ルビィ「やっぱり花陽ちゃんいいなー、控えめだけど優しくて芯が強くて……」

弟『……(いやいやそれを言うならルビィ姉ちゃんもだろ知らないと思ってんのか
自分からはあまり発言しないのに常に周りを見てて困ってる人のこと見逃さないで
相手の気持ちに寄り添って一緒に解決しようとする熱意も行動力もあるのになのに
何より大切に思ってるダイヤ姉さんが悩んでた時には憧れのあまり目が曇ったのか
見逃しちまうなんて神様そりゃ残酷すぎんだろでもオレは忘れないからな姉ちゃん
姉ちゃんオレが寝小便しちまったのに汚れ物の洗濯や寝具のすり替えまでこなして
挙句ごめんなさいルビィがやっちゃったの……!なんて誰が見ても分かるウソだろ
父さんも母さんも姉さんも分かってんのか分かってないのかまったくもうルビィは
いつまでたってもみたいな説教しやがってその後でオレに向かって照れくさそうに
笑ってルビィちょっとはお姉ちゃんっぽかったかななんて言ってたんだぞああもう
姉ちゃんオレの中でアイドルといったらルビィ姉ちゃんなんだよ他にいないんだよ
今オレに向かってスクールアイドルで誰が好き?なんて言われたらバーカそんなの
姉ちゃんに決まってんだろわざわざ言わせんなよって言いたい……!けど……!)』

弟『へん、スクールアイドルなんてブスばっか』

ルビィ「ひどーい、そんなだからモテないんだーい」

弟『』グサッ