるんだけど」
ことり「な…なんで?チラシだって花陽ちゃんにしか渡してないのに…」
海未「Oh My God…」
____________
希(…グループ名がµ'sになっちゃったのはしょうがない)
希(絶対に9人集まる…それほどのパワーを3人からは感じる…)
希(なら、ウチが目を付けられる前に9人にしてしまえばいいんよ)
希(でっち上げた副会長の権限で生徒を脅して動かすなんて造作もないやん)
____________ 海未「…ウッ」フラ
ことり「海未ちゃん、気を失って逃げるのはダメだよ」
穂乃果「もう腹くくるしかないんだよ…」
穂乃果「ファーストライブ張り切っていこー!」←ヤケクソ
ことほのうみ「ミュージックスタート!!!」←ヤケクソ
________________
__________
______ 穂乃果「やり遂げたよ…最後まで…」ハアハア
ことり「心と体がつらいよぉ…」ゼェゼェ
海未「ああ…お客さんは殆ど途中で退出してしまったようですね…」
海未「花陽は…放心状態ですね、よく居座ってくれました」
ことり「これならやる必要なかったんじゃぁ…」 穂乃果「…いや、このライブにはもう一つ目的があってね」
穂乃果「私たちの最初のライブ、何故か動画がインターネットにあげられてたでしょ?」
海未「ええ、µ'sの知名度があがった喜びで大して気にかけていませんでしたが」
海未「行為自体は盗撮、立派な犯罪です」
穂乃果「それでね、レスリング部の娘たちに見張ってもらってたんだ」
「おーい穂乃果ー!捕まえたよー!」 「ちょっ、離しなさい!」 「暴れるんじゃないよ!」 穂乃果「あ、レスリング部のみんな!盗撮犯をつかま…え…」
「バッチリよ!これから警察に突き出すとこ」
穂乃果「そ、それって…生徒会長じゃあ…」
「いやー、まさか生徒会長が犯人とは…でも犯罪は犯罪、きちんと罪は償わないとね!」
「チカァ…」ズルズル
穂乃果「…」 穂乃果「絵里ちゃんが警察に連れて行かれちゃったよ!?」
海未「まさか絵里が盗撮犯だとは…」
ことり「こんな身近な人が犯人だったなんて…」グス
海未「罪は罪です…彼女にはキッチリと罪を償っていただき、それからµ'sに迎え入れましょう」
ことり「傷心してるところに優しい言葉をかけるんだね」
穂乃果「なるほど、そっちの方がすんなりと入ってくれそうだね!結果オーライだ!」 海未「全く、穂乃果のせいで絵里が捕まってしまったというのに…呑気なものですね」
ことり「まあ、そこが穂乃果ちゃんらしいんだけどね♪」
海未「…ふふっ、それもそうですね」
\あははははは/
第三話 完 夜分遅くにすみません のらりくらりと書いておりますのであたたかい目で見守っていただけたら幸いです おつです
μ's史上最高に気のふれたダンスなのにお客さん途中退場しちゃうのか… 書く時間取れないんでちゃんと作ってから建て直します… 保守していただい方すみません… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています