歩夢「お昼寝の女神さま」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
部室
歩夢(んっ……んん…)
歩夢(…あれ?私たしか部室に来て……ソファに座ったあと…)
歩夢(…そっかそのまま寝ちゃったんだ……ん、目が開かない…)
ナデナデ
歩夢(手…?誰かいる…?)
歩夢「…んん?」
「あっ」
歩夢「だれか…いるの?」ポー
「ごめんね、起こしちゃった?」 歩夢「だれ…ですか…?」
「私?私はお昼寝の妖精さん♪」ナデナデ
歩夢「そっかぁ…ようせいさんかぁ…」
「ポカポカして眠くなっちゃった?」
歩夢「うん……」
「ふふっ、まだ寝ててもいいよ」ナデナデ
歩夢「……zzz」スゥスゥ
ー
ーー
ーーー 歩夢「んんっ…」
歩夢「…ふわぁ。私いつの間に寝てたんだろう…」
彼方「歩夢ちゃんおはよう〜」
歩夢「あ、彼方さん」
彼方「いや〜彼方ちゃんに負けず劣らず良いお昼寝っぷりだったよ」
かすみ「歩夢先輩がお昼寝なんて珍しいですね」
歩夢「あはは、なんだかソファに座ったらウトウトしてきちゃって…///」 彼方「わかる〜、そのソファ気持ちいいもんね〜」
かすみ「ひひひ、珍しい歩夢先輩のお昼寝の寝顔、かすみん撮っちゃいました!」
歩夢「ええっ!もうやめてよー。変な顔になってない?」
かすみ「ふふんっ安心してください、かすみん可愛く撮るの得意なんで!」
歩夢「本当?」 彼方「彼方ちゃんに見せておくれ」
かすみ「へへ、彼方先輩、見ます?」
彼方「どれどれ…」
彼方「……」ニヤニヤ
歩夢「そのニヤニヤはなに!?」 ー
ーー
ーーー
部室
歩夢「また早く来ちゃった…」
歩夢「…」チラッ
ソファ「…」
歩夢「みんなが来る前に少しお昼寝しちゃおうかな。10分くらいなら大丈夫…」
歩夢「ふぅ…」ストン
歩夢「そうだ」 〜〜〜
彼方『ニヤニヤしちゃったお詫びにこれあげるよ』
歩夢『…アイマスク?ですか?』
彼方『ホットアイマスクって言ってね、すごーく気持ちよくお昼寝できるアイテムなんだ〜』
歩夢『へぇ、ありがとうございます彼方さん』
〜〜〜
歩夢「彼方さんから貰ったこれ付けてみよう」
歩夢(すこし、おやすみなさい…)
歩夢(目元が温かくてなんか気持ちいい…)
歩夢「…」スヤァ ーー
ーーー
歩夢(んん……あれ、どれくらい寝たかな)
歩夢(…まだ、もうちょっと寝てたい……)
ナデナデ
歩夢(……あれ、誰かに撫でられてる気がする)
歩夢「あの…」
「ん?起きちゃったかな?」
歩夢「ん…このこえは……ようせい、さん?」ポー
「うん、そうだよ」ナデナデ 歩夢「ふふ……やっぱりそうだった…」
「最近よくお昼寝してるね?」
歩夢「うん…なんだかさいきん、つかれちゃって…」
「そっか」
「まだみんな来ないから寝ててもいいよ」ナデナデ
歩夢「ふふ……うん…」
歩夢「……zzz」スヤスヤ ーー
ーーー
愛「歩夢ー!起きなー!」
歩夢「あうっ」
歩夢「…ん、愛ちゃん?」
愛「歩夢おはよ!」
彼方「おはよ〜」
歩夢「おはよう……あっ、そういえば私また寝ちゃって…」
彼方「彼方ちゃんがあげたアイマスクはよく眠れたかな?」
歩夢「はい、気持ちよく眠れました」 愛「ほんと、気持ちよさそーに寝てたよ!」
歩夢「あ、私の寝顔の写真とか撮ってないよね?」
愛「にひひ、撮っちゃったー♪レアな歩夢のあんな顔をね!」
歩夢「ええっ!でも、私アイマスクしてたし…」
愛「愛さんの写真加工能力に掛かればアイマスクなんてチョチョイのチョイ!」
歩夢「えっ」 彼方「彼方ちゃんに見せとくれ」
愛「あ、カナちゃん見るー?」
彼方「どれどれ…」
彼方「ぶふっ!」
歩夢「私にも見せて!!!」
ー
ーー
〜〜〜
彼方『笑っちゃったお詫びに彼方ちゃんの秘密のお昼寝場所を教えてあげよう』
彼方『校舎裏から右に行ってね……』ヒソヒソ
〜〜〜 ファサァ-…
歩夢「来ちゃった…」
歩夢「んー、部室よりもポカポカして気持ちいい…学園にこんな場所があったなんて知らなかった」
歩夢「ふわ…ぁ……眠たくなってきちゃった。今日は練習がない日だからたくさんお昼寝できるかな」
歩夢「よし…」ストン
歩夢「おやすみなさい…」スヤァ ーー
ーーー
歩夢「スゥ…スゥ…」
歩夢(ポカポカして気持ちいい…なんだか動きたくないくらい…)
歩夢(どれくらい寝たかな…帰る時間いつだっけ…)
ナデナデ
歩夢(あ、また…?)
歩夢「ん…ん……?だれか…」
歩夢「……ようせいさん…?」ポー
「はぁい、呼んだ?」
歩夢「ふふ…やっぱり…」 「今日はここでお昼寝してたんだね」
歩夢「かなたさんに…おしえてもらって…」
「ふふ、そっか」
歩夢「どうして…ここにいるって、わかったの…?」
「ん?それはね、あなたがここにいるかなー?って思ったの」
歩夢「ふふ…ようせいさんは……すごい…な」
歩夢「…スゥ…スゥ」
「おやすみなさい」ナデナデ
ー
ーー ワンツーワンツー!
果林「はいストップ!」
歩夢「はぁはぁ」
せつ菜「ふぅ!歩夢さん、今日はなんだか調子がいいですね!」
歩夢「そうかな?確かにいつもより体が軽いかも」
果林「ええ、せつ菜の言う通り、いつもよりステップが良かったわ」
歩夢「本当ですか?嬉しいなぁ」
せつ菜「では、もう一度行きましょう!」
果林「じゃあ、次が終わったら休憩にしましょ」
歩夢「はい!」 彼方「歩夢ちゃん、彼方ちゃんが教えた秘密の場所どうだった?」
歩夢「すごい良かったです。学園にあんなところがあるなんて知りませんでした」
彼方「へへ、良い場所でしょー。気に入ってくれたら、いつでもあそこでお昼寝していいからね」
歩夢「いいんですか?あそこって彼方さんの秘密のお気に入りの場所じゃ」
彼方「へへへ、実は彼方ちゃんの秘密のお昼寝場所はまだ2、3個あるのだよ」
歩夢「あはは、なるほど」 ーー
ーーー
歩夢「スゥ…スゥ…」
歩夢(今日も…秘密の場所でお昼寝……ここは本当に…いいなぁ)
歩夢(あぁ…そろそろ起きないと……)
ナデナデ
歩夢(あ、この手…)
歩夢「おはよう……ございます…」
「あれ、起こしちゃった?」 歩夢「そろそろ起きようって……思っていましたから……」
「そうだったんだ」ナデナデ
歩夢「ふわぁ…でも、しばらくまだこうしていたいかな…」
「いいよ。私もこうしていてあげるよ」
歩夢「ふふ……ありがとうございます」
歩夢「……エマさんの膝枕は気持ちいいなぁ」
エマ「えへへ、ありがとう」ナデナデ 彼方ちゃんだと思ってたのは俺だけじゃなかったか。可愛かった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています