希｢ライブ？｣ 真姫｢そうよ｣
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
真姫｢暑くなってきたし、どう？｣
希｢ええけど、どんなの？｣
真姫｢うんとね、レゲエって言うんだけど｣
希｢れ、れげえ？｣
真姫｢大雑把に噛み砕いて説明すると、ジャマイカとかで聞かれる陽気な音楽｣
希｢ああ、なんかおっきくてカラフルな帽子被ってて、ほんで凄いチリチリの髪型とかの人がやる？｣
真姫｢ドレッドヘアね｣
希｢ほんと真姫ちゃんは音楽だったら何でも聞くよねぇ｣
真姫｢みんなに会ってからね、聞かず嫌いをやめたのよ｣
真姫｢･･･で、どうかしら？｣
希｢･･･じゃあ、エスコートお願いしよかな？｣
真姫｢ふふ、はいはい｣ ーー音ノ木坂海岸ーー
希｢･･･｣ﾋﾟｯ
https://youtu.be/Gy4y496EXOo
〜♪
希｢･･･これがレゲエか･･･｣
｢ちゃんと予習してるのね？｣ﾋｮｺｯ
希｢わっびっくりした｣
真姫｢今日のアーティストの名前しか教えてないのに、律儀ね？｣
希｢これから聞く人の曲のジャンルくらいは聞くよ、ウチ結構好きな感じやったし｣
真姫｢ふふ、良かった♪｣ﾆｺｯ
希｢･･･可愛くなったよなぁ、真姫ちゃん｣
真姫｢ヴェェ！？///急に何言うのよっ！？///｣ 希｢事実や事実、しかもその服装｣
真姫｢･･･何よ｣
希｢ラスタカラーの入ったシャツにジーンズジャケット、エスニックなスカート･･･｣
真姫｢結構分かるのね･･･｣
希｢･･･えちえちやな｣
真姫｢･･･///｣ﾄﾞｽｯ
希｢ン゛ッ、フックはいかんよ真姫ちゃん笑｣
真姫｢うっさい！///｣
希｢んふふ、じゃとりあえずそこの海の家いこか｣
真姫｢はいはい･･･もう｣ ー海の家ー
｢お待たせしました、レゲエパンチとキューバリブレです！｣
希｢レゲエパンチこっちでーす｣
真姫｢キューバリブレ貰います｣
｢ごゆっくりどうぞー！｣
真姫｢随分レゲエに引っ張られてるわね｣
希｢ウチこれ飲んだ事ない･･･｣
真姫｢･･･ノリは大事ね｣
希｢･･･じゃ早速｣ｽｯ
真姫｢ん｣ｽｯ
のぞまき｢かんぱーい！｣
https://youtu.be/MDc1Rco7P_Q 真姫｢んっ･･･美味しい｣ｺﾞｸｯ
希｢おお･･･こういう感じなん｣
真姫｢私もそれ飲んだことないんだけど、どんな味なの？｣
希｢うーん、飲めば分かるよ、ほい｣
真姫｢ん、ありがと｣ｺﾞｸｯ
真姫｢･･･ウーロン茶！？｣
希｢せやな、驚いたわ｣
真姫｢まあ、お茶の苦味が桃の味と相殺されて、寧ろ紅茶に近い感じかしら｣
希｢おっ流石違いの分かる女！もう一口飲んで！｣ 真姫｢何よ急に･･･まあ飲むけど｣ｺﾞｸｯ
希｢関節キス｣
真姫｢ゴホッ！！｣
希｢笑｣
真姫｢･･･変な事言わないで貰えるかしら///｣ﾊｲｶｴｽ
希｢んふふ、真姫ちゃんかわいー｣ｱﾘｶﾞﾄｰ 真姫｢･･･しかしいい所ね、ここ｣
希｢レゲエも流れてて、もう夏って感じやんな｣
真姫｢そうね、レゲエは夏って感じよね｣
店員さん｢私の趣味なんですよ、店長に頼んで｣
真姫｢わっびっくりした｣
店員さん｢レゲエと聞くとどうしても反応してしまって･･･｣ﾃﾍ
希｢ほえー、余程好きなんやね｣
真姫｢ところで、このライブってこの場所で合ってるかしら？｣
店員さん｢はい、ここを出て左にすぐの所が特設ステージになってますよ｣
希｢お姉さんも行くん？｣
店員さん｢ここはライブ中バーカウンターとして営業しますから、嬉しい事に嫌でも聞こえますよ｣
真姫｢ふふ、良かったわね、えーと･･･桜内さん？｣
梨子｢ええ、とても♪｣ ー18:50ー
希｢あれ、何時からやったっけ、ライブ｣ｺﾞｸｯ
真姫｢19:00ね･･･もうすぐよ｣
希｢そか、そろそろいこか｣
真姫｢ええ、お会計お願いします｣
梨子｢はい、○○○円です｣
希｢はい｣ｼｭﾊﾞｯ
真姫｢だっ、早いのよもう･･･｣ 希｢誘ってくれたお礼や、払わせて｣
真姫｢･･･ありがと///｣
梨子｢(＜●＞ω＜●＞)｣
希｢ど、どうしたん桜内さん？｣
梨子｢･･･ちょっとだけお待ち頂けますか？｣
真姫｢え、ええ｣
ﾀﾀｯ･･･
希｢どうしたんやろ？｣
真姫｢さあ？｣ ﾄﾄﾄ･･･
梨子｢これ、良かったらどうぞ！｣
ー瓶のお酒2本ー
希｢えっ、そんな悪いよ｣
真姫｢そうよ｣
梨子｢いいんです！私からの奢りです！｣
梨子｢見たところ、そちらの方はレゲエのライブは初と見えますけど｣
希｢おお、正解｣
梨子｢お酒飲みながらのライブは楽しい物ですよ、是非体験して欲しいです｣
真姫｢･･･ま、一理あるわね･･･｣
希｢そこまで言うなら･･･頂きますっ！｣ 梨子｢楽しんで来てくださいね！｣
希｢はーい！ありがとうね！｣
真姫｢どうもありがとう！｣
ｴｴﾋﾄﾔｯﾀﾅｰ ﾎﾝﾄﾈｰ･･･
梨子｢･･･2人に幸あれ･･･｣
店長｢りこー？ここのスミノフ2本知らなーい？｣
梨子｢いえ、分かりませんね｣ｷｯﾊﾟﾘ
店長｢そっかー、まあいっかなん｣ ｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･
希｢結構人集まってきたねぇ｣
真姫｢･･･このもうすぐライブが始まるって感じ、本当に好き｣
希｢んふふ、真姫ちゃんも染まったよねぇ｣
〜♪ 〜♬︎ 真姫｢来た来た･･･！｣
希｢･･･そう言えばウチら、さっき貰ったお酒開けてないけど｣
真姫｢･･･こういうのは、始まった瞬間に開けたくない？｣
https://youtu.be/txOxA0HZ-gk
真姫｢･･･っ！！｣ﾆﾔｯ
希｢それは今やんな！｣ﾌﾟｼｭｯ 〜♪
希｢あ〜、生のライブってええなぁ･･･｣
真姫｢ほんとよね･･･｣ｺﾞｸｯ
ﾌﾗｯ
希｢おっとと｣ｶﾞｼｯ
真姫｢･･･っ、あ、ありがと･･･///｣
希｢ふふ、飲み過ぎなんちゃうん？顔真っ赤やで｣
真姫｢･･･そ、そうね、飲み過ぎかも｣ 希｢･･･ほんとは、ウチといるから？｣
真姫｢･･･〜〜っ！？///｣ 希｢とか言ってみたりしてー笑｣
希｢多少の悪ふざけも今日はええやんな？｣
希｢･･･真姫ちゃん？｣
真姫｢･･･///｣
希｢･･･っ！？///｣ﾎﾞｯ
真姫｢なんでアンタが赤くなるのよっ！！///｣
希｢そ、そんなん言われても･･･っ///｣ 真姫｢･･･っ！｣ｸﾞﾋﾞｯ
希｢ちょっ、そんな一気に｣
ｺﾞｸﾝ
真姫｢ぷはぁ･･･！｣
希｢だ、大丈夫？真姫ちゃn｣ｸﾞｲｯ
希｢えっ｣
ﾁｭｯ･･･ ｢おお！？姉ちゃんやるなぁ！？｣
｢ひゅーひゅー！！｣
真姫｢･･･っ///これで分かったかしら！？///｣
希｢･･･っ！？///っ！？///｣
真姫｢･･･いつかアナタとの夏は終わるけど、これだけでアナタとの関係は終わりたくない･･･っ///｣
希｢や、真姫ちゃん･･･それほんまなん･･･？///｣
真姫｢全部私の本音よっ！///｣ 希｢そ、そっか･･･///｣
ｸﾞｲｯ
希｢やんっ！？///｣
真姫｢私と付き合ってっ！！｣ ﾜﾀｼﾄﾂｷｱｯﾃｯ･･･
アーティスト｢(なんか面白い事になってるな)｣
ﾁｮｲﾁｮｲ
ベース｢･･･どうした、あそこのお嬢ちゃん達の事か？｣ｺｿｺｿ
アーティスト｢ちょっとだけ歌詞変える、音頼むわ｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
ベース｢はいはい、全く急だな･･･｣ お客｢･･･？なんかいつもと曲調違くないか？｣
お客2｢確かに、こんなにアップテンポだったっけ？｣
真姫｢答えは！？///｣
希｢は、はう･･･///｣
〜♪
真姫｢･･･？｣
希｢ど、どしたん？｣
真姫｢いや、いつもの音と違うなって｣ アーティスト｢翼広げて、"あなた"は行く｣
アーティスト｢しぶき立つ、波間を｣
アーティスト｢一度きりの夏はいつか終わる｣
アーティスト｢出遅れたら、間に合わない･･･！！｣ﾕﾋﾞｻｼ 真姫｢っ！？///｣
お客｢お姉ちゃん、応援されてんじゃん！｣
お客2｢音楽まで止まっちゃったよ･･･！｣
