ルビィちゃんに男の兄弟がいた時にありがちなこと
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クリームソーダを頼みたいのに子供っぽいからやめようなんて考えるダイヤさんほんと子どもっぽくてかわいい ルビィちゃんとダイヤさん両方の視点から読めるの好き おうちの用事があるから、って言っていたお姉ちゃんから短冊だけ預かってきたけど──。
あれ? この短冊、よく見たら名前が書いてない……?
もうっ──! これじゃあ、誰のお願い事なのか分からないよ!!
お星さまだって、このままだと困っちゃう、よね?
しょうがないなぁ……。
そんなに忙しかったのかな、お姉ちゃん。
キュッ、キュッ。
これでよし、と。
あとは笹に結びつけて──。
お兄ちゃんといつまでも一緒にいたいです♡ 黒澤ルビィ
お兄様のお傍にいられますように 黒澤ダイヤ
笹いっぱいに吊したお願い事、みんな叶うといいね♡
お兄ちゃん♡♡ お兄様がダイヤさんを甘やかすからダイヤさんもルビィちゃんを甘やかすようになったと言う風潮 ルビィちゃんがお昼寝から起きて夜眠れないとお兄ちゃんは外にこっそり連れて行ってくれそう
夜のコンビニでアイスやお菓子を買って一緒に夜更かししてくれる
もちろん今ねんねしてるダイヤさんの分も買っていく
翌日ダイヤさんにコンビニスイーツあげると「ルビィだけずるいですわ!」って怒る ルビィちゃん毎回楽しみにしてるんだろうな
かわいい 休みの日に3人でお出かけ
ルビィちゃんをまんなかにして手を繋いで歩いてるとダイヤさんは何となく将来子供が生まれたらこんな感じなのかしらと考えてしまう
いや、他意はないけども あのね、お兄ちゃん──鞠莉ちゃんってスゴイんだよ!
棒アイスをパクパクパクって食べちゃうの!!
ルビィは棒アイスを食べるのが苦手だから、あんなに早く食べられないんだぁ。
食べきる前に落っことしちゃうこともよくあるし……。
鞠莉ちゃん、スゴイなぁ。
それでね、ルビィも鞠莉ちゃんみたいになりたいなって──あんなふうに食べられるようになりたいぁって思って──。
棒アイス、たくさん買ってきました!
これから特訓して、ちょっとでも鞠莉ちゃんに近づけるようにがんばる!!
でも、ひとりで食べてもあんまり特訓にならないような気がして──。
お兄ちゃん、協力してくれますか……?
エヘヘ──お兄ちゃん、大好き♡
…………
……
… …
……
…………
生姜湯をお持ちしました。
ハチミツを入れて飲みやすくしてみたけど──甘いものはもう見たくなかったかしら?
クスクス♡
まったく、アイスの食べ過ぎでお腹の調子を悪くするなんて──呆れてしまうわ。
もう子供ではないのですから、お兄様はもっとしっかりして下さい。
……ルビィに付き合ってあげたからなのでしょう?
袋いっぱいに入ったアイスを提げて、廊下を歩いている姿を見かけたわ。
でも、ルビィは意外とケロッとしているのよね。
きっと、三人の中でお腹が一番丈夫なのはあの子──普段からよく食べるもの。
お兄様、早くお身体を治して──。
頼りない姿のままでは──わたくしのお兄様に相応しくないの。 おつか〜
野生のGODが100日ルビィ亡き後のお楽しみ 逆に、お父様はすごく評価してるけどダイヤさんは認めませんわ!と言ってるお兄様像を提唱してみる
ぐうたらで頭はボサボサ
女たらしで遊ぶのが大好きなお兄様にダイヤさんはいつも怒ってるしルビィちゃんも敬遠
でもお父様不在の時に黒澤家でトラブルが起きた時、一族郎党が皆オロオロする中のそのそと起きてきたお兄様が方々に電話をかけ始め何処かに出かけ、全て丸く収めてしまう
目をまん丸くしたダイヤさんとルビィちゃんに帰ってきたお父様は満足げに頷く
その晩お兄様の部屋の前まで来たダイヤさんは扉をノックしてドア越しにお兄様に厳しく当たっていたことを詫びる
んーだのおーだの生返事のお兄様に許しを得るためドアを開けると……
お兄様は若い女性とあられもない姿で同衾していてダイヤさんは悲鳴を上げる
やっぱりお兄様は黒澤家当主に相応しくありませんわ!!
そんなドタバタな黒澤家を私は望む ルビィ「お兄ちゃん明日のライブ来てくれる?」
兄「ごめんなルビィ明日はどうしてもいけないんだ」
ルビィ「…そっかぁしょうがないねじゃあ今度の日曜日お出かけしたいな」
兄「あーごめんそこも無理なんだよ」
ルビィ「もうルビィのことは大事じゃないんだ……ならいいやバイバイ」
そう言って妹は首を包丁で切り裂き生き絶えていった兄と一緒にいたいという願いすら叶えてやれない自分はもう生きている資格はないだろうせめてルビィの血と肉のついた包丁であっちに行こう…やり直せることなら目一杯甘やかしてやるからな ルビィ「お兄ちゃんちょっとお出かけしてくるね」
兄「ん?送ってこうか?」
ルビィ「だ、だめ!お兄ちゃんはこないで!」
兄「あーそうだよな、ごめんルビィもいろいろあるもんなあんまり遅くならないようにね」
ルビィ「じゃあ行ってくるから!」
兄「とうとうお兄ちゃん離れか…」
数時間後
ルビィ「ただいま〜」
兄「おかえりー」
ルビィ「はいこれ、お兄ちゃんにあげる」
兄「え、俺に?」
ルビィ「お兄ちゃんにはいつも助けてもらってるからお兄ちゃんいつもありがとう」
兄「ルビィ……」 ルビィちゃんとダイヤさんのこと好き好き大好きなお兄ちゃん
二人にはうざがられてるけど愛を隠そうともしない
授業参観にいつも現れるけどたまたま仕事で来れない時があってルビィちゃんもダイヤさんも心のどこかで今日は来なかったんだ……と思う
本当に可愛い姉妹だ お兄ちゃんの姿を見つけるとパァッと表情が華やぐ二人 >>253
お友達の前ではかわいいかわいいして欲しくないみたい…… >>254
いろいろな感情が含まれてそうですね…… 普段あまり家にいないんだけど、ルビィちゃんのお姉ちゃんとしてすっごく頑張ってるダイヤさんが心から甘えられるお兄ちゃん お兄ちゃんがたっぷり可愛がってくれるからダイヤさんもルビィちゃんをたっぷり可愛がれるんだろうなあ でもルビィちゃんほどにはストレートに甘えられないという でも大丈夫
ルビィちゃんがお兄ちゃんと手を繋いでてちょっと羨ましいって思ったらお兄ちゃんの方から手を繋いでくれるよ お兄ちゃんがこうよくできた人間だと嫉妬の感情も湧かない 素直なルビィちゃんもいじらしいダイヤちゃんも可愛いよ ルビィ「おねえちゃんて彼氏さんとか作ろうと思ったりしないの?」
ダイヤ「いきなりどうしたの?まあ恋愛というか誰かとお付き合いというのはスクールアイドルだからというのを抜きにしてもあまり興味はないですわね」
ルビィ「えーおねえちゃんすごいモテそうなのに」
ダイヤ「あんな危なっかしい兄がいては恋愛なんてしてられません、料理すら私がいないとロクに作らないんですから」
ルビィ「おねえちゃんて……ブラコン?」 >>268
まぁルビィちゃんは驚異的な男嫌いだから、
そんなお姉ちゃんに近づきにくくなるような事は促さんだろうけどな ダイヤ「ルビィの方こそ素敵な殿方との出会いとか考えたりするんですの?」
ルビィ「る、ルビィ?あんまり考えたことないけどお兄ちゃんみたいな人ならお嫁さんになりたいな」
ダイヤ「あらあらお兄さまが聞いたら大変ですわ」
兄「ルビィ、ダイヤただいまーお土産あるよ」
ダイヤ「お兄さまおかえりなさい、ルビィお出迎えにいきましょう」
ルビィ「うん!お兄ちゃんおかえり!」 >>270
ルビィちゃんも大概じゃないか
かわいい ルビィちゃんとダイヤさんの彼氏になる人お兄様と似てる説 海ではしゃぐルビィちゃんをカメラに収め、可愛いですわ〜と狂喜するダイヤさんをお兄ちゃんがパチリと撮って
「ダイヤもね」
顔を真っ赤にして可愛いだなんて!私はもう子どもではありませんわ!
