穂乃果「にこちゃん!お話がありますっ!!」にこ「へ?」
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穂乃果「にこちゃん!お話がありますっ!!」
にこ「いや、聞こえてたっての…」
穂乃果「じゃあ、穂乃果のお話きいてっ!」
にこ「いや、だから…そこがまず疑問なのよ」
穂乃果「むっ、言い逃れするのっ!?」
にこ「いやいや…言い逃れも何も…」
にこ「穂乃果が何か話をするなら、まずは海未やことり達じゃないの?」
にこ「それなのに、なんでにこに…」
穂乃果「海未ちゃんとことりちゃんも関係するけど、これはにこちゃんも深く関係することだからだよっ!!」
にこ「へ?海未とことりだけじゃなく、にこも?」
穂乃果「うん…」
にこ「あ〜…わかったわよ…話を聞くから詳しく聞かせてくれる?」
穂乃果「うんっ!それじゃあ、お話聞いてもらうよっ!」
にこ「はいはい、お手柔らかにね…」 穂乃果「穂乃果が話したいのは"サマー・オブ・ラブライブ"のことです」
にこ「"SoLL"のこと?…となると…またPrintempsで問題でも発生したの?」
穂乃果「いまのPrintempsは問題ないよ、むしろ問題なのは前に問題が発生した時の事です」
にこ「Printempsで前に問題が発生した時…っていうことは…」
にこ「ことりが悩んでいた時のことよね?それならにこと海未が…」
穂乃果「そこだよっ!!」
にこ「へっ!?」ビクッ
穂乃果「なんでことりちゃんの悩みをにこちゃんと海未ちゃんだけで解決しちゃったのっ!?」
にこ「いや…なんでと言われても…」
穂乃果「そのあたりについていろいろ聞きたいから、当時の事を思い出して正直に話してね!」
にこ「はあ…別にいいけど…」 穂乃果「まずは…そもそもなんでその3人で一緒に行動することになったのかを聞きたいんだけど」
にこ「ん?そうね…たしかきっかけは…」
にこ「うん、SoLLへの参加が決まった後、練習に行った時に既にことりと海未が練習してたからね」
穂乃果「なんでその時に穂乃果がいないのっ!?」
にこ「なんでって…たしかあんたは日直だったはずよ?」
穂乃果「ハッ、あの日か…」
にこ「あら、穂乃果もちゃんと覚えてたじゃない」
にこ「それじゃあこの話はもうおわ…」
穂乃果「終わりじゃないよっ!」
にこ「えぇ〜…」 穂乃果「それで、3人で何の話をしてたの?」
にこ「何って…それぞれのユニットの練習状況とかだけど…」
穂乃果「すとっぷ!」
にこ「ぁによ?」
穂乃果「そういう話って普通リーダー同士で話すでしょっ!?なんでにこちゃんとことりちゃんが話してるの?」
にこ「いや、別に各ユニットのリーダーで定期的に集まって話すとか決めてないし…」
にこ「たまたま集まった3人がそれぞれ別ユニットだったんだし、話しても別にいいでしょ?」
穂乃果「それはそうかもしれないけどぉ〜…」
にこ「それなら問題ないわね!」
穂乃果「うぅ…でも!まだまだ話ははじまったばっかりなんだからねっ!!」
にこ「えぇ〜…」 穂乃果「次!ことりちゃんが授業中にボーっとしてた日っ!」
にこ「ああ、あったわね…」
穂乃果「そのリアクション…何かあったね?」
にこ「いや、何かって…」
にこ「そのことでことりが落ち込んでたから、海未と一緒に相談にのっただけだけど…」
穂乃果「そこだよっ!!」
にこ「へっ!?」ビク
穂乃果「なんでそこに穂乃果がいないのっ!?」
にこ「いや、穂乃果は花陽と一緒にPrintempsで集まって練習とかしてたんでしょ?」
穂乃果「はっ、そうだった…」 穂乃果「いやいや、それならにこちゃんだってBiBiの練習とかあったはずでしょ?」
にこ「いやまあ、あったけど…」
穂乃果「それなら!」
にこ「にこは、打ち合わせの時に使いたい資料を部室に取りに行っただけで…」
にこ「それで部室に行ったら、落ち込んでることりを励ましている海未にあっただけよ?」
穂乃果「むぅ〜…なんで穂乃果はその時ことりちゃんをなぐさめにいかなかったんだろう…」
にこ「いや、あんたまで部室に来たらPrintempsの練習場所に花陽だけ残されちゃうじゃない…」
にこ「花陽をひとりで放っておこうとするんじゃないわよ…」
穂乃果「ハッ」
にこ「まあその日は海未と一緒にことりを励ましただけだし…」
穂乃果「花陽ちゃんと言えばだよっ!!」ガタッ
にこ「と、突然どうしたのよっ!?」ビクッ 穂乃果「その時、Printempsの練習動画をことりちゃんに見せてもらったんだよね?」
にこ「へ?ああ、そうね…振付の確認のため…っていうか、なんで知ってるのよ?」
穂乃果「ん?ことりちゃんに聞いたからだけど?」
にこ「いや、にこに聞く前に、既にことりからこの話、聞いてるじゃないのっ?!」
穂乃果「うん、ことりちゃんと海未ちゃんからはもう話は聞いてるよ?」
にこ「それなら別に、にこに聞かなくたって…」
穂乃果「にこちゃんから聞きだすことに意味があるんだよっ!!」クワッ
にこ「に、にこぉ…」 穂乃果「ハッ、話をそらされるとこだった!」
にこ「いや、別にそんなつもりはなかったけど…」
穂乃果「そう簡単に穂乃果はだまされないよっ!」
にこ「いや………まあいいわ…」
穂乃果「それで、にこちゃん!」
にこ「ぁによ」
穂乃果「なんで花陽ちゃんだけほめたのっ!?」
にこ「へ?」
穂乃果「穂乃果のこともほめてよっ!!!」
にこ「えぇ〜…」 穂乃果「にこちゃん、花陽ちゃんのことを"パッと花ひらいたみたいになって、目を奪われちゃう"とかほめたんだよね?」
にこ「や、やたら詳細におぼえてるわね…」
にこ「まあそれはそれとして」
にこ「穂乃果の事は…にこがほめる前に海未が"かわいい"って言ってたし別に…」
穂乃果「海未ちゃんはたまに"かわいい"って言ってくれるけど、にこちゃんからはめったに聞けないじゃんっ!」
にこ「へ?いや…にこだって、それなりに"かわいい"くらい普段から言って…」
穂乃果「それは、にこちゃん自身、花陽ちゃんとのアイドル談義の時、ことりちゃんと衣装談義している時がほとんどで…」
穂乃果「それ以外だと花陽ちゃんや凛ちゃんがかわいい衣装着てる時とか真姫ちゃんをからかう時とかだけだもん!」
にこ「へ?いやそんなことは…………あるかもだけど…」
穂乃果「あるじゃんっ!!」
にこ「に、にこぉ…」 穂乃果「むぅ〜…穂乃果だって…にこちゃんに"かわいい"って言ってほしいのに…」ボソッ
にこ「ん?いまなにか?」
穂乃果「へっ!?いやいやいや、なんでもないよっ!」
にこ「そ、そう?」
穂乃果「うん!」
にこ「ならいいけど…」
穂乃果「…」ホッ 穂乃果「ん〜…」
穂乃果(にこちゃんのこの感じだと…特に穂乃果だけ可愛くないとか、そういうのはなかったのかな?)
穂乃果(それならこのあたりの追及はこのくらいでいいかな?)
穂乃果(それにたしか、ことりちゃんの話だと…)
穂乃果(にこちゃんがその後、"みんな魅力的"って言ってくれたんだよね!)