真姫｢嘘っ、こんな事ある！？///｣
希｢もうこれ全員に見られてるやんっ！！///どんな羞恥プレイ！？///｣
真姫｢･･･〜っふう･･･希｣
希｢は、はい･･･///｣
真姫｢周りは今は置いといて、私の気持ちは本当に本当｣
真姫｢あなたと今年の夏も、来年の夏もずっと、あなたとこうやってライブに行きたいの｣
真姫｢･･･わがまま、かしら？｣ 希｢･･･っ///｣
お客｢･･･っ｣
アーティスト｢･･･｣
ベース｢･･･｣
梨子｢･･･(＜●＞ω＜●＞)｣
店長｢梨子？どこ見てるの？｣ 希｢･･･こんな真姫ちゃん、ずるいよ･･･///｣
真姫｢え？｣
希｢･･･だーもうっ！！こちらこそよろしくお願いしますっ！///｣ﾍﾟｺｯ
真姫｢･･･ええ！｣
お客｢よっしゃあっ！！｣
お客｢おめでとーっ！！｣
アーティスト｢上手くいったか･･･よーっしゃあ！！｣ｽｯ
ベース｢はははっ！｣ｽｯ
ｼﾞｬｰﾝ!! 真姫｢さ、さすがプロ･･･最高のタイミングで演奏再開したわね･･･｣
ｶﾞｼｯ
真姫｢･･･えっ｣
希｢お酒が足りないよっ真姫ちゃんっ！///｣
真姫｢えちょっ！？///あなた顔真っ赤じゃないのっ！｣
希｢誰のせいだと思ってるの！？///もう今日は帰さないからね！！///｣
真姫｢ヴェェ！？///｣
お客｢ひゅーっ！熱いねぇお二人さん！｣ 真姫｢ありがとうございますっ！！///お冷貰えますかっ！？///｣
希｢お冷よりレゲエパンチ飲みたいっ！///｣
真姫｢あんたは少し落ち着きなさいよっ！！///｣
ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ･･･ ♪太陽の下で トゲの多いあなたと
希｢でもあの真姫ちゃんが、こんなに本音を言ってくれるなんてなぁ｣
♪焼ける様な恋に落ちよう
真姫｢だからこそよ、いつもの私じゃいられなかったの｣
♪多少の嫉妬や後ろめたい気持ち達が
真姫｢･･･もう、離れて欲しくなかったし｣
♪波のように後を押して
希｢･･･そっか♪｣ ♪意識する程 思いは募って
♪もう後には戻れない
希｢でもええの？ウチ、結構かまってちゃんよ？｣
♪足で大地の音暑いって感じる誰もが、淫らになる季節だから
真姫｢私がそれに気づかないと思ってたの？｣
♪忘れられない夏にしたくて
真姫｢この夏は、嫌ってほど私を、希に刻み込んであげるわよ｣
♪TATOOの様に胸に刻んで
希｢･･･うん///｣
♪La lalala･･･ 梨子｢･･･( 人˘ω˘ )｣
店長｢･･･梨子？何に拝んでんの？｣
梨子｢2人のこれからに祈りを捧げてます｣ｷﾘｯ
店長｢そ、そう･･･｣ 皆もレゲエ、聞こう！
過去作もいくつか宜しければ
絵里｢雨の日のコーヒー｣
穂乃果｢第一次音ノ木坂抗争｣
絵里 ｢ゲームセンターに行きましょう！｣ にこ ｢拒否｣ 希 ｢話を聞こう｣
にこ ｢絵里って｣ 希 ｢映画の影響｣ ことり ｢受け過ぎだよね｣
絵里 ｢真夜中に｣ にこ ｢愚痴を肴に｣ 希｢姦しく｣
花陽｢都市伝説！｣ 絵里｢対決よ！｣
穂乃果&ツバサ｢聖♡おねえさん｣
絵里｢ノッキン・オン｣ にこ｢ヘブンズ・ドア｣
絵里｢青き｣ 海未｢サムライ｣
孤独のエレナ
海未｢ふぁ〜あ･･･眠いな･･･｣ ことほの｢｢！？｣｣
絵里｢ただ、ありふれた夜｣
穂乃果｢今日も今日とて｣ 英玲奈｢いつものあの店｣ ダイヤ｢BAR Aqua Vitaeへ｣
聖良｢夜も更けて｣ ダイヤ｢姉会ですわ｣
聖良｢私達の｣ ダイヤ｢日常｣
絵里｢壊れた世界で、ただ1人｣
海未｢あなたは｣ ことり｢サマーガール｣ >>32
いくつか読んだことあるな
で、過去作紹介するならURLもつけて え、全部教えてくれてありがたいぞ？このままたのむわ
のぞまき久しぶりに見たしめっちゃ良かった
こういうのもっとほしい おつ
二人とも可愛くてよかった
レゲエ聞いてみるわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