はあかわいい ルビィ「お兄ちゃん明日花火見に行こ!」
兄「いいね、いこうか母さんに言っといで」
ルビィ「はーい!」
ダイヤ「………」
兄「ダイヤも行く?浴衣新調してたでしょ着てるとこ見せてよ」
ダイヤ「お兄さまがそういうならついていきますわルビィも心配ですし!で支度してきますわ!」
兄「スキップするほど行きたかったんだなー」 このスレをざっと見たけどルビィちゃんに兄弟と聞いて思い浮かべるのはやはり兄が多数派だな
ルビィちゃんは妹で固定されてしまっており姉というイメージが湧きにくいのだ 後、姉としてしっかりしているルビィちゃんより、
妹として可愛らしいダイヤさんを観たいという要望が多いんだろ でも弟相手に間違ったことや当たり前なことを得意げに教えるルビィちゃんも見たい(見たい) ルビィちゃんに弟なんてできたらルビッチが冗談じゃ済まなくなりそう ルビィちゃんテレビ見てる時弟くんをお膝に座らせてそう ルビィ「(弟)ちゃんはねー、ルビィお姉ちゃんが産んだんだよー」
(弟)「うそだー」
ルビィ「今も(弟)ちゃん、お姉ちゃんのお膝に座ってるよねー?」
(弟)「うんー」
ルビィ「それはお姉ちゃんのおなかの中にいたのが懐かしいからなんだー」
(弟)「でもそれじゃ、おかあさんみたいー」
ルビィ「運動会もお遊戯会も、見に行けちゃうねー」
(弟)「おねえちゃんは、がっこういけないけどいいのー?」
ルビィ「いいのー」
(弟)「なんでー」
ルビィ「(弟)ちゃんが、とってもかわいいからー」
(弟)「おとこが、かわいいもんかー」
ルビィ「かわいいもーん、はい二つ結びで−きたっ」
(弟)「あー!」
ルビィ「えへへ」 弟ちゃんが小5、6あたりになったら捻じ曲がった性欲をぶつけだしそう気しかしないな……なんでだろうな… 『国木田……花丸? なんだよコイツ』
ルビィ「牛若丸とかみたいだよねー、けどとっても可愛い女の子なんだぁ」
『……ふーん』
『ヨハネ……? 姉ちゃん女子高だろ』
ルビィ「なんかちょっとヘンだよねー、でも面白くっていい子だからね」
『……ふーん』
『今度はリアか……リア王かっつーの』
ルビィ「北海道のお嬢様学校の子でねー、すっごく頑張り屋さんなの」
『……ふーん』
ルビィ「……お姉ちゃんのこと、心配?」
『……うっせえ』 今日の温泉は──お兄ちゃんを誘って三人で家族風呂です!
ルビィたちはね、練習の後にさっぱりしたくなると帰り道に温泉へ入ることがあって──。
今日は練習を見てくれたお兄ちゃんも誘ってみたんだぁ♡
「いいの?」って言うお兄ちゃんと、ちょっと困ったような顔つきのお姉ちゃんも引っぱって、温泉へレッツ・ゴー♪
やっぱり、大きなお風呂って気持ちイイ!
貸し切りだから、ちょっとはしゃいじゃっても大丈夫──だよね?
お兄ちゃんのお背中はルビィが流してあげる♡
…………
……
… …
……
…………
急にごめんなさいね、お兄様。
わたくしは練習を見てもらうだけのつもりだったのに──。
それなのに、ルビィが何の相談もなく、まさか予約までしているだなんて──ちょっと予想外だったわ。
でも、せっかくだから──たまにはゆっくり温泉に浸かって、わたくしたちと英気を養うのもいいと思うの。
それに、温泉は美容にも効果があって──。
ほら。見て、お兄様。
こうやってお湯を流せば──しっとりとした玉の肌♡
少しだけ、触れてみませんか? 「本当です! お姉さまは、自分はナンバーワンのアイドルだっていつも!」
「うっそだー! ミコミーなんてアイドル聞いたことねーぞー!」
「やーいウソつきー! ウソつき姉妹ー!」
「うぅ……!」
ピッ
ルビィ「……あ〜ダメだ〜、ルビィドラマでもこういうのムリ〜……」
『姉さんも、まだまだ知名度足りませんからね』
ボコッ
『痛いですよ姉さん』サスサス
ルビィ「……手、見せて」
『っ、なんで』
ルビィ「手! 見せて!」
『……』スッ
ルビィ「……これ、誰か殴ったでしょ」
『……』コクッ
ルビィ「お姉ちゃんそういうの、嬉しくない」
『……黒澤家の名に、泥を塗るから』
ルビィ「」ブンブン
『スクールアイドルに、身内のスキャンダルは禁物で』
ルビィ「お姉ちゃんのことで傷付いて!! こんなことしてほしくないのっ!!」
『……っ』
ルビィ「包帯巻いてあげる、こっち」
『…………ごめんなさい』
ルビィ「お稽古サボるから、こんなケガしちゃうんだよ……!」グルグル
『お稽古全部やめた姉さんに、言われたくありませんよっ……』ギューッ ルビィ「ずいぶん髪伸びちゃったねー、わっとと動かないでー」チョキチョキ
弟「ねーねー、なんか見たーい」パタパタ
ルビィ「ちょっと待ってねえ……へへっ、おすすめスクールアイドルのDVD!」
弟「え〜、センタイジャーがいいなあ……」
ルビィ「センタイジャー戦いものだしお姉ちゃん怖いもん……」
弟「む〜……うたったりおどったりしてるの見たってつまんなそう」
ルビィ「ここはお姉ちゃんを信じて……? ね? ね?」
弟「かなしみにーとーざされーてー♪」ルンルン♡ スカートヒラッ♡
ルビィ(どうしよう) ルビィ「やっぱり花陽ちゃんいいなー、控えめだけど優しくて芯が強くて……」
弟『……(いやいやそれを言うならルビィ姉ちゃんもだろ知らないと思ってんのか
自分からはあまり発言しないのに常に周りを見てて困ってる人のこと見逃さないで
相手の気持ちに寄り添って一緒に解決しようとする熱意も行動力もあるのになのに
何より大切に思ってるダイヤ姉さんが悩んでた時には憧れのあまり目が曇ったのか
見逃しちまうなんて神様そりゃ残酷すぎんだろでもオレは忘れないからな姉ちゃん
姉ちゃんオレが寝小便しちまったのに汚れ物の洗濯や寝具のすり替えまでこなして
挙句ごめんなさいルビィがやっちゃったの……!なんて誰が見ても分かるウソだろ
父さんも母さんも姉さんも分かってんのか分かってないのかまったくもうルビィは
いつまでたってもみたいな説教しやがってその後でオレに向かって照れくさそうに
笑ってルビィちょっとはお姉ちゃんっぽかったかななんて言ってたんだぞああもう
姉ちゃんオレの中でアイドルといったらルビィ姉ちゃんなんだよ他にいないんだよ
今オレに向かってスクールアイドルで誰が好き?なんて言われたらバーカそんなの
姉ちゃんに決まってんだろわざわざ言わせんなよって言いたい……!けど……!)』
弟『へん、スクールアイドルなんてブスばっか』
ルビィ「ひどーい、そんなだからモテないんだーい」
弟『』グサッ ルビィ「できたー! チヘドグマ(仮)さんの着ぐるみパジャマ!」
ルビィ「あとはこれを……うふふ」
ルビィ「ねー一回だけ、一回だけ着てみて?」