穂乃果(Printempsみんなってことはその中には穂乃果も含まれているわけで…)
穂乃果(つまりは穂乃果のことも魅力的って思ってくれてるってことで…///)
穂乃果「それならいいかな…」ボソッ
にこ「穂乃果?」
穂乃果「ふぁいっ!?///」ビクッ にこ「いや…急にだまりこんだから、もういいのかな?と」
穂乃果「っ!?」
穂乃果「いやいや、むしろこれからが本番なんだからちゃんと答えてねっ!?」
にこ「えぇ…」 穂乃果「その後の金曜日!」
にこ「金曜日?」
穂乃果「そう!またことりちゃんと海未ちゃんと話し合ってたって聞いたんだけど?」
にこ「あ〜そうね、話してたけど…」
穂乃果「そこについて詳しく聞かせてもらうよっ!」
にこ「はぁ〜…いいけど…」 穂乃果「まず…なんで3人だけで話し合ってたの?」
にこ「えっと…」
にこ「ことりがグラウンドでボーっとしてるのを見つけたから向かったんだけど」
にこ「そうしたら海未ともあって…」
穂乃果「なんでその時に穂乃果も呼んでくれなかったの?」
にこ「いや、一応ことりにみんなを呼ぶか確認したんだけど」
穂乃果「だけど?」
にこ「これはPrintempsの問題じゃなくてことり個人の問題だからって言うから…とりあえずにこ達だけで話すことになって…」
穂乃果「ことりちゃん…」
にこ「それでまあ話しているうちにことりの相談にはのれたんだけど…」
にこ「なんかことりが週末ひとりで練習始めそうなふんいきだったから海未と一緒に出掛けることに…」
穂乃果「そこだよっ!!」
にこ「へっ!?」ビク
穂乃果「なんでそこに穂乃果がいないのっ!?」
にこ「いや、たまたまいあわせた3人で決めたことだし…」
にこ「何より悩んでる当事者のことり本人がおおごとにしたくなかったみたいだから…」
穂乃果「はっ、そうか…」 にこ「それでまあ、ことりの希望で公園に散歩に行くことになったんだけど」
穂乃果「異議ありっ!」
にこ「いや、あんた…異議って…」
穂乃果「ことりちゃんは穂乃果のうちでみんなでお茶をしたいって言ってたって聞きました!!」
にこ「確かに言ってたけど…」
にこ「っていうかなんで知ってるのよ?」
穂乃果「ことりちゃんに聞いたっ!!!」
にこ「いや、じゃあなんでにこに…」
にこ「って、さっきもこのやりとりやったわね…」ハァ にこ「それなら聞いてると思うけど…」
にこ「海未が"いつも通りだからもっと気分転換になるような場所"っていうことで却下されて…」
穂乃果「なんでそこで却下を取り下げてくれなかったのっ!?」
にこ「いや…海未のいうとおり、それじゃあいつも通りだってにこも思ったからよ…」
穂乃果「うぅ…たしかに小さい頃からうちで海未ちゃんとことりちゃんと一緒に遊んだりしてるけど…」
にこ「ほら、やっぱりいつもどおりじゃない」
穂乃果「むぅ〜」 にこ「ほら、別に聞いたって何もないでしょ?」
にこ「それにことりと海未に既に聞いてるなら、にこが話すのも同じ内容だし…」
穂乃果「まだ当日の事を聞いてないもんっ!!」
にこ「はぁ…はいはいわかったわよ…」 にこ「えっと…その日は朝から海未と一緒にことりを迎えに行って…」
穂乃果「はいっ!」
にこ「ぁによ」
穂乃果「なんでそもそも海未ちゃんと一緒にことりちゃんを迎えに行く必要があったんですかっ!?」
にこ「ん?そこは海未から聞いてると思うけど…」
にこ「あの時のことりは放っておいたらひとりで練習しはじめそうな空気だったから…」
にこ「海未が、ことりがちゃんと休んでいるか監視していないと心配、って言いだしたから朝からその監視も兼ねて…」
穂乃果「ずるいよっ!」
にこ「へ?」
穂乃果「朝からにこちゃんと海未ちゃんが迎えに来てくれるなんて…」
にこ「いやいや、何言ってんのよ…」
にこ「あんたは頻繁にことりと海未が朝迎えに来てくれてるでしょーが…」
にこ「にこが迎えに行ったのはその1日だし、幼馴染が2人も頻繁に迎えに来てくれる方がありがたい状況でしょーが…」
穂乃果「むぅ〜そういうことじゃないんだけどなぁ〜…」ボソッ
にこ「?」 にこ「まあことりを迎えに行った後は…」
にこ「ことりの希望通り、公園に行ってのんびりすごしてその後に喫茶店で過ごしてその日は終わりよ?」
穂乃果「異議ありっ!!」
にこ「いやいや異議も何も…いま言った通りのことしか…」
穂乃果「たしかに…にこちゃんの言った通りの過ごし方だったかもしれないよ…」
にこ「でしょ?それなら…」
穂乃果「でもね…」
にこ「でも?」
穂乃果「その中には…重要なイベントがあったハズだよっ!!」ビシッ
にこ「へ?………重要な…イベント?」 穂乃果「うん!そのことについて語ってもらうよっ!」
にこ「いや…語るも何も重要なイベントなんて特に心当たりは…」
穂乃果「むむっ…あくまでとぼけるつもり?」
にこ「いや、だから!とぼけるも何も覚えがないっての!」
穂乃果「ふ〜ん、そこまでいうなら…」
穂乃果「これからにこちゃんには穂乃果の質問に答えてもらうよっ!!」
にこ「はいはい、わかったわよ…」 穂乃果「それじゃあ質問します!」
にこ「はいはい」
穂乃果「公園についたらまず何をしましたか?」
にこ「公園についたら?」
にこ「えっと…」
にこ「たしか、ことりが花畑に感動して、その後、記念写真を撮って…」
穂乃果「そこだよっ!!」
にこ「へっ!?」ビク
穂乃果「記念写真の撮影とか!重要なイベントだよっ!?」
にこ「えぇ…」 にこ「いや…普通友達と遊びに行ったら記念写真くらい撮るでしょ?」
穂乃果「うん」
にこ「ね?そらなら普通のことだし、重大なイベントってわけでも…」
穂乃果「その写真、ことりちゃんが待ち受けにしているの…」
にこ「へ?そ、そうなの?」
穂乃果「うん…」
穂乃果「海未ちゃんもその写真を素敵な記念写真って言うの…」
にこ「ああ、そういえば当日もそう言ってたわね」
穂乃果「そんな記念写真撮影が重要なイベントじゃないわけないよねっ!?」
にこ「そ、そうね…」
穂乃果「うん、わかってくれたようで何よりだよ♪」
にこ「はあ…」 にこ「まあ他には特に…」
穂乃果「まだありますっ!!」
にこ「そ、そうなの?」
穂乃果「うん!」
にこ「って言われてもね…心当たりが…」
穂乃果「それじゃあ質問させてもらうけど」
にこ「いいけど」
穂乃果「その日のお昼は何を食べましたか?」
にこ「ん?その公園でお弁当を食べたけど?」
穂乃果「そのお弁当は誰が作りましたか?」
にこ「にこだけど?」
穂乃果「そこだよっ!!」
にこ「へっ!?」ビク
穂乃果「にこちゃんの手作りお弁当とか!重要なイベントだよっ!?」
にこ「えぇ…」 にこ「いや、あんただってお弁当くらいことりに頼めば作ってもらえるでしょ?」
穂乃果「それは作ってもらえるけど…」
穂乃果「でも100%にこちゃんのお弁当だよっ!?ことりちゃん作じゃなくてにこちゃん作だよっ!?」
にこ「いや、ことりは休ませる必要があるし」
にこ「ことりが作らないなら、にこが作るのが妥当でしょ?」
穂乃果「そ、それは、そうかもしれないけど…」
にこ「それに…にこのお弁当なんてほぼ毎日チビ達やマ…お母さんにも作ってるし…そんな貴重っていうわけでも…」
穂乃果「穂乃果には作ってもらってないし、にこちゃんのお弁当はすっっごくおしいから貴重だよっ!!」
にこ「ああ、そういえばあんた…一緒にお弁当食べてるとやたらにことおかず交換したがってくるわね…」
穂乃果「それほど美味しいってことだよ!」
にこ「そのおかげで他のみんなもやたらにこのおかずと交換したがってきて元々入ってたおかずなくなるのよね…」
穂乃果「ふぇっ!?そ、それはごめんなさい…」シュン
にこ「まあ友達とそういうことができて、うれしいからべつにぜんぜんいやじゃないんだけどね」ボソッ
穂乃果「ん?にこちゃん?いまなにか?」
にこ「だあああーーー///何も言ってなわいよっ!」
にこ「お弁当のことはもういいでしょっ!」
穂乃果「ま、まあ、うん…」 にこ「えっとお弁当の後は…」
にこ「そのまま公園でゆっくり過ごしてたけど、ことりがチーズケーキが気になる喫茶店があるっていうから途中でそっちに移動して…」
穂乃果「そこだよっ!!」
にこ「へっ!?」ビク
穂乃果「いま話に出た喫茶店、夕方過ぎまでいたんでしょっ!?」
穂乃果「その日は朝からことりちゃんの家に迎えに行ってるよね?」
穂乃果「それってほぼほぼ一日中遊んでたってことだよね!?重要なイベントだよっ!!!」
にこ「えぇ…」 にこ「そんなこと言われたって…」
にこ「それを言われたら花陽となら泊りがけで遊ぶことだってあるし…」
穂乃果「えぇっ!?」ガーン
にこ「いや…何をそんなにショックをうけてるのか知らないし知りたくもないけど…」
にこ「ただオールでアイドルのライブ上映会やったり開催地が遠いライブに泊りがけで行ったりしてるだけよ?」
穂乃果「な、なんだ…」ホッ
にこ「いや…本当なんだと思ってたのよ…」 にこ「まあ…これで特に重要なイベントじゃないことは伝わったと思うけど…」
穂乃果「まだだよ…」
にこ「へ?」
穂乃果「まだその次の日もあるよっ!!」
にこ「えぇ…」
穂乃果「だからその話もよく聞かせてね」
にこ「はいはいわかったわよ…」 穂乃果「3人でデートした翌日の朝のことです」
にこ「ん?3人でデート?」
穂乃果「ことりちゃんがランニングしていたらにこちゃんと海未ちゃんと会ったって聞きました」
にこ「へ?あ、そうだったわね」
穂乃果「その時の事を聞かせて!」
にこ「その時のことね、え〜っと…」 にこ「たしか…ランニングしてたら公園のあたりで偶然3人がそろって」
穂乃果「ぐうぜん…」
にこ「いや、何を疑ってるか知らないけど、ほんとに偶然よ?」
にこ「それで、ことりが悩んでた理由をことり自身で考えた結果を聞いて…」
にこ「その後は…ことりにスクールアイドルの心得を思い出させるために、にっこにっこにーの特訓をして…」
にこ「それくらいよ?」
穂乃果「それくらい?」
にこ「ええ、後は普通に一緒にランニングしただけだし…」 穂乃果「にっこにっこにーの特訓…」
にこ「ん?」
穂乃果「その最後に何かしたでしょ?」
にこ「何か?」
にこ「ん〜………ことりと海未と一緒に併せてにっこにっこにーしたくらいだけど…」
穂乃果「そこだよっ!!」
にこ「へっ!?」ビク
穂乃果「にこちゃん渾身のにっこにっこにーだよ!」
穂乃果「そこにノリノリなことりちゃんとまだちょっと照れが残る海未ちゃんのにっこにっこにーが続くんだよっ!!」
穂乃果「それってすっごく重要なイベントだよっ!!!」
穂乃果「少コミで例えれば見開きページ!乙女ゲーに例えればイベントCG確定っ!!」
穂乃果「スマホのゲームでたとえるなら、URカードになるくらいのビックイベントだよっ!!!」
にこ「えぇ…」 にこ「いや…にっこにっこにーならあんた達が入部した時も教えたじゃないの…」
穂乃果「あの時教えてもらったにっこにっこにーと今の距離感で教えてもらうにっこにっこにーは違うんだよっ!!」
にこ「いやいやいやいや、変わらないと思うけど…」
にこ「少なくとも…にこにとってはどっちも本気で教えたっての」
穂乃果「それはそうなんだろうけどぉ〜…」 にこ「っていうか…」
穂乃果「ほぇ?」
にこ「そもそも…何で既にことりと海未から聞いてる話をにこから聞く必要があったのよ?」
穂乃果「………かだって……ちゃんと………たいもん」
にこ「へ?」
穂乃果「穂乃果だって、にこちゃんと一緒に遊びたいもんっ!!」
穂乃果「いまはSoLLでの優勝目指してがんばってるから、あんまり遊ばずに練習がんばってるんだよ?」
穂乃果「それなのに…」
穂乃果「ことりちゃんを休ませるためとはいえ、ことりちゃんと海未ちゃんと一緒に遊びに行ってるんだもん!」
穂乃果「そんなのうらやましいに決まってるもん…」
にこ「穂乃果…」
穂乃果「…」 穂乃果「えっと…」
穂乃果「なんかごめんね?」アハハ
にこ「…」
穂乃果「こんなこと急に言われても困っちゃうよね…」シュン
にこ「はあ〜…まったく…しょうがないわねぇ」
穂乃果「ほぇ?」
にこ「今週の土曜…はちょっと無理だけど………日曜なら空いてるの」
にこ「穂乃果の都合さえよければ、一緒に遊びにいきましょ?」
穂乃果「にこちゃんっ!!」パァァッ
穂乃果「うん!日曜、空いてるよっ!!だから一緒に遊びに行こうっ!!」モッギューーーー
にこ「ちょっ!?穂乃果っ!?」 にこ「きゅ、急に抱き着くんじゃないわよっ?!///」
穂乃果「ぜったい、ぜったい遊びに行こうねっ!!」モッギューーーモッギューーーーー
にこ「だあーーーー落ち着けっての!いっかいはなれなさーーーい!」
穂乃果「!?」
穂乃果「ご、ごめん…つい嬉しくて…」
にこ「いやまあいいけど…」 にこ「それじゃあ日曜ね」
穂乃果「うん!」
にこ「詳細は後でメッセージ送っておくわね」
穂乃果「うんっ!!」
にこ「あ〜、お昼は…」
穂乃果「もちろん!にこちゃんの手作りお弁当ねっ!!」
にこ「はいはいわかったわよ…」
穂乃果「すっごい楽しみにしてるからね!」
にこ「ふふっ、にこもよ」
穂乃果「うんっ♪」 --日曜日 某駅前集合場所付近--
穂乃果「うわ〜〜〜ん、もっと早く出る予定なのに予想以上に遅くなっちゃった!」
穂乃果(うぅ…着ていく服でいろいろ悩んでたらこんな時間に…)
穂乃果(本当は先に着いてにこちゃんを待っていたかったけど…)
穂乃果(この時間だともうにこちゃんついちゃってるだろうな…)
穂乃果(…)
穂乃果(ううん…せっかくのにこちゃんとのデートだもん!)
穂乃果(まだ集合時間前なんだし、こんなところで落ち込んでられないよねっ!)ウン
: --日曜日 某駅前集合場所--
穂乃果「あっ、にこちゃーん」
にこ「あら、穂乃果」
穂乃果「お、遅れてごめんね!」
にこ「なぁ〜に言ってんのよ、まだ5分前だしそんな気にすることないわよ」
穂乃果「にこちゃんっ!」パァッ
穂乃果「うんっ、ありがとっ♪」ニコッ
にこ「いや、これくらいお礼いわれるようなことじゃないわよ」クスッ 穂乃果「えっと、今日の予定はにこちゃんが決めてくれてるんだよね?」
にこ「ええ、そうよ」
穂乃果「えへへ、ありがと…」
にこ「ふふんっ、私たちにまかせなさいっ!!」
穂乃果「ん?…………………にこちゃん……………たち?」
ことり「おはよう、穂乃果ちゃん♪」
海未「ふふっ、こうして一緒に出掛けるのも不思議と懐かしく感じますね」
穂乃果「……………………………………あれ?」 にこ「ことりも海未も来てくれてありがとね」
ことり「ううん、気にしないで♪でも"2日連続で出掛けるわよ!"なんて、にこちゃんに言われた時はビックリしちゃった♪」
海未「そうですね、まさか昨日の美術館に続いて今日は動物園に行くことになるなんて」
にこ「そこは申し訳ないと思ってるわ…」
ことり「ううん、全然気にしなくていいよ♪」
海未「はい、その点は心配無用です」
にこ「そう言ってくれると助かるわ、ありがと」
ことり「ううん、穂乃果ちゃんと出掛けることができるのもうれしいし♪」
海未「それに美術館、動物園となると、ことりをリフレッシュさせようとしてにこが候補にあげた場所なのも感慨深いですし」
にこ「へ?あ、本当ね!」
海未「ええっ!?気づいていなかったのですかっ!?」
ことり「ふふっ、それならすごい偶然だねぇ♪」
穂乃果「…」 にこ「ということで!今日はことりと海未と一緒に動物園よっ!」
ことり「よろしくね、穂乃果ちゃん♪」
海未「楽しみましょうね、穂乃果」
穂乃果「に…」
にこ「穂乃果?」
ことり「穂乃果ちゃん?」
海未「穂乃果?」
穂乃果「にこちゃんのばかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」ダッ
ことうみにこ「「「穂乃果(ちゃん)っ!!!???」」」 にこ「え?穂乃果のやつ急にどうしたの?」
海未「さあ…前触れもなく急に逃げ出してしまいましたし、何とも…」
ことり「ぁ…」
にこ「まあ、とりあえず追いかけるわよ!」
海未「はい!」
ことり「う〜ん…」
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――――
その後、近くの建物の影でいじけていた穂乃果を
よく状況を理解していないにこと海未、そしてなんとなく理由を察したことりにより全力で機嫌を直した結果、
4人で無事動物園を満喫し、穂乃果にとってもいい思い出となる1日を過ごすこととなる
しかし、その日以降も"ことりの様子見"、"それぞれのユニットの状況確認"、"偶然あう"等
様々な理由により、よく3人で集まることになってるにこ、海未、ことりの3人の関係に対して
穂乃果のこころが穏やかではない日々が続いたりするのだが、それはまた別の話である…
〜終われ〜 確かに2人で遊ぶとは言ってなかったもんな
にこ先輩罪な女やで… ということで、
スクフェス直近のことうみにこのイベスト+αをベースにしたにこ誕記念ほのにこSSでした スクフェスのイベント最近徹底的に穂乃果排除されてるからな 冗長なだけであまり面白くはなかった
話の組み立て方とか良くなる要素はあると思うから次に期待 スクフェスの補完っぽいSS新鮮で良かった
小コミと乙女ゲームで例える穂乃果ちゃん可愛い ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています