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曜「鞠莉ちゃん、鞠莉ちゃん。起きて」

鞠莉「んん…ぁ、寝ちゃってた…」

鞠莉「あら、曜…?」

曜「ダイヤさん達が。帰るって」

鞠莉「ああ、そう、そうよね。そんな時間ね、いけない。すぐに片付けるわ」

鞠莉「…どうかした?」

曜「!」

曜「ううん──どうもしてないよ」ニッ…


私の心に、新しい宝石箱。

箱は空っぽだ──まだ、ね。



的なね