弟「やだよーぼくお人形さんじゃないのー」だっ
ルビィ「そんなこと言わないで……ああ待って、走っちゃ危な」ずるっ
びたーん
弟「あ……」
ルビィ「……いたぁ……」
弟「……おねーちゃん」
ルビィ「……いたいぃ……」ぽろぽろ
弟「」おろおろ…
弟「!」
弟「」ごそごそ…
ルビィ「」ぐす…
弟「……」つんつん
ルビィ「え……?」ぐすっ
弟「が、がおーっ」
ルビィ「……」
弟「が……が、おー」
ルビィ「……」
弟「……」しゅん…
ルビィ「…………ふふふっ」
弟「…………!」ぱあぁぁっ
弟「がおー!」
ルビィ「きゃー♪」
「「あははははっ」」 弟友「ウチの姉ちゃんなんかヤベーぞ。 親が見てる前ではすげー優しそうに
世話してくんのに、目が届かないところではメチャクチャ雑に扱われたんだ。
普段がいい子なもんだから親もオレの言うことなんか信じなくてさあ……」
弟「……」
ルビィ「ねえねえ、このお菓子あげる。 あ、ご飯前だからナイショね」
ルビィ「こんな問題解けるなんてすごいねー、ルビィより頭いいかもー」
ルビィ「お姉ちゃんとケンカしちゃったの……一緒に寝てもいい……?」
弟「……」
弟「母上……ルビィ姉さんは私の本当の姉ではないのですか……?」
黒澤母「!?」 テレビ『先日遺体が発見された人気俳優について、警察は自殺との見方を……』
ルビィ「……」
スマホ『仕事や家庭で何らかのトラブルがあったとみられ、詳しい事情の……』
弟「……」
黒澤父「(冷蔵庫がケーキだらけだ……誰かの誕生日か……?)」 ルビィ「……ルビィ頼んでないよ」モグモグ
弟「……僕も頼んでない」モグモグ
ルビィ「好きな味とか覚えてくれてるんだと思ってた。 自分が食べたいのばっか」
弟「なんで買う前に聞いてくれなかったのかな。 こんな量食べきれないのに」
ルビィ「……最近毎日、忙しくて大変そうだったんだもん」
弟「……もっと練習しなきゃって、焦ってたの見てたから」
ルビィ「…………ありがとう」
弟「…………ごめん」
ルビィ(でも……)ウップ
弟(なんか……)ウップ
((お姉ちゃんの買ってきたケーキが一番大きい……))
ダイヤ「……ふん」 弟友「ウチの姉ちゃんなんかヤベーぞ。 親が見てる前ではすげー優しそうに
世話してくんのに、目が届かないところではメチャクチャ雑に扱われたんだ。
普段がいい子なもんだから親もオレの言うことなんか信じなくてさあ……」
弟「……」
ルビィ「ねえねえ、このお菓子あげる。 あ、ご飯前だからナイショね」
ルビィ「こんな問題解けるなんてすごいねー、ルビィより頭いいかもー」
ルビィ「お姉ちゃんとケンカしちゃったの……一緒に寝てもいい……?」
弟「……」
ルビィ?『あは♥ お姉ちゃんのなのに食べちゃった♪ ねえねえお姉ちゃーん?』
ルビィ?『え? ルビィの宿題手伝ってくれるんだ? すごーい(チョロすぎ)』
ルビィ?『ヘンなとこ触ってきたって言おっかな〜、あのね〜今欲しいモノが〜』
弟「」ポロポロポロ…
弟友「えっ、なに、待って……オレの為に泣いてくれてんの!?!?」 弟「お姉ちゃん、これプレゼント!」
ルビィ「わぁ、ありがとう! とってもかわいい♡」
〜帰り道〜
弟「(……あ、お姉ちゃんだ)」
「帰りどっか寄ってくー?」
「ルビィちゃんそれかわいいね、どうしたの?」
ルビィ「これはねー(……はっ!)」
雑誌『夢を売るアイドルにとって異性の存在はタブー!』
雑誌『彼氏からのプレゼント→弟からのプレゼントといった言い換えは基本!』
ルビィ「……彼氏からのプレゼントなんだ!!」
弟「(!?)」 紅玉(こうぎょく)
1. ルビーの和名。 赤くて透明な宝石。
2. リンゴの一品種。 アップルパイなど製菓に適している。
弟「……」←勉強中に辞書を引いていて行き付いた
ルビィ「『ルビィの紅玉パイ、どーぞ♪』」ボソッ←後ろで見ていたので囁いてみた
弟「〜〜っ?! ッッ!!!!」←驚いて椅子から転げ落ちてどこか強打した
ルビィ「」ケラケラ←あまりにも期待通りの反応なので嬉しかった ルビィちゃんの紅玉パイ…いったいどんなパイなんだ… 弟「ルビィ姉ちゃーん、ダイヤ姉さん出掛けてんの?」
ルビィ「……」
弟「え、無視するの……あのさ、今日の夕飯どうしようかって」
ルビィ「…………むー……」
弟「……機嫌損ねるようなこと、ごめん記憶にないんだけど姉ちゃ」
ルビィ「『姉ちゃん』!」
弟「え」
ルビィ「お姉ちゃんのことは『姉さん』! ルビィのことは『姉ちゃん』!」
ルビィ「なんで!? なんで呼び方違うの!? なんでなの!?」
弟「えぇ……今日それ言うの」
ルビィ「言うよ! 気になったんだもん! 今日気になったんだもん!」
弟「いや昔から……ほら物心ついたときから? そう呼んでたから」
ルビィ「じゃあ今から変えよ? なんか変えよ? なんか!」
弟「……パッと思いつかないから、仰せのままに」
ルビィ「……」
ルビィ「………………『お姉様』って、呼んで……?」てへっ
弟「わさびが沢山あるからこれ使おうっと」
ルビィ「な〜ん〜で〜!? なんでわさび沢山なの!? なんでなの〜!?」 ルビィ「みんなー!! 今日はありがとーーっ!!」
弟「イエーッ!!」
弟友「エル・オー・ブイ・イー!! ルッビッィーッ!!」
ルビィ「そこ古いよー! いつの時代だー!」
弟友「ぐあー!」
弟「あははは……」
ピシャーン!!!!
みんな「!?」
ダイヤ「……」
ルビィ「お、おねえちゃん……ふすまはもっと静かに……」
弟「え、えっと……うるさかった……?」
弟友「す、すんません……これは、その……!」
ダイヤ「あなた達だけで盛り上がるなんて……」キッ
みんな「ひっ!?」
ダイヤ「」クワッ
ダイヤ「(ビシィッ)ブッッッブーーー!!!! ですわぁあッ!!!!」
みんな「うおおおおおお!!!!!!」
――姉ちゃん。 俺、忘れないよ。
ルビィ「次の曲は、ダンスもすっごく難しかったんですけど……」
――ずっと口ずさんで練習してた歌、何度も失敗して覚えてたステップ。
ダイヤ「今日もどこかで頑張ってる人達に、ずっと届けたかった曲なんです」
――みんなの為に用意したもの、俺達だけに見せてくれたこと。
弟友「いよっ!! 黒澤姉妹ー!!」ヤンヤヤンヤ
――俺、絶対に、絶対に忘れないから――。
ルビィ「それでは!」 ダイヤ「みなさま!」 「「聴いてくださいっっ!!」」 ○月○日で閉店いたしました。
長い間ありがとうございました。
弟「……このお店、なくなっちゃったんだ」
弟「小さい頃だけど……みんなで食べに来たよね」
ルビィ「……」
弟「……姉ちゃん?」
ルビィ「花丸ちゃん……ルビィの友だちが言ってたんだ」
ルビィ「食べ物屋さんはね、愛人さんみたいなものだって」
ルビィ「おいしい食事を用意して、精一杯の笑顔で出迎えて」
ルビィ「『ここが一番だよ』『また来るからね』なんて言われても」
ルビィ「向こうの家族に何かあれば、そっちの方が優先されちゃうし」
ルビィ「それでも表立って文句なんて言えないの」
ルビィ「そういうものなんだ、って、どこかで諦めてるの……って」
弟「……」
ルビィ「だから花丸ちゃんはね、どんなお店の味も、知っておきたいって……」
弟「…………姉ちゃん、俺さ」
ルビィ「うん……」
弟「黒澤家の人間として……ううん、ここで育った一人として」
弟「色んな人が『また来たね』『明日もよろしくね』って話せるような」
弟「そんな町になるように、もっともっと頑張るからさ」
弟「だから、そんな顔……」
ルビィ「………………ねえ」
弟「何……?」
ルビィ「愛人さんって、なんだろう……?」
弟「姉ちゃんマジか」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています